オーディーのライフ イズ ビューリホー! -289ページ目

ワンダラーズの未来 = ワンダフルな機会(英国編 Ep.44)

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ポールん家でポーリッジなる「名物に旨いものは無し」同様「イギリス飯には旨いものは無し」と…

言いたくなるような鳥の餌みたいな軽い朝食?をとった後…

6歳の長男、ローリーを連れて向かったのは…



散歩ではないけど歩いて10分かからない所にある…
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St. Peter's Recreation Ground(セントピータース レクリエーション グラウンド)。

遠回しな言い方で分かりづらいだろーけど…



我がサネットワンダラーズのラグビーグラウンド。



ここで子供達のラグビーの日曜練習があるんです。


実は子供の練習って聞いてなくて俺が練習に参加するんだと思ってました…。

もしかしたら試合するんじゃって想像してました…。

スパイクは借りればいいかなって思ってました…。

マウスピースだけは一応持って行ってました…。


考えてみたら、大人の練習は木曜夜だし、試合するなら土曜だもんね。

取り越し苦労ってか勝手な都合のいい解釈でした。

そりゃそーだよね(笑)



てなわけで、ポールの子供ローリーもサネットワンダラーズに入ってて…

親子二代でワンダラーズなんです!

あ、ポールのお父さんもワンダラーズなので親子三代でワンダラーズなんです!

いやもしかしたらおじいさんも…

とにかくポール家は江戸っ子ならぬワンダラっ子なんです!


にしても子供達の多いこと。

やっぱりラグビー発祥の国だねぇ。

小さい頃から地域にしっかりラグビーが根付いているんです!


と言いたい所なんだけど…

ポール曰く、20年前のここ10年でラグビー人口がだいぶ減ったらしく…
(前にワンダラーズの説明の時にも書いた通り以前は7軍まであったチームは現在3軍までできればいいくらいになってる)


歴史あるチームとしては結構深刻な問題として、現在は地域をあげて活性化してるんだそう。


でもね、さすがラグビー大国。

お父さん世代は経験者が多いので声をかければ…

やらせる人達が結構増えたんだそう。

チームも年代別で分かれており…

6歳以下から年齢別の18歳以下まで幅広い構成で教えてて…
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ローリーは7歳以下のチームで練習。


さすがにこの年代はタックルなしのタグラグビー。


でもってここでまたさすがラグビー大国。

教えるのはその親。

みなソコソコのラグビー経験者だからね。


もちろん…
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ポールもしっかりコーチングしてます。

いつも冗談言って笑いながらプレーしてたポールとは違い、しっかり真面目にお父さん…

いや、指導してました。

かなりニヤニヤ見てしまいました。


見てて面白かったのが、日本との教え方ってか表現の違い。


俺らが初めてラグビーを習った時にコーチに教わったボールの扱い方は…

「卵を扱うように大事にパスしなさい!」

だったんだけど…


イギリスでは…

「熱々のポテトを持ってるんだからサッと渡すんだ!」

っつー表現の仕方なのね。

卵ではなくジャガイモ…

ポテトが主食のイギリスならではなのね。


パスをもらった子供にポールが「Hey! Hot Potato ! Hot Potato!(ヘイ!ホットポテェト~!ホットポテェイト~!)」って大声で教えてる響きがなんとも面白かったね(笑)


小さい子供たちの練習も微笑ましいけど…

グラウンドの端っこでやってるので…
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メイングラウンドに目を向ければ…

もう大人顔負けの…
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15~16歳チームの合同練習。


さすが外人(ここでは俺が外人)…

もう十分体がデカい!

コーチ陣も親ではなくしっかりした経験者(ワンダラーズOB)だし…

子供たちの内容もプレーも大人顔負けで、近い将来が楽しみでした。


てか昨シーズンはその甲斐あってかU17はケント州のチャンピオンになりました!



