やつらは本気だ。
ロックフェラーは、ある団体に属していて、世界統一政府を実現させるために3回の世界大戦が必要だとはっきり言っているし、その団体の人たちは、世界の人口が多すぎるので減らすとはっきり言っている。自分たちはもちろん、生き残る側目線で宣言しているのだ。
~~~~~~~~~
つむじ風ブログより↓
フルフォードレポート英語版(3/29)
2016-04-02 16:49:29
先日、ある民放(TBS?)テレビにくぎ付けになった・・・。
「ジェイド・ヘルム」軍事演習について、
バラエティー番組ながら取り上げていたからだ!
ほとんどテレビは観ないが、
瞬間視聴で全体像を把握できないが・・・。
確かにその軍事演習の異常性を指摘していたように思われる。
2015年7月から9月にかけての大規模な演習にも拘らず、
ニュース番組では一度も取り上げられていない。
それが、
バラエティー番組にせよ、
取り上げられたということに実際驚かされたというのが実情である。
何かが変わってきたのかな?
ジェイド・ヘルムの期間中、
大規模な停電が発生
したことや、
街中を複数の軍事ヘリが低空で飛び交い、
大勢の人々が兵士に導かれ護送
された事実まで放映されている。
大型スーパーは大勢の人々を収監する強制収容所
との言及や、
ジョージア・ガイドストーンの「大自然と永遠に共存し人類は5億人以下を維持する」
との人口削減計画の刻印まで言及するとは、
少なからず、驚いたのである。
その視聴後の反響も大きく、
http://tangoj.com/2016/03/31/23/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0/
に纏められている。
どうして、
この様な番組を構成で来たのだろう・・・?
こういう話は、「陰謀論」というレッテルで、
ネットの情報の片隅に押しやられていた情報である。
そのネット情報に、
怖れを為して小出しのディスインフォーメーションとして、
取り上げるように戦術を転換したのか?
それとも、
実際、
そう言う情報もメディアが取り上げざるを得ないように、
情勢が変化したのか?
判断に迷うところである。
次に、ヒラリー・クリントン民主党大統領予備選候補のメールである。
ウィキリークスの公開ものだが、
明らかに悪魔主義に信奉していることが、
読み取れる・・・。
<画像をクリックすると元サイトで拡大>
【Google仮訳ママ】※各々、意訳してご理解ください!
投稿者:シェリルミルズ
To:ヒラリー・クリントン
日付:2009年8月28日8:30
件名:ホンジュラス:MAYBE、MAYBE
国家ケース番号F-2014から20439ドク号C05764911日の未分類米国部門:2015年7月31日
一部にはRELEASE
From:ミルズ、シェリルD
送信日時:2009年8月29日(土曜日)20:30
に:
件名:Fwの:ホンジュラス:多分、多分
FYI
投稿者:ケリー、クレイグA
To:ミルズ、シェリルD;アベディン、フーマー。サリバン、ヤコブ3
CC:スミス、ダニエル・B; MacManus氏、ジョセフ・E
送信:土曜8月29日夜04時53分56秒2009
件名:Fwの:ホンジュラス:多分、多分
ルーAmselem、OASに私たちの担当者から取り付けられています。彼はアリアスアコードで、今日の彼の会話の読み出しを与えます
交渉ジョンBiehl。 BiehiとアリアスからSに関するいくつかの素晴らしいコメント。私はヒューゴLlorensから別のノートを転送します
同様のメッセージを持ちます。ベスト、CK
From:Amselem、Wルイス
To:タスクフォースホンジュラス。オテロ、マリア
送信:土曜8月29日午後01時54分22秒2009
件名:ホンジュラス:多分、多分
投稿者:amseleM
To:Amselem、Wルイス
送信:土曜8月29日13時51分○○秒2009
件名:
Biehiは事実上の使節との会合が突然キャンセルされたと言って午後1:30後少しと呼ばれる - が、
おそらく、ポジティブな理由のために。
Michelettiは、彼がいることを確認しよう」として、(コラレスが滞在しテグシガルパに戻るには半分のチームについて尋ねました
彼は彼のビザ」)を失うことはありません。彼らは空港に向かったとして、彼は事実上の使節からもらった電話で、
Biehlは、彼は前向きな姿勢を検出したと述べました。使節は、彼らがMはSJの署名になるだろう自信を持って見えました
アコード。使節はホンジュラスからのニュースを遅く今日の午後Biehiを呼び出すことprmoised。であれば、もし、もし、もし、
ニュースが正で、BiehlとOAS政治ディレクタービクターリコにテグシガルパ明日の朝に向けて出発します
ことMichelettiを満たし、これは別の時間に無駄な戦術ではないことを確認し、彼から書面で何かを得ます
彼はアコードに同意し、それに署名します。
ちょうど私に話す前に、Biehlは、我々が持っているかもしれない慎重optimisimを表明したアリアスと話していました
ブレークスルー。アリアスは、それが発生した場合、米国がクレジットを取得することを、私たちに伝えるためにBiehlに語りました。
アリアスは、米国はニンジン、スティック、靭性の適切な組み合わせで、正確に右のゲームをプレイしていると述べました、
統一されたメッセージ、偶数利き手と、上記のすべて、良いタイミング。アリアスは、ヨーロッパ人が彼を呼び出してきたと述べました
過去2日間に渡って、米国とのラインに陥っています。スウェーデン、EUの頭として、彼に言いました
彼らは米国から自分の合図がかかりますし、米国の行動をサポートすること。アリアスは、Biehiは言った、非常にでした
無料の「クリントン国務長官が多大な政治的本能。」
-1-4n
国家ケース番号F-2014から20439ドク号C05764911日の未分類米国部門:2015年7月31日
指が屋根裏に箱から出して、古いウサギの足を交差させて、私は鶏を犠牲にされます
モロクに裏庭。 。 。
【Google仮訳終了】
【転載開始】
フルフォードレポート英語版(3/29)
2016-03-30 18:00:00
今、全ての人に見えるように暴露されたハザール悪魔崇拝者
惑星地球の戦いは、悪魔崇拝ハザールマフィアが拒否に逆らう形で暴露されて、人類の勝利の方向へ向かっている。ニューヨークタイムズがバール(悪魔の別名であり、下記リンクのイメージ)の神を祭る門がニューヨークとロンドンに建設されていると報道している。
http://image.shutterstock.com/z/stock-vector-baal-vintage-engraving-old-engraved-illustration-of-baal-the-phoenician-god-carrying-a-child-76243105.jpg
http://www.nytimes.com/2016/03/20/opinion/sunday/life-among-the-ruins.html?_r=0
その後、ヒラリークリントンがモロクへ鶏を犠牲にすることについて書いた漏洩したeメールも出てきた。(メールの返信で「屋根裏の箱からの古い兎の後ろ足を出して祈っています、私はモロクに裏庭で鶏を生贄として捧げるつもりです」と書いている)
https://wikileaks.org/clinton-emails/emailid/14333
悪魔の別名同名であるモロコは、古代バビロニアでは子供が犠牲に焼かれた神であった。イメージはしたのリンクから見れる。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/9/98/Moloch_the_god.gif
次に、3月22日(322)の悪魔の犠牲の日に起こったベルギー空港のテロの背後にいるテロリストの一人と自分撮りしている独首相アンゲラ・メルケルの写真もある。
http://sputniknews.com/europe/20160326/1037012661/merkel-selfie-bomber.html
モ サドのダミー会社ICTSは空港の警備を担当していた、そして攻撃はハザール人は殺さなかったと、国防総省情報源は強調している。
ドイツがイェール大学に 設立した秘密結社スカル&ボーンズのエンブレムの上に数字322があることは注目に値する。
最近の意外な事実によれば、スカル&ボーンズは悪魔崇拝に身を 捧げている。
この頂点にいるのが米大統領候補テッド・クルーズであり、TVで「ドナルド・トランプはねずみかもしれないが、私は彼と交尾する気はありません」と言っている。
言い換えれば、彼はねずみと交尾していると言っていることになる。
こ れに続いて、日本の財務大臣麻生太郎は「1930年代の米国は今の日本のように、デフレに苦しんでいて、米国をその状況から抜け出させたのは第二次世界大 戦であった」そして「我々はそのきっかけ
を探している」と彼は付け加えた。
つまり、不正に選出された安倍政権は今その本当のファシストの顔をさらけ出した
のを見ることができる。
http://www.zerohedge.com/news/2016-03-26/japans-finance-minister-accidentally-reveals-how-it-all-ends-war
こ こであなたはパターンが見え始めていますか?これらの強力なリーダー達が狂気に走って行くのか、あるいは彼らが本当は何者であるかを暴露する総合的な運動 の実行を完全にするのか。
私の考えは後者であり、NSA(国家安全保障局)と機関ホワイトハットが彼らを打倒する手助けの為に、これらの人々を暴露してい る。
事実、ホワイトハットが動いている明確な兆候として、米トップの将軍ジョセフ・ダンフォードが先週グーグルの最高経営責任者エリッ ク・シュミットを国防総省へ召喚したと、米軍情報機関
の情報源は言う。
この会談で、ダンフォードはシリコンバレーは国防総省の支配下にあると伝えた。
こ れを強調するかのように、インテル創業者であり、ハンガリー系ユダヤ人でシリコンバレーの長老政治家アンドリュー・グローブは、この会談が行われていた頃 に未公開の原因で死亡した。
グローブは全てのインテルコンピュータ・チップに、誰のコンピュータでも完全にアクセスを可能にする裏口をつけた責任があった と、オラクルの情報源は言っている。
国防総省のシリコンバレー支配はハザールマフィアへの情報の流れをほとんど完全に劇的に遮断している。
この引継ぎはインターネットが突然、ハザール人黒幕の悪魔仲間のトップの暴露で埋め尽くされている理由かもしれない。
関連した動きとしては、FBIがアイフォン中に秘密手段を得る企てを、携帯電話の裏口経由によるプライバシーの侵害に対する大規模反対の所為で、撤退せざるを得なかったと国防総省情報源は言う。
国防総省のシリコンバレー支配はまた、米大統領選挙を電子的に不正をすることが非常に難しくなったはずである。ヒラリークリントンの最近の連続敗北は不正投票が止められた証拠かもしれない。
ま た、米大統領選挙ではドナルド・トランプがユダヤAIPACロビーに対する卑俗的な演説と思われるものによって多くの人々を失望させた。
この演説で、いつ も彼の気持ちを話しているトランプは、テレプロンプターからの事前に吟味した演説を読んだと、多くの米拠点の情報源は強調している。
ユダヤロビーに対する トランプの叩頭(※こうとう=頭を地につけておじぎすること)は彼に対する暗殺を防ぐためと、またユダヤ人自身をハザールマフィアのマインドコントロールからの解放の助けが目的であったと、情報源は言 う。
いずれにしても、その演説の直後に、トランプはインタビューで米は無料で他国の軍事的防御をやめるべきだと述べた。
この大判振る舞いの最大の受益者はNATOとイスラエルである。
トルコを含むNATOに関するトランプのコメントはまた、米軍はトルコをロシアから守るためには戦わないという事実を強調することが目的であった。
米軍の支援なしでは、たとえトルコが付いてもNATOはロシア軍に持ちこたえられないだろう。
トランプはまた、事実として日本における米軍の費用を支払っているのに、日本は防衛にただ乗りしていると間違って思っている。
他 の主要な進展としては、ブラックウォーター(ブッシュのアメリカ治安部隊)創設者のエリック・プリンスは、資金洗浄、殺人、武器密売他を含む大規模犯罪リ ストによって彼に司法省が近づいてきた
ので、米国から逃げ出さざるを得なかった。
プリンスは今、ハザールマフィアの本拠地トルコにいる。
しかし、トルコ大 統領レジョップ・エルドガンは偏執狂で孤立しており、権力の座に留まれないか、あるいはプリンスをこれ以上匿うことはできないだろう。
プリンスは中国のア フリカにおける業務を保護するために彼のサービスを売り込もうとしたが、中国は単に、彼の作戦を知るために興味を示すふりをしただけだったと、中国政府情 報源は言う。
中国と言えば、ロックフェラーの取立屋ヘンリーキッシンジャーは3月19日そこへ行ったが、No.4の将軍房峰輝に会うこと が許されただけであった。
キッシンジャーはほぼ間違いなく、インドネシアの金塊と状況を議論するためにそこに行ったと思われる。
キシンジャーはこのニュー スレターでも述べた8,000tの金塊取引を阻止しようとしていたのかもしれない。
インドネシアの大統領ジョコ・ウィドド(ジョコウィ)がハザー ル徒党の支援はやめるという硬い決心をしているので、金塊なしで彼は帰ったと言うのは良い推測であると、アジアのCIA情報源は言う。
このジョコウィの決 定はハザール人を激怒させて、彼らは首都ジャカルタで暴動を上演すべくプロの代理人による扇動者雇い始めたと、情報源は言う。
また先週、 インドネシアの沿岸警備隊がインドネシア海域で中国の漁船を傍受する事件があった。
その漁船は電子情報収集装置が一杯詰め込まれており、それをインドネシ アが曳航している時、中国の沿岸警備隊の船がそれに突っ込み沈没させたと、情報源は言っている。
インドネシアは、マラッカ海峡周辺に米軍を展開させて中国の支配に落ちないようにする為に金塊を提供することに決めたと、彼らは付け加えた。
中国政府情報筋は彼らとしては、その地域の米軍の駐留 は平和と航行の自由が維持される限り、気にしないと言っている。彼らはまた、植民地主義が中国に近い島の歴史的支配の多くを奪われたこと、そして中国はそ の歴史的権利を
主張したいと言っており、明らかに、まだ南シナ海では為すべき抜け目のない駆け引きが多く残っている。
一方南アメリカで は、ハザール暴徒が旧ナチ避難所であったブラジルの支配を握るために必死に戦っている。この目的の為に、彼らは実力主義提唱者のロジャー・アネリの飛行機 を破壊した。アネリは世界最大の
鉄鉱石会社のトップである。彼はまた、その地域のハザール暴徒の最大の敵の一人であったと、国防総省情報源は言う。
これに もかかわらず、ブラジルはハザール人の政府に対する不安定化運動を成功させるつもりはないと、複数の情報源は認める。
南アメリカではまた、米大統領バラ ク・オバマは南極の汚い戦争への米政府の関与に関するファイルを機密解除した。
これらの暴露は、イエスズ会の教皇(フランシス)が軍事政権を率いるビデー ラと仲良しだったので辞任する助けの一環として行われたと、CIA情報源は言う。
そこでここでは、ロシアの情報源が言っていることと教皇フランシスがある種の大声明を発表してすぐに、辞任しようとしていることをCIAが部分的に確認している。
我々はその声明が記念祭(世界の借金の帳消し)であり、資産の再配分と貧困を終わらせ環境破壊を止める大規模運動であることを期待している。
ま た、UFOと地球外生命についての情報を聞きたいと思う人々も多くいる。バチカンの上位に座っているP2ロッジの人々は彼らは数千年に渡り地球外生命と定 期的に接触してきたと主張している。も
しそうであれば、我々に彼らを見て、彼らについて聞きそしてできたら彼らと会談させて頂きたい。我々はまたここで、 中国も白龍会を通じて地球外生命との接触は数千年を遡ると主
張していることを明らかにします。また、おそらく彼らはその問題に関してさらなる世界公開を話 し始めるであろう。
【転載終了】
http://blog.goo.ne.jp/tumuzikaze2/c/f0d978a271f099e4dc8dd9859705784e
~~~~~~~~~
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フルフォードレポート英語版(3/29)
2016-04-02 16:49:29
先日、ある民放(TBS?)テレビにくぎ付けになった・・・。
「ジェイド・ヘルム」軍事演習について、
バラエティー番組ながら取り上げていたからだ!
ほとんどテレビは観ないが、
瞬間視聴で全体像を把握できないが・・・。
確かにその軍事演習の異常性を指摘していたように思われる。
2015年7月から9月にかけての大規模な演習にも拘らず、
ニュース番組では一度も取り上げられていない。
それが、
バラエティー番組にせよ、
取り上げられたということに実際驚かされたというのが実情である。
何かが変わってきたのかな?
ジェイド・ヘルムの期間中、
大規模な停電が発生
したことや、
街中を複数の軍事ヘリが低空で飛び交い、
大勢の人々が兵士に導かれ護送
された事実まで放映されている。
大型スーパーは大勢の人々を収監する強制収容所
との言及や、
ジョージア・ガイドストーンの「大自然と永遠に共存し人類は5億人以下を維持する」
との人口削減計画の刻印まで言及するとは、
少なからず、驚いたのである。
その視聴後の反響も大きく、
http://tangoj.com/2016/03/31/23/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0/
に纏められている。
どうして、
この様な番組を構成で来たのだろう・・・?
こういう話は、「陰謀論」というレッテルで、
ネットの情報の片隅に押しやられていた情報である。
そのネット情報に、
怖れを為して小出しのディスインフォーメーションとして、
取り上げるように戦術を転換したのか?
それとも、
実際、
そう言う情報もメディアが取り上げざるを得ないように、
情勢が変化したのか?
判断に迷うところである。
次に、ヒラリー・クリントン民主党大統領予備選候補のメールである。
ウィキリークスの公開ものだが、
明らかに悪魔主義に信奉していることが、
読み取れる・・・。
<画像をクリックすると元サイトで拡大>
【Google仮訳ママ】※各々、意訳してご理解ください!
投稿者:シェリルミルズ
To:ヒラリー・クリントン
日付:2009年8月28日8:30
件名:ホンジュラス:MAYBE、MAYBE
国家ケース番号F-2014から20439ドク号C05764911日の未分類米国部門:2015年7月31日
一部にはRELEASE
From:ミルズ、シェリルD
送信日時:2009年8月29日(土曜日)20:30
に:
件名:Fwの:ホンジュラス:多分、多分
FYI
投稿者:ケリー、クレイグA
To:ミルズ、シェリルD;アベディン、フーマー。サリバン、ヤコブ3
CC:スミス、ダニエル・B; MacManus氏、ジョセフ・E
送信:土曜8月29日夜04時53分56秒2009
件名:Fwの:ホンジュラス:多分、多分
ルーAmselem、OASに私たちの担当者から取り付けられています。彼はアリアスアコードで、今日の彼の会話の読み出しを与えます
交渉ジョンBiehl。 BiehiとアリアスからSに関するいくつかの素晴らしいコメント。私はヒューゴLlorensから別のノートを転送します
同様のメッセージを持ちます。ベスト、CK
From:Amselem、Wルイス
To:タスクフォースホンジュラス。オテロ、マリア
送信:土曜8月29日午後01時54分22秒2009
件名:ホンジュラス:多分、多分
投稿者:amseleM
To:Amselem、Wルイス
送信:土曜8月29日13時51分○○秒2009
件名:
Biehiは事実上の使節との会合が突然キャンセルされたと言って午後1:30後少しと呼ばれる - が、
おそらく、ポジティブな理由のために。
Michelettiは、彼がいることを確認しよう」として、(コラレスが滞在しテグシガルパに戻るには半分のチームについて尋ねました
彼は彼のビザ」)を失うことはありません。彼らは空港に向かったとして、彼は事実上の使節からもらった電話で、
Biehlは、彼は前向きな姿勢を検出したと述べました。使節は、彼らがMはSJの署名になるだろう自信を持って見えました
アコード。使節はホンジュラスからのニュースを遅く今日の午後Biehiを呼び出すことprmoised。であれば、もし、もし、もし、
ニュースが正で、BiehlとOAS政治ディレクタービクターリコにテグシガルパ明日の朝に向けて出発します
ことMichelettiを満たし、これは別の時間に無駄な戦術ではないことを確認し、彼から書面で何かを得ます
彼はアコードに同意し、それに署名します。
ちょうど私に話す前に、Biehlは、我々が持っているかもしれない慎重optimisimを表明したアリアスと話していました
ブレークスルー。アリアスは、それが発生した場合、米国がクレジットを取得することを、私たちに伝えるためにBiehlに語りました。
アリアスは、米国はニンジン、スティック、靭性の適切な組み合わせで、正確に右のゲームをプレイしていると述べました、
統一されたメッセージ、偶数利き手と、上記のすべて、良いタイミング。アリアスは、ヨーロッパ人が彼を呼び出してきたと述べました
過去2日間に渡って、米国とのラインに陥っています。スウェーデン、EUの頭として、彼に言いました
彼らは米国から自分の合図がかかりますし、米国の行動をサポートすること。アリアスは、Biehiは言った、非常にでした
無料の「クリントン国務長官が多大な政治的本能。」
-1-4n
国家ケース番号F-2014から20439ドク号C05764911日の未分類米国部門:2015年7月31日
指が屋根裏に箱から出して、古いウサギの足を交差させて、私は鶏を犠牲にされます
モロクに裏庭。 。 。
【Google仮訳終了】
【転載開始】
フルフォードレポート英語版(3/29)
2016-03-30 18:00:00
今、全ての人に見えるように暴露されたハザール悪魔崇拝者
惑星地球の戦いは、悪魔崇拝ハザールマフィアが拒否に逆らう形で暴露されて、人類の勝利の方向へ向かっている。ニューヨークタイムズがバール(悪魔の別名であり、下記リンクのイメージ)の神を祭る門がニューヨークとロンドンに建設されていると報道している。
http://image.shutterstock.com/z/stock-vector-baal-vintage-engraving-old-engraved-illustration-of-baal-the-phoenician-god-carrying-a-child-76243105.jpg
http://www.nytimes.com/2016/03/20/opinion/sunday/life-among-the-ruins.html?_r=0
その後、ヒラリークリントンがモロクへ鶏を犠牲にすることについて書いた漏洩したeメールも出てきた。(メールの返信で「屋根裏の箱からの古い兎の後ろ足を出して祈っています、私はモロクに裏庭で鶏を生贄として捧げるつもりです」と書いている)
https://wikileaks.org/clinton-emails/emailid/14333
悪魔の別名同名であるモロコは、古代バビロニアでは子供が犠牲に焼かれた神であった。イメージはしたのリンクから見れる。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/9/98/Moloch_the_god.gif
次に、3月22日(322)の悪魔の犠牲の日に起こったベルギー空港のテロの背後にいるテロリストの一人と自分撮りしている独首相アンゲラ・メルケルの写真もある。
http://sputniknews.com/europe/20160326/1037012661/merkel-selfie-bomber.html
モ サドのダミー会社ICTSは空港の警備を担当していた、そして攻撃はハザール人は殺さなかったと、国防総省情報源は強調している。
ドイツがイェール大学に 設立した秘密結社スカル&ボーンズのエンブレムの上に数字322があることは注目に値する。
最近の意外な事実によれば、スカル&ボーンズは悪魔崇拝に身を 捧げている。
この頂点にいるのが米大統領候補テッド・クルーズであり、TVで「ドナルド・トランプはねずみかもしれないが、私は彼と交尾する気はありません」と言っている。
言い換えれば、彼はねずみと交尾していると言っていることになる。
こ れに続いて、日本の財務大臣麻生太郎は「1930年代の米国は今の日本のように、デフレに苦しんでいて、米国をその状況から抜け出させたのは第二次世界大 戦であった」そして「我々はそのきっかけ
を探している」と彼は付け加えた。
つまり、不正に選出された安倍政権は今その本当のファシストの顔をさらけ出した
のを見ることができる。
http://www.zerohedge.com/news/2016-03-26/japans-finance-minister-accidentally-reveals-how-it-all-ends-war
こ こであなたはパターンが見え始めていますか?これらの強力なリーダー達が狂気に走って行くのか、あるいは彼らが本当は何者であるかを暴露する総合的な運動 の実行を完全にするのか。
私の考えは後者であり、NSA(国家安全保障局)と機関ホワイトハットが彼らを打倒する手助けの為に、これらの人々を暴露してい る。
事実、ホワイトハットが動いている明確な兆候として、米トップの将軍ジョセフ・ダンフォードが先週グーグルの最高経営責任者エリッ ク・シュミットを国防総省へ召喚したと、米軍情報機関
の情報源は言う。
この会談で、ダンフォードはシリコンバレーは国防総省の支配下にあると伝えた。
こ れを強調するかのように、インテル創業者であり、ハンガリー系ユダヤ人でシリコンバレーの長老政治家アンドリュー・グローブは、この会談が行われていた頃 に未公開の原因で死亡した。
グローブは全てのインテルコンピュータ・チップに、誰のコンピュータでも完全にアクセスを可能にする裏口をつけた責任があった と、オラクルの情報源は言っている。
国防総省のシリコンバレー支配はハザールマフィアへの情報の流れをほとんど完全に劇的に遮断している。
この引継ぎはインターネットが突然、ハザール人黒幕の悪魔仲間のトップの暴露で埋め尽くされている理由かもしれない。
関連した動きとしては、FBIがアイフォン中に秘密手段を得る企てを、携帯電話の裏口経由によるプライバシーの侵害に対する大規模反対の所為で、撤退せざるを得なかったと国防総省情報源は言う。
国防総省のシリコンバレー支配はまた、米大統領選挙を電子的に不正をすることが非常に難しくなったはずである。ヒラリークリントンの最近の連続敗北は不正投票が止められた証拠かもしれない。
ま た、米大統領選挙ではドナルド・トランプがユダヤAIPACロビーに対する卑俗的な演説と思われるものによって多くの人々を失望させた。
この演説で、いつ も彼の気持ちを話しているトランプは、テレプロンプターからの事前に吟味した演説を読んだと、多くの米拠点の情報源は強調している。
ユダヤロビーに対する トランプの叩頭(※こうとう=頭を地につけておじぎすること)は彼に対する暗殺を防ぐためと、またユダヤ人自身をハザールマフィアのマインドコントロールからの解放の助けが目的であったと、情報源は言 う。
いずれにしても、その演説の直後に、トランプはインタビューで米は無料で他国の軍事的防御をやめるべきだと述べた。
この大判振る舞いの最大の受益者はNATOとイスラエルである。
トルコを含むNATOに関するトランプのコメントはまた、米軍はトルコをロシアから守るためには戦わないという事実を強調することが目的であった。
米軍の支援なしでは、たとえトルコが付いてもNATOはロシア軍に持ちこたえられないだろう。
トランプはまた、事実として日本における米軍の費用を支払っているのに、日本は防衛にただ乗りしていると間違って思っている。
他 の主要な進展としては、ブラックウォーター(ブッシュのアメリカ治安部隊)創設者のエリック・プリンスは、資金洗浄、殺人、武器密売他を含む大規模犯罪リ ストによって彼に司法省が近づいてきた
ので、米国から逃げ出さざるを得なかった。
プリンスは今、ハザールマフィアの本拠地トルコにいる。
しかし、トルコ大 統領レジョップ・エルドガンは偏執狂で孤立しており、権力の座に留まれないか、あるいはプリンスをこれ以上匿うことはできないだろう。
プリンスは中国のア フリカにおける業務を保護するために彼のサービスを売り込もうとしたが、中国は単に、彼の作戦を知るために興味を示すふりをしただけだったと、中国政府情 報源は言う。
中国と言えば、ロックフェラーの取立屋ヘンリーキッシンジャーは3月19日そこへ行ったが、No.4の将軍房峰輝に会うこと が許されただけであった。
キッシンジャーはほぼ間違いなく、インドネシアの金塊と状況を議論するためにそこに行ったと思われる。
キシンジャーはこのニュー スレターでも述べた8,000tの金塊取引を阻止しようとしていたのかもしれない。
インドネシアの大統領ジョコ・ウィドド(ジョコウィ)がハザー ル徒党の支援はやめるという硬い決心をしているので、金塊なしで彼は帰ったと言うのは良い推測であると、アジアのCIA情報源は言う。
このジョコウィの決 定はハザール人を激怒させて、彼らは首都ジャカルタで暴動を上演すべくプロの代理人による扇動者雇い始めたと、情報源は言う。
また先週、 インドネシアの沿岸警備隊がインドネシア海域で中国の漁船を傍受する事件があった。
その漁船は電子情報収集装置が一杯詰め込まれており、それをインドネシ アが曳航している時、中国の沿岸警備隊の船がそれに突っ込み沈没させたと、情報源は言っている。
インドネシアは、マラッカ海峡周辺に米軍を展開させて中国の支配に落ちないようにする為に金塊を提供することに決めたと、彼らは付け加えた。
