今日は前回3月3日に江戸川橋で中断していた神田川遡りの続きをやります。
前回の中断地点の文京区江戸川橋よりスタート。
今日は時間の許す限り行けるとこまで行きたいところ。淀橋(青梅街道)位までは行きたいところだが。
結果は時間足りずに東中野辺りまで行きました。
下記地図の朱色のマーカーが今日辿った範囲。
しばらくは川の両岸を歩く事が出来るが、ここは上流に向かって右岸、北側を行く。
こちらは江戸川公園になっているから。
なぜ江戸川かと言うと、ずっと上流から神田上水と言われている神田川はこの少し上流で上水としての神田上水と余水を流す神田川と分かれてるが、その神田川下流が昔は江戸川と呼ばれていた為。
(千葉県との県境との江戸川と紛らわしいが。そういう理由もあるのか、現在は全区間神田川と定められている)
1ヶ月半〜2ヶ月位前なら桜の名所。
この辺りも川幅は広い、浅いけど。
橋の由来が書かれている。
この少し先に大洗堰という水門があり、そこで水位を上げて神田上水に水を分水していた。
なぜここで上水と神田川に分けられていたかというと、1つの理由に満潮の時に海水が神田川を逆流し飯田橋位まで塩分が混じって飲水に適さなくなるため、少し上流で分水したというもの。
昭和8年に撤去される前の写真。拾い写真。
そして大滝橋、この辺りに大洗堰があった。
神田川には結構魚が棲息しているらしい。
椿山荘の敷地に沿う。
その先の関口芭蕉庵。
今は入れない?
と思ったらこの先の胸突坂から入れた。
かつて神田上水の工事に携わっていたとされる松尾芭蕉が居を構えていた。
建物は昭和の再建。
庭園が残る。
芭蕉庵前の駒塚橋の欄干がオシャレ。
その先にも水神社、と神田上水にまつわるものが。
水神社の先にあるのが肥後細川庭園。
昔来た時は新江戸川公園って名前だったが、改名したのか?
ここは熊本藩主細川家の江戸下屋敷跡。
各地方都市の城下町には大名が作った庭園がよく観光名所になっているが、その大名達が江戸屋敷に作った庭園が現在でも都内にいくつか残っている。
しかもここは区立公園だから無料で見る事が出来る。
熊本ゆかりだからあのキャラクターが。
そして神田川に戻る。この辺りの川底は岩?
川沿いにある道標、まだまだ先は長い。
この辺りも桜並木。
新しく道を造っている。
橋だけ先に完成したのか。
染め物のミニ博物館がある、今日は閉館。
神田川で染め物を洗い流していたのだろう。
この辺りの地図をみると区境が川と微妙にずれているが昔の流路だろう。区の境だから割と最近、明治位までは河川改修されて無かったのでは。
この橋こそ太田道灌の山吹の伝説の場所。
(諸説あり、そのうち一つ)
その山吹の里碑。
そしてこの面影橋辺りの神田川を歌ったのがフォークソングの、かぐや姫の『神田川』。
しばらく右岸の道を行くが明治通りと都電に遮られて行き止まりになっていた。
緑の橋が都電。
戻って迂回。
明治通りへ。
都電が神田川を渡るところ。
明治通りの高戸橋。
そのすぐ先の新目白通りの高田橋にカーブする部分には放水路との合流点。
1番右は暗渠になっている妙正寺川との合流、真ん中は少し上流でバイパスとして分離していた高田馬場放水路との合流点。
川幅や川底が浅くて洪水が起こる可能性のある区間に増水時に水が集中しないように分水路が作られている。
場所的にも高田馬場の街が近い、という化高田馬場の町。
ここで昼飯とする。
川沿いに興味を唆るカレー屋があった。
白カレーの店、1/fゆらぎ。
白カレー、ウインナー乗せ。
見た感じの通りでシチューの様な感じ。
そして神田川上り再開、
水量調整のスペースだろうか?
5月だから鯉のぼりが掲げられていた。
そして西武線、山手線をくぐる区間は並走出来る道が無いから高田馬場駅前まで行って迂回しなければならない。
川幅が狭くなっている。
高田馬場駅前から西武線、山手線を越えてさかえ通りを行く。
途中で橋があるから行ってみた。
下流側を見る。
さかえ通りに戻る。
昔この先にあった予備校に通っていた頃は毎日のように通った道。
この先の田島橋に由来が書かれていた。
昔は毎日渡っていた橋なのだが、、、
その先も短大の構内を川が流れていて、入れないからまた迂回。
並走する道がないから迂回して橋を渡る、というのを繰り返す。
落合橋、この辺りが妙正寺川との合流点だった。川が落ち合うからついた地名。
落合橋からは並走する道が復活。遊歩道になっていて歩きやすい。
ウォーキングコースになっている。
新堀橋の辺りが先程の高田馬場放水路の分岐点。
その先の落合水再生センター、地上部分は公園になっている。
ここで浄化された水は神田川に流されている。
この辺り、だいぶ川幅も狭まってきている。
早稲田通りを渡る小滝橋。
バスの車庫があるから名前はよく聞いた事がある。
ここからは川の左岸側(上流に向かって)は神田上水公園となっている。
道標、まだ半分も行ってません、、、
園内にはせせらぎが作られている。
この辺りはもう住宅街の中の河川の感じ。
そしてJR中央線をくぐる。
そして時間的にもこの辺がタイムリミット、目標の淀橋からはだいぶ手前だが、東中野駅も近いので、神田川遡り3回目は万亀橋で一旦中断します。