どうしたいか、やるか、やらないか、それだけ、、、
迷ったら、やる、その経験を踏まえて次を決めたらいい。
三十路を過ぎて、娘も日に日に成長してくると、ぼやぼやしていられないような、
そんな気持ちも手伝って、落ち着きなく「道」を探しました。
河口湖駅に着くと、牧場のスタッフが迎えに来てくれていました。
ワンボックスカーに揺られて10分ほど走ると、細い道に入り、雪が深くなりました。
一月の終わりで、雪の降り始めた頃…
もうすでに2、30センチほどは積もっていました。
午後からまた雪が降る予報…すぐ出発できるように、着いたらもう馬装を終えていて、
軽く挨拶すると、5、6人馬で外に出かけました。
拉致のない外乗は、砂浜が始めてでしたが、
今回は、デコボコみちで雪で真っ白、クネクネとした細い道…
てくてくと並足で話しながら山道を登ったり。下ったりして平らな道に出ると、
片手で手綱を握って乗るフォームを教えてもらい、タッタッと速足、
ドドドドドドドドドドドド、、、と、駈足。
馬が馳ける蹄の音と、馬体に響く重低音
100%安心安全ではない"別の意識"に乗っているドキドキは、不安よりも「好奇心」を感じていました。
別の種族と自分の「気」が混ざり合い、空気の川を作りながら疾走していると、
龍にでもなったような、一瞬なのに永遠かのようにスローな「不思議な感覚」にスポッと入りました。
スピリチュアルな世界に目覚める前の体験です。
目的地に行くためにではなく、個人の楽しみの為に馬に乗る…
そんな贅沢な”遊び”に全く罪悪感はありませんでした。
なぜなら、これからの「人生をどうするか?」という”問い”に答えを出そうとしていたからです。
はたから見たら「無駄遣い」でも、自分にとっては「自己投資」でした。
つづく、、、
お読みいただき有難うございました
「御朱印帳をパワーアイテムにする?!」
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