ブローニングの修理
昨シーズンで一番心に残る魚といえば、初めてディープクランキングで釣った山中バス。
このときの立役者がブローニング・サイラフレックス5129702だったのだけれど、翌月の釣行でリアグリップが割れるというトラブルに見舞われた。
直後、立て続けに2本もアメリカン・クランキンロッドを購入するという、かつての病気をほうふつとさせるような暴挙に走ったことも記憶に新しい。
これらの低弾性カーボンロッドが使いやすいことは言うまでもない。
しかし、ブローニングをはるかに超えて素晴らしいかと問われると、少々考え込んでしまう。
そもそも、壊れなければ使い続けていたわけだし、未だに金欠が尾を引くこともなかったのである。
直してみようかな・・・(なぜ、当時この発想が浮かばなかったのか!)
本来ならエンドキャップを外して割れた部分を抜き取り、二液性のエポキシをまんべんなく塗りつけて固定、と行きたいところ。
この年代のロッドなので多分ブランクスルーなのだろうけど、キャップがしっかりくっついていて抜けない。
うーん、参った、これだから素人は困る。
仕方ない!
割れ目にゼリー状瞬間を注入してマチ針で押し込み、圧着。
こんなんでええんかいな・・・
まあ、一晩置いてみよう。
ところで当方には「ブローニング・サイラフレックス」という検索ワードでお見えになる方が非常に多い。
多分、往年のトップウォーター用サイラフレックスを目指しておられるのだろうな、とは思いつつ、もしやデビッド・フリッツのクランキンパワーに興味をお持ちなのかな、とも考えられるので、ちょこっとディテールなどご紹介。
極めて太いバット。
Made in U.S.A.と星条旗が誇らしげである。
パイプからトリガーがピョコッと生えたような、極めてシンプルなシート。
人間工学完全無視。
とても手に優しいなんてものではない。
せめてグリップを少し細くしようかな・・・
スクリューロックはギチギチに締めないと、カルカッタがパイプの円周上をローリング♪
Eグラスのフィーリングは極上。
飛距離、感度とも、CBRと大きな差はないと言っても、ちょっと信じてもらえないかもしれない。
少なくとも、4~5mのウィードを触っていくには必要十分。
ロードランナーのPグラスが好きで、シャローウォーターでは560V、580Vを長年愛用している。
ディープでも使いたいところだけど、660Vでは、長さとパワーランクの違いでブローニングの代替にはならない。
フライロッドのスネークガイドにも似た奇妙なガイド。
これに拒否反応示す人、多いだろうな。
ブランクは激しいブリスター現象で塗装ハゲまくりだが、まず折れることはないだろう。
道具としてこき使われた痕がまざまざと残り、一種の迫力を漂わせている。
これが1500円で買えたということも含めて、また愛着が湧いてきた。
うまく直りますように・・・
謹賀新年
年末に釣具店からのダイレクトメールが届いた。
持参すると割引券になるというやつで、結構な値引率。
明けて二日、娘が狙っている福袋を買うために、家族で初売りに出かけた。
無事ゲットできたのを見届けて離脱、単身○州屋へ。
予算と割引率を睨みながら、ルアーをいくつか物色。
得した気分で商品とダイレクトメールをレジに持っていくと、しばしの沈黙ののち、
「すみませんお客様、これ、○ャスティングさんのハガキなんですけど・・・」
正月早々恥ずかしいことである。
パッケージから取り出して、早速バーブを潰す。
近年のハイエンドプラグにはいいフックが付いており、多くはマイクロバーブである。
メーカーが刺さりの早さを重視している証だろう。
バーブレス化の作業も楽で、仕上がりもきれい。
できあがり。
気になっていたアスカ60、正月なので奮発した。
ていうか、安く買えるつもりだったのだが・・・
以前、「フック考」という記事でバーブレスフックのことを書いた。
釣り人の自由、という見地から、わりと対立を呼ぶテーマではある。
紛糾した場を見たこともあったせいか、今読み返すと、随分と及び腰に感じる。
私も今年で44、少々古い方のバスアングラーだ。
ブログやツイッターが、個人でも発信することのできるメディアであるのに、自分の信ずるところをきちんと表明できないのは情けないのではないか、と思った。
バーブレスは、何かを我慢したり、犠牲にするものでは決してない。
言うまでもなく、バーブレスフックを使わないアングラーさんを否定するものではありません。
そうお断りした上で、もし使ったことがなかったら、今年、一度だけバーブレスフックでバスを釣ってみませんか?
案外バレない、ということを知ってもらえたら、それだけでいいんです。
正月早々、煙たい話に聞こえたら、ほんとうにごめんなさい。







