
岡 秀昭医師 英文記事を読まずにツイートしているの?
岡 秀昭医師のツイートにはだまされないほうが良いだろう。
岡医師ほどの高学歴の人物なら、下記ツイートがどのような意図で、どのような印象を与えるかを彼自身が知ってツイートしているはずである。
COVID19の治療や予防にイベルメクチンを使わないようFDAが警鐘しています。
— 岡 秀昭 💊🍝感染症専門医🎣🩺 (@profidokamdphd) August 24, 2021
あなたは馬や牛ではないのだ。 https://t.co/JmQS7fMiBP
上記ツイートの記事は下記のリンクを確認ください。
You are not a horse. You are not a cow. Seriously, y'all. Stop it. https://t.co/TWb75xYEY4
— U.S. FDA (@US_FDA) August 21, 2021
上記の記事のからいくつか引用する。
There seems to be a growing interest in a drug called ivermectin to treat humans with COVID-19. Ivermectin is often used in the U.S. to treat or prevent parasites in animals. The FDA has received multiple reports of patients who have required medical support and been hospitalized after self-medicating with ivermectin intended for horses.
上記をグーグル翻訳をすると、
COVID-19でヒトを治療するためのイベルメクチンと呼ばれる薬への関心が高まっているようです。イベルメクチンは、動物の寄生虫を治療または予防するために米国でよく使用されます。 FDAは、馬を対象としたイベルメクチンで自己治療した後、医療支援を必要とし、入院した患者の複数の報告を受けています。
「intended for horses」とは「馬を対象とした、馬向きである」という意味である。つまり、馬用のイベルメクチンは使うなということでしょう。
さらに上記記事を引用すると
When Can Taking Ivermectin Be Unsafe?
The FDA has not reviewed data to support use of ivermectin in COVID-19 patients to treat or to prevent COVID-19; however, some initial research is underway. Taking a drug for an unapproved use can be very dangerous. This is true of ivermectin, too.
イベルメクチンの服用が安全でないのはどのようなときですか?
FDAは、COVID-19を治療または予防するためのCOVID-19患者におけるイベルメクチンの使用をサポートするデータをレビュー(十分な調査)していません。ただし、いくつかの初期研究が進行中です。承認されていない使用のために薬を服用することは非常に危険です。これはイベルメクチンにも当てはまります。
「however, some initial research is underway.」とあることから、「しかしながら、初期調査(研究)がいくつか開始されています」と訳されることから、FDAもイベルメクチンについて調査の開始を認めていることになります。
最後に、
Ivermectin Products for Animals Are Different from Ivermectin Products for People
For one thing, animal drugs are often highly concentrated because they are used for large animals like horses and cows, which can weigh a lot more than we do—a ton or more. Such high doses can be highly toxic in humans.
動物用イベルメクチン製品は人用イベルメクチン製品とは異なります
一つには、動物用医薬品は、馬や牛などの大型動物に使用されるため、高濃度になることがよくあります。そのような動物は、私たちよりもはるかに重く、1トン以上になることがあります。そのような高用量は、人間にとって非常に有毒である可能性があります。
さて、あなたは、岡医師のツイートがデマだと思いませんか?
岡医師のツイートを見てください。
「COVID19の治療や予防にイベルメクチンを使わないようFDAが警鐘しています。
あなたは馬や牛ではないのだ。」
このようなツイートにどのような意図があるか想像してください。
意図的に、もしくは、英語の記事を読まずにツイートするなら、しかも、医師という肩書で行う事の意味を考えてほしい。この人は、信頼に足る人物なのだろうか?きっと、肩書が泣いていますよ。
電験三種、やっと卒業できそうです
電験三種、4科目のうち残り2科目の合格を目指し昨日受験してきました。
受験費用等、会社負担で受験していることもあり、今年のプレッシャーは半端なかったです。でも、受験前1週間以内にブログ書いてるのだから、・・・って、書かないではいられなかったのが分かっていただけたらと思います・・・。
受験し始めたのが3年前、初年度で、簡単に2科目を合格し、全く勉強していなかったため不合格となった残り2科目も50点も取れてしまったことが、・・・、塞翁が馬ってやつです。
昨年は、受験前の1週間だけの勉強で合格を狙うという無謀な挑戦をして、(実際は、直前の過去問で点が取れず無理だと認識していた。)、自己採点で50点と55点で、やはり届かず。(ほんの少し、合格点が55点になると思っていて、会社には自己採点55点の科目は合格している可能性があるようなことを伝えてしまい、恥ずかしい限りです。)
今年、2科目合格しないと、先に合格した2科目の科目合格の免除も来年は無効になり、再受験しなければならいため、今年は、スタート早め、ゴールデンウイーク後から、参考書を読み始め、7月から問題と格闘し、一週間前ぐらいのブログ更新後、過去問を使っての追い込み、(珍しく)本当に精神的に疲れました。
今年の残り2科目の得点は、オーム社の解答速報で自己採点したところ、75点と85点となり、例年の合格点60点を十分に超えたことに安堵し、夕食は、ビール500ml缶を2本開けて、自宅にて暴飲暴食し、ストレスを発散しました。
マークミス等がなければ合格通知が届くことでしょう。
努力が報われることの喜びをかみしめています(まだ、早いって?)。
何より、勉強は自分自身ができないことを直視し、何が分かったら、その先に進めるのか、特に、独学においては、まさに、孤独な戦いです。
大学受験も独学派であった私には、改めて、自分自身と向き合う機会が持てたのは、この年になってもいい経験であったと感じています。
