心理面接室O.C.WORK『過剰適応あるある。』ブログ -4ページ目

心理面接室O.C.WORK『過剰適応あるある。』ブログ

自分を押し殺し、周囲に合わせすぎて、苦しいあなた。『過剰適応』していませんか? 
『過剰適応』にまつわる困り感をわかちあい、
ゆるやかな緩和を目指すために、こころに役立つ情報を紹介するブログです。

 

 

♯「過剰適応」傾向チェック・シート

 
改訂版を新しく掲載しています。
 
すでに試された方も、まだ試されてない方も、
今一度、ご覧いただけたら幸いです。
 

♯「過剰適応」とは

 

無理しすぎてるなぁとわかっている。

でも、止められない…。

 

 

あなたは、“自分”を押し殺して、周囲や他者に合わせ過ぎていませんか?

 

周囲の期待に応じる、 “いい人” の自分に疲れていませんか。

 

 

頼まれると断れない。

 

いつも、周囲の空気に、敏感すぎるほど、配慮している。

 

 

そうした行為は「過剰適応」といい、放置しておくと、

心も身体も、ともにダメージを受けてしまいます。

 

 

心の中に、不満がモクモクとたまっていったり、

 

自分の気持ちがわからなくなったり、

 

身体の不調にも、結びつきかねません。

 

 

心身症とも深い関係があります。

 

 

でも、「過剰適応」と言われても、なかなか

ピンとくる方は、多くないかもしれません。

 

 

♯自分で気づかないストレス

 

無理し過ぎている、と気づかない方もおられます。

 

 

自分で気づかないストレスと、

「過剰適応」とは、深い関係にあります。

 

 

出来ない自分は、ダメだ、と思い込み、

やっても、やっても、終りが見えず、

焦燥感や自己嫌悪感に苦しみ、

むち打つように、働く…。

 

あるいは、

他者の満足に応えようと、人の手足のごとく、

 

底なし沼のように、がんばり続ける…。

 

こういった場合も、「過剰適応」傾向が考えられます。

 

 

 

ご自身が、「過剰適応」しているかどうかは

ご自身では、わからないことが多いかもしれません。

 

 

 

「過剰適応」の傾向を簡単に調べられる

チェック・シートを、ホームページにUPしました。(改訂版)

 

 

9つの質問に、いくつあてはまるか、見るだけです。

 

とても簡単です。

 

目にみえない、こころのストレスに、少しでも

役立てましたら、幸いです。

 

どうぞ、ご利用ください。

 

「過剰適応」傾向チェックシート

 

心理面接室O.C.WORK

 

♯『過剰適応」のゆるやかな解放へ

 

まわりに合わせよう、応えようと、

自分を押し殺してまで無理してしまう、

 

「過剰」に「適応」しようとすることを、「過剰適応」といいます。

 
「過剰適応」のゆるやかな解放、緩和に大切なことは、
<今を生きる感覚>を、呼び覚ますことです。
 
「過剰適応」しているときは、
ああしようか、こうしようかと、
考え過ぎることが、多くなりがちです。
 
周囲に気を配っているのですが、
「緊張」も強くなり、
 
気遣いが、いき過ぎたものになったり、
見当違いになったり、思い込み過ぎたり、
してしまうことがあるのです。
 
そこまで求められていなくても、完璧に応じようと、
疲労が、たまっていたりもするでしょう。
 

♯一瞬でも、一息

 
 
「緊張」が悪者なのでなく、
「緊張」を是が非でもとらなくてはいけない、ということではありません。
 
ほどほどでいい、
一瞬でも、一息いれる。
 
一瞬でも、一息!!
 
これです。
 
 
 
こうした、小さなことが、
<プチ幸せ>につながり、
「過剰適応」の解放に、一歩前進。
 
生活に、きっとお役に立てる、と思います。
 
 
プチ幸せも、どんな幸せかというと、
「こころの幸せ」。
 
あなたが、嬉しいと感じることから、
ちょっとニコニコを生きることから、
「過剰適応」の解放は、始まります。
 
 

♯空気に敏感な、あなたへ

…周囲の空気って何でしょう?

 
 
今日、紹介する、方法は、
周囲の空気に、敏感に反応してしまう方へ。
 
周囲の空気って、何でしょう?
 
耳で聞いて、人のささやきや、咳払い、ためいき、
怒ったような大きな声で、感じますか?
 
