半径3メートルから宇宙の果てまで -25ページ目

水道栓が壊れた

少し前からキッチンの水道の栓がおかしくなっていた。
水道修理の会社をネットで探してきてもらったが、結局水道栓の商品寿命だという話になり、そのままお引き取りいただいたのが先週。出張料3,000円。

分解の様子を見ていたら、意外と簡単な仕組だということがわかり、今日ホームセンターで水道栓を買ってきた。ヨメの意向で今度のはノズルが伸びてシャワーヘッドのやつだ。
これでシンクもキレイキレイだ。

古い水栓を取り外す際に、うちにあるモンキーレンチのサイズでは外せないことがわかり、
すぐさま大きい奴を買いに行く。
無事取り外し、さて新しいのをつけようかとしたら、なんと今までの水道管までの距離が近すぎて、新しいのが取り付けられない。。 やばい、こういう場合はどうすれば・・・

1 とりあえずスペーサーをかませて、水道管までの距離を長くする作戦
スペーサーになりそうなものを買いに行くが、店には直径48ミリという金属のパイプはおいてないと言われ、ちょっと作業のめんどくささにゲンナリしてくる。

2 水道管切断作戦
おそらく職人レベルじゃこうするであろう作戦。パイプカッターをこのためだけに買うとかいう話になるので、金額的には不本意だが、業者を呼ぶよりはやっぱり安いので挑戦する価値はある。だけど作業のめんどくささにゲンナリしてくる。

結局スペーサーでなんとかなればいいなと淡い期待をしてパッキンを購入。380円也。

失敗。

調子の悪い古い水栓に戻すこととなった。今日の作業が全部無駄になったようでちょっとブルー。
もうめんどくさいので業者に交換作業だけならいくらかと聞いてみたら、10,000円前後というところと、みてみないとわからないと出張料だけでもぶんどる気満々のところなどいろいろ。
もうちょっと考えてみることにする。

無邪気なヨメ

先日、DSのバンドブラザースDXを買って帰り、ヨメに見せてみると、がっぷり食いついてきた。

彼女は、ロープレのような誰がやっても同じ結果になるゲームには見向きもしない。僕もさすがに最近じゃ時間のかかる壮大な物語には手を出す気になれない。もうムービーのきれいさが売りになる時代でもないしね。そもそも物語の展開にそれほど感動しなくなってきたというのも大きい。今更夢とか愛とか言われてもな。

翌日、家に買ってくると、ヨメがほんのり上気したような顔で興奮気味になっている。

「歌うたってた!」

満喫しているじゃないか。僕は君のそういう無邪気なところが好きだ。

カーライフ

学生時代に自動二輪の免許を取って、バイクツーリングを楽しんでいた。車の免許は免許制度が変わって自動二輪を持ってたら学科が免除になったので、すぐに取りに行った。27の時だった。

免許をとったら車がほしくなり、近所のトヨタのディーラーでスターレットを買った。新車とはまた分不相応だなと思ったが、車の営業マンの猛攻を初めて経験し、押されて買ってしまった。小回りの効く良い車だった。

就職した先で、社用車を私用に使っていたのは日産のパルサーのワゴン。スターレットよりも広い社内はそれなりに快適だった。

その後乗っていたのがマツダのロードスター。6速マニュアルの1.8リッター、型落ちの一番レーシーなモデルだった。今のヨメとつきあっていたときに、マツダ専門の中古車ディーラーで車体価格ちょうど100万で買った。

屋根を開けてエンジンをブン回す感覚はそれまでにないもので、運転するのが楽しいと思えるいい車だった。

結婚と同時に車を手放したのだが、また機会があったら車に乗りたいと思っている。思ってはいるが、もう自家用車は要らないかもなという気持ちも心のすみにあったりする。その理由はエコだ。都心への車の乗り入れそのものを禁じているヨーロッパのように、実践的な対策ほどは影響しないが、東京にいる限りは車は必要とは言えない。ランニングコストも感がえると、タクシー生活のほうが安上がりかもしれない。そもそも車の全体数は減った方がいいとすら思っているので、車を持ちにくい、乗りづらい環境がそろっていくのが、大都会ではあっていいのかもしれない。