中国政府情報筋は彼らとしては、その地域の米軍の駐留 は平和と航行の自由が維持される限り、気にしないと言っている。彼らはまた、植民地主義が中国に近い島の歴史的支配の多くを奪われたこと、そして中国はそ の歴史的権利を
主張したいと言っており、明らかに、まだ南シナ海では為すべき抜け目のない駆け引きが多く残っている。
一方南アメリカで は、ハザール暴徒が旧ナチ避難所であったブラジルの支配を握るために必死に戦っている。この目的の為に、彼らは実力主義提唱者のロジャー・アネリの飛行機 を破壊した。アネリは世界最大の
鉄鉱石会社のトップである。彼はまた、その地域のハザール暴徒の最大の敵の一人であったと、国防総省情報源は言う。
これに もかかわらず、ブラジルはハザール人の政府に対する不安定化運動を成功させるつもりはないと、複数の情報源は認める。
南アメリカではまた、米大統領バラ ク・オバマは南極の汚い戦争への米政府の関与に関するファイルを機密解除した。
これらの暴露は、イエスズ会の教皇(フランシス)が軍事政権を率いるビデー ラと仲良しだったので辞任する助けの一環として行われたと、CIA情報源は言う。
そこでここでは、ロシアの情報源が言っていることと教皇フランシスがある種の大声明を発表してすぐに、辞任しようとしていることをCIAが部分的に確認している。
我々はその声明が記念祭(世界の借金の帳消し)であり、資産の再配分と貧困を終わらせ環境破壊を止める大規模運動であることを期待している。
ま た、UFOと地球外生命についての情報を聞きたいと思う人々も多くいる。バチカンの上位に座っているP2ロッジの人々は彼らは数千年に渡り地球外生命と定 期的に接触してきたと主張している。も
しそうであれば、我々に彼らを見て、彼らについて聞きそしてできたら彼らと会談させて頂きたい。我々はまたここで、 中国も白龍会を通じて地球外生命との接触は数千年を遡ると主
張していることを明らかにします。また、おそらく彼らはその問題に関してさらなる世界公開を話 し始めるであろう。
【転載終了】
http://blog.goo.ne.jp/tumuzikaze2/c/f0d978a271f099e4dc8dd9859705784e
TPPのISD条項が国内法秩序に重大な影響を及ぼすことだけは理解してもらえるのでは
TPPが発効すれば、国内裁判所もISDで日本政府がどのように裁かれるかを想定して判決せざるを得ないという事態が生じる(国内裁判所の屈服)。
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2016年3月31日 (木)
TPPのISD条項と子宮頸ガンワクチン問題
子宮頸ガンワチンの副作用に苦しむ少女たちが提訴することを決意したことが報道されている。
裁判に立ち上がった当事者と家族の勇気に心から敬意を表したい。
またこれと連帯して困難な闘いに立ち上がることを決めた弁護団を支持する。
「私たちはデータじゃない、1人の人間です」
そう、これは薬害に蹂躙された被害者の人間の尊厳を回復するための裁判に他ならない。
接種と症状の因果関係に関する記者からの質問に対して、弁護団は、訴訟上の因果関係としてはすでに十分であると理解していると、回答した。
最高裁は訴訟上の因果関係について次のように述べており、弁護団は、高度の蓋然性の要件はすでに十分に充たされているとしたのだ。
「訴訟上の因果関係の立証は、一点の疑義も許されない自然科学的証明ではなく、経験則に照らして全証拠を総合検討し、特定の事実が特定の結果発生を招来した関係を是認しうる高度の蓋然性を証明することであり、その判定は、通常人が疑を差し挟まない程度に真実性の確信を持ちうるものであることを必要とし、かつ、それで足りるものである。」
(最高裁判所昭和50年10月24日判決)
TPPは、人間の被害とその救済、人間の尊厳とその回復という日本国憲法下における裁判の論理を逆転させる。
TPPの下では、こうした事件は、国際的経済主体の経済活動とその阻害の問題として把握される。
TPPの投資章に基づき、被告製薬会社側の立場からこの問題を見ると、その醜悪な世界観が理解してもらえるのではないだろうか。
=====================================
TPPのISD条項が保護の対象とする『投資』には、
「収益及び利得の期待」
が含まれる(9章第1条)。
『合理的』な期待利益の保護こそ、TPPの投資章(第9章)の根本精神である。
子宮頸ガンワクチン、「サーバリックス」のメーカーはグラクソ・スミスクライン社(GSK社)、「ガーダシル」のメーカーは、MSD社であり親会社はメルク社である。
前者の本拠は英国、後者はドイツとされるが、いずれも米国法人が存在し、「TPPのための米国企業連合」の有力メンバーとなっている。
子宮頸ガンワクチンの定期接種は小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子とされている(予防接種法施行令1条の3)。
おおざっぱに人数を概算すれば300万人弱が定期接種の対象となる。
ワクチンは1人分5万円ほどとされている。
子宮頸ガンワクチンの対象年齢の市場規模は、ざっくり1500億円である。
そして、少子化を踏まえても年々約50万人が新たに定期接種の対象者となる。
したがって、定期接種によって、メーカーには年々約250億円の安定収入が見込まれた。
副作用被害者らの粘り強い訴えを受け、2013年6月、厚労省は、いったん開始していた定期接種の対象者への周知(予防接種法施行令6条・「積極的勧奨」)を差し控えるに至った。
子宮頸ガンワクチンメーカーであり、「TPPのための米国企業連合」の有力メンバーである2社には、積極的勧奨が差し控えられた結果、すでに推定2000億円規模の売上が阻害され、今後も毎年250億円の収益が阻害される状態となっている。
「期待利益」こそ、TPP投資章の保護の要である。
TPPの投資章・ISD条項の関係で主として問題となるのは「収用」と、国際慣習法上、投資家に与えるべき待遇義務違反である。
期待利益を深刻に阻害し、収用と同等程度に至った場合、間接収用に該当する(付属文書9-B第2項)。
間接収用に該当するかどうかは、
①政府の行為が与えた経済的な影響の程度、
②投資に基づく合理的な期待を害する程度、
③政府の行為の性質
を総合的に考慮して判断するものとされているが(付属文書9-B第3項((ⅰ)、(ⅱ)、(ⅲ))、
①ワクチンメーカーが政府の行為によって受けた経済的な影響は甚大であり、②同メーカーの合理的な期待を著しく侵害していることも明らかであるから、投資章の根本精神に従う限り、③たとえ厚労省の積極的勧奨の差し控えが生命・健康保護目的であったとしても、間接収用に該当すると判断されることは確実である。
収用に該当する場合、政府は、遅滞なく、公正な市場価格による補償をしなければならない。市場価格には将来得られるべき利益を含む。将来利益はキャッシュフロー方式によって算定される。
補償が直ちに行われない場合、収用が行われた2013年6月から商業的に妥当な利子(年5%から6%とされることが多いようである)を付加して補償しなければならない(第9章8条3項)。
また、政府は、外国投資家に対して国際慣習法による待遇を与える義務を負っており、同義務には「公正で衡平な待遇並びに十分な保護及び保障を与える義務」が含まれている(第9章6条1項)。
この義務には、「外国投資家の利益に対する慎重な配慮」、「外国投資家の合理的な期待の保護」が含まれると一般に理解されている。
遅くとも、2013年4月に厚労省が子宮頸ガンワクチンの定期接種に踏み切った段階では、ワクチンメーカーは「合理的な期待」を形成している。
厚労省の積極勧奨の差し控えは、この「合理的な期待」を根底から侵害するものであって、「外国投資家の利益に対する慎重な配慮」にも欠けているものであるから、「公正で衡平な待遇並びに十分な保護及び保障を与える義務」に違反している。
TPPの第9章16条は、「投資及び環境、健康その他の規制上の目的」と題して、次の規定を置いている。
この章のいかなる規定も、締約国が自国の領域内の投資活動が環境、健康その他の規制上の目的に配慮した方法で行われることを確保するために適当と認める措置(この章の規定に適合するものに限る)を採用し、維持し、又は強制することを妨げるものと解してはならない。
この規定は、一見、締約国が環境、健康等公共の福祉のためになす規制を認める規定のようにみえるかもしれないが、そうではない。
otherwise consistent with this chapter(その他の点ではこの章の規定に合致する)場合に、規制を認めるというのである。
日本政府は論理的な解釈が不可能に近いotherwiseを「(この章の規定に適合するものに限る)」と強調の意味に解釈して仮訳しているが、
要するに、この規定は、環境、健康のための規制であっても、この章に適合すること、すなわち、間接収用に該当せず、国際慣習法上の義務にも違反しない等投資章の全ての規定に違反しない限りにおいて、締約国は、環境、健康のための規制を行うことができるとしているに過ぎず、全く無意味な規定である。
むしろ、公共の福祉目的であっても、投資章の義務の遵守を強く求める規定であるから、公共の福祉名義でみだりに規制を行うことを戒める規定であると考えてもよい。
間接収用については、次の規定もある。
「公共の福祉に係る正当な目的(公衆の衛生、公共の安全及び環境等)を保護するために立案され、及び適用される締約国による差別的でない規制措置は、極めて限られた場合を除くほか、間接的な収用を構成しない」(付属書9-B第3(b))
確かに、「極めて限られた場合を除くほか、間接的な収用を構成しない」との規定には、むやみに間接収用を認めることに対する牽制としての効果は期待できるだろうが、「極めて限られた場合」との概念は、極めて曖昧である。
国際経済活動に対する制限については、それが国民の健康の保護を目的とするとしても、科学的な十分な証拠を要するとするのが、国際経済法の基本ルールである。
十分な科学的証拠がない状態における国際経済活動の自由の制限は、十分な科学的な証拠(前記した最高裁判決とは異なり、この場合は、厳密な科学的証明に匹敵するものが求められる)を収集するための暫定的な期間のみ認められる。
積極的勧奨が差し控えられてからすでに3年近くが経とうしており、予防的なアプローチによる差し控えとしても十分な期間が経過しているにも拘わらず、十分な科学的証拠なしに積極勧奨を差し控える措置を維持しているのは、「極めて限られた場合」に該当するとの主張が十分に可能である。
また、子宮頸ガンワクチンの積極勧奨の再開については、専門家の団体である日本産婦人科学会が強く求めているばかりでなく、WHO(世界保健機関)も、積極勧奨を差し控える日本政府の対応を名指しで非難している。
こうした中立的で権威ある機関の見解にも反する積極勧奨の差し控え措置は、たとえ健康目的の制限であっても「極めて限られた場合」に該当し、厚労省の決定は間接収用に該当するとの主張には多分、説得力が認められるだろう。
TPPが発効すれば、これらの理由により、ワクチンメーカーは、日本政府をISD仲裁に付託することが可能である。
海外仲裁で違法判定を受け、巨額の賠償を命じられるリスクを冒してまで、厚労省がいったん開始した定期接種に関する積極的勧奨の差し控えを続けることができるか、極めて疑問である。
==============================
以上は、積極勧奨の差し控え措置自体に着目した議論であるが、被害者からワクチンメーカーに対する裁判については、次のような問題も生じる。
裁判もISDの対象となるので、仮に、被害者がワクチンメーカーに対する賠償判決を勝ち取り、これが最高裁で確定しても、GSK社とMSD社は、賠償を命じた最高裁判決によって損害を被ったとして、日本政府を相手取って、最高裁判決をISD仲裁に付託することができる。
TPPが発効すれば、外資を相手取った裁判では、常に第4審類似の審級が存在することになる。
とくに、被害者救済の観点から、厳密な意味での科学的な証明でなくとも、賠償を命じることができるとする国内判例の論理は、ISD仲裁で大いに問題になりうる。
十分な科学的証拠もなく国際経済活動を制限することにつながるからである。
TPPが発効すれば、国内裁判所もISDで日本政府がどのように裁かれるかを想定して判決せざるを得ないという事態が生じる(国内裁判所の屈服)。
まだ、ある。
ISDの仲裁廷は、賠償のみでなく、場合によっては保全措置を執ることが認められている。
仲裁廷は、一方の紛争当事者の権利を保全し、又は当該仲裁廷の管轄権を十分に実効的なものとすることを確保するため、暫定的な保全措置を命ずることができる。(9章23条9項)
したがって、ワクチンメーカーに対する賠償判決がISD仲裁に付され、ワクチンメーカーが賠償判決の執行の停止を求めた場合、仲裁廷は日本政府に対して、暫定的な保全措置として、当該判決の執行の停止を命じることが可能である。
行政権の主宰者である政府に対して、司法権の執行の停止を命じるのは明確に三権分立原則に違反するが、ISD条項は、外国投資家を国家と対等の法主体として認め、国家を単一の権利義務主体として措定するものであるから、権力分立原理は、仲裁廷が執行停止を命じることを否定する論拠とはならない。
======================================
加えて仮に厚労省の積極勧奨の差し控えがTPP発効後に行われた場合を仮定してみると、さらに問題があることがわかる。
この場合、前記した暫定的な保全措置は、積極勧奨の差し控え自体を停止させることを命じることができる(積極勧奨の復活)。
また、最終的な仲裁において原状回復を命じることもできるとされているので、最終的な仲裁によって積極勧奨の差し控え処分を取り消すことも可能である(9章29条1項(b)「原状回復。この場合の裁定においては、被申立人が原状回復に代えて損害賠償金及び適当な利子を支払うことができることを定めるものとする」)。
また、こうした仲裁申立とともに、保全措置を国内裁判所に申し立てることもできる。
「被申立人の司法裁判所又は行政裁判所において、暫定的な差止による救済(損害の賠償を伴わないものに限る)の申立を行い、又は当該申立に係る手続を継続することができる。ただし、当該申立が、仲裁が継続している間、当該申立人又は当該企業の権利及び利益を保全するこのみを目的とするものである場合に限る。」(第9章21条3項)
つまり、積極勧奨の差し控えをISDで争うワクチンメーカーは、ISDに付託して積極勧奨の違法性を争うとともに、暫定的な救済を求めて、積極干渉の差し控えを取り消すように国内裁判所に申し立てることができる。
この場合、積極勧奨の差し控えが国際法上、違法か否か関する判断は、もっぱらその件限りで構成される仲裁廷の権限に属し、国内裁判所は、判断権限を有さない。
にも拘わらず、国内裁判所は、いわば仲裁廷の道具として、積極勧奨の差し控えが、間接収用や、国際慣習法上の最低限待遇義務と呼ばれるものに違反するか否か、仲裁廷がいかなる判断をするかを想定しながら、暫定救済の申立に対して判断を下すことを強いられることになる。
この9章21条3項に関しては、明らかに特別な訴訟手続法の整備が必要であるが、今般政府が提出したTPP関連一括法の中には存在していない。
==========================
不本意ながら、甚だ、むつかしくなった。
走り書き的な覚え書きである。
少なくとも、TPPのISD条項が国内法秩序に重大な影響を及ぼすことだけは理解してもらえるのではないだろうか。
政府が濫訴防止措置として主張するであろう、先決問題の先行処理、手続の公開(但し、秘匿情報に対する歯止めはない)、懲罰的賠償の禁止等々の大半は既知のものであり、子宮頸ガンワクチンの副作用に関係する、上記のような各種のISD手続を防ぐことはできない。
TPPの観点からは、厚労省の積極勧奨の差し控えをめぐるこうした手続は、ISDの本旨に沿うものだからである。
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2016/03/post-bc4b.html
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2016年3月31日 (木)
TPPのISD条項と子宮頸ガンワクチン問題
子宮頸ガンワチンの副作用に苦しむ少女たちが提訴することを決意したことが報道されている。
裁判に立ち上がった当事者と家族の勇気に心から敬意を表したい。
またこれと連帯して困難な闘いに立ち上がることを決めた弁護団を支持する。
「私たちはデータじゃない、1人の人間です」
そう、これは薬害に蹂躙された被害者の人間の尊厳を回復するための裁判に他ならない。
接種と症状の因果関係に関する記者からの質問に対して、弁護団は、訴訟上の因果関係としてはすでに十分であると理解していると、回答した。
最高裁は訴訟上の因果関係について次のように述べており、弁護団は、高度の蓋然性の要件はすでに十分に充たされているとしたのだ。
「訴訟上の因果関係の立証は、一点の疑義も許されない自然科学的証明ではなく、経験則に照らして全証拠を総合検討し、特定の事実が特定の結果発生を招来した関係を是認しうる高度の蓋然性を証明することであり、その判定は、通常人が疑を差し挟まない程度に真実性の確信を持ちうるものであることを必要とし、かつ、それで足りるものである。」
(最高裁判所昭和50年10月24日判決)
TPPは、人間の被害とその救済、人間の尊厳とその回復という日本国憲法下における裁判の論理を逆転させる。
TPPの下では、こうした事件は、国際的経済主体の経済活動とその阻害の問題として把握される。
TPPの投資章に基づき、被告製薬会社側の立場からこの問題を見ると、その醜悪な世界観が理解してもらえるのではないだろうか。
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TPPのISD条項が保護の対象とする『投資』には、
「収益及び利得の期待」
が含まれる(9章第1条)。
『合理的』な期待利益の保護こそ、TPPの投資章(第9章)の根本精神である。
子宮頸ガンワクチン、「サーバリックス」のメーカーはグラクソ・スミスクライン社(GSK社)、「ガーダシル」のメーカーは、MSD社であり親会社はメルク社である。
前者の本拠は英国、後者はドイツとされるが、いずれも米国法人が存在し、「TPPのための米国企業連合」の有力メンバーとなっている。
子宮頸ガンワクチンの定期接種は小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子とされている(予防接種法施行令1条の3)。
おおざっぱに人数を概算すれば300万人弱が定期接種の対象となる。
ワクチンは1人分5万円ほどとされている。
子宮頸ガンワクチンの対象年齢の市場規模は、ざっくり1500億円である。
そして、少子化を踏まえても年々約50万人が新たに定期接種の対象者となる。
したがって、定期接種によって、メーカーには年々約250億円の安定収入が見込まれた。
副作用被害者らの粘り強い訴えを受け、2013年6月、厚労省は、いったん開始していた定期接種の対象者への周知(予防接種法施行令6条・「積極的勧奨」)を差し控えるに至った。
子宮頸ガンワクチンメーカーであり、「TPPのための米国企業連合」の有力メンバーである2社には、積極的勧奨が差し控えられた結果、すでに推定2000億円規模の売上が阻害され、今後も毎年250億円の収益が阻害される状態となっている。
「期待利益」こそ、TPP投資章の保護の要である。
TPPの投資章・ISD条項の関係で主として問題となるのは「収用」と、国際慣習法上、投資家に与えるべき待遇義務違反である。
期待利益を深刻に阻害し、収用と同等程度に至った場合、間接収用に該当する(付属文書9-B第2項)。
間接収用に該当するかどうかは、
①政府の行為が与えた経済的な影響の程度、
②投資に基づく合理的な期待を害する程度、
③政府の行為の性質
を総合的に考慮して判断するものとされているが(付属文書9-B第3項((ⅰ)、(ⅱ)、(ⅲ))、
①ワクチンメーカーが政府の行為によって受けた経済的な影響は甚大であり、②同メーカーの合理的な期待を著しく侵害していることも明らかであるから、投資章の根本精神に従う限り、③たとえ厚労省の積極的勧奨の差し控えが生命・健康保護目的であったとしても、間接収用に該当すると判断されることは確実である。
収用に該当する場合、政府は、遅滞なく、公正な市場価格による補償をしなければならない。市場価格には将来得られるべき利益を含む。将来利益はキャッシュフロー方式によって算定される。
補償が直ちに行われない場合、収用が行われた2013年6月から商業的に妥当な利子(年5%から6%とされることが多いようである)を付加して補償しなければならない(第9章8条3項)。
また、政府は、外国投資家に対して国際慣習法による待遇を与える義務を負っており、同義務には「公正で衡平な待遇並びに十分な保護及び保障を与える義務」が含まれている(第9章6条1項)。
この義務には、「外国投資家の利益に対する慎重な配慮」、「外国投資家の合理的な期待の保護」が含まれると一般に理解されている。
遅くとも、2013年4月に厚労省が子宮頸ガンワクチンの定期接種に踏み切った段階では、ワクチンメーカーは「合理的な期待」を形成している。
厚労省の積極勧奨の差し控えは、この「合理的な期待」を根底から侵害するものであって、「外国投資家の利益に対する慎重な配慮」にも欠けているものであるから、「公正で衡平な待遇並びに十分な保護及び保障を与える義務」に違反している。
TPPの第9章16条は、「投資及び環境、健康その他の規制上の目的」と題して、次の規定を置いている。
この章のいかなる規定も、締約国が自国の領域内の投資活動が環境、健康その他の規制上の目的に配慮した方法で行われることを確保するために適当と認める措置(この章の規定に適合するものに限る)を採用し、維持し、又は強制することを妨げるものと解してはならない。
この規定は、一見、締約国が環境、健康等公共の福祉のためになす規制を認める規定のようにみえるかもしれないが、そうではない。
otherwise consistent with this chapter(その他の点ではこの章の規定に合致する)場合に、規制を認めるというのである。
日本政府は論理的な解釈が不可能に近いotherwiseを「(この章の規定に適合するものに限る)」と強調の意味に解釈して仮訳しているが、
要するに、この規定は、環境、健康のための規制であっても、この章に適合すること、すなわち、間接収用に該当せず、国際慣習法上の義務にも違反しない等投資章の全ての規定に違反しない限りにおいて、締約国は、環境、健康のための規制を行うことができるとしているに過ぎず、全く無意味な規定である。
むしろ、公共の福祉目的であっても、投資章の義務の遵守を強く求める規定であるから、公共の福祉名義でみだりに規制を行うことを戒める規定であると考えてもよい。
間接収用については、次の規定もある。
「公共の福祉に係る正当な目的(公衆の衛生、公共の安全及び環境等)を保護するために立案され、及び適用される締約国による差別的でない規制措置は、極めて限られた場合を除くほか、間接的な収用を構成しない」(付属書9-B第3(b))
確かに、「極めて限られた場合を除くほか、間接的な収用を構成しない」との規定には、むやみに間接収用を認めることに対する牽制としての効果は期待できるだろうが、「極めて限られた場合」との概念は、極めて曖昧である。
国際経済活動に対する制限については、それが国民の健康の保護を目的とするとしても、科学的な十分な証拠を要するとするのが、国際経済法の基本ルールである。
十分な科学的証拠がない状態における国際経済活動の自由の制限は、十分な科学的な証拠(前記した最高裁判決とは異なり、この場合は、厳密な科学的証明に匹敵するものが求められる)を収集するための暫定的な期間のみ認められる。
積極的勧奨が差し控えられてからすでに3年近くが経とうしており、予防的なアプローチによる差し控えとしても十分な期間が経過しているにも拘わらず、十分な科学的証拠なしに積極勧奨を差し控える措置を維持しているのは、「極めて限られた場合」に該当するとの主張が十分に可能である。
また、子宮頸ガンワクチンの積極勧奨の再開については、専門家の団体である日本産婦人科学会が強く求めているばかりでなく、WHO(世界保健機関)も、積極勧奨を差し控える日本政府の対応を名指しで非難している。
こうした中立的で権威ある機関の見解にも反する積極勧奨の差し控え措置は、たとえ健康目的の制限であっても「極めて限られた場合」に該当し、厚労省の決定は間接収用に該当するとの主張には多分、説得力が認められるだろう。
TPPが発効すれば、これらの理由により、ワクチンメーカーは、日本政府をISD仲裁に付託することが可能である。
海外仲裁で違法判定を受け、巨額の賠償を命じられるリスクを冒してまで、厚労省がいったん開始した定期接種に関する積極的勧奨の差し控えを続けることができるか、極めて疑問である。
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以上は、積極勧奨の差し控え措置自体に着目した議論であるが、被害者からワクチンメーカーに対する裁判については、次のような問題も生じる。
裁判もISDの対象となるので、仮に、被害者がワクチンメーカーに対する賠償判決を勝ち取り、これが最高裁で確定しても、GSK社とMSD社は、賠償を命じた最高裁判決によって損害を被ったとして、日本政府を相手取って、最高裁判決をISD仲裁に付託することができる。
TPPが発効すれば、外資を相手取った裁判では、常に第4審類似の審級が存在することになる。
とくに、被害者救済の観点から、厳密な意味での科学的な証明でなくとも、賠償を命じることができるとする国内判例の論理は、ISD仲裁で大いに問題になりうる。
十分な科学的証拠もなく国際経済活動を制限することにつながるからである。
TPPが発効すれば、国内裁判所もISDで日本政府がどのように裁かれるかを想定して判決せざるを得ないという事態が生じる(国内裁判所の屈服)。
まだ、ある。
ISDの仲裁廷は、賠償のみでなく、場合によっては保全措置を執ることが認められている。
仲裁廷は、一方の紛争当事者の権利を保全し、又は当該仲裁廷の管轄権を十分に実効的なものとすることを確保するため、暫定的な保全措置を命ずることができる。(9章23条9項)
したがって、ワクチンメーカーに対する賠償判決がISD仲裁に付され、ワクチンメーカーが賠償判決の執行の停止を求めた場合、仲裁廷は日本政府に対して、暫定的な保全措置として、当該判決の執行の停止を命じることが可能である。
行政権の主宰者である政府に対して、司法権の執行の停止を命じるのは明確に三権分立原則に違反するが、ISD条項は、外国投資家を国家と対等の法主体として認め、国家を単一の権利義務主体として措定するものであるから、権力分立原理は、仲裁廷が執行停止を命じることを否定する論拠とはならない。
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加えて仮に厚労省の積極勧奨の差し控えがTPP発効後に行われた場合を仮定してみると、さらに問題があることがわかる。
この場合、前記した暫定的な保全措置は、積極勧奨の差し控え自体を停止させることを命じることができる(積極勧奨の復活)。
また、最終的な仲裁において原状回復を命じることもできるとされているので、最終的な仲裁によって積極勧奨の差し控え処分を取り消すことも可能である(9章29条1項(b)「原状回復。この場合の裁定においては、被申立人が原状回復に代えて損害賠償金及び適当な利子を支払うことができることを定めるものとする」)。
また、こうした仲裁申立とともに、保全措置を国内裁判所に申し立てることもできる。
「被申立人の司法裁判所又は行政裁判所において、暫定的な差止による救済(損害の賠償を伴わないものに限る)の申立を行い、又は当該申立に係る手続を継続することができる。ただし、当該申立が、仲裁が継続している間、当該申立人又は当該企業の権利及び利益を保全するこのみを目的とするものである場合に限る。」(第9章21条3項)
つまり、積極勧奨の差し控えをISDで争うワクチンメーカーは、ISDに付託して積極勧奨の違法性を争うとともに、暫定的な救済を求めて、積極干渉の差し控えを取り消すように国内裁判所に申し立てることができる。
この場合、積極勧奨の差し控えが国際法上、違法か否か関する判断は、もっぱらその件限りで構成される仲裁廷の権限に属し、国内裁判所は、判断権限を有さない。
にも拘わらず、国内裁判所は、いわば仲裁廷の道具として、積極勧奨の差し控えが、間接収用や、国際慣習法上の最低限待遇義務と呼ばれるものに違反するか否か、仲裁廷がいかなる判断をするかを想定しながら、暫定救済の申立に対して判断を下すことを強いられることになる。
この9章21条3項に関しては、明らかに特別な訴訟手続法の整備が必要であるが、今般政府が提出したTPP関連一括法の中には存在していない。
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不本意ながら、甚だ、むつかしくなった。
走り書き的な覚え書きである。
少なくとも、TPPのISD条項が国内法秩序に重大な影響を及ぼすことだけは理解してもらえるのではないだろうか。
政府が濫訴防止措置として主張するであろう、先決問題の先行処理、手続の公開(但し、秘匿情報に対する歯止めはない)、懲罰的賠償の禁止等々の大半は既知のものであり、子宮頸ガンワクチンの副作用に関係する、上記のような各種のISD手続を防ぐことはできない。
TPPの観点からは、厚労省の積極勧奨の差し控えをめぐるこうした手続は、ISDの本旨に沿うものだからである。
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2016/03/post-bc4b.html
副作用で人生台無しになる人が出るのが解かっているワクチンを打つ意味がある?