でもってワンダラーズのグラウンドはかなり広くて…

さすが歴史あるチーム!だからなのかたまたまなのか…

メイングラウンドの他にセカンド、サードコートと…

3面もグラウンドを持っており…



セカンドグラウンンドでは…
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他のチームとの練習試合が行われておりました。

たぶん背格好からして中学生クラスのチームじゃないかな…


やっぱり練習試合とはいえ試合…
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他チームの父兄さんも応援に来ておりました。


やっぱどの世界でも一緒なんだね。

親の声援っつーのはプレーの内容じゃないのよね。

自分の子供中心なんだよね(笑)


全部のグランドを懐かしみながらゆっくりと周り…

子供たちの練習は…
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1時間強ほどで終了。

短いって思うかもしれないけど飽きさせない方法なんだと思う。

ラグビーが楽しいって思わせる方が先なんだと思う。


スポーツのなにが大切なのか分かってるよね。


終われば大人同様…
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クラブハウスで休憩。

試合があった場合は選手達に軽い食事が出たり、大人ならお酒を飲んだりするんだけど…

子供たちには参加したご褒美なのかお菓子とジュース。

ただこの後ふざけてお菓子をテーブルにぶちまけてすげー怒られてました(笑)


あ、前日にポールが酔って貼り付けた俺の直筆サイン入り日本の国旗が剥がされてなくてちょっと安心♪



さてさて、お気づきになった方もいたと思うけど…

サネットワンダラーズのチームカラーは…


青に黒と黄色のストライプ。


サネットと呼ばれるこの地区の紋章のカラー。

高校時代の母校作新学院のチームカラーが青だったので嬉しかったのを覚えてる。



雑談の中、ポールが俺を手招きして下の倉庫に連れて行かされ…

なにやらデカいバッグの中をゴソゴソしだす。

すると…


「昨日、トム(ワンダラーズの現コーチでもちろん旧友)がジョージが来るなら俺がいなかったらあげてくれって電話で言われた」って…
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ワンダラーズのジャージをくれました~~~!!!


現行のジャージではなくちょっと前のタイプだけどって…


十分だよ~~~♪


サイコ~~だよ~~~♪


うれしぃ~よ~~~~♪



20年前の最後の日にももらったんだけど…

「綺麗なのこれしかない」って渡されたのがXXLのでかいサイズで着れなかったんだよね。

だから今回ももらえるだけでありがたいのに…

着れるなんて…



涙ちょちょぎれますよ~~~~♪



トムありがと~!

ポールありがと~!



20年ぶりにクラブハウスの前でジャージ着て…


テンションスーパー上がりました~~!


そして相変わらず負けず嫌いなポール…

俺より身長低いんだけど組んでる肩が俺の上(笑)




懐かしくも変わらないグラウンドと、俺のいない間に新しくなったクラブハウスに「また来ます!」と一礼し…

サネットワンダラーズを後にして…


昼飯食いにポールの家に戻りまぁ~す。







ビューリホー!に続く!

震災を経て = 信頼と糧

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今日は3月11日。


東北の震災から5年が経った。


月日が経つのは早いね。



正直、関東育ちで震災の日も東京にいた俺にとってはあまり直接的に実感がない。

でもってこの5年で被災地でなにかのボランティアに行ったかといえば行ってないのも事実。

ただ、オトンの実家が福島なので被災後、数回は訪れているので多少の被災状況は見てきた。



けど、やっぱりそれまででそれ以上のことはしてない。

強いてしたって言えば募金ぐらいだもんね…。


小さいね。




さて、話はちょっとズレるし…

ちょっとだけネタバレになるけど先日の台湾旅行では台南に滞在したのね。


まだふた月ちょっとしか経ってないから覚えてる人もいると思うけど…

台湾南部で地震があったでしょ?

日本でも倒壊した台南のビルが結構なニュースで取り上げられてたでしょ?


あの場所にも行ってきたんです。



でだ。

何を書きたいかっつーと…



「風評被害」



でございます。



台南は大丈夫なんです!

もちろん倒壊したビルでの亡くなった方も多数いたし被害も近隣地区の断水もあった。

けどもう大丈夫なんです!

いや、もうっつーか台南に住んでる方々のほとんどがあの日以外は通常の生活できてたのね。



日本のテレビやマスコミがあのビルばっかりニュースにするから大変みたいになってたんです!