自動車は日本の大きな産業の一つだけど、高齢化や定収入層の拡大で、もう国内の需要は見込めない。現在でさえ輸出に頼った状況だし、ますます今後は中国の市場に頼らざるを得ない。

そこでやっぱり次世代エネルギーだ。もう化石燃料から完全に脱却することを真剣に考えよう。それこそ速く実用までもっていければ世界のエネルギー事情を牛耳れるぞ。

何か画期的なエネルギーを! 任せたぞ!! 理系!

My Car

16才年下の女子の告白

取引先の営業の女の子が、今月いっぱいで退社するとのことで、では食事くらいいきましょうと渋谷道玄坂の台湾料理・麓郷へ行った。
「お酒強そうですよね」とおだてられ、
調子に乗って頼んだ酒がものすごい強い。ひと舐めで火を吐きそう。
こんなの飲ませてどうする気だよ♪ ここは道玄坂なんだぞッ
と16歳も年下の女の子を肘でつつきながらお会計。
金を出そうするので、自腹でオレをおごろうなどと生意気であると伝え、店を出る。

申し訳ないとうるさいので、「では次の店で一杯ごちそうしてくれなさい」と地下のバーに移った。
退職後は何をするのかと問うと、もう準備を始めていて、休日に学校に通っているとのこと。
ああん、しっかり者さんじゃないか。

話題はバカンスの話に。
「海外経験は多いですか?」
「いや、仕事で行ったのは韓国、香港。それ以外はグアム、ベトナム、カンボジアくらい」
「アメリカやヨーロッパは?」
「興味ない」
「へええ」
という流れのあと、いきなり彼女が切り出した。
「実はわたし、日本人じゃないんですよ」
予想外の告白にちょっとびっくり。
「というと?」
「両親とも二世なんです」
彼女は純粋な在日三世だった。
なぜそんな告白を始めたのか、
知らないうちに在日への差別的なことを言っていたのかと思ったが、
そうではないらしく、なんとなく話の流れで言ってみたとのことだった。

「帰化する気はないの?」
「はい、今のところは。でも母はライトな人で、不都合があったら帰化していいよと言ってくれてます」
「ふうん。まあ公務員になる気ないなら関係ないか。選挙権ないのはどうなの」
「それも今のところはいいかと思ってます」
やっぱり韓国で暮らしたことはなくとも、自分が朝鮮民族であるというアイデンティティは強く持っているらしい。

身の回りに在日は少なくないが、こうして面と向かってそのことについて話をすることってのはあまり多くない。きわめてプライベートなことで、仕事での付き合いだとなかなかそういうところまで話が及ばないからだ。
彼女はメディアで日本と韓国のイザコザを見るたびに、悲しい気持ちになるそうだが、韓国へいったところで、在日であることに対する哀れみを向けられるという孤独感も味わっているらしい。
「私って何人なんでしょう」
そんな重い問いをオレなんかに返せるわけがないので
「世界中隣り合ってる国が仲良しなところなんてないのサ」
と、答えにならない答えを垂らす。
ここで気の利いたことが言えれば、さすが16歳も年上。つまり素敵!
すなわち道玄坂の上に連れて行ってください! ってことにるんだが
まあ、オレは所詮この程度であるし、さらなる研鑽に努めようと思った次第でございます。

快適風呂生活

我が家の音楽鑑賞システムは、ONKYOのINTEC155という国産機最小のホームシアターだ。しかしこれではCDなど純粋な音楽ソースを再生できないという問題があり、ずっとパソコンで聴いていた。たいしたスピーカーも使わずに。そこで、去年一つ上のシリーズのCDプレイヤーを単体で買った(頑張れ国産メーカー!)。しかしこれだと居間にいないとCDが聴けないことになり、またまたどうしたものかと考えていたところ、ヨメも同じように思っていたこともあって、もう一台、ラジカセを買おうかと、実にモノにあふれた現代日本の家庭を構築中。

