KEN CRAFT
中島さんを相変わらず聴いているのだけれど、最近は「雪傘」がいい。
失礼を顧みずに言うと、齢を感じさせる歌唱。でも、それが詞の世界に合っている。別れの歌なのに、負の感情が完全に封じ込められているのだ。若いと、こうは歌えないだろう。
さて、このタイトル。
ながくバスをやっている方なら、微笑、失笑、あるいは苦笑を浮かべられるかもしれない。実は初めてここの製品を手に入れたので、紹介してみたい。
ケンクラフト・ハリーズ
かのバグリーに生産を委託したという、ちょっとあなどれないクランクなのである。
DB2と同じリップ形状(Ken Craftのなかなかカッコいい刻印入り)で、HR2はボディ形状も似ている。
マンガチックな3Dの寄り目はご愛嬌。
カラーリングは繊細。オリジナリティが感じられ、実にすばらしい。
バグリーは本当に大好きなルアーなのだけれど、BもDBもキラーも、どうしても私には釣れない。(バッシンシャッドは釣れる)これはもう、相性だと割り切っている。(腕?)
でもどこかにくすぶる思いがあって、ハリーズに手が伸びたのかもしれない。
亀山での自爆から一週間。
来月のTTR釣行へ向け、少しずつ準備を進めている。
初めての釣り場ということもあり、素直な気持ちでラバージグのケースをバーサス3080に収納した。
中身はケイテックとOSPで、登板は昨年の小池原以来。厳冬の苦闘が思い出される。
私などには到底甘く見ることのできない北関東フィールド。何とか黄金バスを掴むため、総力で当たりたいと考えている。
HEDDON in 亀山湖
亀山湖 6.15
雨音で目が覚めた。これが昨日の午後から降るはずだった雨かよ~と内心苦笑しながら、そのままPCに向かう。
昨日は5:00の出船から17:30の下船まで、ほぼトップのみを投げ通して、思いっきりボウズを食らってしまった。
関東メジャーレイクで、1stザラで、いいバスを釣りたいという単純な動機だったが、目的と手段を絞り込んだことによる、一種の爽快感はあった。(と思おうとしている)
勢力、動きともにハッキリしない台風3号には、さんざん悩まされた。トップ縛りで釣りをする以上、ある程度は状況的に整っていてもらいたい。
房総の事は房総の方に訊くに限る。今回ご相談に乗っていただき、直前まで新鮮な情報を下さったyabukogiさんには、深く感謝申し上げます。
さて、実釣編。
松下を出船、さほど降ったとも思えないが、まさに満水である。ニゴリはないが、細かい浮遊物を含む汚れた水が、ひと膜水面を覆っている感じ。小雨が降ったりやんだりで、無風といった状況だ。
同じHBSP600LB二本に、それぞれトレブルフック、ダブルフック仕様の1stザラ。
ニゴリでトップの釣りが全く成立しない場合のため、バックアップとしてスピナーベイトのみ用意。迷いが出るので本当はこれすら積みたくなかったが、ディープ70の試投も兼ねて。
目につく場所を釣りながら、笹川方面へ。まず、これが大きなミス。私は安定性重視で大きいレンタル船を選ぶのだが、これに44ポンド単機ということで、フライト競争を最初からあきらめていた。
目につく場所などはすっとばして、ともかくまっすぐ一番釣りたいところを目指すべきだった。
無反応のまま笹川へ。もちろん銀座。浮遊物はさらに多いが、土のニゴリはない。ゆっくりと釣り上がっていく。
東岸の足下4mあたり、小さなポケットの入り口で、姿を現した40クラスが一気に接近!と思いきや、この人ザラを背負うような位置で止まってしまった。軽くアクションを与えると、バスはターンしてフックの辺りに、触れたかどうか分からないようなキスバイトを残して去った・・・
この時点で9時、いける!と確信した。
11頃に雨が上がり、晴れ間がのぞいて一気に熱くなる。午後から雨の予報なので、気にしない。
よりとも島東岸。もっとも魚影多し。ただ、倒竹などゴージャスなカバーからザラが引き連れてくるのは、小バスやギルの集団ばかり。園児のようにうれしそうについてくる。二度目視したが、大きいバスは盛んに泳いでいる。定位せずに、動き続けているような印象を受けた。
このことから、ある程度あいまいにスポットをとらえていくイメージで釣っていく。何かが起こるとしたら、それは絵に描いたような結果ではなく、予想しえないストーリーなのでは・・・と。私は雨とともにそれを待っていたが、どちらも一向に訪れなかった。
水産センターから本湖を回り、振出地点へ。今回も小櫃川方面はエリア外としているので、再び同じルートをたどっていく。