内海 聡
4月1日 7:47 ·
ワクチンの情報
ただの引用だが参考になるものもあるので提示しておく。
私の古い記事なので動画など削除されたものがある。
その場合もアドレスをそのままにしてあるので、自分で見る場合は検索などして近いものを見てもらいたい。
①死亡者が続発したインドの事件をきっかけに、今や世界中に飛び火している子宮けいがんワクチンプログラムの停止要求。
犠牲になられた世界中の家族や、ワクチンの有効性に疑問を抱く医師等の専門家が中心となり、真相究明グループを立ち上げている。
http://truthaboutgardasil.org/
②"India has sparked global demands to suspend HPV vaccines worldwide"
「インドが火をつけた世界に広がるHPVワクチン停止を求める声」 の記事:ちなみに子宮頸がんワクチン(サーバリックス)は「蛾の幼虫」の細胞由来。
http://www.americanchronicle.com/articles/view/151324
③オーストラリアではもはや男子にも投与される。本気でキチガイの世界。
女子だけでなく男子にもHPVワクチンを無料・オーストラリアでワクチン売上倍増
【News】HPV予防ワクチンを男子生徒に提供: 12年7月12日 12時26分J
【ブリスベン12日AAP】連邦政府が導入する新たな全豪予防接種計画の下で2013年第1学期以降、ヒトパピローマウイルス(HPV)の予防ワクチン、ガーダシルが12歳と13歳の男子生徒を対象に、提供されることになった。
HPVは陰部疣贅や子宮頸がんなど、様々ながんの種類を引き起こす原因とされるが、ガーダシルがHPV4種の感染を防御する安全なワクチンだという。
全国で2007年以降、ガーダシルが既に女子生徒を対象に提供されているが、男子生徒も接種されると、HPVの性感染が防御され、現在も国内で罹患率が低下しつつある子宮頸がんに対する予防が一層強化されるという。
④これもぜひ見てほしい動画である。海外では子宮頚がんワクチンの危険性を訴える人は、後を絶たないのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=ksKm22gYXtE
⑤【(子宮頸がんワクチン)ガーダシル研究者 公然と意見を表明 CBSニュース】
http://cbsn.ws/NDQFZd
「(関連する多くの著書と学術論文を執筆している)ハーパー博士は言う
「公衆衛生の利益は何もありません、子宮頸がんには減少はありません」と。
彼女はまた重篤な副作用がガーダシル使用後にあると報告されていて、ワクチンで防ぐとされる子宮頸がんより、そのリスクが高いことをはっきりと示すことができるとも言う。
子宮頸がんは標準の細胞診検査で早期に発見されれば、通常は完治できる。」
⑥そしてこれが日本の現実。宮城悦子医師は覚えておこう。
ホントのことって題名にがっくりくればあなたはまともかもしれない。
日本の医師から医療行政に至るまでの現実を如実に物語っている。
http://www.youtube.com/watch?v=z8MTFhk5Pmc
さてここからはインフルエンザワクチンについて。ここでは多くは取り上げない。
⑦ちょっとしたコメディですが見る価値がある。医学的に間違ったことを言っているわけでない。
それでもあなたは自家製ワクチンをうつかどうか。
http://www.youtube.com/watch?v=N7kkpFegmeM
⑧この動画も一種のパロディだが部分的には間違っていない。
しかし部分的には曲解しており新型インフルワクチンで多大に人が死ぬととらえている。
実はこれは正解でないというべきだ。
死ぬ人も一部いる、病気になる人は多数いる、不妊になり緩やかに人間を統制する、そこにこそ「彼ら」の思惑は存在している。
http://www.youtube.com/watch?v=8QmMNTXHeBY
その他のワクチンついても危険性は同じである。例えば以下のような情報がある。
⑨FOX NEWS
http://video.foxnews.com/v/433…/proof-of-vaccine-autism-link
「この障害はワクチンによるもの」としてワクチンと自閉症との関連が認められ、訴えを起こしていた家族に対して百五十万ドルの賠償金支払いが裁定されたというもの。
アルミニウムや水銀や動物製剤が入っているワクチンにおいて、このようなことを当然起こりうることである。
また裁判では「ワクチンは未知なる障害を悪化させる」とし、精神障害・知的障害などの原因ともなっていることを示唆する内容となっている。
⑩日本脳炎ワクチン「ジェービックV」の医薬品添付文書より
「本剤は日本脳炎ウイルス北京株を Vero 細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させ、得られたウイルスを採取し、ホルマリンで不活化した後、硫酸プロタミンで処理し、超遠心法で精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥したものである。
なお、本剤は製造工程で、ウシの血液由来成分(血清)、乳由来成分(エリスロマイシンラクトビオン酸塩)、ウシ及びヒツジの胆汁由来成分(デオキシコール酸ナトリウム)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。」
日本脳炎ワクチンは、接種後にADEM(急性散在性脳脊髄膜炎)に罹患する可能性があるとして、2005年、厚労省からの積極接種勧奨差し控えの勧告以降、ほぼ中止状態にまで至っていた。
その後それまでのマウス脳由来のものから、2010年より組織培養法による新しい日本脳炎ワクチン(2009年発売)が開発・提供され、以後積極的に接種されている。
このワクチン「ジェービックV」は、凍結乾燥品とすることにより有効期限も長くなり、保存剤(チメロサール ≒ 水銀)を含める必要がないとして含まれていない。
但し治験の際にこれまでのワクチンより副反応発現率が高いという結果が得られているのに、抗原量を変量(要するに薄めて)して追加試験を行い審査を通してしまった。
結果としてワクチン接種再開後に副反応報告(重篤なものを含む)が倍増し、当初の臨床試験の通りの状況となっているのが現実。
ところが国・業界ではワクチン接種の副反応として認める期間の設定により、それを少しでも外れると因果関係無しとしてしまうためシリアスな副反応は無い。と捏造されている。
尚、日本脳炎の抗体は、感染研調べで非接種群であっても10歳になると約80%が保有することがわかっている。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0616-5f.pdf
⑪The FDA Shuts Down Common Infant Vaccine After Startling Discovery
米国FDA、衝撃的発見により幼児ワクチンを停止
ロタウイルスのワクチンとして米国で認証されているワクチンの一つ、『ロタリックス』は、「豚ウイルス物質に汚染している」ため、医師は使用を停止するようにと米国連邦健康当局が勧告を出したことをCNNレポートが伝えた。
2008年にFDAによって承認されたグラクソスミスクライン社が製造するロタリックスワクチンはすでに世界で三千万人、米国だけでも百万人に接種されている。
「FDAが新しい技術を使ってワクチンにウイルスが混入していないかを調べたところ、グラクソスミスクライン社の製品に汚染物質が見つかり、同社に伝えた」と、FDAのコミッショナー、マーガレット・ハンバーグ博士はCNNに語った。
⑫ちなみにヤバいのはインフルエンザワクチンや子宮頚がんワクチンだけではない。
ポリオも破傷風も他も・・・全て同じなのである。
http://www.youtube.com/watch?v=_qoXGi9SH20
⑬このシリーズもながいですが示唆に富んでいる。
このアインシュタイン医師というのは有名な人だが、他にこの分野で有名な人にブレイロック医師という方もいる。
ワクチンには何が入っているの?(6シリーズ)
http://www.youtube.com/watch…
⑭そして最も権威あるワクチン研究者の告白。
モーリスヒルマン博士の告白
http://www.youtube.com/watch?v=f5dmZEiKpCA
こんなワクチンを投与する意味を、みなさんは把握しているかということが重要である。ワクチンの目的は病気の予防ではない。その意図を読み取らずしてこの世界で生きていくことはもはや難しかろうと思われる。
http://matome.naver.jp/odai/2135409525434112401
4月1日 7:47 ·
ワクチンの情報
ただの引用だが参考になるものもあるので提示しておく。
私の古い記事なので動画など削除されたものがある。
その場合もアドレスをそのままにしてあるので、自分で見る場合は検索などして近いものを見てもらいたい。
①死亡者が続発したインドの事件をきっかけに、今や世界中に飛び火している子宮けいがんワクチンプログラムの停止要求。
犠牲になられた世界中の家族や、ワクチンの有効性に疑問を抱く医師等の専門家が中心となり、真相究明グループを立ち上げている。
http://truthaboutgardasil.org/
②"India has sparked global demands to suspend HPV vaccines worldwide"
「インドが火をつけた世界に広がるHPVワクチン停止を求める声」 の記事:ちなみに子宮頸がんワクチン(サーバリックス)は「蛾の幼虫」の細胞由来。
http://www.americanchronicle.com/articles/view/151324
③オーストラリアではもはや男子にも投与される。本気でキチガイの世界。
女子だけでなく男子にもHPVワクチンを無料・オーストラリアでワクチン売上倍増
【News】HPV予防ワクチンを男子生徒に提供: 12年7月12日 12時26分J
【ブリスベン12日AAP】連邦政府が導入する新たな全豪予防接種計画の下で2013年第1学期以降、ヒトパピローマウイルス(HPV)の予防ワクチン、ガーダシルが12歳と13歳の男子生徒を対象に、提供されることになった。
HPVは陰部疣贅や子宮頸がんなど、様々ながんの種類を引き起こす原因とされるが、ガーダシルがHPV4種の感染を防御する安全なワクチンだという。
全国で2007年以降、ガーダシルが既に女子生徒を対象に提供されているが、男子生徒も接種されると、HPVの性感染が防御され、現在も国内で罹患率が低下しつつある子宮頸がんに対する予防が一層強化されるという。
④これもぜひ見てほしい動画である。海外では子宮頚がんワクチンの危険性を訴える人は、後を絶たないのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=ksKm22gYXtE
⑤【(子宮頸がんワクチン)ガーダシル研究者 公然と意見を表明 CBSニュース】
http://cbsn.ws/NDQFZd
「(関連する多くの著書と学術論文を執筆している)ハーパー博士は言う
「公衆衛生の利益は何もありません、子宮頸がんには減少はありません」と。
彼女はまた重篤な副作用がガーダシル使用後にあると報告されていて、ワクチンで防ぐとされる子宮頸がんより、そのリスクが高いことをはっきりと示すことができるとも言う。
子宮頸がんは標準の細胞診検査で早期に発見されれば、通常は完治できる。」
⑥そしてこれが日本の現実。宮城悦子医師は覚えておこう。
ホントのことって題名にがっくりくればあなたはまともかもしれない。
日本の医師から医療行政に至るまでの現実を如実に物語っている。
http://www.youtube.com/watch?v=z8MTFhk5Pmc
さてここからはインフルエンザワクチンについて。ここでは多くは取り上げない。
⑦ちょっとしたコメディですが見る価値がある。医学的に間違ったことを言っているわけでない。
それでもあなたは自家製ワクチンをうつかどうか。
http://www.youtube.com/watch?v=N7kkpFegmeM
⑧この動画も一種のパロディだが部分的には間違っていない。
しかし部分的には曲解しており新型インフルワクチンで多大に人が死ぬととらえている。
実はこれは正解でないというべきだ。
死ぬ人も一部いる、病気になる人は多数いる、不妊になり緩やかに人間を統制する、そこにこそ「彼ら」の思惑は存在している。
http://www.youtube.com/watch?v=8QmMNTXHeBY
その他のワクチンついても危険性は同じである。例えば以下のような情報がある。
⑨FOX NEWS
http://video.foxnews.com/v/433…/proof-of-vaccine-autism-link
「この障害はワクチンによるもの」としてワクチンと自閉症との関連が認められ、訴えを起こしていた家族に対して百五十万ドルの賠償金支払いが裁定されたというもの。
アルミニウムや水銀や動物製剤が入っているワクチンにおいて、このようなことを当然起こりうることである。
また裁判では「ワクチンは未知なる障害を悪化させる」とし、精神障害・知的障害などの原因ともなっていることを示唆する内容となっている。
⑩日本脳炎ワクチン「ジェービックV」の医薬品添付文書より
「本剤は日本脳炎ウイルス北京株を Vero 細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させ、得られたウイルスを採取し、ホルマリンで不活化した後、硫酸プロタミンで処理し、超遠心法で精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥したものである。
なお、本剤は製造工程で、ウシの血液由来成分(血清)、乳由来成分(エリスロマイシンラクトビオン酸塩)、ウシ及びヒツジの胆汁由来成分(デオキシコール酸ナトリウム)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。」
日本脳炎ワクチンは、接種後にADEM(急性散在性脳脊髄膜炎)に罹患する可能性があるとして、2005年、厚労省からの積極接種勧奨差し控えの勧告以降、ほぼ中止状態にまで至っていた。
その後それまでのマウス脳由来のものから、2010年より組織培養法による新しい日本脳炎ワクチン(2009年発売)が開発・提供され、以後積極的に接種されている。
このワクチン「ジェービックV」は、凍結乾燥品とすることにより有効期限も長くなり、保存剤(チメロサール ≒ 水銀)を含める必要がないとして含まれていない。
但し治験の際にこれまでのワクチンより副反応発現率が高いという結果が得られているのに、抗原量を変量(要するに薄めて)して追加試験を行い審査を通してしまった。
結果としてワクチン接種再開後に副反応報告(重篤なものを含む)が倍増し、当初の臨床試験の通りの状況となっているのが現実。
ところが国・業界ではワクチン接種の副反応として認める期間の設定により、それを少しでも外れると因果関係無しとしてしまうためシリアスな副反応は無い。と捏造されている。
尚、日本脳炎の抗体は、感染研調べで非接種群であっても10歳になると約80%が保有することがわかっている。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0616-5f.pdf
⑪The FDA Shuts Down Common Infant Vaccine After Startling Discovery
米国FDA、衝撃的発見により幼児ワクチンを停止
ロタウイルスのワクチンとして米国で認証されているワクチンの一つ、『ロタリックス』は、「豚ウイルス物質に汚染している」ため、医師は使用を停止するようにと米国連邦健康当局が勧告を出したことをCNNレポートが伝えた。
2008年にFDAによって承認されたグラクソスミスクライン社が製造するロタリックスワクチンはすでに世界で三千万人、米国だけでも百万人に接種されている。
「FDAが新しい技術を使ってワクチンにウイルスが混入していないかを調べたところ、グラクソスミスクライン社の製品に汚染物質が見つかり、同社に伝えた」と、FDAのコミッショナー、マーガレット・ハンバーグ博士はCNNに語った。
⑫ちなみにヤバいのはインフルエンザワクチンや子宮頚がんワクチンだけではない。
ポリオも破傷風も他も・・・全て同じなのである。
http://www.youtube.com/watch?v=_qoXGi9SH20
⑬このシリーズもながいですが示唆に富んでいる。
このアインシュタイン医師というのは有名な人だが、他にこの分野で有名な人にブレイロック医師という方もいる。
ワクチンには何が入っているの?(6シリーズ)
http://www.youtube.com/watch…
⑭そして最も権威あるワクチン研究者の告白。
モーリスヒルマン博士の告白
http://www.youtube.com/watch?v=f5dmZEiKpCA
こんなワクチンを投与する意味を、みなさんは把握しているかということが重要である。ワクチンの目的は病気の予防ではない。その意図を読み取らずしてこの世界で生きていくことはもはや難しかろうと思われる。
http://matome.naver.jp/odai/2135409525434112401
海上保安庁が尖閣領海の警備を増強 巡視船12隻が専従体制
016.4.4 10:27
海上保安庁が尖閣領海の警備を増強 巡視船12隻が専従体制
海上保安庁が、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海警備を専門とする1500トン級の最新型巡視船10隻の新造とヘリ搭載型2隻の配置転換を全て完了、乗組員も確保し、第11管区海上保安本部(那覇)に「尖閣専従体制」が整ったと明らかにした。4月中に本格稼働、中国公船の領海侵入が繰り返される尖閣周辺の警備が強化されることになる。
平成24年9月の尖閣国有化後、11管は全国から巡視船などの応援を受けてきたが、専従化で原則不要となる。応援を出してきた他管区の負担が減り、各地元での海難事故などに、より対処しやすくなる見通し。
海保によると、新造した10隻はいずれも全長96メートル、総トン数約1500トンの巡視船。高速巡航が可能で、20ミリ機関砲や遠隔放水銃、停船命令表示装置などを装備している。2月に「あぐに」「いぜな」の2隻が就航し、最新型巡視船は10隻に。さらに他管区のヘリ搭載型2隻を改修して11管に配置転換し、計12隻体制が整った。
http://www.sankei.com/politics/news/160404/plt1604040030-n1.html
2015.12.17 17:44
尖閣諸島、今年の中国公船の領海侵犯33件 接続水域航行は233日
海上保安庁の佐藤雄二長官は17日の会見で、中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域への侵入状況を説明した。領海侵犯は今年に入り同日までに33件。政府が尖閣諸島を保有した平成24年9月以来、計137件に上った。領海外側にある接続水域での航行日数は同期間で233日だった。
佐藤長官は「わが国の領土・領海を断固として守り抜くとの方針のもと、関係機関と緊密に連携し冷静かつ毅然(きぜん)と対処していく」と話した。
http://www.sankei.com/politics/news/151217/plt1512170042-n1.html
2:
なぜだ!中国はこれだけ軍事や経済大国なのに日本はなぜ屈服しないのか?
カテゴリ:中国日本
1: ◆qQDmM1OH5Q46
中国は世界第2位の経済大国であり、軍事的にも近年は急成長を遂げている。中国人は自国のぼっ興に誇りを持つと同時に、驕りもあるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国は日本を上回る経済規模をほこり、軍事力としても米ロに次ぐ実力を持っていると主張する一方、多くの中国人は「中国に対して屈服しようとしない日本が不思議でたまらない」と思っていると主張する一方、こうした中国人の考え方は誤ったものだと論じる記事を掲載した。
記事はまず、現代においては国家という組織だけが国際情勢を左右するわけではなく、グローバル企業や非政府組織なども大きな影響を持ち始めていると指摘。国と国の関係だけをもって国際関係を論じることはできないのが現代だとしながらも、あくまでも日本と中国という国の関係を見た場合、「近年の日本で軍国主義が台頭してきているのは、国土の大きさや経済力とは無関係だ」と主張。(略)
一方で、これまでの世界史を紐解けば、国土が小さく、人口も少ない英国が世界を牛耳った例もあるとし、「国土の大小や人口の規模を見て、国家の優劣を論じることが間違っている」と指摘。
日本の国土が小さいからといって、国土の大きい中国に屈服するわけがないと論じた。
名無しさん@おーぷん
統計はいんちきだしステルス機は黒煙吐いてるし
どんな古代中国の軍師を呼んできても現代中国は張り子の虎だと見破るだろw
4: 名無しさん@おーぷん
そりゃあ元、清、露、英、仏、蘭、と破りまくって
アメリカにしか負けてないからな
どうせチャンコロって阿片戦争もよく知らないのと違うか
6: 名無しさん@おーぷん
だってODAもらってるじゃんw
日本より後進国って気づこうぜ
8: 名無しさん@おーぷん
中身が無いスカスカの国が何言ってもなぁ・・・
9: 名無しさん@おーぷん
三国志くらいの時代ってこういう感覚で
モノを考えてたんだろうと思うわ
今時、腕尽くで屈服?
10: 名無しさん@おーぷん
よく考えたら漢人は外国との戦争に
あんま勝ってないと思う
内戦だったら当然誰か勝ってるけど
それとも今の中国は騎馬民族の末裔か?
11: 名無しさん@おーぷん
むしろそれだけ大国の自負があるのに
日本なんて小国に目くじら立ててるほうが情けないと思いませんか
16: 名無しさん@おーぷん
中国は70数年前日本が強かった時に屈服しなかったじゃねーか
18: 名無しさん@おーぷん
>>16
あー、それ蒋介石の国民党軍で奴で
中国共産党とは関係なかったような
17: 名無しさん@おーぷん
世界第二位の経済大国って…
単に10億人からピンハネした共産党の儲けのGDPだろよ。
国民一人当たりじゃ1/10だろが
中国人は何のために働いてるんだ?
21: 名無しさん@おーぷん
日本人は、中国人差別をやめましょう
中国人の方が優秀なのは、明白です
これは差別と言えるレベルでに達しています
25: 名無しさん@おーぷん
核が無ければインドネシアあたりでも負けそうだお
27: 名無しさん@おーぷん
事大に興味ねーよ
29: 名無しさん@おーぷん
っつうかODA良い加減やめろよ
推進してるの誰だよ?
30: 名無しさん@おーぷん
優秀で強大ならおとなしく大陸に引きこもってろ
32: 名無しさん@おーぷん
屈服するとかしないとかの思考してる事が怖い
そんな考えの国民性の人は例え一時的な観光でも来てほしくないわー
33: 名無しさん@おーぷん
国が国に屈服するとかさせられるとか
どんだけ未開な野蛮人脳してんだ
34: 名無しさん@おーぷん
ぶっちゃけ「嫌だから」だと思う。
中国の極東支配が嫌で国風文化を培ってきたわけで、
本当に屈服させたいなら日本より巨大な国家を1000年維持しないとダメでしょ。
35: 名無しさん@おーぷん
中国っていつまでたっても張子の虎、しかも頭が落ちたら車に轢かれてぺったんこになるような
張子の虎でしかない
38: 名無しさん@おーぷん
屈服って・・・具体的に何をやって欲しいのよ?
三跪九叩頭でもすれば満足するんか?
45: 名無しさん@おーぷん
>>38
他の国は どんな屈服の仕方してるんだろ?
