「自分らしく生きればいい」、「自分らしくあれ」、そのようなフレーズをよく目に耳にします。しかし、「自分らしく」とは、一体どういうことなのでしょうか。「これが私らしさだ」と自信を持って言える人は、どれくらいいるでしょうか。
最近落ち着いてきていますが、一時期非常にはやった「自己実現」というものについても、同じことが言えるように感じます。
「自分らしさ」を求めあぐねて、かえって自分を見失ってしまうというような現象を指摘する声も聞かれ、心の病やニートの問題と関連して捉えられていることも多いです。
結局、「自分らしさ」や個性は、そんなに簡単に捉えられるものではないのではないでしょうか。一人一人違う人生を今まで歩み続けてきたのですから、その所産である「自分らしさ」も、一言二言で語れるものではないと思うのです。
ただ、「自分らしさ」が分からなくても、「自分らしく」生きることはできるのではないかとも思います。「自分らしく」生きるとは、「自分を大切に」生きることではないでしょうか。「自分の心を大切に」、「自分の幸せを大切に」生きていれば、自然と「自分らしく」あれるのではないでしょうか。
自分の外に「自分らしさ」を探しても、結果的に自己否定につながってしまいがちだと思います。自分の内面、感情に素直になること、大切にすること。なかなか難しいことだと私自身感じますが、大切なことだと思うのです。
