ほい、お次は都市景観メダル!

 

ドイツ 1882年 ローテンブルク都市景観 銅メダル

NGC MS62

 

前回フランクフルトの都市景観銀貨の紹介をしましたので、いつか一緒にと思っていたメダルの紹介をしてみます。

実はこれもJCCさんの所で買った物です(笑)ちなみに見た目は銀メダルですが、銅メダルなので銀メッキですね。

 

メダルの詳細としては17世紀の三十年戦争時の歴史的記念日を祝う、ローテンブルクの伝統的フェスティバル「マイスタートゥルンク(Meistertrunk)」の開催を記念して制作されたメダルになります。

三十年戦争中、カトリックの軍に占領されたローテンブルクは、大杯に注がれたワインを一気に飲み干す者が居れば街の破壊と指導者の処刑は取り止めるとの条件から、見事一息に飲み干して街を救ったというエピソードからの歴史祭りとなるそうです。

 

今でも中世的な街並みを残した観光地として有名だそうで、画像で見てもロマンチックな街並み。

 

17世紀のローテンブルク

 

都市景観の図柄としては、かつてのローテンブルクの景観から見ると作られた19世紀当時ではなく、中世的な塔の多い街並みとその周囲を覆う田園の風景から17世紀の景観のようです。なんだかおとぎ話に出てくる風景みたいですね。

 

メダルなので立体感はミニチュアの都市の模型を見ているみたいで緻密な作りは素晴らしく、拡大すると引き込まれそうです。

銀メッキなので多少のスレはありますが、図柄のメリハリが出てこれもまた良い感じではないでしょうか。

都市の下には小さく二つの塔を描いたローテンブルクの紋章があるのですが、隣のこれは何でしょうかね?ライオン?

 

裏面はあまり面白味は無いです。マイスタートゥルンクについての碑文ですかね。

 

前回のフランクフルトと比較で並べてみました。

 

作られたのは19世紀と、フランクフルトのターラーからは100年程後の物になりますが、メダルなので立体感とかはあまりコインとの比較にはならなかったかもしれませんね。

値段もちょっとだいぶ開きがありますが、私にとってはどちらも甲乙つけ難い物ですので一緒に並べて保管しておきます。

 

という事で2枚の都市景観が手に入りましたが、コインとなると高鑑定の物はもはや高騰でなかなか手が出せないお値段になってしまいましたが、メダルも上昇傾向ではあるものの、物によってはまだ数万円程度でMSグレードにも手が届きますし、都市景観の図柄を求めるのならばメダルでもいいかもしれませんね。

 

ではこんな所で。

 

ついに我が家にやってきました都市景観!

ようこそいらっしゃいました。

 

フランクフルト 1772年 ターラー銀貨

PCGS AU58

 

いやあ、長かったですね。入手できないでいる間にあれよあれよと値段は上がりこんなお値段に…。あまり値段についてはブツクサ言うつもりは無いにしてもこれはちょっとね。

まあ、AWは駄目でしたがこうしてJCCさんのおかげで入手出来ましたし、今年の目標としては達成出来たのでよしとしましょう。

 

しかし、コインは流石の名品の名に恥じない出来ですよね。ターラーというと神聖ローマ帝国の君主の物は以前に入手しておりましたが、この時代になるともうローラーダイは使っていないのですかね?歪みも無くカッチリとした作りに見えます。

都市景観の名に恥じない緻密な都市の図柄と共に、三位一体の象徴を天にあしらい、豊穣の角コルヌコピアとヘルメスの杖をアクセントにしたデザインが素晴らしいです。フランクフルトの都市景観銀貨は代表の一つでもりますのでぜひとも一枚入手したかったのでこうして手に取ることが出来て感無量です。

 

さて、都市景観というとコインの作られた当時の景観を今に見る事が出来ますが、フランクフルトの都市を流れるマイン川とそれに面したかつての旧市街の風景を知ることができますね。プロイセンに併合されるまでは自由都市として神聖ローマ皇帝の選挙も行われた繫栄した都市だったの事で、コインを作った人達の自らの都市への自信が現れているのではないでしょうか。

 

 

裏面はフランクフルトの都市の紋章。コインの極印技術も成熟したのかここまで来るともう近代コインと遜色ない出来栄えにまで感じますね。この後の時代も近代に入った19世紀にフランクフルトの都市景観コインは作られていますが、そうそうこのお値段では入手は難しいですし、私はこれでターラー銀貨と共に都市景観コインは打ち止めになりそうです。

 

と書いてみましたが、実は19世紀の都市景観メダルは入手しておりますので、後ほど比較できるように紹介できればと思います。

 

ターラーも都市景観は難しくても、何とかあと数枚くらいは入手したいのですよね。物によっては数グレードくらい下げれば少なくともスラブボックスのトレーを一つ埋めるくらいは集められるかもしれませんが、さてどうした物やら。

 

最後に現在の同じ場所の景観はどんな感じなのかと探してみました。

おそらく聖バルトロメウス大聖堂をメインにしたこの辺りかと。

 

ではこんな所で。

 

AWは駄目でしたー!

 

今回の古代はぎりしあこいんさんの出品もあるので気になってはいたものの、予算がちょっと厳しいので清く諦めて近代貨の方の入札に参加しておりました。

 

しかし、古代もなかなか白熱しておりましたというか、アレクサンドロスのスタテル金貨もだいぶ高騰してきましたね。

プトレマイオス朝の金貨はもはや雲の彼方のお値段ですが、一昔前を考えても金貨の値段はここまで来たかといった感じです。その中にあって Lot 3095の古代ローマのハドリアヌス帝のアウレウス金貨はちょっとお買い得だったかもしれませんね。私も金貨用の予算を組んでいれば挑戦したかったです。

 

そして、毎回出品されると密かに狙っている、Lot 3018のシチリア、シラクサのアレトゥーザのテトラドラクマ…。こちらも雲の彼方にすっ飛んで行ってしまいましたね。私的にはこのグレードだと半値くらいな感覚なのですが、もう考え直さないといけないですねこれは。

 

と、古代の話はこれくらいにして、近代の話を。

今年の目標であった都市景観銀貨に挑戦しておりました。それ程珍しい物は望まないというか、都市景観と言えば代表的な物の一つであろう Lot 3347のフランクフルトのターラー銀貨。

 

ちょっと考えがあって手数料込で25万まで頑張ったのですが、上回られてしまい敗退…。
 
うーん。こちらも感覚的にはもう少し安くていいのではなのですが、コインの高騰とコレクター同士での少ないパイを取り合う状況では致し方なしなのですかね。しかし、これはもうコインショップのお店価格でも変わらないお値段ですね。
 
……。
 
変わらない…。
変わらないのならコインショップで購入してもいいのでは…?
 
 

はい購入しました。

詳しい紹介はお手元に来てからにでも。
 
ではこんな所で。