電験三種を来年受験する方へ、過去問を早めに時間制限ありで実施し、実力を把握してから、自身の覚悟を決めて受験してください。
科目合格という猶予も2年間だけですので、以外とすぐに免除される2年目になってしまいます。
仕事の合間を縫って受験される方も多いと思いますが暗記だけでなく、理解することが大事になってくるところが多い資格試験ですので、苦労を自分のためだと思って勉強してください。
「苦労は買ってでも・・・」という言葉もありますので、良い経験になりますように・・・。
イベルメクチンをCOVID-19の治療に有効性を否定するという論文、見てみよう
まず、複数の医師がイベルメクチンの新型コロナ(COVID-19)の予防・治療のため使用をすべきでないとツイートしている。
私が勤務しているUCLAの大学病院をはじめとして、アメリカの病院では新型コロナにイベルメクチンは使っていません。イベルメクチンには新型コロナに効くというエビデンスがなく、他に有効性が証明されている治療法があるからです。 https://t.co/DVgXnR6IiH
— 津川 友介 (@yusuke_tsugawa) August 16, 2021
岡先生のおっしゃる通り、日本でも感染症の専門家で新型コロナにイベルメクチンを使っている医師はいないと思います。 https://t.co/CLDEymXMe1
— 津川 友介 (@yusuke_tsugawa) August 16, 2021
東京都医師会長がイベルメクチン推しの会見してしまったので参っています。https://t.co/URozJ5IdTt https://t.co/IP0pwk46qN
— 桑満おさむ (@kuwamitsuosamu) August 16, 2021
【悲報】限界界隈新星COVID薬「イベルメクチン」大規模研究「効果皆無」
— 仲田洋美 がんと遺伝子の専門医【専門医制度周辺調整中】 (@drhiromi) August 14, 2021
8月6日にNIHのシンポジウムですでに否定。
長尾和宏さんがテレビでイベルメクチンに言及したの8月10日 #限界界隈#イベルメクチン狂騒曲 #門田隆将#北村晴夫#片山さつき#長尾和宏#倉持仁
https://t.co/cnGEen5FVW
津川 友介医師のツイートは、イベルメクチンにエビデンスがないから使用していないとのことであるが、返信者の言及したFLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)について、一切否定も肯定もしていません。つまり、先進諸国の製薬会社がやるような「臨床試験」・「治験」を行っていないからダメと言っているだけです。
後で、イベルメクチン治験で有効性が確認されたら追認することになるでしょうが・・・。
医薬業界のルールが大事で、人の命を守るのは2の次で、イベルメクチンもエビデンスがないと使わないとおっしゃっているようなものです。
桑満おさむ医師のリンクのHPを見てください。
このHPで、下記のよう記載があります。
イベルメクチンの効果を否定した論文の代表はこれ
イベルメクチンが期待されたような効果がないことを伝える論文は多数あります。JAMAという信頼性の高い医学専門誌にもこのような論文が掲載されています。
この論文の結論は
イベルメクチンはプラセボを投与された患者と比較して有意差はありませんでした。
とのことであるが、この論文は下記のサイトを見ていただくと良い。
上記論文の表題は
「Effect of Early Treatment With Hydroxychloroquine or Lopinavir and Ritonavir on Risk of Hospitalization Among Patients With COVID-19」
翻訳すると「COVID-19患者の入院リスクに対するヒドロキシクロロキンまたはロピナビルとリトナビルによる早期治療の効果」
となるから、
「Hydroxychloroquine or Lopinavir and Ritonavi(ヒドロキシクロロキンまたはロピナビルとリトナビル)」が、イベルメクチン(Ivermectin)と同義の薬剤であるのでしょうか。この論文の帰結では、
Conclusions
This randomized clinical trial found no clinical benefit to support the use of either hydroxychloroquine or lopinavir-ritonavir in an outpatient population. This adds to the growing evidence that these drugs should not be used for the treatment of COVID-19. While evidence emerges to evaluate these drugs as prophylaxis, as treatment for both outpatients and inpatients, hydroxychloroquine and lopinavir-ritonavir do not appear to confer any clinical benefit. These results might affect several countries deciding whether to continue to offer both drug regimens for ambulatory patients presenting with mild COVID-19. The successful completion of this trial also demonstrates that expedient trials of repurposed drugs can be completed in low-income settings even during a global health crisis such as the COVID-19 pandemic.
結論
このランダム化臨床試験では、外来患者集団でのヒドロキシクロロキンまたはロピナビル-リトナビルの使用をサポートする臨床的利点は見つかりませんでした。 これは、これらの薬がCOVID-19の治療に使用されるべきではないという増大する証拠に追加されます。 これらの薬剤を予防として評価する証拠が出てきましたが、外来患者と入院患者の両方の治療として、ヒドロキシクロロキンとロピナビル-リトナビルは臨床的利益をもたらさないようです。 これらの結果は、軽度のCOVID-19を呈する外来患者に両方の薬剤レジメンを提供し続けるかどうかを決定するいくつかの国に影響を与える可能性があります。 この試験が無事に完了したことは、COVID-19パンデミックなどの世界的な健康危機の最中でも、低所得の環境で再利用された薬剤の適切な試験を完了できることも示しています。
となり、結論にも、イベルメクチン(Ivermectin)の言葉は見つかりません。
桑満おさむ医師は読んでるんですかね?この論文を・・・。ドヤ顔で?、「イベルメクチンの効果を否定した論文の代表はこれ」と言ってるわけです。この人、医師免許を持っている人ですかね?
