『バウの修理(その75 デッキの残りの部分の表層とコアの撤去。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12038586522.html からの続き。。。
2015年6月12日、金曜日。
ちょっと茶色っぽくなっているところは雨のシミ。。。
まあ、梅雨の合間の晴れ間の直射日光で温度計は35〰38度、湿度は30%以下なので1日放っておいたら乾くだろう。。。
先日、水路を挟んだ向う側の桟橋の方が来られたので夜遅く騒音を立てるのも迷惑だと思い、帰ったので、続きのサンディングなどから。。。
サンディングが終わったらバウハウスを撤去!!暑いし湿ったバルサを乾かさなきゃいけないので
こんな感じになりました。。。なんか木かスイカバーみたいな形のアンカーウェルの輪郭。。。
先日の落書きの部分は補強板の一部を削り取って、ダブルバイアスのEグラスとエポキシで作った単板を入れれるようにしました。。。
ここを単板にしておくとインナーフォアーステイのチェーンプレートを貫通させて取りつけても、たとえコーキングが劣化しても合板を腐らせることはないでしょう!
削り取った部分を見ると、
『バウの修理(その39 クラッシュバルクヘッドの固定、前編。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11940070954.html
で、マイクロバルーンエポキシパテを入れ忘れたのでクラッシュバルクヘッドの上の部分が白くなっています。。。大分押し込んだんだけどな~。。。
『バウの修理(その11 補強板の積層。失敗は成功の基!)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11890252672.html
で、失敗して、
『バウの修理(その12 補強板の反転。超簡易モールドその2)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11891893599.html
で、白く浮き上がっていることが確認できた部分もすべて削り取ります。。。
右舷後方、、、
左舷前方、、、
あれ?これも左舷前方の同じところ、、、まあ、選ぶのも面倒なのでこのままアップ。。。(笑)
とりあえず雨で湿ってしまった部分以外はマイクロバルーンエポキシパテで埋め戻す。。。
?マイクロバルーンエポキシパテが固まるまで何してたかな?
まあ、そんなことはどうでもいい。。。
完全に固まった頃にサンディング開始。。。
が、後、テーパー部分のサンディングを残すのみというところで、水路を挟んだ向うの人に気が付いて作業終了。。。
片付けていると、向こうの人が先に帰った。。。ガーン!でも疲れたのでサンディングの再開はせずにそのまま僕も帰る。。。
2015年6月13日、土曜日。
なかなか綺麗なテーパーじゃない?でもテーパー率間違えているんだけど。。。まあ、いいか!
本当はコアの厚み15mm分に対して5倍の75mmのテーパーにしたかったんだけど、コアの厚み15mm+積層の厚み1~2mm+フェアリングフィラーの厚み数ミリなのにそそまま75mmにしちゃったよ。。。
厚みに対して4倍程度のテーパーになっちゃったんじゃないかな???
まあ、見た感じ”優しそう”だから、まあ、いいや!!(・・。)ゞ
『バウの修理(その74 外板コアの目止め&高さ合わせ。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12038992786.html で入れたマイクロバルーンエポキシパテの上のほうだけサンディング(足付け)しておく。。。
こっちも、
昨日マイクロバルーンエポキシパテを入れるのと同時に埋め込んだ単板もいい感じに埋まっています!
これで貫通穴を開けてコーキングが劣化しても合板に水が回ることはないぞ!!
まあ、まだチェーンプレートにするか、ウィチャードのダブルフォールディングパッドアイにするか悩んでいるんだけど。。。
本格的にオーシャンセーリングに行くならチェーンプレートだけど、やはり夢の話、、、日常的なことを考えるとダブルフォールディングパッドアイが正解かな~???
まあ、ダブルフォールディングパッドアイなら合板を入れたところならどこにでも付けれるけど、、、あれ?クラッシュバルクヘッドとの位置関係はどうなるんだろう???チェーンプレートでしかクラッシュバルクヘッドを付けた時のことは考えていなかったぞ!!
まあ、チェーンプレートにするときのことを考えて単板にしておくことは正解だろう!!
同じ方法でサイドステイのチェーンプレート部分もやり直しておきたいな~。。。ちょっと怪しくなって来ている。。。マストいつ倒そ?どこにマスト預かってもらお。。。長すぎてデッキの上に置いておけないしな~。。。
でも、もう少し綺麗に仕上げるためにもう一度マイクロバルーンエポキシパテを入れる。。。
左舷の外板が大きく傷んでしまっていた原因はたぶんこれ↓!!
↑この黄色の丸の中の2か所のクラック、、、
テーパーを付ける時に気が付いて削ってみたんだけど、、、
どうやら何かを当てて補修をしたようだ!!
僕が乗っていなかった数年間にいったい何が!?
よーく考えると、我が艇、僕の知らない補修後が何か所か?ここもウレタンペイントではないペイントで補修されていたのでガンネル部分の赤いペイントが剥げていた場所。。。
チークのトウレールの外側なので今まで入念にチェックしたことがなかった。。。
たぶん、とても不幸な偶然が重なって、外板を傷めてしまったんだろう。。。
たぶん、
何かを当ててしまってクラック。。。
↓
誰かが小さなクラックなので適当に補修した。。。
↓
実はクラックはフェアリングフィラーだけではなく表層の積層も割っていた。。。
↓
クラックから浸み出した水はデッキのバルサコアを繊維方向に通り抜け、、、
↓
デッキとハルを合わせる時に少しできた隙間から水は外板のバルサに浸みこんで行った。。。
ということだろう。。。
その証拠に、少し削ったけど、デッキ側のコアにはほとんど水の広がりはなく、この削ったほんの、一部10円玉を半分に切った程度のサイズの部分のバルサしか水分を含んでいなかった。。。
他のところもすべてチェックしないといけないと思うけど、材料費と時間的に。。。
まあ、順番に時間をかけてやっていこう!!
『上架のはずが。。。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12012808001.html で人生初の地団太を踏んで涙を流してから2か月が経った今、、、
『上架できなくてよかった~!!』
と思っています。。。
それは、上架できなかった代わりにじっくりとすべて順番に修理してからハルの全塗装を行えるからです!!
もし全塗装をしてから順番に修理していたのでは、、、ねっ!!
でも一度、全塗装はしたかったな~。。。
マイクロバルーンエポキシパテを入れて硬化時間を利用して家に帰り、オリジナルデッキの裏層の再建のためのダブルバイアスのEグラスを切り出す。。。
ということで、バイアス方向が均等になるように小さいほう(一層目)は逆にしておこう。。。
これで2枚合わせてクアドラプルバイアスのEグラスだ!!
しっかり固まっていてサンディングできそうだ!
なんかサーフィンできそうな波みたいな形に固まってる。。。(笑)
テーパー部分もいい感じ。補強板とオリジナルの裏層の残りの部分の段差もなくなるようにマイクロバルーンエポキシパテを入れておいた。。。
ちょっとRが小さく、600番手のダブルバイアスのEグラスは馴染みにくそうだけど。。。
まあ、何層にもなるので少しくらい浮き上がったとしてもその部分だけ補修すれば強度的には問題ないと思うのでそのままいこう!!
『バウの修理(その77 オリジナルデッキの裏層の再建積層。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12039783961.html
へ続く。。。