人間は他人と自分を比較して劣等感を覚える。めだかや植物は比較しないから劣等感を感じない。 |     おび内科・漢方クリニックのブログ

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       鎌倉で内科、漢方、胃カメラ、大腸カメラのクリニックをしています。診療の合間につれづれなることを発信していきます。

みなさんこんばんは波

 

メダカの卵を3個、別の水槽に移してから3週間後に2匹孵化しました音譜

 

4週間後に最後の1匹が孵化しました音譜

 

3匹は順調に大きくなっています。

 

 

 

 

 

稚魚の水槽は1週間に1回、水槽の水の半分を、コップで数回すくって捨てます。

 

そのあと、水道水をペットボトルにいれて、そのままゆっくり水槽にそそぎます。

 

沈殿物が舞うので、なるべく水槽の端のほうでゆっくり注水します。

 

繰り返しお伝えしていますが、水道水のカルキ抜きはしていません。

 

 

私の場合はまったく問題ありません。

 

昨年、大船にあるホームセンターのペットショップで購入したメダカは、カルキ抜きや水温合わせなど丁寧に行ったのですが、2週間で死んでしまいました。

 

一方で、いたち川で取ってきた野生のメダカ(クリニックスタッフのお嬢さんが取ってきてくれました!)や、患者さんから譲り受けた野生のメダカたちは元気に水道水で泳いでいます。

 

今年はその他に

 

ミニトマト

 

 

 

 

 

 

 

 

ピーマン

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニコーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

を植えてみました。

 

 

 

ミニトマトを支柱に結び付けるとき、麻ひもを使うことが一般的です。

 

私も昔はそうしていましたが、間違って園芸用ではない、工作やキャンプ用の麻ひもを使用したときにトマトの葉に変色が生じたことがありました。

 

それ以来、手芸用の白いゴムひも(いわゆるパンツのゴムひも)を麻ひもがわりに使うようにしました。

 

伸縮性があり、清潔で結びなおしも容易なので、昨年より支柱の固定には手芸用のゴムひも選択しています。

 

これはおススメです。

 

 

 

 

 

 

他に植えたのは、懇意にしている園芸屋さんで、売り物にならないスイカの苗をサービスで頂いたので植えました。

 

残念ながら、弱弱しい苗でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこをなんとかするのが、園芸の醍醐味でもあります。

 

 

果たして成長するどうか???

 

 

多肉植物の栽培もしてみようと思っています。

 

 

 

 

園芸をしていると、植物に生き方を教わることがあります。。。。

 

 

現代では細部にわたって他人と競争させられ、比較される環境におかれている人が増えました。

 

その結果、劣等感を感じ自己肯定感と自尊心を傷つけられ、自分というものを見失っているひとが多くなったと感じます。

 

自分より優れた人間を脅威に感じ、恐れ、羨ましく思い、妬み、足を引っ張りたくなる。

 

自分の不遇を嘆き、愚痴をこぼし、他人の不幸を聞いてその傷を癒す。

 

それが自分に何のプラスもにもならないと知っていても。。。

 

 

人間はそいういう悪循環に陥りがちです。

 

植物はどうでしょうか。

 

自分という種がどこの場所に蒔かれるのか?

 

自分では選べない。

 

それでも、不遇を嘆くことなく、植物は必死に自分で芽を出し根を張り生きようと努力する。

 

枯れても、誰を恨むことなく、自分は精一杯生きたと、その証をのこして土に還り滅していく。

 

いさぎよく、あっぱれな生き方です。

 

 

もし、自己肯定感や自尊心を失ったときは自分を植物だと考えてみてください。

 

トマトでもスイカでもよいでしょう。

 

最初はたくさんの苗と一緒に育ちますが、ある程度の大きさになれば

 

それぞれに自分だけの場所を確保して、トマトならトマトの花を咲かせ実をつけるべく努力します。

 