HP読者が英語を読めないとなめているのではないですよね。ちなみに、最近のグーグル翻訳は比較的翻訳精度高いので、私はよく利用しています。
彼は、また、「イベルメクチンを製造販売している製薬会社が効果を否定」と記載して、「新型コロナウイルス感染症流行下におけるイベルメクチンの使用に関する
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のステートメント」
(https://www.msd.co.jp/static/pdf/announce_20210402.pdf)
を示していますが、ジェネリックがすでに量産している中で、イベルメクチンの臨床試験をしないのは儲けが出ないためと考えられます。
仲田洋美医師(自称 姫)のツイートの報告書ですが、
イベルメクチンの大規模RCTの結果が発表されました。
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) August 12, 2021
1300人の被験者が参加したこれまで最大のRCTですが、
『イベルメクチン投与は入院、死亡率を有意に減らさなかった』
という結果です。
イベルメクチンの有効性はほぼ否定されたと考えてよいと思います。
少なくとも大きな効果はありません。 https://t.co/k6JnH7v5SL
もう効かないでいいんじゃいですか。まあほとんど意味ないのは間違いない。イベルメクチン要求される現場の負担を考えて欲しい。 https://t.co/87m5vv7RLS
— 岡 秀昭 💊🍝感染症専門医🎣🩺 (@profidokamdphd) August 12, 2021
知念実希人医師、岡 秀昭医師も取り上げてますが、この報告書は、論文提出ができていないので、正確な確認をとるには情報がとても少ないです。下記サイトにプレゼン動画もありますが、英語のリスニングは私には能力がいなので・・・。
仲田洋美医師(自称 姫)と知念実希人医師、岡 秀昭医師のツイートの元ネタは、マンチェスター大学の「Early Treatment of COVID-19 with Repurposed Therapies:The TOGETHER Adaptive Platform Trial」
(https://dcricollab.dcri.duke.edu/sites/NIHKR/KR/GR-Slides-08-06-21.pdf)
という報告書である。論文はまだです。査読で耐えられるかも不明です。
まず、この報告書では、
Effect of Early Treatment with Ivermectin 3-day on Risk of Emergency Care and Hospitalization Among Patients with COVID-19
Ivermectin 400 mcg/kg up to 90kg weight every 24 hours for 3 days
とのことである。イベルメクチンを90㎏の体重まで、400μ/kgを3日間投与したとのことである。
90㎏以上の方が何人含まれていたか記載なし。
PRIMARY OUTCOMES A composite of emergency room visits due to clinical worsening of COVID-19 (requiring observation for > 6 hours) or hospitalization due to the progression of COVID-19 within 28 days of randomization.
(主な結果 COVID-19の臨床的悪化(6時間以上の観察が必要)による緊急治療室への訪問、またはランダム化から28日以内のCOVID-19の進行による入院の複合。)
FINDINGS The proportion of patients with extended ER observation or hospitalization was the 86/677 for the IVM group and 95/678 in the placebo group. Relative risk: 0.91 (0.69-1.19). Mortality relative risk: 0.82 (0.44-1.52)
(ER観察または入院が延長された患者の割合は、IVM(イベルメクチン)群で86/677人、プラセボ群で95/678人でした。相対リスク:0.91(0.69-1.19)。死亡率の相対リスク:0.82(0.44-1.52)。)
とある。このことから、有意な差と判断すべきではないのかもしれませんが、死亡率の相対リスク(以下、死亡率リスク)がより低下が起きている。イベルメクチン400μg/kgの3日間だけの投与でですよ。
ちなみに、相対リスクが1より小さい場合、より小さいほうが効果ある(リスクが少なくなる)と考えてよいです。
「介入群と対照群の有害イベント発生率[→イベントを参照]の比によって求められる相対的な指標です.リスク比と同義語です.対照群の有害イベント発生率を分母として割り算し,1のときは介入効果がない,1より小さいときは介入が有効,1より大きければ介入が有害であり,1より小さければ小さいほど介入効果が大きいことを表します.・・・」
これで効果が否定されるのでしょうか??
イベルメクチンについては、予防効果があるとする見方もあり、入院5日以内に投与開始したとの記載であること、このことは、この前のブログの論文(2つ)において、投与開始がコロナ発症後72時間以内のほうが発症後7日以内より良い結果にであったことから、もっと早く投与すれば、死亡率相対リスクは下げられたかもしれない。
また、この報告書で特に効果があったとされる、フルボキサミン(Fluvoxamine)の効果と比較ですが、(私に、誤解があれば指摘ください)。
Relative Risk of Emergency Room Observation for > 6 Hours or Hospitalization for Fluvoxamine vs. Placebo Patients with at least 28 days of Follow-up
が比較にふさわしいかと判断、(イベルメクチンのPRIMARY OUTCOMESの記述との比較から)
Arm Number of patients Number of events Relative risk+ [95% CrI]
Fluvoxamine 702 74 0.70 [0.53;0.92]
Placebo 706 107 Reference
とあることから、相対リスク(0.7)が良いねってなるのだけど、フルボキサミンの投与量と投与量期間(日数)が記載がなしって、こんな臨床試験はないだろうと思うのは私が素人だからか?
また、死亡率リスク Secondary Outcome: Relative Risk of Mortality for Fluvoxamine vs. Placebo
Arm Number of patients Number of events Relative risk+ [95% CrI]
Fluvoxamine 742 17 0.71 [0.39;1.29]
Placebo 738 24 Reference
となるから、死亡率リスクは0.71で入院する相対リスク0.7より0.1だけ悪くなっている。また、母数(Number of patients)が相対リスクの母数より多くなっているのも気持ち悪い。
また、イベルメクチンに対するReferenceとしているプラセボのEvent rate[95% Crl]は0.141[0.116,0.168]であるのに対して、フルボキサミンのReferenceとしているプラセボのEvent rate[95% Crl]は0.152[0.127,0.180]であることから、イベルメクチンのイベント発生割合のリファレンスが良好(値が小さい)であることから、イベルメクチンをフルボキサミンと同じプラセボで比較すると若干イベルメクチンの相対リスクは低下し、おそらく、0.84に、また、死亡率リスクは0.76になるはずである。
この論文だけでイベルメクチンのコロナに効果がない判断するのはおかしいと思う。若干効果が出ていると考えられる。むしろ、イベルメクチンのコロナに対する効果の可能性すら感じてしまう。
イベルメクチンの作用機序は明確化されていないと言えるが、新型コロナウイルスの増殖(ウイルス遺伝子の複製)に何かしらの影響を与えていると考えたとしたら、ウイルスが増殖しきってしまった人より、まだ、増殖していない人に効果がある可能性が考えられ、その仮定をすると、入院者数より死亡率で、プラセボと比較してリスクが低下したと考えられるのではないか。
フルボキサミンは相対リスクと死亡率リスクが変化ないのに、イベルメクチンでは低下していることは、やはり、イベルメクチンが早く投与したほうが良い(ウイルスの増加を遅らせることや、死亡率の低下が見込めるのではないか)と感じてしまう。
説明が不十分で、これ論文にしても査読に耐えられるの?