 
それとも、目で見て、
人の表情や、しぐさ、視線、行動を見て、感じますか?
 
 
それとも、皮膚が、震えるような、ザワザワするような、キュッと固くなるような、体感で感じますか?
 
 
そうした、周囲の情報を、いったん、カットしましょう。
 
 

♯<つながる>前に、まず、<切断>!!

 
カット!! 
 
方向は、<つながる>、ではなく、
まず、<切断>の方向です。
 
 

♯とっても簡単! 

秘密のリラックス・タイム

 
そのために、用意するものは、
あなたのお気に入りの、<ポストカード>。
 
美しいと感じる絵画でも、
かわいい、カッコいいと感じるイラストでも、
気持ちのよい風景写真、
動物のポストカードもいいですね。

好きな仏像や彫刻、
お城やお寺、教会✨などの建築系。
 
車や電車、アンティーク、
月、オーロラ、水辺、森、野山、都会、遺跡…。
 
映画のワンシーンや、
旅先で買った思い出のポストカード…。
 
もう、素敵なポストカードを、
きっと、たくさん、たくさん、お持ちではないですか?
 
 
その、たくさんのポストカードから、
お気に入りの1枚(数枚でもOK)を選びます。
 
 
眺めてみて、あなたが、あーやっぱりいいな、何回みてもいいな、今、これが一番大好きだな❤️
と思う、ポストカードです。
 
 
 
それを、バックの内側に、入れておきます。
そして、カバンを開けるたびに、
それを、みるともなく、みます👀
 
時には、用事がなくても、カバンを開けて、
ポストカードを、みてください。
 
そして、やっぱりいいな〜❤️
と、感じてください。
 
方法は、たった、これだけです。
 
カバンの中を見ているだけですから、
仕事中でも、さぼっているとは思われません。
大丈夫です。
 
ぜひ、お試しください。
 
すると、一瞬でも、
あなたは、外の情報を<カット>
しています。
意識せず、気づかぬうちに。。。
 
外側の音や視界から、一瞬、離れ、
あなたの心に、一瞬、<つながり>ます。
 
 
この、<一瞬の間>が、「過剰適応」の緩和に、とても大切。
 
 
「過剰適応」は、知らないうち、気づかないうちに、「張りつめて」しまっていることがあるのです。
 
 
心に、<すき>、や、<間>がなくなってしまっているのです。
 
そして、外界と、まるで、「地続き」、のようになり、
外界にのみこまれたようになり、
<個としての自分>を、失っていってしまうのです。
 
 
 
学ランの裏地に昇り竜の刺繍がしてあったり、
シックなジャケットの裏地が、華やかなものだったり、
少し意味合いは違うかもしれませんが(!)
そんな、隠れおしゃれ(?) にも、少し似た感覚でしょうか…(笑)
 
あなたの大切なカバンの中に、
あなただけの、<秘密の場所>をつくってください。
 
あなただけの、<秘密のリラックス空間>です。
 
 
あなたにとって、心地のよいポストカードを、たくさん、たくさん、見つけてくださいね。
 
張り詰めそうな、こころに<すき>を作って、
ホッとする<好き>な時間・空間を、増やしましょう。
 
心地よいものに、癒されながら、
同時に、日常のお仕事や生活も
ほぼ十分に、過ごすことができますように。
 
(注意です。できれば、今回は、廃墟やセンセーショナルな印象の強いものは、避けて、シンプルに心地良いもの、を選んでくださいね)
 
とっても簡単!
秘密のリラックス・タイム。
どうぞ、お試し下さい。
 
 
 

<過剰適応>に悩む女性のための相談室、O.C.WORKです。

 

★★★<過剰適応>のゆるやかな解放、緩和に、

役立つことのひとつに、

「自分の取扱説明書をつくる」があります。

 

今回は、①と②にわけて、そのお話をしていきたいと思います。

 

 

…♯自分の取扱説明書 ① からの続きです…

 

いつも、影ながらでも、誰かの役に立つ自分でいたい、気づかれなくてもいいから、配慮できる人でいたい、と思う…。

 

それが、あなたにとって、自分の存在を感じられる方法のひとつ、ではないですか。

 

…自分の中にある、無価値感を、なんとか否定できるような…。

 

♯無価値感が、あなたに無理をさせませんか

 

