またまた東武日光線を歩いてきました。
今回は約40kmの道のりで、埼玉県・茨城県・群馬県・栃木県の北関東4県を歩いてしまいます。
<東武線全駅間歩きシリーズはこちら>
3月23日(土) 天気:晴のち時々曇り 歩行距離:41.8km 歩数:約62,000歩
南栗橋(7:10発)-3.4km-栗橋(7:50着・8:00発)-
2回目のゴール駅、南栗橋駅です。
今回はここがスタートです。
ホームは2面4線。
栗橋方には車庫があるため、北側の線路は複雑な配線をしています。
前回から2ヶ月弱しか経っていませんが、駅入口にある駅名看板が変わっていました。
空はすっきり晴れ渡り、空気は暖かく、風もほとんどありません。
絶好の全駅間歩き日和です。
今日の駅間歩きをスタートします。
南栗橋駅を出てまもなく、東北新幹線のガードをくぐります。
道に沿って民家が続きますが、しばらく歩くと農地も目立ってきます。
農地の先には、東武線の車庫が見え隠れします。
農地の中を道は一直線に続いていました。
国道125号と交差。
さらにまっすぐ進みました。
そのまま栗橋駅の駅前通りに入りました。
南栗橋駅から道なりに歩くこと40分。
道は町の中へと吸い込まれ、栗橋駅に着きました。
駅舎はJRと共同利用していますが、改札口はそれぞれ異なります。
東武線ホームは1面2線です。
近年、東武日光線の特急がJR線に乗り入れるようになりましたが、
東武線日光方面から来たJR線直通列車はこの駅(の手前)でJR線へと移ります。
少しわかりにくいですが、右写真の手前から3つ目の線路が両者を結ぶ連絡線となっています。
栗橋駅東口には静御前の墓があります。
静御前は源義経を追って当地まで来たものの、義経の死を知り、
さらに自身も、慣れない旅のために病に倒れ、当地で22歳の若さで亡くなったといわれています。
静御前の晩年には諸説あるようで、「静御前の墓」と呼ばれるものも日本全国にあるそうですが、
栗橋にあるそれは、その中でも有名なものといわれています。
栗橋駅から利根川に向かって1km弱歩くと、旧栗橋宿の街道筋に出ます。
宿場町らしさを残す、古くからの家屋が点在し、落ち着いた雰囲気が漂っています。
栗橋宿は、利根川の渡し場を控えた、交通の要衝でした。
そのため、箱根や小仏峠などと同様に関所が設けられていました。
この栗橋関所は明治維新の際に消滅しましたが、
栗橋宿の筋から利根川堤防に上がる道の近くに栗橋関所跡を示す碑が建てられています。
いよいよ利根川を渡ります。
国道4号と合流し、利根川橋を渡ります。
利根川の先は茨城県古河市です。
東武日光線の次駅・新古河駅は、「古河」と名前がついていますが、駅は埼玉県にあります。
そもそも東武日光線自体、茨城県に入ることはありませんが、
古河市街を経由するルートが栗橋・新古河駅間を結ぶ最短ルートになるので、
まずは茨城県に入りたいと思います。
(その2へ続く )
南栗橋駅から利根川橋までのGPSログです。
栗橋付近で少しうろうろしたため、線が2本になっている所もあります。