ちなみにこのランダム化比較試験(RCT) randomized controlled trialの報告書には「WHO Guidelines Synthesis Group」の記載があることから、WHOの意向があってもおかしくない。
また、
を見ると、「・・・割り付けを行った日の夕方に50mgのフルボキサミンまたはプラセボを届け、その後2日間は1日2回100mgを服用し、その後は患者が認容できれば1日3回100mgまで増量し、15日目まで服用してもらった。」とあることから、フルボキサミンはかなりの期間投与をしなければならない。つまり、副作用の可能性はこの場合高くなるのではないか。
最後に、イベルメクチンがインド、南米(ペルー他)で効果が出ているデータがある、インドでの感染者の急減グラフを見てこれがイベルメクチンの効果であるならば(インドの情報が信じられる)なら、またペルーのデータが信じられるなら、イベルメクチンの臨床試験に多くの医師が賛同してよいはずである。
にもかかわらず、このブログに挙げた医師たちは、インド、南米のデータが間違っていると言わずに、信頼できるエビデンスないことをあげるが、先進諸国が行うような臨床試験を発展途上国がやれないことは言及せずに、創薬メーカーであるアメリカメルク社も臨床試験をする意思を示さないことに疑問を挟まない時点で、アメリカ製薬業界の意向を忖度しているとしか思えない。
彼らが、そんなことをツイートしている場合なのか、建前ばかり振りかざし、臨床試験に協力を申し込むこともしないくせに、臨床試験を行っている北里大や、臨床試験を開始する興和とかの結果を静かに待てばいいじゃないか。アメリカの情報のうち、自分たちに都合の良いところだけ見せつけてくるなって思う。
私自身は、イベルメクチンが効果があるかないか判定する立場でないし、できないが、インド、南米の複数の国でイベルメクチンを投与している地域で感染者が減ったというデータをねつ造することは考えられないと思う。インド、南米で感染者が減った原因をはっきりさせる必要がある。
日本での臨床試験によって発展途上国が安心してイベルメクチンを使用できればと思う。彼等の面目をつぶすことはおまけのようなものである。
Front Line COVID-19 Critical Care Alliance の予防と治療のプロトコル COVID-19
の情報を置いておく。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) の予防および早期の外来患者治療に関するプロトコル
イベルメクチン論争にて思うこと
新型コロナウイルスにイベルメクチンが有効ではとの見解があるが、私は、専門家ではないので、肯定も否定も難しい。
しかし、ネットの情報では、インドにおいて感染者数がインドデルタ株によって急拡大したあと、イベルメクチンの投与を開始した州が現れてから、急激に減少傾向となっている。
この事実を知った時点で、個人的に、イベルメクチンを並行輸入にて購入している。もちろん、効果がない可能性があるが、副作用が問題にされるような薬でないことからも個人の判断でできることはやるべきだと判断した。価格自体も、値上がりしているとは思ったが、日本では、コロナにおいては標準治療薬として認めていないことから、並行輸入しか選択肢がない状態であった。
今では、一部の病院では自由診療しているとして、ワイドショーで発言して再度話題になり始めている。
私自身、この薬をもっと早く治療に使えるようにすべきだとブログで書こうと思っていたのであるが、7/20に、次のような情報が飛び込んできて、陰謀を感じるところもあり、書くべきか迷い、リスクを取らずブログにしなかった。
論文では、情報源や推計方法にかかわらず、コロナ流行中の実際の死者数は公式統計よりも「一桁多い可能性がある」と指摘。「本当の死者数は数十万ではなく数百万人の範囲にある可能性があり、恐らくインドが分離・独立してから最悪の悲劇となった」と述べている。
あえて陰謀と書かせていただくが、このニュースは非常にいろいろの系列のメディアが発信していて、情報の信頼度が高い印象を与えるものであったが、アメリカの研究機関の論文ということであることから、アメリカの医薬品業界の意向が反映しているように感じた。
なぜなら、この論文の帰結が正しいとするならば、連想されるのは、イベルメクチンで感染が収まったとするインド政府のデータも信用できないとの思いが打ち消せない。
つまり、インドでのイベルメクチンの効果を非公式に否定しているに等しく、その前に発表されていたイベルメクチンのコロナに対する論文の取り下げたという下記の情報を信頼度を高めることになった。
しかし、この論文も出所がアメリカである。
イベルメクチンは北里大学の大村智博士が微生物から発見、抽出した「エバーメクチン」をもとに、アメリカの製薬会社メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co.)によって開発された寄生虫駆除薬であるが、すでに、ジェネリックが販売されていることから、製薬会社の利潤は少ない。