41: 【吉】 【1761円】
綿が100kgあっても、1kgの鋼の刃物にゃ勝てねえんだよ、ボケ。
42: 名無しさん@おーぷん
あんだけデカい領土あっても汚染や乱獲なんかの
環境破壊で足りなくなってる中国人は
日本人がこの狭い列島にひしめき合って満足してる筈ない
いずれ侵略開始だろうと思うらしい
44: 名無しさん@おーぷん
つかお前らベトナムにも負けたじゃん
46: 名無しさん@おーぷん
負けて支配を受けて、戦勝国の役人を取り込んで中華化する。
買っても負けても関わった国は、中華に飲み込まれてきたからな。
物理的に排除しないと最も危険な連中。
47: 名無しさん@おーぷん
日本より経済力低いとこだって屈してないし、
ネラーみたいなのが寝言言ってるだけやろね。
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/46658668.html
海上保安庁が尖閣領海の警備を増強 巡視船12隻が専従体制
海上保安庁が、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海警備を専門とする1500トン級の最新型巡視船10隻の新造とヘリ搭載型2隻の配置転換を全て完了、乗組員も確保し、第11管区海上保安本部(那覇)に「尖閣専従体制」が整ったと明らかにした。4月中に本格稼働、中国公船の領海侵入が繰り返される尖閣周辺の警備が強化されることになる。
平成24年9月の尖閣国有化後、11管は全国から巡視船などの応援を受けてきたが、専従化で原則不要となる。応援を出してきた他管区の負担が減り、各地元での海難事故などに、より対処しやすくなる見通し。
海保によると、新造した10隻はいずれも全長96メートル、総トン数約1500トンの巡視船。高速巡航が可能で、20ミリ機関砲や遠隔放水銃、停船命令表示装置などを装備している。2月に「あぐに」「いぜな」の2隻が就航し、最新型巡視船は10隻に。さらに他管区のヘリ搭載型2隻を改修して11管に配置転換し、計12隻体制が整った。
http://www.sankei.com/politics/news/160404/plt1604040030-n1.html
2015.12.17 17:44
尖閣諸島、今年の中国公船の領海侵犯33件 接続水域航行は233日
海上保安庁の佐藤雄二長官は17日の会見で、中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域への侵入状況を説明した。領海侵犯は今年に入り同日までに33件。政府が尖閣諸島を保有した平成24年9月以来、計137件に上った。領海外側にある接続水域での航行日数は同期間で233日だった。
佐藤長官は「わが国の領土・領海を断固として守り抜くとの方針のもと、関係機関と緊密に連携し冷静かつ毅然(きぜん)と対処していく」と話した。
http://www.sankei.com/politics/news/151217/plt1512170042-n1.html
2:
なぜだ!中国はこれだけ軍事や経済大国なのに日本はなぜ屈服しないのか?
カテゴリ:中国日本
1: ◆qQDmM1OH5Q46
中国は世界第2位の経済大国であり、軍事的にも近年は急成長を遂げている。中国人は自国のぼっ興に誇りを持つと同時に、驕りもあるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国は日本を上回る経済規模をほこり、軍事力としても米ロに次ぐ実力を持っていると主張する一方、多くの中国人は「中国に対して屈服しようとしない日本が不思議でたまらない」と思っていると主張する一方、こうした中国人の考え方は誤ったものだと論じる記事を掲載した。
記事はまず、現代においては国家という組織だけが国際情勢を左右するわけではなく、グローバル企業や非政府組織なども大きな影響を持ち始めていると指摘。国と国の関係だけをもって国際関係を論じることはできないのが現代だとしながらも、あくまでも日本と中国という国の関係を見た場合、「近年の日本で軍国主義が台頭してきているのは、国土の大きさや経済力とは無関係だ」と主張。(略)
一方で、これまでの世界史を紐解けば、国土が小さく、人口も少ない英国が世界を牛耳った例もあるとし、「国土の大小や人口の規模を見て、国家の優劣を論じることが間違っている」と指摘。
日本の国土が小さいからといって、国土の大きい中国に屈服するわけがないと論じた。
名無しさん@おーぷん
統計はいんちきだしステルス機は黒煙吐いてるし
どんな古代中国の軍師を呼んできても現代中国は張り子の虎だと見破るだろw
4: 名無しさん@おーぷん
そりゃあ元、清、露、英、仏、蘭、と破りまくって
アメリカにしか負けてないからな
どうせチャンコロって阿片戦争もよく知らないのと違うか
6: 名無しさん@おーぷん
だってODAもらってるじゃんw
日本より後進国って気づこうぜ
8: 名無しさん@おーぷん
中身が無いスカスカの国が何言ってもなぁ・・・
9: 名無しさん@おーぷん
三国志くらいの時代ってこういう感覚で
モノを考えてたんだろうと思うわ
今時、腕尽くで屈服?
10: 名無しさん@おーぷん
よく考えたら漢人は外国との戦争に
あんま勝ってないと思う
内戦だったら当然誰か勝ってるけど
それとも今の中国は騎馬民族の末裔か?
11: 名無しさん@おーぷん
むしろそれだけ大国の自負があるのに
日本なんて小国に目くじら立ててるほうが情けないと思いませんか
16: 名無しさん@おーぷん
中国は70数年前日本が強かった時に屈服しなかったじゃねーか
18: 名無しさん@おーぷん
>>16
あー、それ蒋介石の国民党軍で奴で
中国共産党とは関係なかったような
17: 名無しさん@おーぷん
世界第二位の経済大国って…
単に10億人からピンハネした共産党の儲けのGDPだろよ。
国民一人当たりじゃ1/10だろが
中国人は何のために働いてるんだ?
21: 名無しさん@おーぷん
日本人は、中国人差別をやめましょう
中国人の方が優秀なのは、明白です
これは差別と言えるレベルでに達しています
25: 名無しさん@おーぷん
核が無ければインドネシアあたりでも負けそうだお
27: 名無しさん@おーぷん
事大に興味ねーよ
29: 名無しさん@おーぷん
っつうかODA良い加減やめろよ
推進してるの誰だよ?
30: 名無しさん@おーぷん
優秀で強大ならおとなしく大陸に引きこもってろ
32: 名無しさん@おーぷん
屈服するとかしないとかの思考してる事が怖い
そんな考えの国民性の人は例え一時的な観光でも来てほしくないわー
33: 名無しさん@おーぷん
国が国に屈服するとかさせられるとか
どんだけ未開な野蛮人脳してんだ
34: 名無しさん@おーぷん
ぶっちゃけ「嫌だから」だと思う。
中国の極東支配が嫌で国風文化を培ってきたわけで、
本当に屈服させたいなら日本より巨大な国家を1000年維持しないとダメでしょ。
35: 名無しさん@おーぷん
中国っていつまでたっても張子の虎、しかも頭が落ちたら車に轢かれてぺったんこになるような
張子の虎でしかない
38: 名無しさん@おーぷん
屈服って・・・具体的に何をやって欲しいのよ?
三跪九叩頭でもすれば満足するんか?
45: 名無しさん@おーぷん
>>38
他の国は どんな屈服の仕方してるんだろ?
41: 【吉】 【1761円】
綿が100kgあっても、1kgの鋼の刃物にゃ勝てねえんだよ、ボケ。
42: 名無しさん@おーぷん
あんだけデカい領土あっても汚染や乱獲なんかの
環境破壊で足りなくなってる中国人は
日本人がこの狭い列島にひしめき合って満足してる筈ない
いずれ侵略開始だろうと思うらしい
44: 名無しさん@おーぷん
つかお前らベトナムにも負けたじゃん
46: 名無しさん@おーぷん
負けて支配を受けて、戦勝国の役人を取り込んで中華化する。
買っても負けても関わった国は、中華に飲み込まれてきたからな。
物理的に排除しないと最も危険な連中。
47: 名無しさん@おーぷん
日本より経済力低いとこだって屈してないし、
ネラーみたいなのが寝言言ってるだけやろね。
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/46658668.html
【戦後のガンと糖尿病の急増は放射性汚染物質による被曝が原因】
S博士「これは数年前にJournal of American Medical Associationで発表されたばかりなんだが、妊婦が歯科医でX線を数回受けただけでも、散ったX線が、ヨウ素131のように甲状腺に影響を与えて、それが早産につながる確率が数割高くなることが分かった。こうした未熟児は、現在の医学ではほとんどを救うことができるのだが、X線のせいですでに脳の発達に影響が出てしまっている。それが思考力や、集中力の欠如に表れる。脳の発達に支障をもった未熟児は、自閉症になる可能性も出てくるのだ。」
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山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!
New York在住30年、911現地報道で注目されたジャーナリスト。声楽家・歌うセラピストSarah Yamasakiの真実探究&サバイバル情報サイト
見逃せない重大証言!【戦後のガンと糖尿病の急増は原発稼働による放射性物質が要因】放射線医学名誉教授スターングラス博士、「日本にある原発が放出する放射性ガスや放射性物質の粒子は美しい山脈に降り注ぎ、環境汚染をもたらしてきた。これが日本でガン急増している要因のひとつ。ストロンチウム90から出来るイットリウム90はすい臓に集中し、糖尿病を引き起こす。日本は人口比でアメリカの2倍に急増。戦後からすい臓がんが12倍に激増した」と重要証言(転載)。
放射線医学名誉教授スターングラス博士インタビュー(転載)。
見逃せない重要証言→
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【戦後のガンと糖尿病の急増は放射性汚染物質による被曝が原因】
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「日本にある原発の八割はアメリカ製原子力発電所。
原発が放出する放射性ガスや放射性物質の粒子は発表よりはるかに大量で、日本の美しい山脈に降り注ぎ、それがきれいな湧き水に混入して田んぼや畑、飲み水に混入。
風向きに関係なく、これが日本でガン急増している要因のひとつだ。
ストロンチウム90から出来るのがイットリウム90。
これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。
すい臓というのは糖尿をおさえるホルモン、インスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。
世界中で糖尿病が急増しているが日本はすでに人口比でアメリカの二倍もいる。
そのアメリカだってイギリスより発病率が高いのだ。
日本では戦後から現在にかけて、すい臓がんが12倍にもふくれあがっている。」
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◆8. スターングラス博士インタビュー
「僕と核」 (2006)
shing02
http://www.e22.com/atom/page08.htm
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◆スターングラス博士インタビュー
ブログ:思いがめぐる
yumi
2012年02月13日
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/67311416.html
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【アーネスト・J・スターングラス博士(Dr. Ernest J. Sternglass)】
プロフィール:
1923年、ベルリン産まれ。 14才の時に家族とアメリカへ移住。若き頃に、既に世界的権威だったアインシュタインと議論を交わし、科学の志を新たにする。1960年から1967年は、ウェスティングハウス社の研究室でアポロ月面科学ステーションプログラムの局長を務める傍ら、アメリカの大気圏核実験に反対するようになる。彼が国会で発表した研究の成果は、ケネディ大統領が’63年にまとめた部分的核実験条約(PTBT)の締結に大きく貢献した。(ケネディはその僅か三ヶ月後に暗殺されてしまう)70年代に入って、今度はそれまで安全だと信じていた原子力発電所の危険も公に問うようになる。’81年に出版した「Secret Fallout: Low-level Radiation from Hiroshima to Three Mile Island」 (邦題:赤ん坊を襲う放射能)は、低レベル放射線研究の代表的な本となった。1983年よりピッツバーグ医大、放射線医学名誉教授を務める。過去にスタンフォード大学、インディアナ大学、フランスのアンリ・ポアンカレ大学、ジョージ・ワシントン大学、コーネル大学で放射線医学と物理学の教壇に立つ。1995年より、Radiation and Public Health Project (放射能と公共健康プロジェクト)局長。
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【転載貼付開始】
ここで、スターングラス博士にお話をお聞きしたいと思います。
彼は、原子力の本場アメリカで、60年代から、核実験や原子力発電による低レベル放射能の影響を訴えて続けて来た、数少ない科学者の一人です。2006年の二月には念願だった来日を果たし、青森県の六ヶ所村も訪ねています。
こんにちは、今日はよろしくお願いします。
S博士「まずはじめに、日本には55基もの原子炉が運転しているのを知ってるよね。」
、、、はい。
S博士「それに、ほとんどが海岸沿いの国土の2割程度の面積に人口が集中していて、原発も割と近くに配置されている。だから、日本政府が2003年度に発行した、過去100年の日本人の死因の推移を見たとき、あまり驚かなかった。」
と言いますと。
S博士「日本では、戦後の50年で、がんの死亡がずっと増え続けている。1900年台の前半は、がんはそこまで存在しなかった。日本に原爆が落とされて、アメリカ製の原子力発電所が導入されてから、一気に増え始めたのだ。今でも日本にある原発の八割がアメリカ製だ。」
はい。
S博士「そして、本場のアメリカで分かって来たことが、原子力発電所というのは、公に発表されているよりも、ずっと大量の放射性物質を放出しているということだ。大半は、細かい分子になった、核の分裂によって産まれる物質で、大気や海に放出されている。核分裂生成物というやつだ。」
はい。これが、自然放射線と混同されると、訳分からなくなりますね。
S博士「その通りだ、そもそも自然放射線というのは、海抜0メートル付近では、0.8 から1mSV(ミリシーベルト)が普通であって、それ以上はラドンなどごく特定の地域しか関係のないものや、0.15mSVほどのカリウムなどを大げさに数えている場合が多い。しかも、ほとんどの自然放射線が外部被ばくを起こすガンマ線で、体の中の特定な器官に蓄積して内部被ばくを起こすものじゃない。ストロンチウム90やヨウ素131などの放射性物質は、体の中に入り込むのと、それと同じ量を地面にばらまいたのでは、威力が全然違うのだ。」
分かります。
S博士「ヨウ素131は、ほとんどが一週間の半減期だが、これは首にある甲状腺に集中する。甲状腺というのは、体全体の新陳代謝をコントロールしていて、多くの器官が甲状腺のホルモンによって動いている。だから甲状腺が壊れると、大人だと、甲状腺に異常が生じたり、がんになることがある。また、ストロンチウム90は骨に集中する。これはカルシウムと似ているためで、カルシウムは、骨をつくったり、神経の伝達にも欠かせない。要するに、脳みその働き、考える力に貢献している。よって、ストロンチウム90が引き起こす問題というのは、あまり知られていないのが、カルシウムと同じように骨だけじゃなく、脳にも入り込んで、神経にダメージを与えるため、特に脳の発達に支障をきたすようになる。」
赤ちゃんですね。
S博士「赤ちゃんもそうだし、お母さんのお腹の中いる胎児のときからだ。それに、脳みそは10代まで発達し続ける。だからそこに問題が生じると、普通の読み書き、理解する力、計算する力、全体的に影響を受けてしまう訳だ。健康な脳みそをつくる過程でだよ。」
母親は知っておくべき情報ですね。
S博士「これは、本当に伝えなければいけないことだ。繰り返すが、ストロンチウム90やヨウ素131は自然には存在しないもので、ウランやプルトニウムが核分裂を起こしたときのみ、産まれるのだ。原子炉の中で起きていることは、原爆の核分裂が起こす環境破壊と同じなのだ。つまり、核実験などが広めた汚染を、原子力発電所がそのまま引き継いだに過ぎないのだ。」
なるほど。
S博士「これは数年前にJournal of American Medical Associationで発表されたばかりなんだが、妊婦が歯科医でX線を数回受けただけでも、散ったX線が、ヨウ素131のように甲状腺に影響を与えて、それが早産につながる確率が数割高くなることが分かった。こうした未熟児は、現在の医学ではほとんどを救うことができるのだが、X線のせいですでに脳の発達に影響が出てしまっている。それが思考力や、集中力の欠如に表れる。脳の発達に支障をもった未熟児は、自閉症になる可能性も出てくるのだ。」
このように器官に集中する放射性物質は、どのようにダメージを与えているんですか?
S博士「ヨウ素131の場合、ガンマ線というのは、X線と一緒で、とても強いエネルギーを持った光を出す。そして、ベータ線は電子なんだが、数ミリしか飛ばなくても、臓器に埋め込まれると周りの細胞を破壊する訳だ。変異を起こしたり、遺伝子を傷つけてしまう。そして、フリーラジカルが産まれる。フリーラジカルとは、マイナスの力を帯びた酸素分子で、寿命も一瞬なんだが、これがプラスを帯びた細胞の粘膜に引き寄せられて、穴を空けてしまうので、大変なことだ。これらのことは、60年代の後半から70年代にかけて分かったことで、原子力発電を始めたずっと後の話だよ。」
はい。
S博士「初めての原発が1942年のシカゴだったから、そのおよそ30年後に分かったことだよ。もう一つ興味深い発見だったのは、X線などの強くて短い刺激がつくる多くのフリーラジカルは、実はお互いとぶつかり合って、そこまでダメージを引き起こせないんだ。これを、私は『混んだナイトクラブ効果』と呼んでいる。分かるだろう、狭い空間に人が入りすぎて、身動きが取れないのだ。これで分かったことが、X線などが与える、自然放射線の一年分に値する1mSVほどの一度の衝撃は、思ったほど効果がなく、同じ量を一週間、一ヶ月の間に分けて微量を受けた方が、細胞あたりのフリーラジカルが少ないために、ずっと大きなダメージを与えるのだ。」
そうなんですか。
S博士「このことは、衝撃だった。つまり、X線や原子爆弾のように、集中された強い放射線よりも、永続的な低レベルの放射線の方が、ダメージは100倍から1000倍も大きいことが分かったのだよ。」
なるほど。
S博士「我々はヒロシマやナガサキで集めたデータを信じきってしまったのだ。原爆は、主にガンマ線と中性子線を一瞬で放出したから、本当に強くて大量のエネルギーを放出した。ましてや、その頃はフォールアウト(『死の灰』と訳される)のことも良く分かっていなかった。要するに、長期的な低レベル放射能の影響を、今日でも、完全に間違って計算しているのだ。2003年にイギリスのクリス・バズビー (Chris Busby) 氏らが、ヨーロッパのECRR機構(European Commission on Radiation Risk) に頼まれて、原子力発電所のリスクについて過去50年の様々な論文やケースを完全に洗い直したところ、同じ結論にたどり着いたのだ。我々は、低レベルの内部被ばくによる影響を、少なくとも100倍から1000倍、過小評価して見積もっているのだ。」
はい。
S博士「もう一つ言いたいのが、ストロンチウム90は骨に入って、強い電子を放出する。骨髄では赤血球と白血球もつくられているから、ここで異常が起きると、白血病を起こす。また、白血球というのは、体のありとあらゆる病源と戦っているから、白血球がちゃんとつくられないと、これは大都市で警察のストを起こすと犯罪率が一気に高くなるようなものだ。分かるね。ストロンチウム90が白血球を壊せば、体中にがんが起きても止めることができない。ストロンチウム89の半減期は50日で、ストロンチウム90の半減期は28年だから、体に蓄積されていくものだ。」
そうですか。
S博士「さきほどの低レベルの放射能の話に戻るが、人々が間違いを犯した原因のひとつに、放射線によるがんの治療による。これは動物実験で、一週間おきに集中した放射線をあてれば、健全な細胞は元に戻るということから、放射量を細かく分ければ、体には影響が少ないと信じられていたのだ。ところが、内部被ばくの場合は、少ない量でも常に体の中にある訳だから、慢性被ばくと言っても良い。これが何十年間と蓄積されると、ストロンチウム90のように白血球が壊されていけば、肺炎やさまざまな感染が起き易く、免疫力が激しく低下することに繋がるのだよ。」
では、質問を変えます。 原子力発電所は、すべての排出物をモニタして、環境もモニタして、すべては安全だと言います。何がいけないのでしょうか?
S博士「何回も言うが、0.1~0.2mSVほどのX線の影響と、核分裂生成物を比べて、影響を少なく見積もりすぎているから、誤った安全の基準を適用しているところが間違っている。2005年に発行されたUS Academyの論文には、『どんな微量の放射能でも、必ず何らかのダメージを与えている。無害ということなどない』と書かれているくらいだ。一時期、『微量なら健康に良い』と信じられていたのもまったくの間違いで、『一定値以下なら安全』と信じられていたことも、間違いだった。これはようやく最近、世界中で発表されている論文で認められてきたことだ。更に、1000倍もダメージを少なく見積もってものだから、0.1mSVだったものが、実質的には100mSVと同じダメージを加えているのだ。」
これらの核分裂生成物は、化学的にフィルタすることってできるんですか?
S博士「完全には無理だ。中空糸フィルタやイオン交換樹脂など、どんなにテクノロジーが進化しようと、完璧なフィルタなど存在しない。例えば、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドンなどの希ガスは、化学的にフィルタすることはできない。トリチウムなども水分と同じような性質なので、なかなかフィルタできない。モニタリングは、結局、役割を果たしていないのだ。自然界はストロンチウム90やヨウ素131をつくらないから、自然放射能と比べるのはおかしい。更に、X線などは刺激が短か過ぎる。だから、安全だと思っていた放出量が、実はそうではなかったということだ。」
それでも、核実験からの残量放射能が減って来ていて、今では食物に含まれている値も示していますが。
S博士「良いかい。基本的に原子力発電所が自ら検出して発表しているデータはそこまで信用しない方が良い。電力の生産があがるほど、放射性物質の排出はぜったいに免れられないのだ。それに、原子力発電所がどのくらい排出しているかを心配したり論議するよりも、人間にどのくらい入って来ているのかを検出する方がずっと早いのだ。私たちの90年代の研究で分かったことは、アメリカで原子力発電所の近くに住んでいる子供たちの乳歯から検出されたストロンチウム90は、かつての核実験の時代と同じくらい高くなってきているということだ。これは原子力発電所が放射性物質を出し続けている確固たる証拠だ。このプロジェクトもアメリカの政府がデータを公表しなくなったために、独自で始めたのだ。ストロンチウム90の値は、すでに胎内で蓄積されていることが分かることと、ストロンチウム以外の放射性物質も入って来ていることを裏付けるから大事な訳だ。これらはすべて、いわゆる通常の運転で起きていることだよ。」
それは日本にも言えることですか。
S博士「繰り返すが、日本の八割はアメリカ製の原子力発電所であるからして、まず間違いないだろう。原子力発電所の放射性ガスや放射性物質の粒子は、日本の美しい山脈に降り注ぎ、それがきれいな湧き水に混入して、田んぼや畑、飲み水に入って行ってしまうのだよ。風がどっちに吹いていようが関係なく、これがいちばん起こりうる被ばくの方法で、私はこれが日本でがんが急増している要因のひとつだと考えている。ちなみに、ロレン・モレーが日本で集めた乳歯のサンプルからもストロンチウム90が充分なレベル検出されている。これはどこで産まれたか、どこで育ったかによって大きく異なるし、もっと大規模な研究が必要だが、アメリカと同じような状況であると予想される。小児がんを主に、健康な発育が妨げられる確率が数割は高くなるということだ。もちろん、放射性物質による害は成人にもあてはまることだ。」
そうなんですか。
S博士「ついでに、もう一つ重大な話をしよう。ストロンチウム90から出来るのが、イットリウム90だ。これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。すい臓というのは、糖尿をおさえるホルモン、インスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。世界中で、糖尿病が急増しているのは知ってるね。日本は、すでに人口の割合から言えば、アメリカの二倍もいる。そのアメリカだって、イギリスより率が高いのだ。日本では、戦後から現在にかけて、すい臓がんが12倍にもふくれあがっている。50年代の終わりにドイツの動物実験で発見されたのが、ストロンチウム90が電子を放出してイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動するのだが、すい臓に最も高い集中見られたのだ。インスリンがうまく生産されないようになって、血糖値が上がってしまうのだ。今までは放射能が糖尿病と繋がっているなんてまったく認知されていないのだ。これで分かっただろう、国際放射線防護委員会(ICRP)は、当初、放射能の影響として、特定のがんと奇形児くらいしか認めなかったのだ。未熟児、乳児の死亡や、肺、心臓、すい臓、これらの部位への影響はすべて無視されてきたのだ。」
はい。
S博士「民間エネルギーの最初の原子力発電所は、ピッツバーグに57年に、私が15年間勤めたWestinghouse社によって建てられた。私たちは、汚い石炭の発電所よりも、安くて、きれいなエネルギーだと思っていた。微量の放射性物質が逃げても、大したことないと思っていたのだが、それは大間違いだった。これと同じ原子炉が、今でも日本でたくさん稼働している。70年代にカナダのエイブラム・ペトカウ (Abram Petkau) 博士が発見した、低レベル放射能によるフリーラジカルの影響を、未だに反映できていないのだ。フリーラジカルの性質を分かっていなかったのと、放射線量と人体への影響が比例的な関係だと勘違いしていたのだ。低レベルで起きる様々なことは、ヒロシマとナガサキの生存者を調べただけでは、まったく予期できなかったのは当然のことだ。」
はい。
S博士「だから、原爆の生存者や、X線のデータによって計算された国際的な許容量はまったく間違っている。これは、原子力発電所が大規模に建てられるようになって、何十年も後に分かったことだが、誰もその過ちを認めることが出来ずに、今日まで来てしまった。その理由の一つとして、すでにウラン鉱山に巨額の投資がされてしまっていたことがあるだろう。だから、ウランの利益を受けている人たちは、過ちを認めないどころか、それを絶対に隠したいのだ。ウランは核分裂以外には役割がないから、それがただの粉末のゴミになることを本気で危惧しているのだ。世界中の政府や企業、イギリスの皇室などが所有しているウランは、原子力発電所が他の燃料で動くようになったら困るのだ。」
日本企業もかなり先行投資していますよね。他の燃料と言いますと?
