リザーバー&小池原 2/11
粂田さんの車に同乗させてもらい、現地にてKさんと合流。
お二人とも準備の手際がいい。
セッティング完了。私は粂田さんのカヌー同船、Kさんは大型フローターで、それぞれ出船。
・・・って、まだ真っ暗じゃないですか。
「いつもこんな感じです」
月明かりを頼りにザラを投げてはみるものの、何をやってるんだかさっぱり分からず。
粂田さんのスィッシャーの音がポーズを交えて響く。
次第に空が白んできた。
風裏で、ある程度断面の急な岬という条件。
そこでベイトの回遊を待つ個体を狙う、と説明してもらう。
粂田さんのGO102から放たれるプラグはバンクぎりぎりに着水するが、私はどうしてもショートしてしまう。
臆しているというのもあるが、原因はこれのせいでもあった。
レベルワインダーの結氷。
ガイドの氷は湖水に浸けることによって溶かせるが、お借りしたプライヤーで突かないと取れないほど頑固。
その点、ABUのワイヤーで構成されたレベルワインダーは秀逸である。
ところが愛機マグⅡにも泣き所があるそうで、タックルにまつわるお話も面白い。
粂田さんのキャストは柔らかいお人柄とは裏腹に結構強気で、時にバンクに接触するほど攻めていく。
その方がショートするよりはいいということなんだな、と勝手に解釈して真似する。
たちまち崖に当たるが、まあまあマシな所に落とせるようになった。
あと、感心したのは、プラグのアクションの立ち上がり。
私のザラが二回ぐらいラインをはたいてからようやく首を振り始めるのに対し、着水一発目からきっちりアクションを決める。
「縦割れ1stザラだからです」
出ました。
「みなもに遊ぶ日々」ではお馴染みのウェポン。
むろん、その特性を活かしているからに他ならない。
ようやく少しザラの動かし方がわかってきた頃には、マズメも終わりを迎えていた。
合流したKさんもノーバイトとのこと。
終了時間が迫る。
今ここに浮いている三人の誰でもいい、一匹出てほしい、と心底思った。
ちょっとこれまでに経験したことのない連帯感みたいのものがあった。
そしてノーバイトにて終了。
バイト一回すらいつくしむトッパーの方々だけあって、ボウズもすがすがしいものである。
陸に上がり、Kさんの自作プラグを拝見。
ここには写っていないが、ウエイクタイプのプラグの動きがすごかった。
ただ巻きでロールを交えたバドのナロー版みたいな動きをするのに、トゥイッチをかけると270°近いテーブルターンをするのである。
サーファーであり、ゴルファーでもあられる。トッパーであり、ビルダーであられる。
「結婚したらみんな遊びやめるねん」
すいませんKさんの遊びについていける人多くない思います。
その後、粂田さん宅にてコレクションを拝見。
ブログの写真では垣間見てましたが・・・
アムコ3500Uが3台。
そのうち、これはザラオンリー!
同じものがいっぱい並んでるのってカッコいい!
そして・・・明日の再挑戦が決定!
感謝の一言です。
昼から小池原へ。
ダブルヘッダーで完全試合を成し遂げた。
いや、ここの魚は見えてるんですけどね・・・ほんとに。
もうどうしても、一匹釣らないと終われない。
面倒な性格・・・
事件
これはもう事件と言うべきだろう。
アメブロ「みなもに遊ぶ日々」の粂田さんから釣りにお誘いいただいた。
昨年の正月、厳冬期にトップウォーター(しかもフローター)でデカバスを釣る記事を目にし、「この人はいったい・・・」と驚愕。以来、釣行記を楽しみにしているお一人である。
真冬・トップ・フローターと揃えば根性論かと言うと全くそうではなく、ロジックに基づいて獲りにいっていることが明白。
時おり披露されるサーフェスプラグ群は目をむくようなコレクションだが、ご自身の目指す動きを出すために、惜し気なく、大胆かつ精緻な改造を施すチューナーでもあられる。
その粂田さんに同船させていただくことになった。
関西に赴任することになったことを記事にした直後に、「その節はご一緒しましょう」とうれしいお言葉をかけていただいたのだが、それが実現することに・・・感謝。
一番見たかった真冬の釣りを見ることができるというだけで、もうほとんど感無量なのだけれども、まさか丸腰で行くわけにはいかない。
少し練習を、と、小池原でザラを動かしてみたものの、これが全く動かない!
やばい・・・
考えてみたらザラスプークでバスを釣ったのなんて、亀山の沖目ボイルを高速ドッグウォークで、そう書くと何やらそれっぽいけど25㎝ぐらいだったりするのが最初で最後だったりする。
これは道具やな・・・と、またまた病気発症。
じっくり選んでいる時間は無いので、出ていた中からこれを射止める。
ザウルス・GAO"GAVO"60ML
早速ザラ結んでるし。
昔、GAOのレギュラーラインで揃えていたこともあり、やはり馴染みがある。
溺愛するTCSシートもうれしい限り。
あわよくば・・・という魂胆が見え見えである。
菊本さんの言葉
これには目を見開かされた。
ルアーローテーションがはらむ弊害を、分かりやすい言葉で鋭く説いている。
週末しか釣りに行けない人が、あれもやりたいこれもやりたいでは釣れるわけがない、と。
もちろん、全然分かってなかった話ではない。何だろう、届き方が違うとでも言おうか。使われる言葉や実例の持つ説得力に独特な強さがあるのだ。
やはりひとかどの人は違うのだな、と感じた。
さて、これを自分の釣りにどう生かしていくか。
何気なく替えたルアーの一投目に食ってくる、なんてこともあるから、やっぱりバスは一筋縄ではいかないのである。