コロナワクチンの副反応(中には関連死もある)やワクチン接種者も発病している(中には死亡者もある)ことから、コロナワクチンを拒否する声も多く、この状況において、ワクチン接種以上に効果的な安価な薬剤(イベルメクチン)は、患者や医療費を削減したいまともな政府には救世主になりますが、アメリカ製薬会社の利益を損ねること(悪魔的ささやきが聞こえる存在)を意味する。
上記記事によると、
「5800人も!めちゃ多い!やっぱりワクチン効かないんじゃ?」と思われるかもしれませんが、ワクチン接種したのは7700万人のうちコロナに感染したのが5800人、重症化したのが396人、亡くなったのが74人ということですので、新型コロナワクチン接種者のうち
0.008%の人が新型コロナに感染
0.0005%の人が重症化
0.0001%の人が亡くなった
ということになり、頻度としては極めて低いことが分かります。
ワクチンの予防効果は100%ではありませんので、接種しても新型コロナを発症することはありますが、mRNAワクチンは発症リスクを95%防ぎ、重症化を94%減らすことができます。
この記事を書いた時点でのデータであり、(ワクチン接種したのは7700万人のうち)今後、コロナ感染者数が増えることが考えられること、デルタ株、ペルーのラムダ株を超える変異株が現れることも想像すれば、ワクチン自体の効果がさらに低下するだろう。
当初の予定ワクチン接種回数である2回では十分な免疫ができなかったから、3回目としているがそれで十分な免疫ができるかもはっきりしていないはずだ。しかし、ワクチン接種の副反応が1回目より2回目の副反応が大きく出ることが確認されていることから、3回目により大きな副反応出てもおかしくない。
ワクチン接種の関連死は7/30までで919人となっている。
ワクチン副反応は、若い人のほうが発生率高いとの指摘もある。
これまでの臨床研究の結果から、年齢によって副反応の起きやすさに違いがあることもわかってきた。忽那さんは「若いと免疫反応としての副反応が強く出る」といい、若い世代で起きる確率が高く、年齢が高くなるにつれ、副反応の頻度は少なくなる。
もしかしたら、若い人のほうが、副反応による死者数が増える可能性は否定できない。
27歳の中日ドラゴンズの木下選手がワクチン接種後亡くなっている。
ご冥福をお祈りいたします。
このような中で、7/1に興和株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長 三輪 「興和」) は新型コロナウイルス感染症患者を対象に、イベルメクチン※を投与する臨床試 験(開発コード:K-237)を開始することが発表された。
https://www.kowa.co.jp/news/2021/press210701.pdf
その一方で、
イベルメクチンの大規模RCTの結果が発表されました。
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) August 12, 2021
1300人の被験者が参加したこれまで最大のRCTですが、
『イベルメクチン投与は入院、死亡率を有意に減らさなかった』
という結果です。
イベルメクチンの有効性はほぼ否定されたと考えてよいと思います。
少なくとも大きな効果はありません。 https://t.co/k6JnH7v5SL
もう効かないでいいんじゃいですか。まあほとんど意味ないのは間違いない。イベルメクチン要求される現場の負担を考えて欲しい。 https://t.co/87m5vv7RLS
— 岡 秀昭 (感染症専門医) (@profidokamdphd) August 12, 2021
といったツイートを見るが、「木を見て森を見ず」って感じで、私自身は、時間がこの問題を白黒つけるだろうと思うが、明らかな副作用がないコロナ治療にイベルメクチンを使わないのは、アメリカ医薬業界とつながっているか忖度だろうと思います。
上記2つのツイートは感染症専門医の岡秀昭教授のリツイートとツイートで、2番目のツイートの情報は下記の記事が参照してあったが、アメリカ(Los Angeles Times)の情報である。
何が言いたいかと言えば、ワクチン製造国、アメリカンの情報については、信用できるが、インドのデータは信用できないとなる。
でも、イベルメクチンの効果がないなら、インドの事例は説明できないし、そもそも、アフリカや南米で効果がでているとされることも否定することになる。
において、感染症専門医の岡秀昭教授は、「・・・、話題のイベルメクチンも質の高い大規模な臨床試験で有効性が証明されておらず、ガイドラインでも推奨されていません。未承認の薬なので、現場で患者を実際に診ている私たち医師は研究目的以外には処方していないのです」
との建前を言っているが、命を救うのに建前はいらない。
なぜ、海外で、イベルメクチンがコロナの治療効果があるとする論文があるのに、日本の大村智博士の薬(ジェネリック)を、コロナに治験にかけることは、日本の医薬業界や政府が早急に動けば白黒をつけられていたのではないか?