でも、やってもやっても、不安や無力感にさいなまれることは、ありませんか。

 

やっても、やっても、終わらない、きりのない仕事。

受けとめても、受けとめても、不満の絶えない、家族や友人の愚痴…。

 

人に配慮して立場を選んだり、頼られることを選び、

 

無理しているとわかっているけれど、それを止められない。

 

いつか、身体を壊してしまうまで、それを続けてしまうかもしれません。

 

そうした悪循環に陥ってしまう可能性があります。

 

…無価値感が、あなたに無理を、させていませんか。

 

なんとか自分の存在や価値を失いたくなくて、自分に無理をさせてしまうのではないですか。


 

♯自分自身に、自分を理解されることが、何より大切♯

 

自分が、自分自身のことを理解してあげること。

それが、何より、大切です。

 

自分が、どのような人間で、どんなときに困りやすいのか。

どんなことに、困っているのか。

どんなときに、辛いのか。

ほんとは、もう、こんなこと、やりたくないのに、

どうしても、やってしまうのは、どうしてなのか。

 

自分とのつながりを持てる人は、自分の強さや弱さとも、つながれます。

 

まるで、自分のなかの、駄々っ子を、優しく癒やす母親が、心のなかに育つような感じです。

 

♯不自然な無理が減っていく

 

自分の取り扱いを、自分がよく知ることは、

いろいろな方々との関係も、実はよくすることにつながり、

不自然な無理を、繰り返すことが減っていくでしょう。

 

 

重要な他者に自分を理解してもらうことも、お互いの関係性にとって、有意義なこととわかると、必要以上に、自分を抑えつけることも、少なくなっていくからです。

 

家族や夫婦・カップル、友人関係に、無理をして対応するのではなく、

より改善に向き合えるような、対応や関係性に、変化していくことでしょう。

 

不自然な無理は、けっきょくのところ、他者との関係においても、長期的に、よいことをもたらさないでしょう。

 

 

健康な、がんばりは、<適応>ともいい、大切なことです。

 

 

不自然な無理……自分を押し殺してまで、周囲に合わせたり、無理をしすぎることは、<過剰適応>といって、心にも、身体にも、良い影響を与えません。

 

♯ふくれっ面もチャーミング

 

自分が、好きなこと、楽しいこと、自分の好きなことをしていいのです。

 

あなたの、心が休まる、安まる、好きなことはなんですか。

 

自然や芸術に、身を委ねるのもいいですね。

 

あなたのなかに、あなたを導く、あなたをつなぐ、存在が

生まれたら、あなたの心は、どんな風に感じますか。

 

そんなこと、起こりっこない、と思いますか。

 

そうですね、ふくれっ面のあなたも、とてもチャーミングに感じます。

そんな顔、きっと、どこにも、見せていなかったのではないでしょうか。

 

♯自分を見捨てないで

 

自分を見捨てないで。

自分をゴミ箱のように、扱わないで下さい。

 

大切な、大切な、あなたを、大事にメンテナンスしていくことが、大人の女性を生きる道に、つながっていきます。

 

自分の大事な取扱説明書を、意識することが、

強みも弱みも、酸いも甘いも知った、女性をつくりあげるのです。

あなたの人生は、始まったばかり。

いつからでも、スタートです。

 

あなたにぴったりの、あなたオリジナルの取り扱い説明書を、

日々の生活に取り入れませんか。

 

自分の心を理解することが、難しいと感じているあなた。

 

自分の心を理解すると言われたって、そんなこと、どうやったら、できるのですか? と思った、あなた。


あなたの行動や心を映しかえし、気持ちを咀嚼し、

理解しやすいものにしていくことが、

心理面接室O.C.WORKで、行われているカウンセリングです。


あなたの存在の尊さに、慈しみとともに、

真摯に向き合うのが、心理面接室O.C.WORKの考える

心理面接です。

 

お友達と話しているのとは、違うのです。

 

あなたの心を育む、一生モノのカウンセリングです。

 

無理をして、自分を抑えてきた、

自分以外の気持ちを生きてきた、

あなたのことを、まずは、ねぎらいたいのです。

 

才気ある人ほど、自分を抑えてしまいがちです。

ご自分の人生を、決して、あきらめてしまわないでください。

 

