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JAG BASE 

ここが私のラストステージ

日曜の午後。

じいちゃんとばあちゃんは二人揃っておでかけ。

こんなことはめったにない。


で、羽根をのばす私。


遅い昼食には息子二匹たちからのリクエストでピザの宅配を頼むことに。(^_^)v

最近(たしか2年ほど前)デリバリーをお願いしたことがあるお店に電話してみました。


そしたら「お宅は配達区域外になりました。」だと。(-_-;)

な、なんで?

田舎だから?

理由を述べよっ!!(とは言えなかった。)


息子はあきらめずに配達可能なピザ屋さんをネット検索。

何店かの宅配ピザ屋さんサイトでウチの郵便番号を入力。


シ○ゴピザ

○ザーラ

ド○ノピザ

○ザハット

カ○フォルニアピザ

・・・

すべて配達圏外。


ダメだと言われるとよけいに食べたくなるもんです。

にわかにピザピザコールが湧き起こる。(←飢えてる私たち)


結局、息子一号が配達を断られたピザ屋まで行って買ってきました。

片道クルマをとばして10分ほどですが、この距離の間に見えない国境?があるのね・・・。


帰って来た息子を拍手で迎え、

手作りアンチョビを乗っけて三人で美味しくいただきました。

ホカホカのピザはいつになく豪華なご馳走のよう。


しかし、

ウチの所在地はピザの宅配も頼めない地域なんだ・・・としばらくは愕然。

光ケーブルもまだ届かないし、ココほんまに神戸市内か~?

ちょっとショックな日曜日でした。


piza


納戸状態であった和室を洋間に改装して自分専用の部屋にしようと企み、目下リフォーム中。

そこで、前から欲しかったザ・コンランショップ 定番の飾り棚の購入を検討。


6年ほど前、とある雑誌で目にして以来、コレを狙ってました。

4年前には新宿まで行って実物を見てきました。

ようやくこの棚にお越しいただけるお部屋が整い6年越しの恋が成就しそう。


と喜んではみたものの、

今でも売られてるんだろうか???

心配になってショップにメールで問い合わせました。


ところが、コレの名前わかりません。(-_-;)

「前にお店でデスプレイされてたデカい丸い枠の棚、まだありますか?」

こんなアヤフヤな感じの問い合わせでしたが、

ちゃーんとイミ通じましたよー。


「ソレはたぶんコレじゃないですか?」と写真まで付けてもらってお返事が届きました。

そうそう!そのとおり!コレコレ~!!



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正式な品名は「CIRCULAR STORAGE」。

でも日本にあるのは新宿店と名古屋店の展示品2台のみ。

すでに製造は中止され今後の入荷予定もなし。

展示品でよろしければお売りします、とのことでした。


イメージしてたより寸法が大きいし、お値段も・・・^_^;ですが、

展示品ということで7%お安くしてもらえることになり

思いきって購入することにしました。


でも発送の数日前に「搬入の下見」があるんだって。

高さが190㎝もあるので、日本家屋では部屋に運び込めない場合があるらしい。

ウチは大丈夫だろうか・・・、心配になってきた。

川崎市立古民家園

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生田緑地の中の広い園内に20棟以上の古民家が移築復元されています。

あまり知られていないのか園内は土曜日でも人がまばら。

ゆっくり散策しながら一軒ずつ見学しました。



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古民家といってもただの古い庶民の家ではありません。

当時はかなり財力や地位のある人が住んでいたんだろうなと思われます。

わざわざ移築復元されるだけあって、どの家も立派です。




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近年、田舎暮らしがブームとなり、

今でこそ古民家の再生や古材を用いたリフォームなども脚光を浴びていますが、

それよりもっともっと前から古民家の保存運動をされていた方々がいらっしゃったのですね。

尊敬~。



実際に目で見て触れてみると古民家に対する畏敬の念が湧いてきます。

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実際の住み心地は快適とは程遠いでしょうけれど、皆が力を合わせなければ暮らしていけなかった時代の家族の結束の強さがうかがえます。


自分勝手が許されない厳しさも古民家から伝わってきます。 

     

また家を守り家族のために尽くした女性たちの姿をも彷彿とさせます。



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作り手の気の遠くなるほどていねいで優れた技量に加え、そこに暮らし続けた人々の祈りや願いが深く沁み込むことで、家には風格が備わっていくような気がします。