トマトがスイカと自分を比較して、「自分には巻き付くツルがないから大きくなれない」

 

とは考えません。

 

 

スイカは「自分にはトマトのような幹がないから高く伸びることができない」とは考えません。

 

というか

 

考えてもできないからです。

 

 

自分の持ち味、先祖から受け継いだ遺伝子、特徴、才能、それを最大限駆使して生き抜くしか

 

選択肢はないのです。

 

比べてもどうしようもないのです。

 

 

 

もし、自己肯定感や劣等感でいっぱいになってしまったら

 

植物のことを思い出してください。

 

または育ててみてください。

 

それらは、私たちの心を癒し、豊かにしてくれます。

 

毎日、お世話をしていると植物たちが語りかけていることが聞こえてきます。

 

私には以下のように聞こえます。

 

「あなたは飼育、栽培される立場でいいんですか?

 

あなたはトマトではなく人間ですよね?

 

自分の足で好きなところに移動できる力を与えられていますよ。

 

なにかを作り出す器用な手を持っていますよ。

 

遠くのものを見る目や、小さな音も聞きわける耳をもっていますよね。

 

将来のことを考えることができる脳が与えられています。

 

トマトの私にはどれもありません。

 

人間のあなたが羨ましい。。。。」

 

 

そう言われている気がします。

 

あなたにはあなたらしく生きる才能や力が備わっています。

 

それを最大限活用することだけ考えてみてください。

 

あなたが好きな事、夢中になって寝食を忘れて取り組みたいと思う事

 

そういうことに一生懸命になっていれば

 

気が付いたら、自己肯定感や自尊心が取り戻せていると思います。

 

 

そういわれても

 

「私にはなにも生み出すことができない、私には人間としての価値がない」

 

と、嘆いているあなたにはこうお答えします。

 

 

人間が咲かせる花と果実とは何か?

 

 

私は

 

新たな価値観の創生

 

だとおもいます。

 

 

1970年代はアニメ=漫画は低俗で、頭が悪くなるから見てはいけない、読んではいけないという価値観が主流でした。

 

2000年代は過去の古い価値観を打破して、マンガ=アニメは人々の心や人生を豊かにし、文化を前進させるものという価値観が主流になりました。

 

これが実現したのは、他人に卑下され、蔑視されようとも、マンガが好き、アニメが好きという価値観を持った人たちがコミケやアンダーグラウンドの世界で邁進されてきた結果です。

 

みなさんが毎日楽しんでいる、コンピューターゲームも同じ過程をたどっています。

 

 

または男女同権という価値観

 

昭和の初めには「女には選挙権、学問(教育)はいらない」

 

といって、日本では女性は選挙権もなく高等教育が受けられない時代がありましたが

 

いまでは女性に選挙権があるのは常識、大学教授や国会議員も珍しくなくなりました。 

注:まだまだ少ないですが。

 

海外では女性の国家元首が当たり前に誕生しています。
 

国家のリーダーにふさわしい女性がいるという価値観。

 

 

 

 

 

このように新しい価値観を誕生させた人のおかげで人類は発展しています。

 

結論として人間が咲かせる花や果実とは、金融資産をたくさん持つことではなく

 

いままでにない価値観を創造し主張すること

 

に尽きると考えます。

 

 

すぐに実現しなくてもいいのです。

 

新しい考え方、思想を発想することに希少価値があります。

 

以前になかった珍しい考え方、ものの見かたを生み出すことが最終的に人類の発展につながるからです。

 

他の人が考えもしないようなことに、喜び楽しみを見いだせること

 

それこそが、個人が残せる最大の果実ではないかと考えています。

 

 

空を飛びたいと発想したので、飛行機が誕生した。

 

月に行ってみたいと発想したので、ロケットが誕生した。

 

発想がなければ飛行機もロケットもこの世に存在していません。

 

まず、発想できたことが偉大なのです。

 

 

オリンピックにサーフィンやスケートボードが種目として採用されました。

 