それを、「自分たちは海外の情報を確かめるために治験をするように努力しているところです」と言うこともできない時点で胡散臭いと感じる。
イベルメクチンのコロナに対して治療効果があることが、ワクチン接種が進む前に分かってしまい、ワクチン接種自体がされない可能性(一般市民の拒否)が想像できるだろう。
この記事において、
第2波が来ても、下げ止まりしたままでした。
一方、首都のあるリマ州は、3〜4カ月遅れでイベルメクチンを配布したので、新規感染者数と死亡者数も配布と同時に減少していることがわかります(グラフの赤色部分)」
(外部配信先ではグラフを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
花木教授によると、イベルメクチンの治療効果に関しては、バングラデシュ、エジプト、トルコ、インドなど世界27カ国、86件の臨床試験(RCTを含む)や観察研究が行われているという。また、17件のRCTを対象にしたメタアナリシス(複数の論文を解析する研究)で、「初期治療で71%の改善」「後期治療で50%の改善」「予防投与で91%改善」という結果が出たという(「COVID-19 early treatment:real-time analysis of 319 studies」の研究結果。これは医学誌に掲載された論文ではない)。
との記載があるにもかかわらず、この記事(東洋経済オンライン)の表題が
イベルメクチンに超期待する人が知らない真実
コロナ治療薬?「過熱報道と臨床現場の温度差」
との表現も何かすっきりしない。
ペルーのデータすらも、このデータが治験でないから駄目だっていうなら、経済誌だけに製薬業界の意向を忖度しているだけってことなのかなと思ってしまう。
最後に、客観的事実は、アフリカで、イベルメクチン無償配布地域でコロナ発症者が少ない、イベルメクチンのコロナ治療薬の可能性が高まり、治験を行うことなく、インド、ペルー(南米)でイベルメクチンが使用され、効果があると思われるデータが世界的認知される。
すなわち、本来の薬の承認順序と異なり(治験を行うことなく)、製薬業界が認める効能とは異なる治療法(適用外)として使われるのは製薬業界としては不満であると感じている関係者がいてもおかしくない。
下記に、日本語の概要の読める論文が2つある。
Vol.19(2021) No.12(06/10)L06 非重症 COVID-19 患者のウイルス量,症状,液性応答に対するイベルメクチンによる早期治療の効果 ― 二重 盲検プラセボ対照無作為化パイロット臨床試験 (査読済み)
◇結 果 登録された患者全員が試験を完了した〔年齢中央値26歳;イベルメクチン群の年齢のIQR[19~36歳],対照 群の年齢のIQR[21~44歳];女性12人(50%)〕。患者の100%で登録時に症状があり,70%が頭痛,62%が発熱, 50%が全身倦怠,25%が咳嗽を報告した。Day-7では,PCR検査陽性患者の割合に差はなかった(RR 0.92;95% 信頼区間(CI)[0.77~1.09];p=1.0)。イベルメクチン群では,治療後Day-4(E遺伝子ではp=0.24,N遺伝子では p=0.18)およびDay-7(E遺伝子ではp=0.16,N遺伝子ではp=0.18)に,統計的に有意ではないがウイルス量が低く なり,治療後Day-21でのIgG力価も低かった(p=0.24)。イベルメクチン群の患者は,嗅覚減退/無嗅覚からより早く 回復した(76人・日対158人・日;p <0.001)。
◇解 釈 発熱または咳嗽の発症から72時間以内にイベルメクチン400 µg/kgを単回投与された,重症化リスク因子のな い非重症COVID-19患者においては,PCR陽性の割合に差はなかった。しかしながら,無嗅覚/嗅覚減退(自己 報告による)が顕著に減少し,咳嗽が減少し,またウイルス量およびIgG力価の低下の傾向がみられたことから,よ り大規模な試験での評価が必要である。
単回投与でこれだけの効果出るなら、コロナ感染時早目のイベルメクチン投与に効果がある可能性が高いし、副作用を考慮しながら、複数回投与することも想定すれば更なる効果が期待できるのか?
Vol.19(2021) No.12(06/10)L07 軽症 COVID-19 成人患者の症状消失までの日数におけるイベルメクチンの効果 (査読済み)
◇方 法 ♢試験デザインおよび被験者 コロンビア国カリ市の単一施設で実施された二重盲検無作為化臨床試験。被験者候補は,試験期間中にPCR 検査または抗原検査でSARS-CoV-2陽性が確認されたCOVID-19有症状患者に関する州保健局の電子データ ベースから,単純無作為抽出法により特定・選択した。症状発現から7日以内の成人軽症A患者計476人を2020 年7月15日~11月30日に登録し,2020年12月21日まで追跡したB。
♢無作為化およびインターベンション 適格患者を,イベルメクチン投与群(n = 200)またはプラセボ群(n = 200)に,1:1の割合で無作為に割り付け, それぞれ5日間,イベルメクチンCを300 μg/kg/日,またはプラセボが投与された。
♢評価項目 主要アウトカムは,21日間の追跡調査期間内において,症状消失までに要した日数Dとした。副次アウトカムは, 無作為化以降に臨床的増悪E,発熱,死亡,ケアのエスカレーションF等が生じた患者の割合およびその期間とし た。非自発的な有害事象G,治療中止に至った有害事象,および重篤有害事象を収集した。
◇結 果 ♢被験者の特性 無作為化を受けた患者の中で一次解析集団の対象となった400人〔年齢中央値37歳[IQR:29~48],女性 58%〕のうち,398人(99.5%)が試験を完了した(イベルメクチン群 200人,プラセボ群198人)。両群の患者は, ベースライン時点で人口統計学的特性と疾患特性においてバランスが取れていた。