S博士「天然ガスだ。天然ガス発電に切り替えれば、なんと、設備投資の7~8割は無駄にならない。天然ガスはあと数十年は持つと言われているから、その間に自然エネルギーを開発すれば良いのだ。コロラド州のフォート・セイント・ブレイン (Fort St. Vrain) は、すでにこの成功例だ。原子炉だけを閉じて、天然ガス用のボイラーを横につくって、タービンの建物など、ほかのものはそっくりそのまま使えたのだ。そう、原子力はお湯を沸かしているだけだからね。原子炉の中の水も放射能を持っているために、配管が錆びて出てくる鉄、マンガン、コバルトなどにも中性子がぶつかって、普通の元素まで放射性になって大気に飛び出てしまうのだよ。これが体内にも必要な物質の場合、放射性の鉄分だって血液に入ってしまう訳だ。」
原子炉を解体しただけで、その付近は大丈夫なんですか?
S博士「そうだ。その証拠にコロラド州は、あらゆるがん、小児がんの率が全米でいちばん低いのだ。解体すれば、新しい核分裂や放射性ガスを止めれば、燃料自体は、まだ残っているが隔離することはできる。それが素晴らしい点だ。もちろん、完全に廃棄するにはたいへんなコストがかかるよ。これはもっと大変な問題だ。だから、原子力産業は、古くなった発電所を解体する巨額のコストを考えていなくて、将来のコストを少なく見積もりすぎているのが、大問題だ。でも、運転を止めることさえすれば、せめて新しい放射性ガスが発生することは抑えられるのだからね。」
環境的には、それがいちばん良い訳ですね。
S博士「とりあえずは、だ。その代わり、何万年、何億年と放射能を持つ核廃棄物をどうするのかを、まだ誰も解決できていない。何故かというと、長い時間が経つと、地下に埋めようが、山に埋めようが、放射線が缶から漏れ始めることが分かっているからだ。缶が空気中のバクテリアに侵されて行くからだ。そうすれば、今度は地下水が汚染される。」
はい。
S博士「環境的な問題はそれにとどまらない。日本のロッカショで起きようとしていることは、全国の55基分の廃棄物を集めるから、どうがんばっても大量の放射性物質を大気と海に捨てることになるだろう。そうすれば魚も死ぬし、近辺の入江に生息する貝や生物が放射性物質を吸い込んで、人間と同じように免疫力が低下して行って、死んでしまうのだ。60年代に核実験が盛んに行われていた時期も、北大西洋では、魚が激減して、核実験が終わったあと、一気に元に戻った。決して乱獲のせいなどではなかったのだ。このことは、今でも世界中の原子力発電所の近くで起きている。クジラやイルカも、川に流した放射性物質によって、みんな影響されているのだ。」
何度も言いますが、それでも原子力発電所は、海への放出をフィルタして、ちゃんとモニタしていると言いますが。
S博士「だから、そんなフィルタがあれば、固形の廃棄物の心配だけで済むから嬉しいよ。でも現実的には、一部の放射性物質しか取り除けないことは、実績で分かっているのだ。しかも、事故や人為的ミスの可能性も計算にいれてなくても、この状況だ。過去には放出しなくて済んだ放射性物質も、大量にあった訳だ。スリーマイル、チェルノブイリ、これらは、世界中に多大なるインパクトを与えたのだ。我々はチェルノブイリが起きた翌年のアメリカでも、統計データとEPAによるストロンチウム、ヨウ素、セシウムの測定量から、数万人規模で過剰な死者が出たと考えている。」
そうなんですか。
S博士「特に日本の場合は、地震国だということを忘れては行けない。日本の面積にあれだけの原子炉が集中していることと、ロッカショの再処理工場の最大の問題点は、さきほど言ったように全国の燃料棒を集めてプールにいれていることだ。これらは、本当に強い、本当に高レベルの廃棄物で、なんかの拍子に、このプールの冷却水にもしものことがあったら、大惨事では済まないことになるだろう。」
、、、質問を変えます。 なぜ、人間はそのような強い放射性物質を扱うことになったのでしょうか?
S博士「まず、自然の中で人間が経験してきた放射性物質は、カリウム40だけだ。これは体内に入っても、骨など、どこにも集中しないし、放射線量はストロンチウム90より多くても、体に蓄積もされないから、割とかんたんに体から抜けて行くのだ。地球ができたときに、ウランやたくさんの放射性物質ができたが、どれもストロンチウム90のようにカルシウムに化けて、核分裂生成物が体内に蓄積されるようなことはなかった。一部のアフリカの地下の鉱山の例外をのぞいて、核分裂の連鎖反応は自然ではぜったい起きないのだ。」 (註:20億年前に西アフリカにあるガボンのウラン鉱山で自然核分裂があったとされる)
はい。
S博士「例えば、普通の水の中にある水素は、宇宙線の影響でトリチウムになることがある。トリチウムも、特定の部位で濃縮されない。人間は、自然放射線の中で進化してきたが、これらも体に蓄積はされなかったし、フリーラジカルを長い期間にわたって体内に取り込むこともなかったのだ。海の中に微量に存在するウランも同じことだ。1938年に人間が核分裂を発見してから、すべてが変わってしまったのだ。」
分かりました。 では、日本は島国ですから、海の汚染についてもう少し詳しく教えてください。
S博士「海を守ることは、とても大事なトピックだ。我々が予測できなかったエピソードをもう一つ、教えてあげよう。昔、科学肥料が海に流れ込んで、藻が異常発生すると、魚貝類の酸素を奪ってしまうと疑われていた。その結果、酸欠になった魚や貝が死んでしまう訳だ。ミシシッピ川が流れ込むメキシコ湾で藻が大量発生したときは、窒素、つまり酸化窒素を含む化学肥料が原因だと思われていた。でも最近、新たに分かったことは、キセノンやクリプトンなどの放射性ガスのエネルギーが、大気の酸素と窒素を反応させて、酸化窒素をつくることが分かったのだ。雨が海に運んでくる土砂が化学肥料と同じ役割を果たして、間接的に魚の酸素を奪ってしまうのだよ。この容量で、原子力発電所は、酸化窒素だけでなく、酸素原子が三つくっついたオゾンもつくっている。つまり、原子力発電所が藻の激増に繋がっていることも、誰も予想できなかったことの一例だ。」
そうですね。
S博士「だから、発電所が出す液体廃棄物は、始めは誰もが海は広いし、とても深いので、人間社会にはまったく影響がないと計算していた。しかし、先ほどから言っているように、微量だから大丈夫ということは決して有り得ない。また、Busby氏らの発見が論文で細かく発表されたように、海に放出した放射性物質は、必ず波に乗って浜に返ってくる。イギリス、ウェールズ、スコットランドの原子力発電所付近の砂浜でも、このことが確認されたのだ。日本でもきっと同じことが起きているだろう。海水で薄まると期待していた放射性物質が、波に運ばれて返って来て、それが雨にも混ざって、また土の中にも入ってくるのだ。」
それでも、魚からは放射性物質が検出されてないと言われますが。
S博士「だから、まずそれは安全値がニ、三桁ずれたままだからだよ。もちろん遠洋の魚の方が、放射線を受ける量が少ないし、日本は遠洋漁業が多いから、まだ安全な方かもしれない。それでも、50年前の安全基準が残っていることが問題だ。たいていのガイガー・カウンターは分かり易いガンマ線を計っているだけで、アルファ線やベータ線のことは計れないので、これにはもっと複雑な機械が必要なのだ。」
そうなんですか。
S博士「ガイガー・カウンターは、砂浜にたまったガンマ線を読むことはできるが、魚のアルファ線やベータ線などの正確に計るには、魚の肉や骨をとって、化学的に調べる必要がある。これには大変な技術と計算力が必要になるのだよ。化学的に分離させた液体を、放射線検出用のシンチレーション計数管に通すのだから。つまり、骨にたまるストロンチウム90のように、いちばん強力で、いちばん厄介な放射性物質ほど、かんたんな計器では探知できないのだ。」
はあ。
S博士「分かったかい?原子力発電所ができてから30年後に、ペトカウ氏が発表して初めて分かったことがあったように、知らなかったことが多過ぎたのだ。ひとつの細胞が放射線を受けると、周りの細胞が影響を受ける『隣人効果 (Neighboring Effect) 』のことも知らなかったし、いろいろなことだよ。我々は、世界を壊してしまうような原子爆弾をつくってしまった償いとして、原子力発電を急ぎすぎたのだ。」
どういうことですか?
S博士「核分裂が発見されたとき、多くの物理学者は大学の研究室を出て、マンハッタン・プロジェクトに参加した。当時はヒットラーが世界的な脅威だったからだ。ドイツに原爆を渡してはいけない、と。同じことがイギリス、フランス、ロシアでも起きた。そのうちに、スターリンが出て来て、今度は冷戦が始まって、多くの物理学者は核戦争を避けるためにと、核爆弾の開発に一生を捧げたのだよ。と同時に、そんな軍事目的に利用されただけで死ぬのは良心が耐えられなかったのだろう、アイゼンハワー大統領が提唱した『平和な核利用』のアイディアに皆が飛びついたんだ。アイゼンハワーは、『クリーンな原子力』をつくる原子力発電所を世界中に売り込もうと躍起になって、物理学者はそれを喜んでその手助けをした。ヒロシマとナガサキで起きたことや、人類を滅亡させる核兵器をつくってしまったことへの罪悪感のためにね。」
とても興味深いです。 でも彼らは、放射能の影響を予知できなかったのですか?
S博士「そのときは、本当に経験とデータが少なかった。いろいろな不幸が重なって、今の状況をつくってしまったのだよ。多くの人は、核爆弾がないと不安でしょうがなかった。私の孫みたいに、お気に入りの布団がないと眠れないのと一緒でね。共産主義が世界を食い尽くしてまうのを止めるには、核爆弾が必要だと本気で思ってたのだ。これが核の軍拡の原因であり、それに乗っかって、アイゼンハワーがきれいなエネルギー政策と称して原子力を勧めたものだから、誰もが信じきってしまった。日本の場合は、国民がたいへん丁寧できれい好きだから、モクモクと汚い煙が出る発電所と違って原子力は魅力的だったに違いない。」
では、これだけの知識が今あって、それを知っている専門家も世界中にいると思うんですけど、根本的なところで変えて行けると思いますか?
S博士「これが実は難しいのだ。何故かと言うと、大学の研究室などのリサーチのほとんどは、政府の補助金で成り立っているからだ。その政府が、原子力発電はクリーンだと信じ切っていたものだから、今になって過ちを認めたくないのだ。例えば最近でも、コネチカット州の原子力発電所で問題があったのが分かっているにも関わらず、微量だから問題ない、と繰り返すだけだ。EPA(米環境庁)も、原子力産業を守ろうと、必死になっているのだ。石炭による発電が産むスモッグや水銀と違って、クリーンなエネルギーだと言う、昔の謳い文句そのままだ。でも水銀では、爆弾はつくれない。分かるかい。」
それは、今だと強く言われてますよね。二酸化炭素を排出しないから良いんだと。
S博士「それはいつの時代も言われてることだが、でも、本当は、ウラン鉱山の採掘、ウランの運搬、ウランの濃縮、多くのエネルギーを使って、石炭を使ってウランも濃縮すれば、世界のCO2排出量は、原子力発電所を増やすことで解決できないことは、誰の目にも明らかだ。その上に、今知られているウランの埋蔵量もたった数十年でなくなってしまうことを、誰も気にとめていないようだ。現在では、石炭が排出するガスを地中に送り返して岩に変えることによって、CO2の排出を防ぐ方法も出て来ているのだ。」
石炭が見直されてるのは聞いたことあります。
S博士「その他にも海洋エネルギーや、地熱エネルギー、風力、太陽、沢山方法はあるし、水素だけでもさまざまな活用法がある。これを原子力産業がひた隠しにしているのだ。ウランに莫大な投資している人たちが、新しい発電方法の浸透を防いでいるばかりか、健康への害も隠している。私が何十年も経験して来たことだが、体質的にモラルを忘れた産業だと言わざるを得ない。」
一般の人へのメッセージとして、自分の健康を守るには何をおすすめしますか?
S博士「アメリカでは記録を公表することも止めてしまったので忘れられてしまっているのだが、原子力発電所付近の農場がつくった牛乳は、まず飲まない方が良いだろう。また飲み水は、逆浸透装置を使えば、ほとんどの重い放射性物質はフィルタすることができる。本当は行政がやれば良いことなのだが、コストが高過ぎるのだ。」
それでは、今日はここまでにします。ありがとうございました!
S博士「ありがとう。ほかに質問があれば、何でもきいてくれ。」
【転載貼付終了】
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【取材ソース】
◆8. スターングラス博士インタビュー
「僕と核」 (2006)
shing02
http://www.e22.com/atom/page08.htm
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◆スターングラス博士インタビュー
ブログ:思いがめぐる
yumi 2012年02月13日
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山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!
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見逃せない重大証言!【戦後のガンと糖尿病の急増は原発稼働による放射性物質が要因】放射線医学名誉教授スターングラス博士、「日本にある原発が放出する放射性ガスや放射性物質の粒子は美しい山脈に降り注ぎ、環境汚染をもたらしてきた。これが日本でガン急増している要因のひとつ。ストロンチウム90から出来るイットリウム90はすい臓に集中し、糖尿病を引き起こす。日本は人口比でアメリカの2倍に急増。戦後からすい臓がんが12倍に激増した」と重要証言(転載)。
放射線医学名誉教授スターングラス博士インタビュー(転載)。
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【戦後のガンと糖尿病の急増は放射性汚染物質による被曝が原因】
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「日本にある原発の八割はアメリカ製原子力発電所。
原発が放出する放射性ガスや放射性物質の粒子は発表よりはるかに大量で、日本の美しい山脈に降り注ぎ、それがきれいな湧き水に混入して田んぼや畑、飲み水に混入。
風向きに関係なく、これが日本でガン急増している要因のひとつだ。
ストロンチウム90から出来るのがイットリウム90。
これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。
すい臓というのは糖尿をおさえるホルモン、インスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。
世界中で糖尿病が急増しているが日本はすでに人口比でアメリカの二倍もいる。
そのアメリカだってイギリスより発病率が高いのだ。
日本では戦後から現在にかけて、すい臓がんが12倍にもふくれあがっている。」
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◆8. スターングラス博士インタビュー
「僕と核」 (2006)
shing02
http://www.e22.com/atom/page08.htm
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◆スターングラス博士インタビュー
ブログ:思いがめぐる
yumi
2012年02月13日
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/67311416.html
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【アーネスト・J・スターングラス博士(Dr. Ernest J. Sternglass)】
プロフィール:
1923年、ベルリン産まれ。 14才の時に家族とアメリカへ移住。若き頃に、既に世界的権威だったアインシュタインと議論を交わし、科学の志を新たにする。1960年から1967年は、ウェスティングハウス社の研究室でアポロ月面科学ステーションプログラムの局長を務める傍ら、アメリカの大気圏核実験に反対するようになる。彼が国会で発表した研究の成果は、ケネディ大統領が’63年にまとめた部分的核実験条約(PTBT)の締結に大きく貢献した。(ケネディはその僅か三ヶ月後に暗殺されてしまう)70年代に入って、今度はそれまで安全だと信じていた原子力発電所の危険も公に問うようになる。’81年に出版した「Secret Fallout: Low-level Radiation from Hiroshima to Three Mile Island」 (邦題:赤ん坊を襲う放射能)は、低レベル放射線研究の代表的な本となった。1983年よりピッツバーグ医大、放射線医学名誉教授を務める。過去にスタンフォード大学、インディアナ大学、フランスのアンリ・ポアンカレ大学、ジョージ・ワシントン大学、コーネル大学で放射線医学と物理学の教壇に立つ。1995年より、Radiation and Public Health Project (放射能と公共健康プロジェクト)局長。
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【転載貼付開始】
ここで、スターングラス博士にお話をお聞きしたいと思います。
彼は、原子力の本場アメリカで、60年代から、核実験や原子力発電による低レベル放射能の影響を訴えて続けて来た、数少ない科学者の一人です。2006年の二月には念願だった来日を果たし、青森県の六ヶ所村も訪ねています。
こんにちは、今日はよろしくお願いします。
S博士「まずはじめに、日本には55基もの原子炉が運転しているのを知ってるよね。」
、、、はい。
S博士「それに、ほとんどが海岸沿いの国土の2割程度の面積に人口が集中していて、原発も割と近くに配置されている。だから、日本政府が2003年度に発行した、過去100年の日本人の死因の推移を見たとき、あまり驚かなかった。」
と言いますと。
S博士「日本では、戦後の50年で、がんの死亡がずっと増え続けている。1900年台の前半は、がんはそこまで存在しなかった。日本に原爆が落とされて、アメリカ製の原子力発電所が導入されてから、一気に増え始めたのだ。今でも日本にある原発の八割がアメリカ製だ。」
はい。
S博士「そして、本場のアメリカで分かって来たことが、原子力発電所というのは、公に発表されているよりも、ずっと大量の放射性物質を放出しているということだ。大半は、細かい分子になった、核の分裂によって産まれる物質で、大気や海に放出されている。核分裂生成物というやつだ。」
はい。これが、自然放射線と混同されると、訳分からなくなりますね。
S博士「その通りだ、そもそも自然放射線というのは、海抜0メートル付近では、0.8 から1mSV(ミリシーベルト)が普通であって、それ以上はラドンなどごく特定の地域しか関係のないものや、0.15mSVほどのカリウムなどを大げさに数えている場合が多い。しかも、ほとんどの自然放射線が外部被ばくを起こすガンマ線で、体の中の特定な器官に蓄積して内部被ばくを起こすものじゃない。ストロンチウム90やヨウ素131などの放射性物質は、体の中に入り込むのと、それと同じ量を地面にばらまいたのでは、威力が全然違うのだ。」
分かります。
S博士「ヨウ素131は、ほとんどが一週間の半減期だが、これは首にある甲状腺に集中する。甲状腺というのは、体全体の新陳代謝をコントロールしていて、多くの器官が甲状腺のホルモンによって動いている。だから甲状腺が壊れると、大人だと、甲状腺に異常が生じたり、がんになることがある。また、ストロンチウム90は骨に集中する。これはカルシウムと似ているためで、カルシウムは、骨をつくったり、神経の伝達にも欠かせない。要するに、脳みその働き、考える力に貢献している。よって、ストロンチウム90が引き起こす問題というのは、あまり知られていないのが、カルシウムと同じように骨だけじゃなく、脳にも入り込んで、神経にダメージを与えるため、特に脳の発達に支障をきたすようになる。」
赤ちゃんですね。
S博士「赤ちゃんもそうだし、お母さんのお腹の中いる胎児のときからだ。それに、脳みそは10代まで発達し続ける。だからそこに問題が生じると、普通の読み書き、理解する力、計算する力、全体的に影響を受けてしまう訳だ。健康な脳みそをつくる過程でだよ。」
母親は知っておくべき情報ですね。
S博士「これは、本当に伝えなければいけないことだ。繰り返すが、ストロンチウム90やヨウ素131は自然には存在しないもので、ウランやプルトニウムが核分裂を起こしたときのみ、産まれるのだ。原子炉の中で起きていることは、原爆の核分裂が起こす環境破壊と同じなのだ。つまり、核実験などが広めた汚染を、原子力発電所がそのまま引き継いだに過ぎないのだ。」
なるほど。
S博士「これは数年前にJournal of American Medical Associationで発表されたばかりなんだが、妊婦が歯科医でX線を数回受けただけでも、散ったX線が、ヨウ素131のように甲状腺に影響を与えて、それが早産につながる確率が数割高くなることが分かった。こうした未熟児は、現在の医学ではほとんどを救うことができるのだが、X線のせいですでに脳の発達に影響が出てしまっている。それが思考力や、集中力の欠如に表れる。脳の発達に支障をもった未熟児は、自閉症になる可能性も出てくるのだ。」
このように器官に集中する放射性物質は、どのようにダメージを与えているんですか?
S博士「ヨウ素131の場合、ガンマ線というのは、X線と一緒で、とても強いエネルギーを持った光を出す。そして、ベータ線は電子なんだが、数ミリしか飛ばなくても、臓器に埋め込まれると周りの細胞を破壊する訳だ。変異を起こしたり、遺伝子を傷つけてしまう。そして、フリーラジカルが産まれる。フリーラジカルとは、マイナスの力を帯びた酸素分子で、寿命も一瞬なんだが、これがプラスを帯びた細胞の粘膜に引き寄せられて、穴を空けてしまうので、大変なことだ。これらのことは、60年代の後半から70年代にかけて分かったことで、原子力発電を始めたずっと後の話だよ。」
はい。
S博士「初めての原発が1942年のシカゴだったから、そのおよそ30年後に分かったことだよ。もう一つ興味深い発見だったのは、X線などの強くて短い刺激がつくる多くのフリーラジカルは、実はお互いとぶつかり合って、そこまでダメージを引き起こせないんだ。これを、私は『混んだナイトクラブ効果』と呼んでいる。分かるだろう、狭い空間に人が入りすぎて、身動きが取れないのだ。これで分かったことが、X線などが与える、自然放射線の一年分に値する1mSVほどの一度の衝撃は、思ったほど効果がなく、同じ量を一週間、一ヶ月の間に分けて微量を受けた方が、細胞あたりのフリーラジカルが少ないために、ずっと大きなダメージを与えるのだ。」
そうなんですか。
S博士「このことは、衝撃だった。つまり、X線や原子爆弾のように、集中された強い放射線よりも、永続的な低レベルの放射線の方が、ダメージは100倍から1000倍も大きいことが分かったのだよ。」
なるほど。
S博士「我々はヒロシマやナガサキで集めたデータを信じきってしまったのだ。原爆は、主にガンマ線と中性子線を一瞬で放出したから、本当に強くて大量のエネルギーを放出した。ましてや、その頃はフォールアウト(『死の灰』と訳される)のことも良く分かっていなかった。要するに、長期的な低レベル放射能の影響を、今日でも、完全に間違って計算しているのだ。2003年にイギリスのクリス・バズビー (Chris Busby) 氏らが、ヨーロッパのECRR機構(European Commission on Radiation Risk) に頼まれて、原子力発電所のリスクについて過去50年の様々な論文やケースを完全に洗い直したところ、同じ結論にたどり着いたのだ。我々は、低レベルの内部被ばくによる影響を、少なくとも100倍から1000倍、過小評価して見積もっているのだ。」
はい。
S博士「もう一つ言いたいのが、ストロンチウム90は骨に入って、強い電子を放出する。骨髄では赤血球と白血球もつくられているから、ここで異常が起きると、白血病を起こす。また、白血球というのは、体のありとあらゆる病源と戦っているから、白血球がちゃんとつくられないと、これは大都市で警察のストを起こすと犯罪率が一気に高くなるようなものだ。分かるね。ストロンチウム90が白血球を壊せば、体中にがんが起きても止めることができない。ストロンチウム89の半減期は50日で、ストロンチウム90の半減期は28年だから、体に蓄積されていくものだ。」
そうですか。
S博士「さきほどの低レベルの放射能の話に戻るが、人々が間違いを犯した原因のひとつに、放射線によるがんの治療による。これは動物実験で、一週間おきに集中した放射線をあてれば、健全な細胞は元に戻るということから、放射量を細かく分ければ、体には影響が少ないと信じられていたのだ。ところが、内部被ばくの場合は、少ない量でも常に体の中にある訳だから、慢性被ばくと言っても良い。これが何十年間と蓄積されると、ストロンチウム90のように白血球が壊されていけば、肺炎やさまざまな感染が起き易く、免疫力が激しく低下することに繋がるのだよ。」
では、質問を変えます。 原子力発電所は、すべての排出物をモニタして、環境もモニタして、すべては安全だと言います。何がいけないのでしょうか?
S博士「何回も言うが、0.1~0.2mSVほどのX線の影響と、核分裂生成物を比べて、影響を少なく見積もりすぎているから、誤った安全の基準を適用しているところが間違っている。2005年に発行されたUS Academyの論文には、『どんな微量の放射能でも、必ず何らかのダメージを与えている。無害ということなどない』と書かれているくらいだ。一時期、『微量なら健康に良い』と信じられていたのもまったくの間違いで、『一定値以下なら安全』と信じられていたことも、間違いだった。これはようやく最近、世界中で発表されている論文で認められてきたことだ。更に、1000倍もダメージを少なく見積もってものだから、0.1mSVだったものが、実質的には100mSVと同じダメージを加えているのだ。」
これらの核分裂生成物は、化学的にフィルタすることってできるんですか?