現地の方々ちょとっ戸惑ったって言ってました。


ホテルの方も全然大丈夫だから是非台南に来てほしいって言ってました!

是非日本の方に伝えててください!


ってお願いされました。





東北の震災も同じかなと。



もちろん東北震災の深刻さは原発のこともあって台南のレベルではないと言える。


でも、マスコミが流しありもしないことを(あるのかもしれない)風評被害という被害を受けたという点では同じである。


大変な被害を被った方々が今もたくさんいると思う。




何を信じ何を信じないかはその人次第だと思うし…

何に力を、どこにお金をつかうかも自分だしその人次第。



言い訳や自分を防衛するわけではないけど…


ボランティアしたければすればいいし、募金したくなければしなくてもいい、生産品も無理に買わなくたっていい。

偽善でもいい。

自分が思ったことをすればいいと思う。



だから…



俺は少しでも被災地の力になりたい!



とは正直言えない。

し、言わない。

綺麗事抜きに言ってもかなり難しいと思ってるから。



でも、思ったことは書ける。

見てきたことは言える。

嘘ではないことだけ書いてるのは確か。



テレビやマスコミ…

この業界に多少は足を踏み入れてる自分として…


嘘だけは伝えて欲しくないと願ってます。

話を切り取って大きく盛る事はなるべく避けて欲しいと願ってます。


楽しいことや面白いことは思う存分に盛って構わないけど(笑)




対岸の火事かもしれないけど対岸の火事でもできる事がある。

知らん間になにかの役になってる事だってある。


と信じて。








被災者の方々が少しでも早くライフイズビューリホー!と思えますように。

ポールん家へ = ポーリッジね(英国編 Ep.43)

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さぁ6日目はバスに乗って隣町へ。


当時からバスはよく使ったので慣れたもの。

イギリスといえば二階建てバスのダブルデッカーが有名だけど…

ロンドンだけではなくマーゲイトの様な小さな田舎町でもガンガン走ってる。

狭い道でさえもこのバスが通ったりするから、たまに見通しの悪い街角からダブルデッカーがにゅっと顔出すと「おいおい、こんなとこも走ってんの~?」って笑えます。

当時は写真のような普通のバスタイプが走ってる方が珍しかったんだけど、今はこっちの方が主流みたいだね。


中距離移動でバスを使う時はダブルデッカーが断然オススメで、2階の先頭に乗り込んで景色を眺めながら行くのが楽しいです。



運行間隔も頻繁にあって10~15分おきには入っているので、ロンドンは地下鉄が便利だけど田舎ではまだまだバスが便利。

もちろん日本のようなキッチリタイムじゃないから多少のズレはご愛嬌。

なんならありがたい時すらあるからね。

でもバス停でその時間まで時計合わせで待つなんてことはないので、のんびりしてるとおいてかれる時もありますのでご注意!



バスに揺られること15分…
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到着したのはBroadstairs(ブロードステアーズ)。


昨夜過ごしたクラブハウスがあるのがブロードステアーズ。

ブロードステアーズで呑んだくれて、危険地帯クリフトンビルで数時間過ごしてまたブロードステアーズへ…。


滞在先ブロードステアーズでもよかったんじゃね?


っつー疑問は置いといて…

下車したバス停がなんと初日の夜にリエと訪れた…
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Daのお店(タイ料理レストラン)の真ん前!


なんだか得した気分。

Daは自分家がバス停前だったらなーって夢が現実にあるんだかから羨ましいね。


あ、でも今回 Daは関係ないの。

「予定がなかったら一緒に過ごそう!」って声かけてはくれてたんだけど…

予定があったのね。

そもそもDaの家はマーゲイトだからさ。



向かったのは…

10分ほど歩いた閑静な住宅街で…
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目の前が公園で東側の奥に海が見え…

なんとも立地の良い場所にある…
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Paul(ポール)の家。


イギリスらしくて可愛らしい家。



実はここ、元ポールの家。

ん?「元ポール」って言い方変だな(笑)。

とにかくココ、元々はポールの実家。

実家なら元とかいらねーじゃん!