♢主要アウトカム 症状消失までの日数の中央値は,イベルメクチン群で10日[IQR:9~13]に対し,プラセボ群では12日[IQR:9~13]で あった〔症状消失のハザード比1.07;95%信頼区間(CI)[0.87~1.32];ログランク検定p=0.53〕。Day-21までに症状が消失し た患者は,イベルメクチン群で82%,プラセボ群で79%であった。 ♢副次アウトカム 8カテゴリー式順序尺度で2ポイント以上の臨床的増悪が生じた患者はわずかで,2群間に有意な差はみられな かった〔イベルメクチン群2%,プラセボ群3.5%;絶対差-1.53(95%CI[-4.75~1.69]);OR 0.56(95%CI[0.16~ 1.93])〕。 ケアのエスカレーションを要した患者の割合は,2群間で差がなく〔イベルメクチン群 2%,プラセボ群 5%;絶 対差-3.05(95%CI[−6.67~0.56]);OR 0.38(95%CI[0.12~1.24])〕,ケアのエスカレーションを要した期間も, イベルメクチン群とプラセボ群で有意な差はなかった〔差の中央値 7日[IQR:-5.0~16.5]〕。試験期間中に発 熱した患者の割合は,2群間で有意な差がなく〔イベルメクチン群 vs プラセボ群の絶対差 −2.61(95%CI[-8.31~ 3.09]);OR 0.73(95%CI[0.37~1.45])〕,発熱持続期間についても有意差はなかった〔イベルメクチン群 vs プラセボ群 の絶対差-0.5日(95%CI[−1.0~2.0])〕。 無作為化からDay-21までに,イベルメクチン群の計154人(77%),プラセボ群161人(81.3%)で有害事象が報 告された。非自発的な有害事象で最も多かったものは頭痛で,イベルメクチン群104人(52%),プラセボ群111人 (56%)で発現した。重篤有害事象で最も多かったのは多臓器不全で,4人に発現した(各群2人ずつ)。試験期間 中に,プラセボ群の患者1人が死亡した。
◇考 察 ♢限 界 本試験にはいくつか限界がある。当初主要アウトカムとしていた臨床的増悪の発生率が3%を下回り,検出力不 足となったため,試験開始から6週間後に主要エンドポイントを症状消失に変更したこと,ウイルス学的評価を行 わなかったこと,最初の65人の患者で用いられたプラセボは,イベルメクチンと味も匂いも異なっていたこと,副次 アウトカムのうち2項目は8カテゴリー式順序尺度を用いており,初期段階では患者自身による報告にもとづいてい たため,主観性が入り込む余地があったこと,イベルメクチンの血漿中濃度のデータが収集されなかったこと,被 験者集団が比較的若年であり,高齢集団であれば結果が異なっていた可能性があること,などである。
◇結 論 軽症の成人COVID-19患者を対象とした本二重盲検無作為化試験で,感染のエビデンスがあってから7日間 以内に開始したイベルメクチンの5日間投与は,プラセボに比べ,症状消失までの日数を有意に改善しなかった。 本結果は,軽症COVID-19の治療でのイベルメクチンの使用を支持していない。臨床的に重要な他のアウトカム 3 に関するイベルメクチンの効果を評価するには,より大規模な試験が必要である。
この論文では、「症状消失までの日数を有意に改善しなかった。」と結論付けているが、論文概要にの記載したデータ(赤字下線有部分)には、プラセボより有意な差はないが若干イベルメクチンのほうが良い結果なものしかない。また、「(7日間 以内に開始した)、5日間,イベルメクチンCを300 μg/kg/日」を投与している。これは、先に示した論文の投与量「発熱または咳嗽の発症から72時間以内にイベルメクチン400 µg/kgを単回投与された」と比較して、投与回数が多いが、投与開始が7日間以内とバラツキがあり、1回の投与量少ない。この違いがどのように解釈すべきかは意見が分かれるだろうが、コロナ感染初期(72時間以内)に十分な投与(400 µg/kg以上)することが効果出るのかもしれない。
最後に、(実際、見つけたのも最後、北里大学という本家を見るべきでした) 北里大学と慶応義塾大学の下記報告書を読むことをお勧めする。
私が感じていたことをすべて、より正確に、背景なる専門的な資料を上げて論じていることには感服する。ここまで、門外漢が調べて書くまでもなかったって、後悔しましたし、ここまで読んでくださりありがとうございます。
この報告書、攻めてるなって感じました。これを読んだうえで、偏った建前だけのツイートをする感染症専門医の岡秀昭教授(私の指名です)に反論してもらいたいですね。
「イベルメクチンのCOVID-19に対する臨床試験の世界的動向 八木澤守正1,2)・Patrick J. Foster2)・花木秀明1)・大村 智1) 1)北里大学大村智記念研究所,2)慶應義塾大学薬学部(2021年3月5日受付)」http://jja-contents.wdc-jp.com/pdf/JJA74/74-1-open/74-1_1-43.pdf
には、
「イベルメクチンが30年以上前からneglected tropical diseases(NTD;顧みられない熱帯病)の制御のために,現在までに37億ドーズ以上がアフリカや中南米で使用されてきており,先進国では疥癬の治療薬として高齢者介護施設などで広範に使用されてきているので,製薬企業としては,今更,COVID-19の適応を取得するための開発研究を行っても,その資金を回収できるだけの収益が見込めず,適応拡大を行う意志が無い。」
「COVID-19治療薬に関しては,早い時期から検討が始まり,クロロキン,ヒ ドロキシクロロキン,ロピナビル/リトナビル配合剤,トシリズマブ,インターフェ ロンβ1などによる治療効果が期待されたが,何れも効果が限定的であるか効果は無 いことが判明している。レミデシビルは重症患者において回復期間を30%ほど改善 するが,最も感染者数が多い軽症から中等症の患者は対象外である。ステロイド薬の デキサメタゾンが炎症症状の緩和に有効であるが,顕著な炎症症状が認められない 軽症から中等症の患者への使用は推奨されていない。現在は,在宅又は宿泊療養施設 において療養している軽症患者及び入院治療中の中等症患者に対して,使用可能な 治療薬は皆無の状態である。・・・・・
現在まで に,対症療法としてデキサメタゾン等のステロイ ド剤による抗炎症治療42)が症状の緩和に有効で あるとされているが,SARS-CoV-2ウイルスの増 殖や細胞への結合または細胞内侵入を抑制する有 効な治療薬は確認されておらず,その開発が望ま れている。」
「米国南フロリダの4 つの関連病院で行われた観察試験であり,イベルメクチン投与群173例の死亡率が 15.0%であって,非投与群107例の25.2%に比して有意(p=0.03)に優れているとい うものであった。この試験成績は,2020年6月6日にmedRxivプレプリントとして公 表されたことから,論文審査を受けていないとの理由で価値が認められていなかっ たが,審査を経て,10月13日には権威ある専門誌Chestに掲載されている。」
「2月27日までに,登録と非登録を合せ て42件の対象患者約1万5千名の臨床試験の成績が報告されており,それらの成績のバ イアス要因を除外したメタ分析により,早期治療では83%, 後期治療で51%, 発症予防 で89%の改善が認められており,イベルメクチンの有用性が確認されている。」