S博士「完全には無理だ。中空糸フィルタやイオン交換樹脂など、どんなにテクノロジーが進化しようと、完璧なフィルタなど存在しない。例えば、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドンなどの希ガスは、化学的にフィルタすることはできない。トリチウムなども水分と同じような性質なので、なかなかフィルタできない。モニタリングは、結局、役割を果たしていないのだ。自然界はストロンチウム90やヨウ素131をつくらないから、自然放射能と比べるのはおかしい。更に、X線などは刺激が短か過ぎる。だから、安全だと思っていた放出量が、実はそうではなかったということだ。」
それでも、核実験からの残量放射能が減って来ていて、今では食物に含まれている値も示していますが。
S博士「良いかい。基本的に原子力発電所が自ら検出して発表しているデータはそこまで信用しない方が良い。電力の生産があがるほど、放射性物質の排出はぜったいに免れられないのだ。それに、原子力発電所がどのくらい排出しているかを心配したり論議するよりも、人間にどのくらい入って来ているのかを検出する方がずっと早いのだ。私たちの90年代の研究で分かったことは、アメリカで原子力発電所の近くに住んでいる子供たちの乳歯から検出されたストロンチウム90は、かつての核実験の時代と同じくらい高くなってきているということだ。これは原子力発電所が放射性物質を出し続けている確固たる証拠だ。このプロジェクトもアメリカの政府がデータを公表しなくなったために、独自で始めたのだ。ストロンチウム90の値は、すでに胎内で蓄積されていることが分かることと、ストロンチウム以外の放射性物質も入って来ていることを裏付けるから大事な訳だ。これらはすべて、いわゆる通常の運転で起きていることだよ。」
それは日本にも言えることですか。
S博士「繰り返すが、日本の八割はアメリカ製の原子力発電所であるからして、まず間違いないだろう。原子力発電所の放射性ガスや放射性物質の粒子は、日本の美しい山脈に降り注ぎ、それがきれいな湧き水に混入して、田んぼや畑、飲み水に入って行ってしまうのだよ。風がどっちに吹いていようが関係なく、これがいちばん起こりうる被ばくの方法で、私はこれが日本でがんが急増している要因のひとつだと考えている。ちなみに、ロレン・モレーが日本で集めた乳歯のサンプルからもストロンチウム90が充分なレベル検出されている。これはどこで産まれたか、どこで育ったかによって大きく異なるし、もっと大規模な研究が必要だが、アメリカと同じような状況であると予想される。小児がんを主に、健康な発育が妨げられる確率が数割は高くなるということだ。もちろん、放射性物質による害は成人にもあてはまることだ。」
そうなんですか。
S博士「ついでに、もう一つ重大な話をしよう。ストロンチウム90から出来るのが、イットリウム90だ。これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。すい臓というのは、糖尿をおさえるホルモン、インスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。世界中で、糖尿病が急増しているのは知ってるね。日本は、すでに人口の割合から言えば、アメリカの二倍もいる。そのアメリカだって、イギリスより率が高いのだ。日本では、戦後から現在にかけて、すい臓がんが12倍にもふくれあがっている。50年代の終わりにドイツの動物実験で発見されたのが、ストロンチウム90が電子を放出してイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動するのだが、すい臓に最も高い集中見られたのだ。インスリンがうまく生産されないようになって、血糖値が上がってしまうのだ。今までは放射能が糖尿病と繋がっているなんてまったく認知されていないのだ。これで分かっただろう、国際放射線防護委員会(ICRP)は、当初、放射能の影響として、特定のがんと奇形児くらいしか認めなかったのだ。未熟児、乳児の死亡や、肺、心臓、すい臓、これらの部位への影響はすべて無視されてきたのだ。」
はい。
S博士「民間エネルギーの最初の原子力発電所は、ピッツバーグに57年に、私が15年間勤めたWestinghouse社によって建てられた。私たちは、汚い石炭の発電所よりも、安くて、きれいなエネルギーだと思っていた。微量の放射性物質が逃げても、大したことないと思っていたのだが、それは大間違いだった。これと同じ原子炉が、今でも日本でたくさん稼働している。70年代にカナダのエイブラム・ペトカウ (Abram Petkau) 博士が発見した、低レベル放射能によるフリーラジカルの影響を、未だに反映できていないのだ。フリーラジカルの性質を分かっていなかったのと、放射線量と人体への影響が比例的な関係だと勘違いしていたのだ。低レベルで起きる様々なことは、ヒロシマとナガサキの生存者を調べただけでは、まったく予期できなかったのは当然のことだ。」
はい。
S博士「だから、原爆の生存者や、X線のデータによって計算された国際的な許容量はまったく間違っている。これは、原子力発電所が大規模に建てられるようになって、何十年も後に分かったことだが、誰もその過ちを認めることが出来ずに、今日まで来てしまった。その理由の一つとして、すでにウラン鉱山に巨額の投資がされてしまっていたことがあるだろう。だから、ウランの利益を受けている人たちは、過ちを認めないどころか、それを絶対に隠したいのだ。ウランは核分裂以外には役割がないから、それがただの粉末のゴミになることを本気で危惧しているのだ。世界中の政府や企業、イギリスの皇室などが所有しているウランは、原子力発電所が他の燃料で動くようになったら困るのだ。」
日本企業もかなり先行投資していますよね。他の燃料と言いますと?
S博士「天然ガスだ。天然ガス発電に切り替えれば、なんと、設備投資の7~8割は無駄にならない。天然ガスはあと数十年は持つと言われているから、その間に自然エネルギーを開発すれば良いのだ。コロラド州のフォート・セイント・ブレイン (Fort St. Vrain) は、すでにこの成功例だ。原子炉だけを閉じて、天然ガス用のボイラーを横につくって、タービンの建物など、ほかのものはそっくりそのまま使えたのだ。そう、原子力はお湯を沸かしているだけだからね。原子炉の中の水も放射能を持っているために、配管が錆びて出てくる鉄、マンガン、コバルトなどにも中性子がぶつかって、普通の元素まで放射性になって大気に飛び出てしまうのだよ。これが体内にも必要な物質の場合、放射性の鉄分だって血液に入ってしまう訳だ。」
原子炉を解体しただけで、その付近は大丈夫なんですか?
S博士「そうだ。その証拠にコロラド州は、あらゆるがん、小児がんの率が全米でいちばん低いのだ。解体すれば、新しい核分裂や放射性ガスを止めれば、燃料自体は、まだ残っているが隔離することはできる。それが素晴らしい点だ。もちろん、完全に廃棄するにはたいへんなコストがかかるよ。これはもっと大変な問題だ。だから、原子力産業は、古くなった発電所を解体する巨額のコストを考えていなくて、将来のコストを少なく見積もりすぎているのが、大問題だ。でも、運転を止めることさえすれば、せめて新しい放射性ガスが発生することは抑えられるのだからね。」
環境的には、それがいちばん良い訳ですね。
S博士「とりあえずは、だ。その代わり、何万年、何億年と放射能を持つ核廃棄物をどうするのかを、まだ誰も解決できていない。何故かというと、長い時間が経つと、地下に埋めようが、山に埋めようが、放射線が缶から漏れ始めることが分かっているからだ。缶が空気中のバクテリアに侵されて行くからだ。そうすれば、今度は地下水が汚染される。」
はい。
S博士「環境的な問題はそれにとどまらない。日本のロッカショで起きようとしていることは、全国の55基分の廃棄物を集めるから、どうがんばっても大量の放射性物質を大気と海に捨てることになるだろう。そうすれば魚も死ぬし、近辺の入江に生息する貝や生物が放射性物質を吸い込んで、人間と同じように免疫力が低下して行って、死んでしまうのだ。60年代に核実験が盛んに行われていた時期も、北大西洋では、魚が激減して、核実験が終わったあと、一気に元に戻った。決して乱獲のせいなどではなかったのだ。このことは、今でも世界中の原子力発電所の近くで起きている。クジラやイルカも、川に流した放射性物質によって、みんな影響されているのだ。」
何度も言いますが、それでも原子力発電所は、海への放出をフィルタして、ちゃんとモニタしていると言いますが。
S博士「だから、そんなフィルタがあれば、固形の廃棄物の心配だけで済むから嬉しいよ。でも現実的には、一部の放射性物質しか取り除けないことは、実績で分かっているのだ。しかも、事故や人為的ミスの可能性も計算にいれてなくても、この状況だ。過去には放出しなくて済んだ放射性物質も、大量にあった訳だ。スリーマイル、チェルノブイリ、これらは、世界中に多大なるインパクトを与えたのだ。我々はチェルノブイリが起きた翌年のアメリカでも、統計データとEPAによるストロンチウム、ヨウ素、セシウムの測定量から、数万人規模で過剰な死者が出たと考えている。」
そうなんですか。
S博士「特に日本の場合は、地震国だということを忘れては行けない。日本の面積にあれだけの原子炉が集中していることと、ロッカショの再処理工場の最大の問題点は、さきほど言ったように全国の燃料棒を集めてプールにいれていることだ。これらは、本当に強い、本当に高レベルの廃棄物で、なんかの拍子に、このプールの冷却水にもしものことがあったら、大惨事では済まないことになるだろう。」
、、、質問を変えます。 なぜ、人間はそのような強い放射性物質を扱うことになったのでしょうか?
S博士「まず、自然の中で人間が経験してきた放射性物質は、カリウム40だけだ。これは体内に入っても、骨など、どこにも集中しないし、放射線量はストロンチウム90より多くても、体に蓄積もされないから、割とかんたんに体から抜けて行くのだ。地球ができたときに、ウランやたくさんの放射性物質ができたが、どれもストロンチウム90のようにカルシウムに化けて、核分裂生成物が体内に蓄積されるようなことはなかった。一部のアフリカの地下の鉱山の例外をのぞいて、核分裂の連鎖反応は自然ではぜったい起きないのだ。」 (註:20億年前に西アフリカにあるガボンのウラン鉱山で自然核分裂があったとされる)
はい。
S博士「例えば、普通の水の中にある水素は、宇宙線の影響でトリチウムになることがある。トリチウムも、特定の部位で濃縮されない。人間は、自然放射線の中で進化してきたが、これらも体に蓄積はされなかったし、フリーラジカルを長い期間にわたって体内に取り込むこともなかったのだ。海の中に微量に存在するウランも同じことだ。1938年に人間が核分裂を発見してから、すべてが変わってしまったのだ。」
分かりました。 では、日本は島国ですから、海の汚染についてもう少し詳しく教えてください。
S博士「海を守ることは、とても大事なトピックだ。我々が予測できなかったエピソードをもう一つ、教えてあげよう。昔、科学肥料が海に流れ込んで、藻が異常発生すると、魚貝類の酸素を奪ってしまうと疑われていた。その結果、酸欠になった魚や貝が死んでしまう訳だ。ミシシッピ川が流れ込むメキシコ湾で藻が大量発生したときは、窒素、つまり酸化窒素を含む化学肥料が原因だと思われていた。でも最近、新たに分かったことは、キセノンやクリプトンなどの放射性ガスのエネルギーが、大気の酸素と窒素を反応させて、酸化窒素をつくることが分かったのだ。雨が海に運んでくる土砂が化学肥料と同じ役割を果たして、間接的に魚の酸素を奪ってしまうのだよ。この容量で、原子力発電所は、酸化窒素だけでなく、酸素原子が三つくっついたオゾンもつくっている。つまり、原子力発電所が藻の激増に繋がっていることも、誰も予想できなかったことの一例だ。」
そうですね。
S博士「だから、発電所が出す液体廃棄物は、始めは誰もが海は広いし、とても深いので、人間社会にはまったく影響がないと計算していた。しかし、先ほどから言っているように、微量だから大丈夫ということは決して有り得ない。また、Busby氏らの発見が論文で細かく発表されたように、海に放出した放射性物質は、必ず波に乗って浜に返ってくる。イギリス、ウェールズ、スコットランドの原子力発電所付近の砂浜でも、このことが確認されたのだ。日本でもきっと同じことが起きているだろう。海水で薄まると期待していた放射性物質が、波に運ばれて返って来て、それが雨にも混ざって、また土の中にも入ってくるのだ。」
それでも、魚からは放射性物質が検出されてないと言われますが。
S博士「だから、まずそれは安全値がニ、三桁ずれたままだからだよ。もちろん遠洋の魚の方が、放射線を受ける量が少ないし、日本は遠洋漁業が多いから、まだ安全な方かもしれない。それでも、50年前の安全基準が残っていることが問題だ。たいていのガイガー・カウンターは分かり易いガンマ線を計っているだけで、アルファ線やベータ線のことは計れないので、これにはもっと複雑な機械が必要なのだ。」
そうなんですか。
S博士「ガイガー・カウンターは、砂浜にたまったガンマ線を読むことはできるが、魚のアルファ線やベータ線などの正確に計るには、魚の肉や骨をとって、化学的に調べる必要がある。これには大変な技術と計算力が必要になるのだよ。化学的に分離させた液体を、放射線検出用のシンチレーション計数管に通すのだから。つまり、骨にたまるストロンチウム90のように、いちばん強力で、いちばん厄介な放射性物質ほど、かんたんな計器では探知できないのだ。」
はあ。
S博士「分かったかい?原子力発電所ができてから30年後に、ペトカウ氏が発表して初めて分かったことがあったように、知らなかったことが多過ぎたのだ。ひとつの細胞が放射線を受けると、周りの細胞が影響を受ける『隣人効果 (Neighboring Effect) 』のことも知らなかったし、いろいろなことだよ。我々は、世界を壊してしまうような原子爆弾をつくってしまった償いとして、原子力発電を急ぎすぎたのだ。」
どういうことですか?
S博士「核分裂が発見されたとき、多くの物理学者は大学の研究室を出て、マンハッタン・プロジェクトに参加した。当時はヒットラーが世界的な脅威だったからだ。ドイツに原爆を渡してはいけない、と。同じことがイギリス、フランス、ロシアでも起きた。そのうちに、スターリンが出て来て、今度は冷戦が始まって、多くの物理学者は核戦争を避けるためにと、核爆弾の開発に一生を捧げたのだよ。と同時に、そんな軍事目的に利用されただけで死ぬのは良心が耐えられなかったのだろう、アイゼンハワー大統領が提唱した『平和な核利用』のアイディアに皆が飛びついたんだ。アイゼンハワーは、『クリーンな原子力』をつくる原子力発電所を世界中に売り込もうと躍起になって、物理学者はそれを喜んでその手助けをした。ヒロシマとナガサキで起きたことや、人類を滅亡させる核兵器をつくってしまったことへの罪悪感のためにね。」
とても興味深いです。 でも彼らは、放射能の影響を予知できなかったのですか?
S博士「そのときは、本当に経験とデータが少なかった。いろいろな不幸が重なって、今の状況をつくってしまったのだよ。多くの人は、核爆弾がないと不安でしょうがなかった。私の孫みたいに、お気に入りの布団がないと眠れないのと一緒でね。共産主義が世界を食い尽くしてまうのを止めるには、核爆弾が必要だと本気で思ってたのだ。これが核の軍拡の原因であり、それに乗っかって、アイゼンハワーがきれいなエネルギー政策と称して原子力を勧めたものだから、誰もが信じきってしまった。日本の場合は、国民がたいへん丁寧できれい好きだから、モクモクと汚い煙が出る発電所と違って原子力は魅力的だったに違いない。」
では、これだけの知識が今あって、それを知っている専門家も世界中にいると思うんですけど、根本的なところで変えて行けると思いますか?
S博士「これが実は難しいのだ。何故かと言うと、大学の研究室などのリサーチのほとんどは、政府の補助金で成り立っているからだ。その政府が、原子力発電はクリーンだと信じ切っていたものだから、今になって過ちを認めたくないのだ。例えば最近でも、コネチカット州の原子力発電所で問題があったのが分かっているにも関わらず、微量だから問題ない、と繰り返すだけだ。EPA(米環境庁)も、原子力産業を守ろうと、必死になっているのだ。石炭による発電が産むスモッグや水銀と違って、クリーンなエネルギーだと言う、昔の謳い文句そのままだ。でも水銀では、爆弾はつくれない。分かるかい。」
それは、今だと強く言われてますよね。二酸化炭素を排出しないから良いんだと。
S博士「それはいつの時代も言われてることだが、でも、本当は、ウラン鉱山の採掘、ウランの運搬、ウランの濃縮、多くのエネルギーを使って、石炭を使ってウランも濃縮すれば、世界のCO2排出量は、原子力発電所を増やすことで解決できないことは、誰の目にも明らかだ。その上に、今知られているウランの埋蔵量もたった数十年でなくなってしまうことを、誰も気にとめていないようだ。現在では、石炭が排出するガスを地中に送り返して岩に変えることによって、CO2の排出を防ぐ方法も出て来ているのだ。」
石炭が見直されてるのは聞いたことあります。
S博士「その他にも海洋エネルギーや、地熱エネルギー、風力、太陽、沢山方法はあるし、水素だけでもさまざまな活用法がある。これを原子力産業がひた隠しにしているのだ。ウランに莫大な投資している人たちが、新しい発電方法の浸透を防いでいるばかりか、健康への害も隠している。私が何十年も経験して来たことだが、体質的にモラルを忘れた産業だと言わざるを得ない。」
一般の人へのメッセージとして、自分の健康を守るには何をおすすめしますか?
S博士「アメリカでは記録を公表することも止めてしまったので忘れられてしまっているのだが、原子力発電所付近の農場がつくった牛乳は、まず飲まない方が良いだろう。また飲み水は、逆浸透装置を使えば、ほとんどの重い放射性物質はフィルタすることができる。本当は行政がやれば良いことなのだが、コストが高過ぎるのだ。」
それでは、今日はここまでにします。ありがとうございました!
S博士「ありがとう。ほかに質問があれば、何でもきいてくれ。」
【転載貼付終了】
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【取材ソース】
◆8. スターングラス博士インタビュー
「僕と核」 (2006)
shing02
http://www.e22.com/atom/page08.htm
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◆スターングラス博士インタビュー
ブログ:思いがめぐる
yumi 2012年02月13日
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/67311416.html
http://enzai.9-11.jp/?p=12614
糖尿病の激増とストロンチウム90による内部被曝との関係
カレイドスコープ↓
内部被曝ue.2015.11.24
糖尿病の激増とストロンチウム90による内部被曝との関係
糖尿病が飽食文明の先進国以外の発展途上国で激増。
日本では、戦後、膵臓がんが12倍に。
ストロンチウム90が壊変して生成されるイットリウム90が、膵臓がんや糖尿病などの内分泌系疾患に大きく作用すると著名な科学者が分析。
実際に、そのとおりになっている。
臓器不全は、これから増えてくる。それが内部被曝の第二ステージ。
(この記事は、「パート1」と「パート2」の2回配信分を、かなり圧縮した形でその一部を公開しています)
内部被曝の第二ステージ「ストロンチウム90による臓器不全」
・・・チェルノブイリ原発事故後、もちろん心筋梗塞による突然死が一気に増えたことは事実ですが、むしろ急激に増えたのは、「脳梗塞、脳溢血、クモ膜下出血」などの脳血管疾患による「死」です。ウクライナでは、子供の脳梗塞が顕著に増えたとの報告があります。
さらに重要視しなければならないのは、やはりチェルノブイリ原発事故後、糖尿病が急激に増えたことです。北ウクライナとベラルーシのゴメリ地域では、1998年、過去最高の糖尿病発症率を記録したことです。
1型糖尿病は、糖を筋肉などに取り込む際の媒介役となるインスリンが、膵臓のB細胞(ベータ細胞)がウィルスなどによって破壊されてしまうことによって膵臓からまったく分泌されないか、絶対量が足りなくなってしまうため、常に血液が高血糖の状態になってしまうという病気です。
そのため、さまざまな合併症を発症しないように、基本的には生涯、インスリン注射によって外から足りない分を補わなくなはならないタイプです。
ただし、1型の糖尿病患者は、糖尿病患者全体のわずか5%程度で、遺伝的素因が影響していると言われています。
残りの糖尿病患者全体の95%は2型糖尿病で、いわゆる生活習慣病といわれる典型的な病気です。「高カロリーの食事を続けたり、不規則な生活を長い間、続けることによって、いずれは程度の差はあれ、誰でもがなってしまう病気」と、私たちは教えられてきたはずです。
表面化しないのは、自覚症状がないため、本人が病院に行って検査をしないこともあるのですが、「病気」と診断するにはまだ距離があるためです。いわゆる、日本は「糖尿病予備軍」でイモ洗い状態だということです。
日本人の膵臓がんは戦後12倍。核実験と膵臓の病気はシンクロしている
アーネスト・スターングラス(Ernest Joachim Sternglass)という著名なアメリカの物理学者が、今年の2月、91歳で亡くなりました。
冷戦時代の核実験によって世界中に降り注がれた放射性降下物と、原発から出て来る放射性廃棄物による人体への健康被害について、広範な疫学調査を行い、議会の公聴会に証人としても呼ばれた学者です。
そのスターングラス博士が、2006年の2月、初来日し、青森県の六ヶ所村の核再処理施設を視察した後、青森市で講演を行いました。そのときの記録が残されています。
http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/
・・・以上からわかるように、スターングラス博士は、誰でも入手できる国の公式データから、冷戦時代の核実験によって大気中に放出された放射性物質の量が増えるにつれて、また、原発の稼働率がアップするにつれて、膵臓(すいぞう)がんや糖尿病の発症が劇的な増加をみせていることを指摘しました。
つまり、大気圏から地上に降下した放射性物質の量と、原発から漏れ出る放射性物質や核廃棄物の量と、膵臓がんや糖尿病の増加がぴったりシンクロしていると主張しているのです。
ここに、スターングラス博士が来日した時のインタビュー記事の翻訳があります。この中で、博士はこのように言っています。
「・・・ついでに、もう一つ重大な話をしよう。
ストロンチウム90からできるのが、イットリウム90だ。これは骨じゃなくて、膵臓(すいぞう)に集中する。
膵臓というのは、糖尿をおさえるホルモンであるインスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。
世界中で、糖尿病が急増しているのは知ってるね。
日本は、すでに人口の割合から言えば、アメリカの(糖尿病になっている人の)二倍もいる。そのアメリカだって、イギリスより発症率が高いのだ。
日本では、戦後から現在にかけて、膵臓がんが12倍にもふくれあがっている。
50年代の終わりにドイツの動物実験で発見されたのが、ストロンチウム90が電子を放出してイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動するのだが、膵臓に最も高い集中見られたということだ。
膵臓からインスリンがうまく生産されないようになると、血糖値が上がって糖尿病になってしまうのだ。
今までは放射能が糖尿病と繋がっているなんてまったく認知されていないのだ。
これで分かっただろう、国際放射線防護委員会(ICRP)は、当初、放射能の影響として、特定のがんと奇形児くらいしか認めなかった。
未熟児、乳児の死亡や、肺、心臓、膵臓、これらの部位への影響はすべて無視されてきたのだ。」
(※彼の本の邦訳版『人間と環境への低レベル放射能の脅威―福島原発放射能汚染を考えるために』が出ています。)
・・・ストロンチウム90は、ベータ崩壊後、イットリウム90になって、再びベータ崩壊を繰り返すので二度にわたって細胞を破壊するという「セカンド・イベント理論」があります。
イットリウム90の半減期はわずか64時間ですから、その分、単位時間当たり放出されるエネルギーが大きいことになるので、破壊力がある、という理論です。
このため一般にストロンチウム90の分析では、対象試料を溶液化した後、イオン交換分離や沈殿分離などの方法を用いてストロンチウムだけを分離し、更にストロンチウム90の子孫核種であるイットリウム90の生成を2週間程度待ってから放射線計測が行われています。
ストロンチウム90のβ線を計測するとき、イットリウム90の生成を2週間程度待ってから測る、という意味は、ストロンチウム90はβ崩壊してイットリウム90になった後、再びイットリウム90がβ崩壊してβ線(高速電子)を出すからです。
この二度にわたるβ崩壊はストロンチウム90が消えるまで同時に起こっています。
つまり、イットリウム90の半減期は、とても短いものの、食べ物から取り込まれたストロンチウム90がβ崩壊するたびに、すかさず膵臓に取り込まれてしまう、というのです。
ストロンチウム90は、主に骨に取り込まれてカルシウムに置き換えてしまいます。このため、ストロンチウム90の恐ろしさを想像する時、真っ先に白血病が頭に浮かんできます。
しかし、スターングラス博士は、骨に取り込まれたストロンチウム90がβ崩壊を繰り返してイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動し、膵臓に最も高い集中が見られる、というのです。これが、膵臓がんや糖尿病の増加につながっている本当の原因であると博士は言っているのです。
ストロンチウム90の物理学的半減期は約29年で、セシウム137とほぼ同じです。
しかし、骨に取り込まれてしまった場合のストロンチウム90の生物学的半減期は50年です。なんとセシウム137の100日と比べると182倍も長いのです。50年かかっても、半分しか体外に出て行かないのです。
しかも、その50年間の間、まったく放射能に汚染されていない肉、魚を食べ続けることのできる人はいないでしょうから、ストロンチウム90は微量
ながらも骨に蓄積される一方です。それが、常にβ崩壊してイットリウム90になって、膵臓に集中するというわけです。
このことによって、年中、膵臓のランゲルハンス島という場所にあるβ細胞をイットリウム90が攻撃していることになるのです。
膵臓のβ細胞は、血糖値をコントロールするインスリンを分泌するので、この細胞が内部被曝によって破壊されてしまうと、糖尿病になり、最終的には、インスリンが分泌されなくなってしまうことも考えられます。そうなると、人工透析の生活が続くようになってしまいます。
チェルノブイリ事故後、6年経ってからベラルーシでは糖尿病が劇的に増加した
スターングラス博士の分析のように、1986年のチェルノブイリ原発事故の後、糖尿病は増えたのでしょうか。
ここに、「チェルノブイリの大参事が住民と環境に与えた結果」という2009年の報告書があります。
Amazonでは、『Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment, Volume 1181 (Annals of the New York Academy of Sciences」』というタイトルの報告書として入手可能です。
日本語版では、『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』が、それに該当します。
読書録に、 その報告書の中身が紹介されているように、ロシア科学アカデミー会員のヤブロフ(Alexey V.YABLOKOV)博士と、白ロシア放射線安全研究所の2名のネステレンコ博士(Vassily B. NESTERENKO、Alexey V. NESTERENKOの二人 おそらく夫婦か兄弟)の共著によるものです。
幸いにも、pdfファイルが無料公開されているので、そこから放射線被曝と糖尿病との関係について記述されている箇所を抜粋してみます。
下のファイルです。全部で327ページあるファイルです。(4.29MB)
pdfファイルの78ページの小見出し「5.3.1. Review of Endocrine System Disease Data」(5.3.1節(内分泌系疾患データの総括)以降に、糖尿病の増加と放射線被曝との関係が報告されています。
・・・このファイルのデータから明らかなように、特に、ベラルーシ全域では、1型糖尿病の数が著しく増加し、高汚染地域で特に増加した、ということですから、スターングラス博士の分析結果を裏付けることが起こっているのです。
深刻なのは、生活習慣病と言われる2型糖尿病ではなく、遺伝的要因が作用していると言われる1型糖尿病が増えているという事実です。
・・・これは、自然界に存在しない何らかの外的な作用が働いたと考える他はありません。それは放射能で間違いないはずです。