現代においてこれらの古民家とまったく同じものをイチから作り上げるのは不可能ではないでしょうか。


ここを見学して古民家へのイメージが大きく変わりました。


そして、何百年と年月を経ても訪れる者に様々な感慨をもたらしてくる古民家が一箇所でこんなに何棟も手軽に見学できる場所があることをもっと大勢の方に知ってほしいと思いました。


家はただの器ではないことを実感した日でした。

雲仙天草国立公園と呼ばれているので長崎県だと思ってる人が多いと思います。


島原と並んでキリシタンの里をイメージする人も多いでしょう。

でも実際にはクリスチャンはごく少数のようです。


福岡から天草エアラインで30分。

天草へはこの小さなプロペラ機(通称:イルカ飛行機)が便利です。


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空港から山間部を走って宿までへの道中は、雨に濡れた新緑がとても美しかったです。


運転手さんに「天草は初めてですか?」と尋ねられて

「5回目ですよ。」と答えると、

「こちらにご親戚でもいらっしゃるんですか?」ですと。

ただの観光客らしき者が何度も天草に来るのが不思議そうでした。


今回も宿は「五足のくつ」。

「五足のくつジャンキー」と呼ばれることを目標にしております、はい。^_^;


gosoku


ほとんど部屋に籠もっていましたが、

雨の合間に近くの文学遊歩道を少し歩いてみました。


yuhodo




薄暗い木立の中の細道は完全に山中なんですが、

なんとはっきり「潮騒」が聞こえるのです。

海が近いので当たり前かもしれませんが、遊歩道からは海はまったく見えません。


潮騒が聞こえる森ってのは、

親戚もいないのに何度も天草に行ってる私なんかよりもっともっと不思議な雰囲気です。


予定していたお店巡りの4軒目は期待はずれ。

なので店名は載せません。


でも予定外の「ささや」さんがその穴埋めをしてくれましたので、

予定どおり今回の博多とっておき4軒巡りはめでたく完結?かな。


博多にはまだまだ尋ねてみたいお店がたくさんあります。


「TIGER BROCANTE」

「黒砂糖」

「梅屋」etc.・・・・


博多は九州の玄関口ですからこれからも立ち寄る機会はありそうです。

今後の楽しみにしておきましょう。


ではおまちかね、(ダレも待ってなさそうですが)

「燕屋」で買い求めた人形をご披露します。

高さ約10㎝ほどの小さなものです。


なんやコレ?!

という声が聞こえなくもありませんがあえて無視します。


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これは場所柄?菅原道真公を模した人形だと推測。

学問の神様として教育に関係するということで横に賢そうな子供が立っているのではないでしょうか???

「燕屋」のマダムは私の説に首を傾げておられましたけど・・・。^_^;


一部しか写っていませんが、

人形を乗せている春慶の盆も「燕屋」で購入。

盆を乗せているのは「ささや」から届いた古道具の棚です。


これらのお気に入りの品々がしっくり収まる自分の部屋が欲しくて、ただいまリフォーム中。

ギャラリーのような部屋にしたい・・・とか夢は果てしなく膨らみますが、

現実には「予算」という大きな壁が・・・。(;-_-) =3 フゥ

「ささや」の隣の「あまねや工芸店」。

本来ここが目指す3軒目でした。


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九州を代表する民陶といえば「飛びカンナ」で有名な小鹿田焼です。

弟子をとらず一子相伝の伝統を守り続けている土着の器に魅かれて、

数年前に小鹿田焼の里を尋ねたことがありました。


しかし、地元の窯の併設店舗で販売されているものの中からは

私がイメージしていた小鹿田焼独特の生命感あふれるフォルムの器がみつけられませんでした。

観光客相手の土産物店のような品揃えにがっかり。


あまねや工芸店の川口オーナーがおっしゃるには

「小鹿田焼の中でもイイモノは地元の店先には並ばずに企画展に出ていっちゃいます。」とのこと。

いかにも小鹿田焼らしい器はきっと全国の目利き店主から狙われているのでしょう。


そういう川口さんもイイモノばかりを仕入れてらっしゃるようです。

雑誌でみたあまねや工芸店の小鹿田焼はどれも「これぞ小鹿田!」とヒザを打ちたくなるような器ばかり。


ところが、

私が訪ねた日は店内から小鹿田焼が見事キレイにすっかり片付けられ、

島根の「岩井窯」の企画展中でした。(-_-;)


