今日も今日とて、エレクラの新作をどうぞ。
星に願いを2008(復活おめでとうバージョン) (←←←クリックしてね)
曲を作って、ハイ終わり、とはいかないのがエレクラ。曲を発表するのにも一仕事あるんだな、コレが。
以前、瓦解前のエレクラの活動って、毎月、後期は半年に一度、CDを作って、全国に発送していた。音楽雑誌で募集したりとか、知り合いのツテとか、そういう感じでエレクラの曲が聴きたい、という方々に向けて、CDを発送していたんだよ。
曲作りってヤツは、音楽活動とか、バンド活動って言うのに携わっていれば、別に不思議でもなんでもない事なんだけど、この発送作業ってヤツはもうそれとはぜんぜんかけ離れていてね。CDの他に、感想を書いて返送してもらうためのハガキ、歌詞カード、そして近況、曲解説を網羅したエレクラ通信を同封していた。
歌詞カードはレコーディングで使ったヤツを、ちょっと装飾してプリントアウトすればいい。通信も、まぁ、このブログを長々と書いているぐらいだから、別に苦ではなかったんだ。ただ、ハガキの印刷とか、梱包作業とか、なんか内職みたいでさ。シールぺたぺた貼ったり、流れ作業とか。住所管理の表を作ったり、曲のデータのまとめとか、なんか事務職やってたんだよね。
そのほとんどを、これまた私一人でやっていたのよ。かつて手伝ってくれた人はいたけど、あまりの単調さ、あまりのおもしろみのなさに、みんな一回きりで投げ出してしまった。昨日のタイトル通り、約92通、そういうのを送ってきたわけだけど、そのほとんどを私一人でやってきたんだよね。
まだ、パソコンを導入してからはわりとそういう作業も軽減されたのよ。それ以前は、メディアはカセットだし、ネットショップでまとめ買い、なんてできないから足りない物はわざわざ店を探して買いに行かなくてはいけなかった。後、そのハガキと通信とかは、ワープロとプリントゴッコを駆使していたんだよ。その頃はまだ初代が積極的に手伝ってくれていたから、何とかなったんだけど、それでも一日有につぶれたね。
だから、曲ができた、やった~っ、ワ~イって感じじゃなく、その後に待っているとてもめんどくさい作業のことがあって、いつも半分うれしい、ってな感じだったんだよね。
それに比べれば、今回の発表方法は、誠に簡便。イイ時代になったもんだ、なんて思ったもんだよ。
でも、その手作業時代の利点は、今よりはもっと、聴いてくれている人との間に、濃密な繋がりを感じたことかな?感想を書いたハガキを返送してくれた人に、次回の曲も発送していたから、また聴きたい、という人は必ずハガキを送ってくれたんだよね。そこにはいつも手書きで、曲が良かった、悪かった、こんな曲が聴きたい、こんな風にして欲しいとか、いろんな事を書いてくれていたんだよね。
それに勇気づけられたり、逆に落ち込んだり、悲喜こもごもだったんだけど、そういう人たちがいるからこそ、もっとイイ曲を作ろう、なんて思っていたところもある。やっぱりわざわざ曲を聴いてくれてね、ハガキに自分の手で何か書いて、ポストまでいって投函してくれるっていう、めんどくさい作業をやってくれているわけだからサ。それに対してはちゃんとした誠意を返さないと悪いだろ?
いろんな所で謂われていることだけど、手軽になったのはいいんだけど、その一方で失う物もあるんだよね。
今日はね、そのかつてめんどくさい方法でエレクラにアクセスしてくれていた人たちに、復活しましたよ、っていうハガキを送ったんだよ。前に姫と話していて、さて誰に送ろうか、なんて話していて。中にはサ、元スタッフとかで二度と会いたくないヤツとか、アクセスしちゃまずいひととかいるわけで、そのどこら辺に線引きをするか、って事を話し合っていたんだけど。もちろん黒い謀略込みでね(笑)。
それは前回のCDを発送した時に、必ずお知らせします、って約束したから、っていうのもあるんだけど、やっぱりさっき言った誠意っていうヤツが、ずっと引っかかっていたんだよ。それで、昨日最終決断して、送ろう、と。でも原稿作って印刷しようとしたら、ハガキがないことに気が付いて、午前中に買いにいったんだよ。それで、飛んで帰って印刷して、また郵便局に行ったんだよ。
コレでなんとか、まぁ、復活の全ての作業は終了したと思うんだ。なんか本当に気が抜けちゃって、今日は出かけたついでにちょっと放浪しちゃった。といっても本屋をはしごしただけだけどね。掃除もしないうちにさ、ウロウロしちゃった。
終わっての感想?こんなに早く復活するとは思わなかった。全ては姫の一言 から始まったんだよね。アレは8月のことだったはず。年内に復活っていうのは、その頃にはぜんぜん考えてなくて、姫も虐待しない程度に子育てには忙しいだろうし、私は引きこもっちゃっているしで、落ち着くのは来年ぐらいかな?なんてね。他のことばかり考えていたんだよね。
でも急にやることになって、なってもお互いにうだうだいっているだけだったんだけど、そこはそれ、やっぱりエレクラ。火事場のクソ力で一曲は完成させちゃった。次はやはり曖昧なままだが、一応、エレクラが瓦解して、もう二度と奴らが復活することはないだろう、と高をくくっていた暗き彼らの向こうずねに、キツい一発をお見舞い出来たわけだ。なんなら、そいつらにどうだまいったか!とCDでも送りつけたいところだが、正直言って、今はなんというか、あんまり気にしていない。というか私の意識の中で、そういう人たちは、いなくなっているから。この世に存在していないことになっている。
オッとまたまためんどくさい話に発展しそうだ。それでもエレクラは存在している。ギターの練習も毎日やっているし、曲作りというか、なるべくソフトを立ち上げて、何らかの作業はするようにしている。昨日今日は、ハガキの発送もエレクラの仕事のうち、ってやってないけど。
改めて、パワープレイ。
星に願いを2008(復活おめでとうバージョン) (←←←クリックしてね)
キラキラ光る、マフラーみたいなメリークリスマスが、みなさまのところに来ることをお祈りして。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。