超肥満という社会問題を抱えるアメリカ
昨日はシアトルで開催されたPlantedExpoというヴィーガン系のイベントのボランティアをしてきました私はお肉は食べますが、お野菜も大好き!最近はお肉を食べ調子を崩すことがあるので、お肉の摂取量を減らしていたところでした昨日のイベントにはHow not to ageで有名なグレガー博士やウェイトロスチャンピオンとして有名なチャック・キャロルさんがスピーカーとして舞台に登場!https://www.theweightlosschampion.com/Login • InstagramWelcome back to Instagram. Sign in to check out what your friends, family & interests have been capturing & sharing around the world.www.instagram.comチャックさんは420ポンド(190キロ)の体重を155ポンド(70キロ)にまで落としたまさにウェイトロスチャンピオン!体重が190キロあった時に付き合っていた彼女には交際を秘密にしたいと言われたり飛行機に乗る時に、自分の席に辿り着くまでに通路の人たちが【神様、彼が隣に座りませんように、、、】と祈る声が聞こえてきたと、悲しいエピソードがいっぱい!彼は14歳の時から血圧を下げる薬を飲んでいたというからスゴイ!そしてビックリなのが、体重190キロあっても糖尿病でなかったそうですそれもすごい!当時一日の摂取カロリーが一万カロリーを超えてたそうですHow I Got So Fat: 10,000 Calories A Day!チャックさんは減量に成功した後も、いつかリバウンドしてしまうのではないかという恐怖におびえていましたと言うのも、何を食べればよいかわからなかったそうアメリカには【食育】っていう概念が浸透していない、と言うかナイ!私たち日本人が学校で習った油と砂糖のこととかを学ぶ機会が少ないのよねそういった意味で、日本で育ってほんとに良かったななんて思うアメリカには体重が200キロを超える人が結構います体が重くてシャワーを浴びたりトイレに行ったりという日常生活に支障が出る人もかなりの数います私のヨガクラスにも歩行困難なほど体の大きい人が来てくれたことがありました正直言って感動したヨガをやるからにはヘルシーになりたいんだと思うそしてそれを行動に移しているのが素晴らしい!彼はクラスが始まる前から、部屋の真ん中にパイプ椅子を用意していてそこに座っていました立ったり座ったりという動作がきついから、自分は椅子に座ってやると言いました正直言って彼がどれくらい動けるかわからないので、一度動きを見せて欲しかったひょっとしたらクラスの前半は立って、壁をサポートに使ってヨガして後半は椅子に座ってやるっていうことも可能かな?と思ったの私のクラスはユックリめなヴィンヤサフローのクラスですが翌日軽い筋肉痛になるくらいの運動量を目安にしているのでまぁまぁ動く他の人たちがダウンドッグをしている間、彼には手をバンザイしてもらって足を浮かせてキープしたり座ってやれる範囲でいろいろ動いてもらいましたでもクラスの流れをいちいち止めるのも、他のお客さんに申し訳なかった参加してくれた彼は大満足だったと言ってくれて嬉しかったけどできれば流れが中断しない、皆が楽しめるクラスを作りたいなと思いましたチェアヨガもね、すっごく色んなことができるんです私はシニア向けのチェアヨガクラスを何度かサブで担当したけど汗だくになるくらいチェアヨガでも動ける!チェアの人も普通に立ってる人も、皆で楽しめるフローを考えてみたんだけどアイディアが出尽くしてしまったので、マネージャーにも何か参考になる動きやポーズはないかを尋ねましたそしたらねマネージャーの彼女、彼に【水曜と土曜にチェアヨガのクラスがあるから、そっちに参加したら?】って言っちゃったのいやいやいや!そうじゃなくてさ、わざわざ普通のヨガクラスに来てくれたんだからここで頑張って、将来的にはマットの上で皆とダウンドッグできるようになろう!とか考えてたのアメリカってさ、プレッシャーを与えるのを良しとしないって言うかできないなら無理にやらなくてもよい、みたいなとこあるよね食べ物の好き嫌いも無理に直さないし太ってる人には6XLの服も用意されてるしこれって肥満を増長させる一因でもあると思うのよねちなみにその後彼は私のクラスには参加しませんでした一回目ですごく喜んでくれてたのに、歓迎されてないって思っちゃったのかな?なんだかとても残念な出来事でした、、、もしまたこういったことがあったら別の対応を考えようと思ったのでした