出雲の「出西窯」に並んで「岩井窯」も原点回帰っぽくて好きです。

店内には岩井窯の中から選りすぐられた器が並んでいたようですが、

なにせ先日バーナードリーチ展で本物?のスリップウェアを見たばかりですし

「岩井窯」はいずれまた・・・という気分で店を後にしました。



教訓:


窯元にいけば良いものが安く手に入る、

これは過去の迷信になりつつあるようです。

たくさんのギャラリーバイヤーたちが日夜鋭い目を光らせて獲物を狙っているんですから、

私たちが気まぐれにノコノコと地元に出かけていっても残り物しかないワケですわ。

次に目指すお店に向かって「薬院」まで移動。


ところが、

見つけた目的のお店の隣に、

これまた気をそそられる古道具のお店が一軒。


その名も「ささや」。

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店内に入ってみると、そこには懐かし~い時間の止まったような空間がありました。


アンティークよりもう少し新しいレトロチックな日用品の数々とのご対面は久しぶりに再会した旧友のような感じ。



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あららら・・・、いけませんね。

気がついたら、私が子供の頃によく見かけた木製の飾り棚を神戸に送ってくださいと注文してしまっていました。


こわい、こわい。

このお店には不思議な魔力が・・・。

2軒目は今回の旅で最も印象的だった古美術のお店 「燕屋」。


地下鉄「唐人町」駅をおりてスグ。


見逃してしまいそうなほどの規模ですが、

心ある人には絶対目に留まる店構えです。


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店内はオトナが3人もはいればイッパイになるほどのスペースですけど

妙に落ち着きます。


訪れたときはちょうどオーナー(30代男性)が買い付けの出張中とかで、

その母上がお店番をしておられました。


この方がとてもよい雰囲気のマダム。

古美術の専門的なことはなにもわからないけど息子に頼まれて仕方なく留守番してます、って感じ。


お互いの好みなど色々とお話をしているうちにコーヒーや緑茶やパイなどを出してくださり、

すっかり長居をしてしまいました。


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菅原道真公っぽい小さな木彫りの人形が味わい深く、

ほしいな~と思って値段を尋ねてみました。


が、母上は値段わかりません。^_^;

息子さんのケータイに連絡をとってくださいました。


最初はどの商品のことなのか要領よく伝わってないようでしたが

(木彫りの人形は他にも数体ありました)、

数分後、なんとか私の想定内値段がついてホッ。


買い求めた人形は近いうちにご披露しますね。



今日、燕屋さんから温かい文面のお葉書が届きました。

きっと、また行きます。




今回の旅は同行するはずだった人に直前キャンセルされてしまい、

しかたなく一人旅です。


出発前は行くのヤメようかと迷いましたが、

気を取り直して

まずは以前から気になってた博多のお店4軒を巡りました。


最初は百道浜の「ギャラリー一番館」。


地下鉄「西新」駅を降りて、

南西学院大学の広いキャンパスを横目に、

雨の中を地図を見ながらトボトボ歩きました。

(旅行用の折りたたみ傘は小さいけれど、髪の毛まで濡れるのはナゼ?)


雨に濡れたオバサンはなんだか惨めです。

情けない恰好で到着すると若い店員さんが気の毒そうにタオルを貸してくれました。

アリガトー(T_T)


店内にお客は私だけ。

好きな唐津の隆太窯の器をゆっくり見ることができました。



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隆太窯は親子窯です。

父親の隆さんは人間国宝十二代中里太郎衛門の五男。

直系の窯は代々ご長男が跡継ぎをされているので、

隆さんとそのご子息太亀(タキ)さんは隆太窯を興しました。


このお二人の器は

粉引きや刷毛目に弱い私のハートをガッチリと掴んで離しません。

ところが今回はココで初めて出会った高森誠司さんの器に一目ぼれ。

しかも唐津ではなく有田です。


美しすぎる磁器より素朴な陶器が好きなハズなのに、

なぜか赤絵の白磁皿に心魅かれて買ってしまいました。

(コノ浮気モノ~!!)

昨夜からウチの三男(12歳)が行方不明。


今夜は長男次男も加わって捜索したけれど発見できず。(T_T)


また明日捜すことにして、捜索隊は一旦解散。


犬小屋のそばに大好物のジャーキーを置いておきました。


野良猫に奪われないうちに帰っておいでよー。


翌朝おきたら、なにごともなかったような顔していつもの定位置で寝そべってるぺー太がいますように。(祈) わんわん