笹川東岸の入り口。大場所である。珍しくボートが張り付いていないので、距離をとってロングキャスト。アクションするザラに、何とトビが急襲!すんでのところで回収したが、危ないところだった・・・。空中戦は何としても避けたい。
15:00、笹川にてスピナーベイト解禁。
小一時間釣るが、やはり反応を得られず。
ディープ70は、リールなど、セッティングの煮詰めが必要だと感じた。ラインをフロロにした方がいいかもしれない。
夕方、よりとも島にて唯一のバイトらしいバイトをもらった。全身を見せて踊りかかるような感じだったが、これは中学生サイズ。
そのあとも、それこそ下船1分前まで、飽かず、腐らず投げ続けた。自分でも不思議というか、半ば呆れているのだが・・・
水面の釣りならでは、という部分は確実にあると思う。
釣れなかったもう一つの要因は、やはりキャストかと。
オーバーハングをくぐらせるような時は、どうしても弾道が速くなり、着水が「ズボッ!」となってしまう。いろいろ試したが今回は改善しなかった。何かやりようはあるはずなので、頑張って工夫したいところだ。
亀バスをザラで。
特訓的ではあったが、他愛のない遊びともいえる。
一日無謀をしたという感じは全くなかった。むしろスピナーベイトよりは状況に合っていた気がするし、メインタックルボックスを持ってきていたとしても、釣れたとは思えない。
そんな一日だった。
今年もう一度来ることができるか・・・ともかく絶対実現したい。
休日
娘の誕生日プレゼントを買いに行ったり、出張のあいだ取っておいてもらった新聞の連載小説を読んだり、娘の練習試合を見に行ったり。
また、近くの森林公園にカルガモの親子がいると嫁さんから聞いており、楽しみにしていたのだが、これも首尾よく見ることができた。
人に子育ての様子を見せる鳥は少ない。
ツバメにしてもそうだが、眺めていて飽きるということがなかった。
涼風の吹き込む畳の部屋で少しゴロ寝などもしてみたが、いろいろとやりたいことが溜まっている。
手を動かすことは何といっても気持ちの洗濯に一役買うので、まずは中断していたディープ70のグリップ改造から・・・
アーバーの方が剛性、精度ともに上だと思うが、前回同様、お手軽な糸で外径調整。
わりと急なテーパーが付いているので、太さの違う二種を使用する。
心地よい抵抗を感じながらブランクを挿入する。
やすりで荒削りした状態では、大丈夫かと思うほどボロボロになる。
この後、4段階に渡ってペーパー掛け。
ヒロ内藤spの持つ大人っぽい雰囲気は損なわれていない。(と思う)
フォアが異素材というのはいまどき珍しくもないが、この長さが実にイイ!
200XTを装着すると、北関東では知られたセッティングとなる。
あとは・・・
クリスタルSのスカートをワイヤーで留め直したり。
廃版のストレートワイヤーをせっせと買い集めているのだが、ゴムがダメになっていてもいなくても、全て巻き直す。ただ、この作業は結構面倒で、半数で挫折した。
左上は、数年越しでようやく手に入れた大きいスクエアA。これは本当にレアなルアーだと痛感する。
製造中止になった原因は浸水だと何かで読んだことがあるが、この個体はリップやエイト環の接合部がすべてエポキシで目止めされていた。
クリアボディなので前オーナーが浸水に気付き、手を打ったのだろう。
アメルアは例外なくフックを交換するのだが、このボディにはオリジナルのワイドゲイプ・ショートシャンク以外ありえないと思えた。なので、バーブを潰した上、さらにその山をルーターで削り落とす。
余談だが、K.B.S大会時のライトリグ用シングルフックはバーブ付きを使用しており、今の私は純粋なバーブレス派ではない。
さて、今月の釣行予定だが・・・
ザラにまつわるある出来事で、私は忘れていたことを思い出した。
単身赴任から戻って約一年、ソフトベイトも出すオールスタイルに、すっかり戻った。
そのこと自体は別に構わないのだが、関東メジャーフィールドにおいて、トッパースタイルでバスを釣ると、当時誓ったのではなかったか。
久々にお会いした塾長より、またまたありがたいプレゼントをいただく。
粂田ワークスのザラチャガ―。
ザラスプークのボディを切断し、エポキシで頭部を充填、カップを手彫りした逸品である。
「投げてみてください」との言葉に、つき動かされるものがある。
今の季節をおいて、ほかにはない。
昔は、今日はスピナーベイトだけで!などとやっていたものだ。
このところ、一匹を釣ることに汲々として、そういう練習というか、遊びをしていない。