ヨメはBOSEのアレがいいと言うのだが、いくらいい音とはいえ、所詮ラジカセ、本当に噂ほどの価値があるのかちょっと疑問で、実際にモノを聴いてもこのクラスにしては良いという程度だった。結局こんな耳の持ち主には過ぎたモノだということに決定した。かといって、今はちょっとしたCDラジカセのデザインのダサさはもう国際的スキャンダルに近い。せいぜいonkyoのZ20っていう、BOSEのアレを真似て作ったヤツのほうが、iPodも突っ込めるし、見た目も似たようなもんだし、値段も半額近いし、いいんじゃないかと思う。BOSEブランドを差し引いても、だ。

そんな中で最近気になっていたモノがある。ノーリツのJukeTowerという、風呂でも聴けるMP3プレイヤーだ。近所のデパートでいつも気になっていたので、勢いで買ってみた。USBメモリにMP3の楽曲データをつっこんで、再生するだけなのだが、これがなかなか使ってみると良いのだ。いや、良いどころかすばらしいのだ。スピーカーは1つ(つまりモノラル!)だし、音も声が前に出るようなセッティングになっているようで、そんなに良い音ではない。が、それをカバーしてあまりある使い勝手なのだ。電池なので手軽にどこでも置ける。堅いところに置くと、スピーカーの音が安定して、多少低音も出てくる。下向きのコーンは出た音を周囲に広げるための作りをしていて、なかなか考えてあるのだ。つまり周囲360度に同じ音が広がるのである。モノラルだけど。

売り文句の通り、風呂場での使用はこの上なく気分のよいものになった。
風呂の時間がやけに長くなり、鼻歌を気持ちよく歌い倒している。ちなみに今日のナンバーは松田優作の探偵物語のエンディング、SHOGUNのアレだ。

♪ ワンサゲン ニューロンニュロン
  ロンリーメーン ノーバディキャン!

結局こいつの使い勝手のあまりの良さに、CDラジカセ購入計画は立ち消えになっている。BOSEとかさんざん例に出しておいて、結局モノラルスピーカーのMP3で満足なのか、自分。
iPodが登場した時も、今さら音楽を移動中に聴くことにそれほどおもしろさがあるのか疑問だったのだが、実際はパソコンで音楽をデジタル管理するという新しいスタイルを併用することで音楽ライフがガラリと変わった。そしてこのJukeTowerもそれを風呂場というもっともリラックスできる場所に持ち込めるという、とても小さなことだが大きな変化を体感させることに成功した。今後この手のものはいろんなメーカーから出てくる気がする。あ、それとこのJukeTowerのデザインというかコンセプトはAppleのそれに近い気がする。コンセプトを打ち出すために機能はぎりぎりまで削っている。ただし、Appleだったらこれをステレオスピーカーに仕立てて登場するんじゃないかと思う。 ──よく考えたら、またCDを再生するという目的は果たされてないじゃないか。

ところでこのJuke Tower、認識するのがMP3のみというのが思わぬ誤算となった。僕のiTunesのファイルは約3,000曲、すべてがACCエンコードなのだ。ええ、変換しましたよ。仕方なく。そこで気になったのが、ACCとMP3ってどっちが音が良いのかということ。ネットで調べてみたらするとおもしろいことがわかった。

ビットレート160Kbpsを境界にして、低レートだとACCが、高レートだとMP3のほうが音がいいらしいのだ。なんとなくMP3ってのは軽いだけ音は悪いってイメージがあるが、結局のところファイルサイズに比例しているというか、ビットレート次第という、実にデジタルな話だった。その境界が160Kbpsだったのだ。