「イベルメクチンの早期投与 によりCOVID-19患者の症状の進行が抑えられて 早期に回復するならば,これらの後遺症を起因するような身体的な損傷を防ぐことが考えられ,予 後 の 改 善 が 期 待 さ れ る の で あ る。若 年 の COVID-19罹患者にとっても,後遺症の恐れが軽 減できることは大きな福音となることと思われる。」
「イベルメクチンのCOVID-19への適応 拡大を目的とする臨床第2相試験は,本来であれ ば先発メーカーである米国Merck社の国内法人で あるMSD株式会社が実施するのが最善であるが, 米国Merck社はCOVID-19に対する2種のワクチ ン(V590及びV591)と2種類の治療薬(MK-4482 及びMK-7110)の開発を行っており,発売から既 に30年以上が経過し複数の後発品が市場に出回っ ているイベルメクチンに関して新たな適応拡大を 目指す臨床試験を行う意志は無いことが伝えられ た。それ故,北里大学による医師主導型の第2相臨 床試験では,試験に用いる「ストロメクトール®」 はマルホ株式会社から購入し,「COVID-19対策 北里プロジェクト」が募った寄付金と日本医療研 究開発機構(AMED)の「新興・再興感染症に対 する革新的医薬品等開発推進研究事業;新型コロ ナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬 の開発」の公募課題に採用された「イベルメクチ ンのCOVID-19に対する適応追加を目指した医師 主導治験(研究代表者山岡邦宏)」
「規制当局は,“受容するに至るほどの十分なエ ビデンスはない ”と主張するが,イベルメクチン の安全性については,MDPによる30年以上にわ たる30億回以上の投与量分の無償供与で得られ たほど明確で十分なエビデンスは無いはずである のに,COVID-19患者に対して使用した場合の安 全性の担保が不十分であると主張するのである。 イベルメクチンを投与すれば救命できる可能性が ある患者に対して,安全性が担保されていないと の理由で投与を禁じることが許されるのか,倫理 性が問われる事態であり,これほど安全性が確認 されているイベルメクチンを,有効性が期待され るCOVID-19患者に使用することを躊躇すること の正当な事由の表明が求められている。」
一人の男性の事件でフェミサイドと騒ぐおかしさ
昨日のブログの続き、私自身もすっきりしないから・・・。
8/6(金) の小田急線で無差別刺傷事件での犯罪者男性の言葉に一部の女性から、フェミサイドとの指摘が拡散、ツイッターで両者の言い分を見ていて、やはり次のようなハッシュタグは男性としては受け入れがたい。
このようなハッシュタグを男性が見て男性の問題と感じる人もいるかもしれないが、このようなことをするから、女性が嫌いだと思ってしまう男性がいることが想像できずにいる時点で、自分たちの主張がどのような意味を持つのか考えない、社会性を身に着けていない幼児的思考の持ち主と感じてしまう。
一男性のこの事件での自身の不安を男性全体の問題にすり替えることを行い、男性陣に一方的に責任を押しつけている。
彼女らの発言自体が男性に対する攻撃的な批判になっている時点で、コミュニケーションがうまく取れない人たちなのだろうと同情する。
男性にもいろいろな考えの人がいる中で、しかも、ダイバーシティが意識されるようになった現代社会において、「男性って○○」と男性をひとくくりする時点で、時代錯誤の人物であるとしか評価できない。
性別による差別のない社会を目指すという考えには、私も賛成するが、社会とは自分のポジションの役割を担うことが当然求められる。
政治家が政治家らしく、公務員が公務いらしく、販売員・売り子が・・・。きりがないが、母親や父親が子供の面倒を放棄することは社会の常識からずれるように・・・。
男性が男性的な役割を演じることが要求されることは、女性が女性的な役割を要求されるされるように、このような役割を要求されることが無くなる社会が来るなら、子供の前で、親が親らしく子供に接することもなくなってしまう。
すなわち、役割とは、そのポジションのアイデンティであり、かつ、期待される人物像である。
フェミニストは、今回の一男性の犯罪を一般化して、勝手な男性像を広めることで満足してしまうのではなく、男性にも受けいられる新しい男性像を提示してしかるべきである。
今回の事件は、犯罪者の彼の過去の体験によって、女性を恨むようになったとのことであるから、これは、この件で、自分たち女性はいつも被害者である(男性から加害的な扱いを受けていると感じている)との意識と同じ感情を、複数の女性による行為を通して、この男性自身も被害者意識を感じていたことをほのめかしていること意味する。
それが正当な感情でないとしても、女性に対する被害者意識を持つ男性が暴力に訴えたからと言って、この事件だけで、日本社会にフェミサイドが起こっているとして男性を責めるのは筋違いである。
ある女性が育児放棄して事件化することがあるが、女性も自分より明らかに弱い子供にひどいことをする人もいるわけであるが、それを、女性全体に一般化する男性がどれほどいるだろうか?少なくとも私はしない。
私個人的には、女性はフラットな関係性を維持したがると感じるが、嫌いではない。上下関係を見せつける(マウンティング)のある男性社会よりもそのほうが望ましい。ただ、組織には、それを正常にコントロールするために、国家なら憲法、その下位に法律、さらに条令など細かい決まりがあり、指揮・命令が上位から下位に伝わっていく、つまり、フラットな構造をとることは大規模組織になれば、無理難題であり、恐らく機能しないだろう。
女性が男性社会に進出することは、女性という男性と異なる視点が入ること、その一方で、仕事が奪われ、生活ができなくなる不安を感じる男性もいる。当然女性も、たとえば、母子家庭などで仕事の選択肢がほとんどない状況で苦労されている方もいる。生活ができる保証することを、社会の問題として政府が取り組むべきであり、男性と女性が被害者意識を出し合っていても前に進まない。
正直、心が病んでいるとしか思えないひどい言葉をツイートしながら自分たち女性は被害者だとか言ってみても、 フェミニストが感情的に男性を攻撃することは男性との関係性を改善するよりも、同じように心に負の感情を持つ男性の攻撃対象になりに行っているようなもので、「柔よく剛を制す」との言葉を彼女たち送って終わりにしたい。


