サーフィンやスケートボードが楽しい、面白いという価値観を最初に生み出した人がいた

 

それに共感して広めた人がいたことから

 

オリンピックがあとから追い付いて、正式種目になった。

 

そういうことではないでしょうか。

 

そう考えると、型にはめられないように生きること、考えることはすごく大事なんだとわかります。

 

 

 

ひるがえって、日本は1960年から1990年ぐらいまでは国家や企業に尽くす国民が多いことが、国の繁栄、国民の幸福につながるという価値観でした。国家や企業は国民や社員は同じ家族で仲間であるという価値観でした。

 

2000年頃から、国家や企業は国民や社員は同胞ではなく、派遣社員、契約社員などで利用するだけ利用して価値がなくなれば遺棄する家畜や社畜であるという価値観に変わりました。国民、社員を最大限利用して、できるだけ国家と企業の富を拡充することに利用し、価値がなくなればポイ捨てという価値観に変わりました。

 

「骨太の方針」などという価値観が、さも正しいかのように新聞報道されていますが

 

 

 

 

 

相変わらず、経団連と大企業とその経営陣が幸福になるための方針です。

 

自公政権と官僚組織は経団連に献金と票と天下りをセットで、ズブズブにしゃぶらされているので逆らえないのです。

 

上場企業が過去最高の経常利益を上げているにもかかわらず、「個人の所得税と同様に法人税を累進課税にして儲かったら儲かった分だけ納税して、国家や国民のために貢献していこう」という意見はまったく聞こえません。

 

「企業が基金を作って、優秀な大学生のために授業料を援助し、学費ゼロで家庭を支援しよう」という慈善活動も全く聞こえてきません。

 

経団連と日本経済新聞

 

なんという私利私欲の塊、えげつない守銭奴でしょうか。

 

 

自公政権が経団連と結託し、大企業とその経営陣が幸せになる政策を延々と継続してきたため一般国民は経済的困窮と劣等感と自己肯定感の喪失に苦しんでいます。

 

とくに若い子育て世代は負担増で苦しんでいます。

 

だから、少子化が止まらないのです。

 

私が首相なら23歳以下(現役合格して大学卒業前)の子供を育てている家族に消費税を免税する免税カードを発行します。

 

一人なら5%。二人なら3%。3人なら0%に軽減税率を適用します。

 

データ漏洩したときのリスクを考えて顔認証はしません。

 

※健康保険証をマイナンバーカードに紐づけても国民の皆さんにメリットはありません。窓口で数十円多く負担させられます(怒)。顔認証システムで顔のデータを政府に保管されます。もし、中国に流出したら悪用されて最悪の事態となります。

 

 

 

 

子どもがいる家庭が買い物をすると消費税がかからないとなれば

 

独身の人も、祖父母も、子育てしている夫婦に必要なものを買ってもらいたいと頼むでしょう。

 

そうすると、子育て世代に借りができますから、育児を手伝ったり、塾の費用を援助したり、「子供がいるってありがたいことだね。子育てに協力しようね」という思想、価値観になります。

 

二人目、三人目を産むと消費税が軽減されて0%になるとわかれば、みんなで子育て世代を助け、若い夫婦を大切にします。

 

こうして少子化が改善されれば、人手不足、年金財政赤字、赤字国債すべてが好転します。

 

結果的に日本の国力は上がり、経済力も上がります。

 

もちろん、若者の人数が増えれば、自衛隊に入隊する人も増えるのですから防衛力も上がります。

 

消費税の減収分は過去最高の経常利益を上げている上場企業が応分に負担すればばっちり賄えます。

 

というか、トヨタ自動車のような儲かっているグローバル企業にやさしくする必要がありますか?

 

トヨタなら自分でなんとかできるでしょ。

 

トヨタに還付金や補助金を入れないで、一般国民に補助したほうが国力があがりますよ。

 

というのが、私の価値観です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました薬