冤罪
前川さん再審無罪確定
日本に対するトランプ関税が15%で決着したというので、株価
が爆上がりしている。ひとまず最悪は免れたというわけか?
しかし15%という関税はトランプ以前から見ればとんでもない
高関税で、しかも取引でトランプの様々な要求を飲んでの決着で、
これからジワジワと日本経済の足を引っ張る事になるのはどう見
ても不可避だ。
しかもこれを実現した石破はこの「手柄」にもかかわらず、
参院選の敗北を受けて、自民党内からの「退陣要求」に晒され、
「退陣不可避」の文字が新聞に躍る。
足を引っ張ってる連中の中には、玉木を総理に据えることを
条件に「国民」と連立政権でもいいと画策するものもいるとか。
(玉木は大して自民と変わらないのだから。)
しばらくは永田町は大混迷の藪の中となりそうだ。
*
本を読んでて「牢獄」が出てきてふと気が付いた。牢獄の牢の
字は家(うかんむり)の中に牛がいる。牛が繋がれてる状態から
きてるのかしら?
(調べたら、囲いに入れられた牛の象形文字からだそうだ。)
袴田さんに続き7月18日、前川さんの再審無罪確定。しかし冤罪
事件はそれを作り上げらた奴ら(警察、検察、裁判官)が何も責任
を問われない事になっているが、裁判官が「申し訳ない」の一言
で済ませてしまっている事に怒りを感じてならない。
(袴田さんに対しても一言あやまっただけで同じ。)
39年もの歳月(人生の大半)を奪われ、60歳になった前川さんが、
自分の誕生日に小さなケーキを買ってきて蝋燭を立て火をつけ吹き
消して食べている姿が放映されていたが、一人で誕生日を祝うどう
しようもない寂しさに泣かされたな。
(母は鬼籍に入り、父は施設とか。)
前川さん有罪の証拠とされた偽証をした男が、取引(自分の罪を
軽くする)で偽証したことは既に明らかになっているが、これが
顔を隠してるとはいえシャアシャアとインタビューに出てきた。
仕掛けたのはあくまで警察であったとしても、「悪いことをした」
で済む話ではないはずだ!信じられない。これも「バカ」の一つか。
もちろん最悪は事件をでっち上げて、長い間無罪の証拠を隠蔽し
続けた警察、検察にあるのはいうまでもないが、これで何の責任も
問われないのはどう考えてもおかしい。
参院選で際立ったように世の中は「バカ」で溢れてる。だからこそ
こんな世の中ができているに違いない。
ま、そう思う自分も「バカども」と50歩100歩、どれほどの
差があるか威張れたものではないことは十分自覚しつつ、少しでも
世の出来事にアンテナを張り、遅れないようにするとともに、テレビ、
新聞(今のバカはこれすら見ない)ばかりでなく、本を読み(何を
読むかが問題だが、少なくともバカどもは本を読まない、人間の歴史
を知らない)学び、バカにならないようにしたいものだと思っている。
もはやほとんど時間がないか。
バカは正しい
バカ丸出し
バカをバカと言えなくなって久しく「民主主義とは一言で言えば、
バカは正しい、という思想だ」といったおっさん(呉智英)がいる。
今回も多分バカ丸出しの結果となる。「バカは正しい」で選ばれた
トランプの猿真似をした中学生レベルの排外主義丸出しの極右が
ウケる、バカか!
アメリカのトランプの勝利、ヨーロッパ政界での極右の進出など、
世界的にナショナリズム、排外主義が力を増している。これの酷く
稚拙な猿真似(参政党)が今回票を集めた。
なんといっても足元の生活の苦しさの元を、敵を提示することに
よって票にする手法はまさにヒットラーのそれであり、トランプ流
以外の何者でもない。それだけ生活が苦しいことの現れではあるが
何故そんなことになっているのかなど、これまで何も考えたことが
なく、政治にも何も関心を持ったこともない層が今回の結果を生み
出している。(何も知らない極右、つまりバカ。)
伸びたのはどちら(国民、参政)も今は中学生レベルではあるが、
日本社会全体が酷く低迷していることの現れであることは間違い
ないので、かなり危険な兆候であり、今の自民党政治で相当危険な
(新たな戦前)社会になっているのに、さらに社会全体の右傾化に
拍車をかける事になるのは間違いない。
トランプとマスクの対立
アメリカ政界を揺るがすか?