あなたの才能を、自分や他者に存分に生かせる

あなただけの人生を、

とっておきの、ご自分の取扱説明書を

一緒につくっていくことを、サポートさせていただきます。

 

心理面接室O.C.WORK

☆個人心理面接の初回割引を行っています。

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<過剰適応>に悩む女性のための相談室、O.C.WORKです。

 

★★★<過剰適応>のゆるやかな解放や

緩和に、役立つことのひとつに、

「自分の取扱説明書をつくる」があります。

 

今回は、①と②にわけて、そのお話をしていきたいと思います。

 

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♯心のギャップに困る

自分自身の、中身と、外に見せている印象や、他の人が自分に対してもっているだろう印象とが、ずれていると感じたり、そのギャップに苦しんでいることは、ありませんか。

 

周囲からは、頼りになる人、優しい温和な人、と思われている。

そして、実際、そういう部分があるのだろうと思うのですが、

なかなか、ご自分では、そうは思えない。

 

心の中に、ザワザワしたものが、渦巻いていたり、

本当は、心の中に、不満がたまっていたりする。

 

弱音や、不安、自信のなさも、本当はとてもあったりする。

 

でも、それを、誰かに、聞いてもらったり、

困っているときに、誰かを頼りにすることが

難しかったりする。

 

もし、誰かに、自分のことを話したとして、

その後で、その人が、困るんじゃないかとか、

 

自分のことを、あの人、こんな人だったんだと、

馬鹿にされるんじゃないかとか、

 

そこまでいかなくても、

自分のことを、どんな風に思うのだろう、などと思うと、

なかなか、自分のことが打ち明けにくくなってしまう。

 

そんなこと、ありませんか。

 

♯膨らんでいく、重い、思い

でも、そのままにしておくと、自分の中に、ネガティブな気持ちが大きくなって、どんどん膨らんでしまうかもしれませんね。

 

すると、いつもなら、平気なことだって、なんとなく、気が重くなっていってしまいます。

頼りにされる重みに、自分が、しんどくなっていってしまったり…。

 

ほんの一言、誰かに、甘えたり、ちょっと、しんどいんだ、と話せたら、どんなにいいことでしょうね。

 

♯後から出てくる不安や怖さ

それとも、やっぱり、誰かに、頼ると、後から、不安や怖い気持ちが、でてきますか。

 

もし、そうだとすると、おいそれと、誰かに、自分の弱音を吐くことが、かえって負担になってしまうかもしれませんね。

 

でも、心配なのは、あなたが、吐き出さないでいる、辛さや弱みや、がまんしていること、そして、たまっていく不満です。

 

それは、一体、どこへいくでしょうか。

 

感じないようにしていても、それは、いつか、あなたの所へ、かえってきます。

 

そして、心の中で、あなたから、切り離された存在のようになって、逆にあなたをおびえさせる存在として、ふくらんでいってしまう可能性があります。

 

♯心のつながりが失われ、無価値感が生じる

 

そうすると、どんどん、あなたは、自分自身との心のつながりを失って、心が孤立していってしまう可能性があります。

 

つながりを失った心は、自分が無価値のように感じてしまうかもしれません。

 

そのため、やっぱり、いつも、影ながらでも、誰かの役に立つ自分でいたい、気づかれなくてもいいから、配慮できる人でいたい、と思う…。

 

それが、あなたにとって、自分の存在を感じられる方法、なのではないですか。

 

自分の中にある、無価値感を、なんとか否定できるような…。

 

 

…でも、その無価値感が、

あなたに無理を、させていませんか。

 

 

♯自分の取扱説明書②へつづく

 

 

心理面接室O.C.WORK

 

☆「過剰適応」傾向チェックシート

どんな点で、自分は過剰適応しているか

簡単に調べられる、チェックシートを掲載しています。

 

 

 

 

 

村上春樹さんの『騎士団長殺し』の文庫本が発売の予定となりました。(2月28日発売予定)

 

そろそろ文庫本がでる頃かな? と思った1月に、

まだ発売の兆しはみられず…

あらためてハード・カバーで、

『騎士団長殺し』を読み始めました。

 

今、丁度、『第一部:顕れるイデア編』を読み終わったところです。

 

2017年に発売になったこの本を、2019年に読み返してみると、

まだ、2年なのか、もう2年なのか、どちらなのでしょう、微妙ですね…。

 