突然死は、突然、起こらない
・・・「異常に喉が渇く」「トイレが近い」「寝ても寝ても体がだるい」「めまいが酷い」「最近、ずいぶん痩せた」「手足がしびれる」「足先がつる」・・・などの症状が出ていたはずなのですが、疲れているだけだから一晩、ぐっすり眠れば治るだろう、と自己診断してしまうのです。
それを繰り返していると、健康に対する危機感がなくなって、しまいには重篤な症状を引き起こすことになります。
膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンの量が少なくなったり、インスリンが分泌されるタイミングがずれたりすると、インスリンは分泌されていても、各組織でのインスリンの作用が低下(インスリン抵抗性)してしまいます。これが糖尿病(高血糖)の状態です。
インスリンが十分、分泌されなければ、エネルギー源となる血中のブドウ糖(血糖)は筋肉にスムーズに取り込まれなくなるので、血中には、血糖があふれかえり、いわゆるドロドロ血の状態になっていきます。筋肉にエネルギーとして糖が取り込まれないのですから、体が「だるい」などの症状が出ます。また、消耗感が続き、外見的には筋肉が少なくなってどんどん痩せていきます。
ドロドロの状態の血液を心臓は、なんとかとして心臓から遠い手足の末梢血管にまで行き渡らせようとするので、心臓自体に負担がかかってきます。
ちょうど、水鉄砲に、水ではなく、ドロドロの砂糖水を入れて遠くに飛ばすようなものですから、ポンプを押すにも余計な力を必要とするし、やがては水鉄砲の筒(血管に相当)の内側に、砂糖の塊がこびりついて、とうとう詰まってしまいます。
また、砂糖の塊が押し出されることによって、筒の内壁を傷つけてまいます。
こうして血管は、どんどん傷つけられていくのです。
これが、血栓や瘤になると、できた場所によって、「脳梗塞」や「心筋梗塞」、「動脈瘤破裂」などを引き起こして突然死を招くのです。
根本的な原因は、血中の赤血球の変形能が失われることによって、血管が詰まってしまうことなのですが、さらに、その大元の原因は、膵臓のβ細胞から、十分なインスリンが出なくなってしまうことなのです。
詰まってしまう血管が、足の抹消血管であったりすると、酷い場合は、足先にまったく血液が流れなくなってしまい、同時に神経も麻痺してしまいます。すると、足に怪我をしても、まったく気づかず、傷口から細菌が入っても何も感じなくなってしまいます。高血糖状態によって、すでに免疫が低下しているので、細菌が繁殖するだけでなく、血流が止まっているので、最終的には足が壊死(壊疽)して切断という悲惨なことになる可能性があります。
・・・基本的に、糖尿病自体で死に至ることはなく、血液の異常によって、各臓器に合併症が起こることによって死亡します。
一般に、医師や薬剤師、管理栄養士は、「し・め・じ」という言葉で、糖尿病の合併症の進行段階を説明します。
「し」とは、神経障害のことです。足のしびれがその典型です。
「め」とは、目の合併症のことで、「し」の神経障害がさらに進んだ段階で、網膜症を発症します。
網膜症は、数ある目の病気でも糖尿病特有の病気で、最悪の場合は失明します。
網膜には、微細な血管と神経が網の目のように張り巡らされていますが、これが糖尿病によって、血管に瘤ができたり破れたりして眼底出血を起こします。
「じ」とは、糖尿病のもっともひどい段階で、腎臓障害。人工透析を受け続けなければ命を保つことができなくなります。
腎臓という臓器も、毛細血管の塊で、この細小血管の流れが悪くなると腎臓病を発症します。目の網膜症も、足の壊疽も、この細小血管が高血糖によってダメージを受けることから起こります。
一方、一般に「動脈硬化」によって起こる大血管障害が、「狭心症」「脳卒中」や「心筋梗塞」です。
大血管障害は、高血糖や脂質によって引き起こされますが、特に糖尿病の人は正常な人に比べて心筋梗塞になる危険が2倍から4倍になると言われています。
連日、有名人の訃報が絶えることはありません。
しかし、公表される病名と死因は、「心筋梗塞」「心不全」「多臓器不全」による突然死と急死。本当の病根は明らかにされることはないのです。それは、糖尿病などによる血液の異常です。
アフリカや東南アジアの展途上国でさえ糖尿病が増えている
医師たちは、糖尿病の急増を警告しています。
しかし、原子力ムラの火消し機関の医療関係者は、糖尿病の専門知識の欠片も持ち合わせていないにも関わらず、「ストレスによって糖尿病を発症する」と今でものたまわっているのです。
ストレスが主原因で糖尿病を発症することは「ありえません」。彼らから医師免許を取り上げるべきです。
それどころか、今まで糖尿病は「贅沢病」と揶揄さえされてきましたが、それも間違いです。肥満のグルメ三昧、酒豪だけがなる病気でもありません。
それが証拠に、アフリカや東南アジアの展途上国でさえ糖尿病が増えているのです。
それどころか、現実には、20歳代の若者の糖尿病が増えてさえいるのです。
糖尿病は「飽食の先進国で起こるものだ」というマスコミによって刷り込まれてきた“ジョーシキ”の裏側に何があるのか、しっかり考えないと、これからは自分の健康を守ることはできないでしょう。
画像のソース:「世界中で糖尿病患者が急増!?近い将来10人に1人は糖尿病に」
この図から分かる通り、世界中すべての地域で増加していますが、特にアフリカでは今後22年間に約2倍に激増する見込みといいます。
糖尿病患者の数は、世界的に恐ろしいスピードで増え続けているのです。
世界の糖尿病人口は4億人を突破しました。
日本の糖尿病人口は世界第9位です。
日本の糖尿病と糖尿病予備群の合計は2,050万人。なんと、国民の5人に1人が糖尿病、もしくは予備軍に該当するのです。
したがって、「糖尿病=贅沢病」は、何かを隠す目的で、マスコミを操作するために使われてきたと考えることもできます。
・・・医療関係者は、放射線の内部被曝を考慮していません。
もちろん、医師たちは、個人的には放射能の内部被曝を疑っています。
しかし、膵臓のβ細胞の破壊と、イットリウム90の関係一つとっても、大規模な疫学データが出て来ない以上、国の医療行政は変更されることはありません。
では、私たちは、どうすればいいのか・・・
まずは、病院に行って血液検査と尿検査をやってもらうことです。
両方をやってもらうと、約80項目のデータが出そろいます。
その中で、「血糖値」、「HBA1c(ヘモグロビンA1c)」、「eGFR(推算糸球体濾過量)」、「CRE(クレアチニン)」などの重要な数値があるので、それを自分でネットで調べても、かなりのことが分かります。
これからは、徹底的に早期発見に努めるべきです。そうすれば、不幸にも、体に多少のトラブルがあることが分かっても、重大な事態に至ることなく、あなたは今までどおり、活発に活動できるのです。
これからは、食べ物を厳選し栄養バランスを自分で考えた上、摂取したカロリーを適正に消費できる運動を励行しながら、血液検査に最低でも年1回は行ってください。
採血のキットは進歩していて、チクリとするのは最初だけで、後は痛みをまったく感じません。安心して病院に行きましょう。
最悪、入院ということにでもなれば、病人食の3食に一度は、キノコ類を使った副菜を食べなければならなくなります。管理栄養士のほとんどは、国の基準を信じており、放射能の本当の恐ろしさをまだ理解していないのです。
(※以上は、パート1とパート2の要約です。全文は、この4倍程度あります)
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3941.html
内部被曝ue.2015.11.24
糖尿病の激増とストロンチウム90による内部被曝との関係
糖尿病が飽食文明の先進国以外の発展途上国で激増。
日本では、戦後、膵臓がんが12倍に。
ストロンチウム90が壊変して生成されるイットリウム90が、膵臓がんや糖尿病などの内分泌系疾患に大きく作用すると著名な科学者が分析。
実際に、そのとおりになっている。
臓器不全は、これから増えてくる。それが内部被曝の第二ステージ。
(この記事は、「パート1」と「パート2」の2回配信分を、かなり圧縮した形でその一部を公開しています)
内部被曝の第二ステージ「ストロンチウム90による臓器不全」
・・・チェルノブイリ原発事故後、もちろん心筋梗塞による突然死が一気に増えたことは事実ですが、むしろ急激に増えたのは、「脳梗塞、脳溢血、クモ膜下出血」などの脳血管疾患による「死」です。ウクライナでは、子供の脳梗塞が顕著に増えたとの報告があります。
さらに重要視しなければならないのは、やはりチェルノブイリ原発事故後、糖尿病が急激に増えたことです。北ウクライナとベラルーシのゴメリ地域では、1998年、過去最高の糖尿病発症率を記録したことです。
1型糖尿病は、糖を筋肉などに取り込む際の媒介役となるインスリンが、膵臓のB細胞(ベータ細胞)がウィルスなどによって破壊されてしまうことによって膵臓からまったく分泌されないか、絶対量が足りなくなってしまうため、常に血液が高血糖の状態になってしまうという病気です。
そのため、さまざまな合併症を発症しないように、基本的には生涯、インスリン注射によって外から足りない分を補わなくなはならないタイプです。
ただし、1型の糖尿病患者は、糖尿病患者全体のわずか5%程度で、遺伝的素因が影響していると言われています。
残りの糖尿病患者全体の95%は2型糖尿病で、いわゆる生活習慣病といわれる典型的な病気です。「高カロリーの食事を続けたり、不規則な生活を長い間、続けることによって、いずれは程度の差はあれ、誰でもがなってしまう病気」と、私たちは教えられてきたはずです。
表面化しないのは、自覚症状がないため、本人が病院に行って検査をしないこともあるのですが、「病気」と診断するにはまだ距離があるためです。いわゆる、日本は「糖尿病予備軍」でイモ洗い状態だということです。
日本人の膵臓がんは戦後12倍。核実験と膵臓の病気はシンクロしている
アーネスト・スターングラス(Ernest Joachim Sternglass)という著名なアメリカの物理学者が、今年の2月、91歳で亡くなりました。
冷戦時代の核実験によって世界中に降り注がれた放射性降下物と、原発から出て来る放射性廃棄物による人体への健康被害について、広範な疫学調査を行い、議会の公聴会に証人としても呼ばれた学者です。
そのスターングラス博士が、2006年の2月、初来日し、青森県の六ヶ所村の核再処理施設を視察した後、青森市で講演を行いました。そのときの記録が残されています。
http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/
・・・以上からわかるように、スターングラス博士は、誰でも入手できる国の公式データから、冷戦時代の核実験によって大気中に放出された放射性物質の量が増えるにつれて、また、原発の稼働率がアップするにつれて、膵臓(すいぞう)がんや糖尿病の発症が劇的な増加をみせていることを指摘しました。
つまり、大気圏から地上に降下した放射性物質の量と、原発から漏れ出る放射性物質や核廃棄物の量と、膵臓がんや糖尿病の増加がぴったりシンクロしていると主張しているのです。
ここに、スターングラス博士が来日した時のインタビュー記事の翻訳があります。この中で、博士はこのように言っています。
「・・・ついでに、もう一つ重大な話をしよう。
ストロンチウム90からできるのが、イットリウム90だ。これは骨じゃなくて、膵臓(すいぞう)に集中する。
膵臓というのは、糖尿をおさえるホルモンであるインスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。
世界中で、糖尿病が急増しているのは知ってるね。
日本は、すでに人口の割合から言えば、アメリカの(糖尿病になっている人の)二倍もいる。そのアメリカだって、イギリスより発症率が高いのだ。
日本では、戦後から現在にかけて、膵臓がんが12倍にもふくれあがっている。
50年代の終わりにドイツの動物実験で発見されたのが、ストロンチウム90が電子を放出してイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動するのだが、膵臓に最も高い集中見られたということだ。
膵臓からインスリンがうまく生産されないようになると、血糖値が上がって糖尿病になってしまうのだ。
今までは放射能が糖尿病と繋がっているなんてまったく認知されていないのだ。
これで分かっただろう、国際放射線防護委員会(ICRP)は、当初、放射能の影響として、特定のがんと奇形児くらいしか認めなかった。
未熟児、乳児の死亡や、肺、心臓、膵臓、これらの部位への影響はすべて無視されてきたのだ。」
(※彼の本の邦訳版『人間と環境への低レベル放射能の脅威―福島原発放射能汚染を考えるために』が出ています。)
・・・ストロンチウム90は、ベータ崩壊後、イットリウム90になって、再びベータ崩壊を繰り返すので二度にわたって細胞を破壊するという「セカンド・イベント理論」があります。
イットリウム90の半減期はわずか64時間ですから、その分、単位時間当たり放出されるエネルギーが大きいことになるので、破壊力がある、という理論です。
このため一般にストロンチウム90の分析では、対象試料を溶液化した後、イオン交換分離や沈殿分離などの方法を用いてストロンチウムだけを分離し、更にストロンチウム90の子孫核種であるイットリウム90の生成を2週間程度待ってから放射線計測が行われています。
ストロンチウム90のβ線を計測するとき、イットリウム90の生成を2週間程度待ってから測る、という意味は、ストロンチウム90はβ崩壊してイットリウム90になった後、再びイットリウム90がβ崩壊してβ線(高速電子)を出すからです。
この二度にわたるβ崩壊はストロンチウム90が消えるまで同時に起こっています。
つまり、イットリウム90の半減期は、とても短いものの、食べ物から取り込まれたストロンチウム90がβ崩壊するたびに、すかさず膵臓に取り込まれてしまう、というのです。
ストロンチウム90は、主に骨に取り込まれてカルシウムに置き換えてしまいます。このため、ストロンチウム90の恐ろしさを想像する時、真っ先に白血病が頭に浮かんできます。
しかし、スターングラス博士は、骨に取り込まれたストロンチウム90がβ崩壊を繰り返してイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動し、膵臓に最も高い集中が見られる、というのです。これが、膵臓がんや糖尿病の増加につながっている本当の原因であると博士は言っているのです。
ストロンチウム90の物理学的半減期は約29年で、セシウム137とほぼ同じです。
しかし、骨に取り込まれてしまった場合のストロンチウム90の生物学的半減期は50年です。なんとセシウム137の100日と比べると182倍も長いのです。50年かかっても、半分しか体外に出て行かないのです。
しかも、その50年間の間、まったく放射能に汚染されていない肉、魚を食べ続けることのできる人はいないでしょうから、ストロンチウム90は微量
ながらも骨に蓄積される一方です。それが、常にβ崩壊してイットリウム90になって、膵臓に集中するというわけです。
このことによって、年中、膵臓のランゲルハンス島という場所にあるβ細胞をイットリウム90が攻撃していることになるのです。
膵臓のβ細胞は、血糖値をコントロールするインスリンを分泌するので、この細胞が内部被曝によって破壊されてしまうと、糖尿病になり、最終的には、インスリンが分泌されなくなってしまうことも考えられます。そうなると、人工透析の生活が続くようになってしまいます。
チェルノブイリ事故後、6年経ってからベラルーシでは糖尿病が劇的に増加した
スターングラス博士の分析のように、1986年のチェルノブイリ原発事故の後、糖尿病は増えたのでしょうか。
ここに、「チェルノブイリの大参事が住民と環境に与えた結果」という2009年の報告書があります。
Amazonでは、『Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment, Volume 1181 (Annals of the New York Academy of Sciences」』というタイトルの報告書として入手可能です。
日本語版では、『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』が、それに該当します。
読書録に、 その報告書の中身が紹介されているように、ロシア科学アカデミー会員のヤブロフ(Alexey V.YABLOKOV)博士と、白ロシア放射線安全研究所の2名のネステレンコ博士(Vassily B. NESTERENKO、Alexey V. NESTERENKOの二人 おそらく夫婦か兄弟)の共著によるものです。
幸いにも、pdfファイルが無料公開されているので、そこから放射線被曝と糖尿病との関係について記述されている箇所を抜粋してみます。
下のファイルです。全部で327ページあるファイルです。(4.29MB)
pdfファイルの78ページの小見出し「5.3.1. Review of Endocrine System Disease Data」(5.3.1節(内分泌系疾患データの総括)以降に、糖尿病の増加と放射線被曝との関係が報告されています。
・・・このファイルのデータから明らかなように、特に、ベラルーシ全域では、1型糖尿病の数が著しく増加し、高汚染地域で特に増加した、ということですから、スターングラス博士の分析結果を裏付けることが起こっているのです。
深刻なのは、生活習慣病と言われる2型糖尿病ではなく、遺伝的要因が作用していると言われる1型糖尿病が増えているという事実です。
・・・これは、自然界に存在しない何らかの外的な作用が働いたと考える他はありません。それは放射能で間違いないはずです。
突然死は、突然、起こらない
・・・「異常に喉が渇く」「トイレが近い」「寝ても寝ても体がだるい」「めまいが酷い」「最近、ずいぶん痩せた」「手足がしびれる」「足先がつる」・・・などの症状が出ていたはずなのですが、疲れているだけだから一晩、ぐっすり眠れば治るだろう、と自己診断してしまうのです。
それを繰り返していると、健康に対する危機感がなくなって、しまいには重篤な症状を引き起こすことになります。
膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンの量が少なくなったり、インスリンが分泌されるタイミングがずれたりすると、インスリンは分泌されていても、各組織でのインスリンの作用が低下(インスリン抵抗性)してしまいます。これが糖尿病(高血糖)の状態です。
インスリンが十分、分泌されなければ、エネルギー源となる血中のブドウ糖(血糖)は筋肉にスムーズに取り込まれなくなるので、血中には、血糖があふれかえり、いわゆるドロドロ血の状態になっていきます。筋肉にエネルギーとして糖が取り込まれないのですから、体が「だるい」などの症状が出ます。また、消耗感が続き、外見的には筋肉が少なくなってどんどん痩せていきます。
ドロドロの状態の血液を心臓は、なんとかとして心臓から遠い手足の末梢血管にまで行き渡らせようとするので、心臓自体に負担がかかってきます。
ちょうど、水鉄砲に、水ではなく、ドロドロの砂糖水を入れて遠くに飛ばすようなものですから、ポンプを押すにも余計な力を必要とするし、やがては水鉄砲の筒(血管に相当)の内側に、砂糖の塊がこびりついて、とうとう詰まってしまいます。
また、砂糖の塊が押し出されることによって、筒の内壁を傷つけてまいます。
こうして血管は、どんどん傷つけられていくのです。
これが、血栓や瘤になると、できた場所によって、「脳梗塞」や「心筋梗塞」、「動脈瘤破裂」などを引き起こして突然死を招くのです。
根本的な原因は、血中の赤血球の変形能が失われることによって、血管が詰まってしまうことなのですが、さらに、その大元の原因は、膵臓のβ細胞から、十分なインスリンが出なくなってしまうことなのです。
詰まってしまう血管が、足の抹消血管であったりすると、酷い場合は、足先にまったく血液が流れなくなってしまい、同時に神経も麻痺してしまいます。すると、足に怪我をしても、まったく気づかず、傷口から細菌が入っても何も感じなくなってしまいます。高血糖状態によって、すでに免疫が低下しているので、細菌が繁殖するだけでなく、血流が止まっているので、最終的には足が壊死(壊疽)して切断という悲惨なことになる可能性があります。
・・・基本的に、糖尿病自体で死に至ることはなく、血液の異常によって、各臓器に合併症が起こることによって死亡します。
一般に、医師や薬剤師、管理栄養士は、「し・め・じ」という言葉で、糖尿病の合併症の進行段階を説明します。
「し」とは、神経障害のことです。足のしびれがその典型です。
「め」とは、目の合併症のことで、「し」の神経障害がさらに進んだ段階で、網膜症を発症します。
網膜症は、数ある目の病気でも糖尿病特有の病気で、最悪の場合は失明します。
網膜には、微細な血管と神経が網の目のように張り巡らされていますが、これが糖尿病によって、血管に瘤ができたり破れたりして眼底出血を起こします。
「じ」とは、糖尿病のもっともひどい段階で、腎臓障害。人工透析を受け続けなければ命を保つことができなくなります。
腎臓という臓器も、毛細血管の塊で、この細小血管の流れが悪くなると腎臓病を発症します。目の網膜症も、足の壊疽も、この細小血管が高血糖によってダメージを受けることから起こります。
一方、一般に「動脈硬化」によって起こる大血管障害が、「狭心症」「脳卒中」や「心筋梗塞」です。
大血管障害は、高血糖や脂質によって引き起こされますが、特に糖尿病の人は正常な人に比べて心筋梗塞になる危険が2倍から4倍になると言われています。
連日、有名人の訃報が絶えることはありません。
しかし、公表される病名と死因は、「心筋梗塞」「心不全」「多臓器不全」による突然死と急死。本当の病根は明らかにされることはないのです。それは、糖尿病などによる血液の異常です。
アフリカや東南アジアの展途上国でさえ糖尿病が増えている
医師たちは、糖尿病の急増を警告しています。
しかし、原子力ムラの火消し機関の医療関係者は、糖尿病の専門知識の欠片も持ち合わせていないにも関わらず、「ストレスによって糖尿病を発症する」と今でものたまわっているのです。
ストレスが主原因で糖尿病を発症することは「ありえません」。彼らから医師免許を取り上げるべきです。
それどころか、今まで糖尿病は「贅沢病」と揶揄さえされてきましたが、それも間違いです。肥満のグルメ三昧、酒豪だけがなる病気でもありません。
それが証拠に、アフリカや東南アジアの展途上国でさえ糖尿病が増えているのです。
それどころか、現実には、20歳代の若者の糖尿病が増えてさえいるのです。
糖尿病は「飽食の先進国で起こるものだ」というマスコミによって刷り込まれてきた“ジョーシキ”の裏側に何があるのか、しっかり考えないと、これからは自分の健康を守ることはできないでしょう。
画像のソース:「世界中で糖尿病患者が急増!?近い将来10人に1人は糖尿病に」
この図から分かる通り、世界中すべての地域で増加していますが、特にアフリカでは今後22年間に約2倍に激増する見込みといいます。
糖尿病患者の数は、世界的に恐ろしいスピードで増え続けているのです。
世界の糖尿病人口は4億人を突破しました。
日本の糖尿病人口は世界第9位です。
日本の糖尿病と糖尿病予備群の合計は2,050万人。なんと、国民の5人に1人が糖尿病、もしくは予備軍に該当するのです。
したがって、「糖尿病=贅沢病」は、何かを隠す目的で、マスコミを操作するために使われてきたと考えることもできます。
・・・医療関係者は、放射線の内部被曝を考慮していません。
もちろん、医師たちは、個人的には放射能の内部被曝を疑っています。
しかし、膵臓のβ細胞の破壊と、イットリウム90の関係一つとっても、大規模な疫学データが出て来ない以上、国の医療行政は変更されることはありません。
では、私たちは、どうすればいいのか・・・
まずは、病院に行って血液検査と尿検査をやってもらうことです。
両方をやってもらうと、約80項目のデータが出そろいます。
その中で、「血糖値」、「HBA1c(ヘモグロビンA1c)」、「eGFR(推算糸球体濾過量)」、「CRE(クレアチニン)」などの重要な数値があるので、それを自分でネットで調べても、かなりのことが分かります。
これからは、徹底的に早期発見に努めるべきです。そうすれば、不幸にも、体に多少のトラブルがあることが分かっても、重大な事態に至ることなく、あなたは今までどおり、活発に活動できるのです。
これからは、食べ物を厳選し栄養バランスを自分で考えた上、摂取したカロリーを適正に消費できる運動を励行しながら、血液検査に最低でも年1回は行ってください。
採血のキットは進歩していて、チクリとするのは最初だけで、後は痛みをまったく感じません。安心して病院に行きましょう。
最悪、入院ということにでもなれば、病人食の3食に一度は、キノコ類を使った副菜を食べなければならなくなります。管理栄養士のほとんどは、国の基準を信じており、放射能の本当の恐ろしさをまだ理解していないのです。
(※以上は、パート1とパート2の要約です。全文は、この4倍程度あります)
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3941.html
食後眠くなる、すぐお腹が減る、喉が常に乾いて水が飲みたくなる、トイレが近い、尿が泡立つ
若者に増加「糖尿病」のどが渇く・昼の眠気・・・心当たりない?
食の欧米化、運動不足などによって現代の若者はもちろん、子供でも糖尿病の危険に晒されている人が実は多いのだとか。普段から暴飲暴食をしていたり、毎日甘いものを飲んだりしていませんか?心当たりがある人は一度チェックしておいたほうがよさそうです。ۤ 更新日: 2014年04月02日
□一部薬局での糖尿病検査を知ってますか
薬局の店頭で検査を行い、糖尿病の早期発見につなげようというプロジェクト「糖尿病診断アクセス革命」
出典
薬局でHbA1c値を測定し3割に受診勧奨 糖尿病診断アクセス革命 | 資料室 | 糖尿病ネットワーク -生活エンジョイ物語
店頭に小型の簡易検査機器を設置し、薬局の利用者が、指先の自己穿刺で糖尿病の目安となるHbA1c値を測定する
出典
薬局での自己採血が解禁へ、糖尿病検査- 改正告示、新たな「健康拠点」に弾み | 医療介護CBニュース
アマナイメージズ
薬の商品棚の前に立つ薬剤師と登録販売者 by アマナイメージズ
一部の薬局での自己採血が解禁となりました。2010年にスタートしこれまでに2,514人が検査を受けているそうです
結果はその場でわかり、糖尿病や予備群が疑われる場合には、薬剤師が連携医療機関への受診を勧め、早期治療へ導くという仕組み
出典
薬局でHbA1c値を測定し3割に受診勧奨 糖尿病診断アクセス革命 | 資料室 | 糖尿病ネットワーク -生活エンジョイ物語
自宅近くで実施している薬局があるなら一度検査を受けてみるのもいいかもしれません
◆中高年の病気だと思ってる若者が危ない
メタボリックシンドロームや糖尿病は中高年の病気というイメージを持たれていますが、現代の生活では10代、20代でもかかる方が増えています
出典
そのだるさ、本当に夏バテ? 午後2時の眠気は死に至る怖い病のサインかも (1) 若い人も要注意! 忍び寄る糖尿病の恐怖 | マイナビニュース
これまで、糖尿病は中高年の男性に多く、太った人がかかる・・といったイメージがありましたが、実は女性や痩せている体型の人でも、予備軍と言われる人が増加しているようです。
出典
女性にも、痩せていても、予備軍も増えている、隠れ糖尿病とは? | 美容ブログ [女性の美学]
GettyImages
Photo by Stockbyte / Stockbyte
食の欧米化、食べ物番組の増加、現代の若い人達の周りには誘惑が多く、それ故に若年層の間で糖尿病患者が増えてきています
寛人@1227_hirot
毎日甘いもの食べてるから 糖尿病なるかも
返信 リツイート いいね 2014.04.01 23:09
みゆち@kk___47
家庭の医学見てて思ったんだがたぶん私糖尿病であともう少しで死ぬかもしれない
返信 リツイート いいね 2014.04.01 21:09
原田 健太郎@12012012095
この歳にしと病院で糖尿病っていう診断がでるかもなんで2日ほど検査入院いたしやすwww笑えねえwwww
返信 リツイート いいね 2014.04.02 00:48
症例①異常なくらいのどが渇く
症状としては異常な喉の渇きを感じ水を大量に飲むようになります。そのため、トイレが近くなり尿の量も増加します。
出典
若年性糖尿病ってどんな病気?~原因・症状~ | 若年性の病気.com
GettyImages
Photo by Jupiterimages / Creatas
今までと違って急に喉の渇きを覚えるようになったら要注意。糖尿病の初期段階かもしれません。
糖尿病の特徴として、血液内の糖の比率が多くなり、必然的に血糖値が高くなってしまいます。体内の水分を使って、血糖値を薄めようとします。それで、必要以上に喉が渇く状態が続きます
出典
糖尿病で喉が渇く原因
▼喉の渇きに清涼飲料水は危険!