って話だけど…


実は1度手放した場所なんだって。


十数年前にポールが独り立ちして違う家を自分で購入したんで、ポールの両親も違う家に引っ越しするために手放して…

一時は他人が住んでたんだけど…

その後、ポールが結婚して子供ができて新しく広い家を探すことになった時に、たまたま元実家がまた売りに出されたんで「じゃこの家にまた住もう!」って事になったんだって。


なんだか不思議な因果だよね。

てか何度も家の話になると書くけど、古い家がずっと使えるのは地震のない国ならではだよね。

場所によっては古くなればなるほど高くなる事もあるらしーからね。

ま、日本も古民家ブームだけど、高くなるっつー事はないからね。

お国柄だね。



てかね、ポールが再びこの家に戻ってきた。

これが本当にラッキーだったんです。

20年ぶりに送った俺の手紙がちゃんと届いてたんだからさ!

だってポールがこの家に戻ってきてまだ一年経ってないんだよ!

1年前だったら住所不明で受け取ってなかった可能性あったからね。

同じところに引っ越してなかったら受けてってなかった可能性あったからね。


郵便屋さん全く事情知らずで郵便受けに手紙入れただろうけど…

俺も何も知らずに送って普通に受け取ってもらったからいいけど…

ある意味ミラクルだよね。

ラグビーの神様に感謝だね。


この事を知った時に俺が抱いた高揚感!

皆さんに伝わってるかなぁ(笑)



さて、イギリス人ではポールが一番の親友。

でもこの20年間まったく連絡を取ってなかったもんだから、そんな引っ越し事情があった事も…

まして結婚をしてたなんてことは知るはずもなく…

嫁と子供を紹介…

いや、ワイフとキッズを紹介されて驚いた。


子供達が…
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クソほど可愛い~~!


てかパツキ~ン!!


金髪~!



なんだろね?

この破壊力。

この絵力。


金髪の子供の可愛さの破壊力ったら半端ないね。


天使だね。

エンジェルだね。

金のエンゼルだね。

おもちゃのカンズメ貰えるね。


しかも、ポールが俺のこと子供たちに紹介する時…



「Hey kids ! Uncle George is coming! Say Hello!(ジョージおじさんが来たぞ~!挨拶しろ~!)」って。



わかる~?この気持ち♪

もうサイコー!でした!


え?なんでって?


だって…



Uncle George だよ!

アンクルジョージだよ!


なんて響きいいんだ!

アンクルジョージ!

英語の教科書に出てきそーだ!

アンクルジョージ!

アンクルトムじゃないぞ!

アンクルジョージ!



サイコ~~~~♪



でもって、子供達も人見知りすることなく俺のこと「アンクルジョージ」って呼ぶもんだから…

あの屈託のない子供の声で「アンクルジョージ」って呼ぶもんだから…


もう可愛くって可愛くって♪


やばかったです。

俺も子供欲しくなりました。

金髪さんと結婚したくなりました。



嫁…いや、ワイフのエメリーも気さくでいい人ですっかりポール家に受け入れてもらえ…


朝飯食ったか?の質問に食ってないと答えると…


じゃ「昼飯一緒に食おう!だけど、その前にとりあえずこれでも食っておけ!力になるぞ~!」と渡されたのが…
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「Porage(ポーリッジ)」





鳥の餌じゃないよ…。



小麦の食物。

オートミールみたいなもんって言っていいかな。



ミルク粥のような…

コーンフレークをミルクでグッチャグチャにしたような…

離乳食のような…


なんとも形容しがたい食物。

不味くもないけど美味くもない食物。

体に良さそうな感じはわかる食べ物。



でもエネルギーに変わるイギリスでは古くから食べられてる食物繊維たっぷりの健康食品らしい。

けど…

俺…2年半イギリスに住んでたけど初めて食ったね。



まだまだイギリスの食は奥が深い…


あんまいい意味じゃないけど…(笑)




とにかくエネルギーを体に入れたのでポール家族と出かけます。







ビューリホー!に続く!