** トランプの減税法案が通り、マスクがアメリカ党を立ち上げ、
エプスタインファイルもニュースに出るようになってきた。
予測出来る両者の対立の行方は?
* ジェミニ(敬称略、文も勝手に切りとり、省略してます。)
トランプの大型減税法案が成立し、イーロン・マスクが新党
「アメリカ党」の立ち上げを表明、さらにエプスタイン・ファイル
も公開され始めたという状況で、両者の対立が新たな段階に入った。
今後の対立の行方として、以下の3つのシナリオが考えられる。
1. マスクが共和党の票を食い荒らし、トランプに打撃を与える。
これが最も可能性の高いシナリオで、実際にトランプ政権が最も
警戒している点。
「アメリカ党」の役割:
マスクが立ち上げた「アメリカ党」は、その支持層の多くは
共和党支持者、特にトランプに批判的な保守層。
票の分散:
中間選挙や大統領選において、「アメリカ党」が候補者を立てた
場合、その候補は共和党の票田から票を奪う。これにより、接戦州
では民主党候補が漁夫の利を得る可能性がある。
トランプの弱体化:
トランプにとって、自身の看板政策である減税法案を「財政赤字を
増やす悪法」と批判し、さらに自身の支持層に切り込むマスクの存在
は、政権運営と再選戦略に大きな痛手となる。
エプスタイン・ファイルに関する発言も、トランプのイメージに
打撃を与える可能性がある。
2. トランプがマスクの政治活動を封じ込める
トランプも黙ってマスクの活動を見過ごすわけにはいかない。
「国外追放」発言の再燃:
以前、トランプはマスクの市民権をほのめかし、国外追放の可能
性を示唆したことがある。今後、マスクの政治活動が本格化すれば、
このような強硬な手段や発言が再び使われるかもしれない。
企業活動への圧力:
トランプ政権は、スペースXやテスラといったマスクが率いる企業
への政府契約や補助金を巡り、経済的な側面からマスクの政治活動
を制限しようとする。
メディアでの反論:
トランプは、自身に好意的な保守系メディアやSNSを通じて、
マスクを「狂っている」「失敗者」などと激しく非難している。
3. 両者の対立が、アメリカ政治の構造を揺るがす
これはより長期的、かつ不確実性の高いシナリオ。
「第三党」の台頭:
過去、アメリカでは第三党が成功した例はほとんない。しかし、
マスクが巨大な財力とSNSの影響力を駆使し、有権者の不満を
取り込んでいければ、既存の二大政党制に風穴を開ける可能性も
ゼロではない。
エプスタイン・ファイルの波紋:
エプスタイン・ファイルは、単なるトランプ個人への攻撃にとど
まらず、アメリカの政財界全体に広がるスキャンダルに発展する可能
性がある。
この問題が本格的に追及されれば、トランプとマスクの対立は、
より大きな政治的な権力闘争になるかもしれない。
結論として、現状ではマスクがトランプの票を食い荒らし、共和
党に打撃を与えるというシナリオが最も有力。しかし、トランプも
反撃に出るから、両者の対立はアメリカの政治風景を大きく揺るがす、
歴史的な出来事になるかもしれない。
**エプスタインファイル
少女買春をあっせんした罪で起訴された米富豪ジェフリー・エプ
スタイン被告が拘置施設内で不可解な自殺を遂げた事件。
買春をあっせんされた政財界の大物のスキャンダル隠蔽のために
殺害されたとの臆測まで浮上。
問題はエプスタイン被告が所持していた手帳には政界や経済界の
有力者、俳優や学者の名前・連絡先などが書かれていたと言われて
いることだ。「売春の顧客リスト」は公式には否定された。しかし
これは誰も信用していない。(「エプスタインファイル」)
トランプやクリントン、英国のアンドルー王子らがエプスタイン
と親しかったことは知られている。(マスクは「エプスタイン
ファイル」にトランプの名前がある、と攻撃している。)
政権がエプスタイン被告の犯罪の生々しい詳細を隠蔽し、関与が
疑われる富裕層や権力者を守ろうとしているのではないかとの疑惑
により、トランプは政治キャリア史上最も深刻な分裂に直面して
いる。(「憶測」に固執しているのはむしろMAGAーマスク。)
*エプスタインとアンドルー王子らからの性的虐待を告発していた
41歳になる女性が今年4月自殺している。