おおかたの内容は、残念ながら、忘れていました。

この<物語>に、いたく入り込み、あっという間に読んだ本であったくせに。悲しいほどに、忘れていました…。

 

でも、あらためて、いろんな角度から、

自分の記憶や思い込みと、二重構造になりながら、読み進めてみると、

それは、初めて読むのとは、違う手触りがありました。

 

 

♯期間限定サイト「村上さんのところ」

 

この本が発売される前に、村上春樹さんに、

メールで質問できる、

期間限定サイト「村上さんのところ」がありました。

 

以前から、ときどき、開催されていたようですが、

いつも、自分がそれを知った時には終わっていて、

『そうだ、村上さんに聞いてみよう』等の本を読みながら、

いつか、村上さんに質問したいと、ずっと思っていました。

 

今回は、新聞にも告知が掲載され、

ずいぶん沢山のメールがきて

 

村上さんは、クラクラしながら、

寄せられた37465通の質問・相談メール、すべてに、

 

3か月半にわたって目を通してくださった、

ということです。

 

村上さんを困らせたいわけではありませんが、

あきたらず、私は、何回も何回も、村上さんに

質問やファンレターを、ここぞとばかり、書きました。

 

それは、その後、『村上さんのところ』(2015年)という本になりました。

 

 

 

 

♯願い、届く?

 

わたしは、その質問コーナーで、村上さんに、熱く(るしくも)、お願いしていたことがあったのです。

 

それは、「『画家』『絵描き』『絵師』にまつわる物語を書いて欲しい」ということでした。。。。

 

いみじくも、『『騎士団長殺し』は、肖像画家である「私」が、主人公になっています。

 

もう、それを知った時の衝撃といったら、ありません。

 

えー? えーー!? えーーーっっ!!

「わたし、村上さんに、リクエストしてたんだよーーー」

 

心のなかで、ガッツ・ポーズ!

えばりたい気持ちでしたヨ。(笑)

 

 

しかし、もちろんのこと、

お願いしたから画家の物語が生まれた、のでは、あらない。

(騎士団長、風)。

 

多くのファンが、もしかしたら、同じように、似たようなお願いをしたかもしれないし、しなかったかもしれません。

 

第一、ファンのお願いに、村上さんが応えて、

この長編小説が生まれた、

とも考えにくい、です。

 

村上春樹さんは、絵を集めるのが趣味だそうで、

今までの小説では音楽の話が多い印象でしたが

実は、絵画にも、

深い思いは、あったに違いないです。

 

ただ、自分がお願いをしていた<偶然>が重なったことに、驚愕し、とてつもない歓喜に震えつつ(大げさですが)、

 

まるで、両想いにでもなったラブレターを読むような気持ちで

もう嬉しくて嬉しくて、

『騎士団長殺し』という冒険物語を、

ドキドキ、ワクワクと読みました。

 

(…言葉にすると、ほんと平板で、情けないですね…)

 

♯喪失、そして、喪失

 

そして、いろんな要素が、たくさん、重なっていて、

思春期から中年期、初老の方も含めた、

いろいろな年代の方の<喪失>が描かれているように思いました。

 

<人生>と<喪失>、そして、<彩り>と<彩りのない世界>、<時間が止まってしまった世界>。

 

<喪失の体験>が、まだ、<生き生き>と、<生々しく息づいている>、悲しいほどに。

 

それが、少しずつ、過去のモノとなっていく、

歴史の中のひとひらに、なっていく。

 

そして、今を生きる力を、再び、取り戻していく

いろんな多様な年齢層を癒す物語なのではないかというのが

わたしの雑感です。

 

今までの村上春樹さんのお話が、折り重なっているようにみえる部分、死と再生、誕生、穴抜け、

暴力や悪といったものとの対峙。

 

言葉にすると平板になってしまうけれど、

良くも悪くも、村上春樹さんの今までの長編物語のなかで、バランスのとれた作品ではないか、とも思いました。

 

村上さんも、また新たな回路がつながって、いろいろな物語をみつけてきてくださったのかな。

 

村上さんの長編物語を30年近く読み続けてきて、

その歴史を地層的に再体験するような、

新たな発見や、温かさのある空間が

通い合う感じがありました。

 

 

村上作品の好き嫌いは、分かれるところかと思います。

 

一ファンとして、好きな作品に一票です。

 

雑感でした。

 

心理面接室O.C.WORK