糖尿病の発症を知らず、ジュースやコーラなどを頻繁に飲んでいる人がいますが、これによって糖分が補給され糖尿病を更に悪化させる方向に働きます。
出典
頻尿の人は糖尿病の疑いがあります | 糖尿病はこうやって改善・予防出来る!決定版 [健康ジャーナル]
10代~30代の世代にペットボトル症候群という現代病が増えていると報じられている。砂糖がたくさん入った飲み物を大量に継続的に飲んでいると、太りやすくなったり血糖値が高くなったりして急性の糖尿病になる恐れがある
出典
http://www1.ocn.ne.jp/~siesta/petbottle..htm
GettyImages
Photo by Stockbyte / Stockbyte
やたら喉が渇くからといって清涼飲料水をがぶ飲みすると急性糖尿病の危険性も。また毎日ジュースを飲む人も要注意です。
ある種類のお茶は血中のインシュリン濃度を保つのを助けたり、症状を複雑にする酵素と戦ったりすることがあるそうです
出典
糖尿病に効くお茶 | お茶の効能完全ガイド
アマナイメージズ
冷茶 by アマナイメージズ
緑茶や紅茶などカフェインとカテキンがほどよく含まれた飲み物を常用していみるのも手です。ジュースばかりの生活を見直してみては?
症例②食事を取ったのに空腹感を感じる
初期の糖尿病では、食後3時間くらい経つと、異常な空腹感や冷や汗、不快感が現れることがあります
出典
糖尿病
しっかり食事をしたのにしばらくすると強烈な空腹感を感じる人は糖尿病の危険信号です。
出典
異常な眠気は糖尿病の兆し?糖尿病のリスクを減らす3つの対策 | iGotit
アマナイメージズ
冷蔵庫を覗く女性 by アマナイメージズ
お昼にしっかりご飯を食べたのに、午後2時や3時ごろに強烈にお腹が空く・・・そんな場合が毎日続くなら糖尿病を疑ってもいいかも
症例③尿の泡立ちが消えない
健康な人でも、尿の泡立ちや泡が混ざることってあります。
出典
糖尿病 尿 泡ドットインフォで糖尿病の知識を身につけよう!
お気に入り詳細を見る
尿に多量の泡や細かい泡などが出ても、一時的なものであれば心配する必要はありません
出典
尿の泡、尿の泡立ち:尿の病気・原因 知っておこう
アマナイメージズ
水イメージ by アマナイメージズ
健康な人でも尿に泡立ちが混ざる事があります。泡立つからと言って糖尿病だ!とパニックにならないようにしましょう
しかし尿に蛋白(たんぱく)が多量に含まれると表面張力がさらに強くなり、泡がなかなか消えないということが起きます。
出典糖尿病 尿 泡ドットインフォで糖尿病の知識を身につけよう!
お気に入り詳細を見る
尿の泡が混じることが毎日続くようであれば、腎臓や尿路に病気があることが考えられます。
出典尿の泡、尿の泡立ち:尿の病気・原因 知っておこう
※毎日のように尿が泡立ち、しかもなかなか消えないのであれば一度医療機関で診察を受けてみたほうがいいかも
症例④食後数時間後のだるさや眠気
食後に眠気を感じたり、昼食後の2~3時間で我慢できない強い眠気を感じることがあれば、糖尿病の可能性を考えた方がいいかもしれません
出典異常な眠気は糖尿病の兆し?糖尿病のリスクを減らす3つの対策 | iGotit
GettyImagesPhoto by Creatas Images / Creatas
お昼ごはんの後の授業中、仕事開始直後に強烈な眠気や倦怠感を感じる人は要注意です
健康な人でも、ご飯を食べた後は眠くなることがよくあります。ところが糖尿病の人が食後に特に強い眠気に襲われる
出典糖尿病になるといつも眠い…血糖値の上がり下がりが関係!? -症状や対処法など家庭の医学情報- カラダノート
※誰でも食後は眠くなることがありますが、あまりにも強烈な眠気に襲われる人はなにかしらの病気を疑ったほうがよさそう
症状⑤ダイエットしてないのに痩せてきた
糖尿病で痩せる、これは糖尿病の中でもかなり重症になっています。
出典糖尿病で痩せる
食事制限で痩せるのであれば問題はないのですが、自分が糖尿病の自覚がないまま毎日のように暴飲暴食をしているにもかかわらず痩せてきた場合は注意が必要です。
出典糖尿病の症状
GettyImagesPhoto by Goodshoot / Goodshoot
毎日ご飯をがっつり食べているのに太るどころか痩せてきた・・・なんて症状がでたら既に重症の段階にきている可能性も
◆こんな生活している人は要注意!
▷菓子パン生活
手軽に食べられる菓子パンはついつい食べ過ぎてしまうもの。菓子パンは「お菓子」だと思ったほうがよさそう。
菓子パンは、食事またはそれ以上に匹敵する摂取エネルギー量になることがあります。合計量を確認しましょう
出典糖尿病患者さんの間食(おやつ)指導の情報ファイル-菓子パン・惣菜パン編-糖尿病NET
▼食パンなどに変える
食パンやロールパン、フランスパンにご自分でジャムをつけたほうが砂糖の量を調節できますし、甘味を楽しむこともできます。もちろん、つけ過ぎには注意してくださいね。
出典第4回 菓子パンの食事を改善! | 食事プラスワン | 同友会グループ
ジャムやバターの付けすぎは禁物ですが、菓子パンよりはずいぶんいいようです。自分で甘さを調節して食べましょう
▷まったく運動をしない・歩かない
電車や車に頼りすぎる、家から出ない、歩かない。こういう生活をしていると将来的にカラダに不具合がでます
便利な生活環境は、体を動かす必要性を減らし、運動不足に陥りやすい生活環境を作り出しています。
出典糖尿病患者さんに、なぜ運動が必要か(前半)-糖尿病NET-運動療法情報ファイル
運動不足に、食事の欧風化(動物性高タンパク・高脂肪食)が加わり、糖尿病の患者数が急増する原因のひとつとなっています
出典糖尿病患者さんに、なぜ運動が必要か(前半)-糖尿病NET-運動療法情報ファイル
▼手間もお金もかからない「徒歩」がおすすめ
歩くことは誰でも気軽にできますし、特別な道具が必要なわけでもないので、オススメです。
出典糖尿病 歩く - 糖尿病の運動療法の基本 ~歩く・歩行運動
とにかく現代人は歩かない。一駅でもいいので歩く習慣をつけてみては?
食後に血糖値が高くなる人は、毎食後に15分のウォーキングを行えば、血糖値を下げることができる
出典食後の15分ウォーキングが高血糖を抑える 糖尿病リスクが低下 | 資料室 | 糖尿病ネットワーク -生活エンジョイ物語
※外食する場合ならごはんをちょっと遠いところで食べて、帰りは歩く!のもいいですね
薬局での自己採血が解禁へ、糖尿病検査- 改正告示、新たな「健康拠点」に弾み | 医療介護CBニュース
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/42400.html
CBニュースは、キャリアブレイン専属記者による独自取材の記事を配信しています。政府・厚生労働省の動向やオピニオンリーダーの発言、医薬品、薬事など医療・介護従事者の知りたい情報をリアルタイムにお届けします。
女性にも、痩せていても、予備軍も増えている、隠れ糖尿病とは? | 美容ブログ [女性の美学]
http://josei-bigaku.jp/health/yaseterunyoumore40559/
若年性糖尿病ってどんな病気?~原因・症状~ | 若年性の病気.com
http://jyakunen.com/tounyou/
若年性糖尿病の原因と症状について解説しています。
http://matome.naver.jp/odai/2139559416329856101
食の欧米化、運動不足などによって現代の若者はもちろん、子供でも糖尿病の危険に晒されている人が実は多いのだとか。普段から暴飲暴食をしていたり、毎日甘いものを飲んだりしていませんか?心当たりがある人は一度チェックしておいたほうがよさそうです。ۤ 更新日: 2014年04月02日
□一部薬局での糖尿病検査を知ってますか
薬局の店頭で検査を行い、糖尿病の早期発見につなげようというプロジェクト「糖尿病診断アクセス革命」
出典
薬局でHbA1c値を測定し3割に受診勧奨 糖尿病診断アクセス革命 | 資料室 | 糖尿病ネットワーク -生活エンジョイ物語
店頭に小型の簡易検査機器を設置し、薬局の利用者が、指先の自己穿刺で糖尿病の目安となるHbA1c値を測定する
出典
薬局での自己採血が解禁へ、糖尿病検査- 改正告示、新たな「健康拠点」に弾み | 医療介護CBニュース
アマナイメージズ
薬の商品棚の前に立つ薬剤師と登録販売者 by アマナイメージズ
一部の薬局での自己採血が解禁となりました。2010年にスタートしこれまでに2,514人が検査を受けているそうです
結果はその場でわかり、糖尿病や予備群が疑われる場合には、薬剤師が連携医療機関への受診を勧め、早期治療へ導くという仕組み
出典
薬局でHbA1c値を測定し3割に受診勧奨 糖尿病診断アクセス革命 | 資料室 | 糖尿病ネットワーク -生活エンジョイ物語
自宅近くで実施している薬局があるなら一度検査を受けてみるのもいいかもしれません
◆中高年の病気だと思ってる若者が危ない
メタボリックシンドロームや糖尿病は中高年の病気というイメージを持たれていますが、現代の生活では10代、20代でもかかる方が増えています
出典
そのだるさ、本当に夏バテ? 午後2時の眠気は死に至る怖い病のサインかも (1) 若い人も要注意! 忍び寄る糖尿病の恐怖 | マイナビニュース
これまで、糖尿病は中高年の男性に多く、太った人がかかる・・といったイメージがありましたが、実は女性や痩せている体型の人でも、予備軍と言われる人が増加しているようです。
出典
女性にも、痩せていても、予備軍も増えている、隠れ糖尿病とは? | 美容ブログ [女性の美学]
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Photo by Stockbyte / Stockbyte
食の欧米化、食べ物番組の増加、現代の若い人達の周りには誘惑が多く、それ故に若年層の間で糖尿病患者が増えてきています
寛人@1227_hirot
毎日甘いもの食べてるから 糖尿病なるかも
返信 リツイート いいね 2014.04.01 23:09
みゆち@kk___47
家庭の医学見てて思ったんだがたぶん私糖尿病であともう少しで死ぬかもしれない
返信 リツイート いいね 2014.04.01 21:09
原田 健太郎@12012012095
この歳にしと病院で糖尿病っていう診断がでるかもなんで2日ほど検査入院いたしやすwww笑えねえwwww
返信 リツイート いいね 2014.04.02 00:48
症例①異常なくらいのどが渇く
症状としては異常な喉の渇きを感じ水を大量に飲むようになります。そのため、トイレが近くなり尿の量も増加します。
出典
若年性糖尿病ってどんな病気?~原因・症状~ | 若年性の病気.com
GettyImages
Photo by Jupiterimages / Creatas
今までと違って急に喉の渇きを覚えるようになったら要注意。糖尿病の初期段階かもしれません。
糖尿病の特徴として、血液内の糖の比率が多くなり、必然的に血糖値が高くなってしまいます。体内の水分を使って、血糖値を薄めようとします。それで、必要以上に喉が渇く状態が続きます
出典
糖尿病で喉が渇く原因
▼喉の渇きに清涼飲料水は危険!
糖尿病の発症を知らず、ジュースやコーラなどを頻繁に飲んでいる人がいますが、これによって糖分が補給され糖尿病を更に悪化させる方向に働きます。
出典
頻尿の人は糖尿病の疑いがあります | 糖尿病はこうやって改善・予防出来る!決定版 [健康ジャーナル]
10代~30代の世代にペットボトル症候群という現代病が増えていると報じられている。砂糖がたくさん入った飲み物を大量に継続的に飲んでいると、太りやすくなったり血糖値が高くなったりして急性の糖尿病になる恐れがある
出典
http://www1.ocn.ne.jp/~siesta/petbottle..htm
GettyImages
Photo by Stockbyte / Stockbyte
やたら喉が渇くからといって清涼飲料水をがぶ飲みすると急性糖尿病の危険性も。また毎日ジュースを飲む人も要注意です。
ある種類のお茶は血中のインシュリン濃度を保つのを助けたり、症状を複雑にする酵素と戦ったりすることがあるそうです
出典
糖尿病に効くお茶 | お茶の効能完全ガイド
アマナイメージズ
冷茶 by アマナイメージズ
緑茶や紅茶などカフェインとカテキンがほどよく含まれた飲み物を常用していみるのも手です。ジュースばかりの生活を見直してみては?
症例②食事を取ったのに空腹感を感じる
初期の糖尿病では、食後3時間くらい経つと、異常な空腹感や冷や汗、不快感が現れることがあります
出典
糖尿病
しっかり食事をしたのにしばらくすると強烈な空腹感を感じる人は糖尿病の危険信号です。
出典
異常な眠気は糖尿病の兆し?糖尿病のリスクを減らす3つの対策 | iGotit
アマナイメージズ
冷蔵庫を覗く女性 by アマナイメージズ
お昼にしっかりご飯を食べたのに、午後2時や3時ごろに強烈にお腹が空く・・・そんな場合が毎日続くなら糖尿病を疑ってもいいかも
症例③尿の泡立ちが消えない
健康な人でも、尿の泡立ちや泡が混ざることってあります。
出典
糖尿病 尿 泡ドットインフォで糖尿病の知識を身につけよう!
お気に入り詳細を見る
尿に多量の泡や細かい泡などが出ても、一時的なものであれば心配する必要はありません
出典
尿の泡、尿の泡立ち:尿の病気・原因 知っておこう
アマナイメージズ
水イメージ by アマナイメージズ
健康な人でも尿に泡立ちが混ざる事があります。泡立つからと言って糖尿病だ!とパニックにならないようにしましょう
しかし尿に蛋白(たんぱく)が多量に含まれると表面張力がさらに強くなり、泡がなかなか消えないということが起きます。
出典糖尿病 尿 泡ドットインフォで糖尿病の知識を身につけよう!
お気に入り詳細を見る
尿の泡が混じることが毎日続くようであれば、腎臓や尿路に病気があることが考えられます。
出典尿の泡、尿の泡立ち:尿の病気・原因 知っておこう
※毎日のように尿が泡立ち、しかもなかなか消えないのであれば一度医療機関で診察を受けてみたほうがいいかも
症例④食後数時間後のだるさや眠気
食後に眠気を感じたり、昼食後の2~3時間で我慢できない強い眠気を感じることがあれば、糖尿病の可能性を考えた方がいいかもしれません
出典異常な眠気は糖尿病の兆し?糖尿病のリスクを減らす3つの対策 | iGotit
GettyImagesPhoto by Creatas Images / Creatas
お昼ごはんの後の授業中、仕事開始直後に強烈な眠気や倦怠感を感じる人は要注意です
健康な人でも、ご飯を食べた後は眠くなることがよくあります。ところが糖尿病の人が食後に特に強い眠気に襲われる
出典糖尿病になるといつも眠い…血糖値の上がり下がりが関係!? -症状や対処法など家庭の医学情報- カラダノート
※誰でも食後は眠くなることがありますが、あまりにも強烈な眠気に襲われる人はなにかしらの病気を疑ったほうがよさそう
症状⑤ダイエットしてないのに痩せてきた
糖尿病で痩せる、これは糖尿病の中でもかなり重症になっています。
出典糖尿病で痩せる
食事制限で痩せるのであれば問題はないのですが、自分が糖尿病の自覚がないまま毎日のように暴飲暴食をしているにもかかわらず痩せてきた場合は注意が必要です。
出典糖尿病の症状
GettyImagesPhoto by Goodshoot / Goodshoot
毎日ご飯をがっつり食べているのに太るどころか痩せてきた・・・なんて症状がでたら既に重症の段階にきている可能性も
◆こんな生活している人は要注意!
▷菓子パン生活
手軽に食べられる菓子パンはついつい食べ過ぎてしまうもの。菓子パンは「お菓子」だと思ったほうがよさそう。
菓子パンは、食事またはそれ以上に匹敵する摂取エネルギー量になることがあります。合計量を確認しましょう
出典糖尿病患者さんの間食(おやつ)指導の情報ファイル-菓子パン・惣菜パン編-糖尿病NET
▼食パンなどに変える
食パンやロールパン、フランスパンにご自分でジャムをつけたほうが砂糖の量を調節できますし、甘味を楽しむこともできます。もちろん、つけ過ぎには注意してくださいね。
出典第4回 菓子パンの食事を改善! | 食事プラスワン | 同友会グループ
ジャムやバターの付けすぎは禁物ですが、菓子パンよりはずいぶんいいようです。自分で甘さを調節して食べましょう
▷まったく運動をしない・歩かない
電車や車に頼りすぎる、家から出ない、歩かない。こういう生活をしていると将来的にカラダに不具合がでます
便利な生活環境は、体を動かす必要性を減らし、運動不足に陥りやすい生活環境を作り出しています。
出典糖尿病患者さんに、なぜ運動が必要か(前半)-糖尿病NET-運動療法情報ファイル
運動不足に、食事の欧風化(動物性高タンパク・高脂肪食)が加わり、糖尿病の患者数が急増する原因のひとつとなっています
出典糖尿病患者さんに、なぜ運動が必要か(前半)-糖尿病NET-運動療法情報ファイル
▼手間もお金もかからない「徒歩」がおすすめ
歩くことは誰でも気軽にできますし、特別な道具が必要なわけでもないので、オススメです。
出典糖尿病 歩く - 糖尿病の運動療法の基本 ~歩く・歩行運動
とにかく現代人は歩かない。一駅でもいいので歩く習慣をつけてみては?
食後に血糖値が高くなる人は、毎食後に15分のウォーキングを行えば、血糖値を下げることができる
出典食後の15分ウォーキングが高血糖を抑える 糖尿病リスクが低下 | 資料室 | 糖尿病ネットワーク -生活エンジョイ物語
※外食する場合ならごはんをちょっと遠いところで食べて、帰りは歩く!のもいいですね
薬局での自己採血が解禁へ、糖尿病検査- 改正告示、新たな「健康拠点」に弾み | 医療介護CBニュース
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/42400.html
CBニュースは、キャリアブレイン専属記者による独自取材の記事を配信しています。政府・厚生労働省の動向やオピニオンリーダーの発言、医薬品、薬事など医療・介護従事者の知りたい情報をリアルタイムにお届けします。
女性にも、痩せていても、予備軍も増えている、隠れ糖尿病とは? | 美容ブログ [女性の美学]
http://josei-bigaku.jp/health/yaseterunyoumore40559/
若年性糖尿病ってどんな病気?~原因・症状~ | 若年性の病気.com
http://jyakunen.com/tounyou/
若年性糖尿病の原因と症状について解説しています。
http://matome.naver.jp/odai/2139559416329856101
王将の社長を暗殺したのは、福岡の暴力団関係者らしい
王将を食いものにした上杉昌也という男
ニュースソクラ 4月1日(金)14時0分配信
CC BY /ericmcgregor
美空ひばりとも親交があった男が抱えるもうひとつの重大事件
「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(本社・京都市)で、特定企業グループへの不正資金流出が発覚した。王将が設置した第三者委員会が、「流出額が10年間で約260億円。うち約170億円が回収不能」と29日に発表すると、3月30日の王将の株価は、約17%も下落、3500円の年初来安値を記録した。
第三者委員会の分厚い報告書には、資金流出先の企業グループ名や個別企業名、さらに代表者名も、Aとだけしか記されていない。その名を明かそう。上杉昌也氏。京都通信機建設工業を母体に、ゴルフ場・ホテル運営と手広い事業をしている。70歳代と高齢ながらいまだ企業グループの代表を務める上杉氏は、長年にわたり王将前経営陣と特異な関係を築いた。その役割をひとことで言えば、トラブル処理である。
報告書には、創業者である加藤朝雄氏とは約40年前に知り合ったと書かれている。上杉氏が、出店にともなう許認可に尽力したとある。さらに、火災事故が発生した店舗の買収折衝を任されるなどして、王将に食い込んでいった様子が描かれている。
そこから「湯水のごとく」という言葉がピッタリする異常な資金流出が、上杉グループ企業に対してなされていった。
なかでも大きいのが、バブル期に贅を尽くしたゴルフ場として知られた上杉グループ傘下の福岡センチュリーゴルフクラブで、子会社を通じて約185億円が貸し付けられた。ほかにも不動産の高値買い入れなどを報告書は詳細に指摘している。
上杉昌也とは何者か――。
「(同和のドンといわれた)上杉佐一郎・部落解放同盟元委員長(故人)の異母弟です。同和運動に携わったことはないのですが、佐一郎氏が25歳も年下で、目端の利く昌也氏を可愛がったこともあり、佐一郎氏の各界への影響力を利用して大きくなった。政界、芸能界などにも人脈があります」(会社経営者の知人)。佐一郎氏とともに美空ひばりとも深い親交があったとされる。
しかし、バブル崩壊がゴルフ場やホテルなどに事業展開していた上杉企業グループを直撃、そのうえ上杉氏と関係のあった加藤朝雄氏の長男・潔氏が不明朗融資の責任を取って社長を辞任、代わって朝雄氏の妻の弟・大東隆行氏が、2000年4月、社長に就任すると上杉氏との関係の精算に入った。
それらを要因として、最後の砦となった福岡センチュリーは、11年7月、民事再生法の適用を申請、倒産した。負債総額は約425億円だった。
上杉氏は、このゴルフ場のスポンサーとして名乗りを上げた福岡のホテル運営会社・アライアンスグループとの間でトラブルになった。アライアンスからは刑事告訴され、今年1月、福岡地検による家宅捜索を受けている。
罪名は、電磁的公正証書原本不実記録・同供用。13年1月、両者が結んだスポンサー契約によって、アライアンスが11億円を融資、支払いを受けて上杉氏が代表を務める福岡センチュリーが、全株式7200株を引き渡した。事実上、アライアンスが会社を買収した。
ところが、上杉氏サイドは、15年4月、2万株を発行して経営権を奪取。この手続きが虚偽の株主総会議事録などによるものだとして、15年6月、アライアンスが訴え、福岡地検が受理し、家宅捜索が実施された。
王将の大東前社長は、13年12月、本社駐車場で何者かによって射殺された。京都府警は総力をあげて捜査。現場近くに残されていたタバコの吸殻に付着していた唾液のDNAが、福岡の暴力団関係者のものと一致したとして、今年に入り京都府警と福岡県警で合同捜査本部を立ち上げている。
今回の報告書の前に、王将は大東社長の指示で上杉氏とその企業グループとの不公正取引に関する調査委員会を立ち上げ、13年11月、社内報告書を作成していた。
だが、それは“封印”されて日の目を見ず、今回、合同捜査本部が立ち上がるなど新たな展開を機に設置された第三者委員会によって、やっと公開された。
上杉氏が、王将の抱える「闇」を知りうる立場にいたのは間違いない。既に捜査当局はアライアンスとのトラブルで上杉氏からも任意で事情を聞いている。「(王将の)事件解明のカギを握る人物」であることは当然、意識していることだろう。
ニュースソクラ編集部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00010000-socra-soci
ニュースソクラ 4月1日(金)14時0分配信
CC BY /ericmcgregor
美空ひばりとも親交があった男が抱えるもうひとつの重大事件
「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(本社・京都市)で、特定企業グループへの不正資金流出が発覚した。王将が設置した第三者委員会が、「流出額が10年間で約260億円。うち約170億円が回収不能」と29日に発表すると、3月30日の王将の株価は、約17%も下落、3500円の年初来安値を記録した。
第三者委員会の分厚い報告書には、資金流出先の企業グループ名や個別企業名、さらに代表者名も、Aとだけしか記されていない。その名を明かそう。上杉昌也氏。京都通信機建設工業を母体に、ゴルフ場・ホテル運営と手広い事業をしている。70歳代と高齢ながらいまだ企業グループの代表を務める上杉氏は、長年にわたり王将前経営陣と特異な関係を築いた。その役割をひとことで言えば、トラブル処理である。
報告書には、創業者である加藤朝雄氏とは約40年前に知り合ったと書かれている。上杉氏が、出店にともなう許認可に尽力したとある。さらに、火災事故が発生した店舗の買収折衝を任されるなどして、王将に食い込んでいった様子が描かれている。
そこから「湯水のごとく」という言葉がピッタリする異常な資金流出が、上杉グループ企業に対してなされていった。
なかでも大きいのが、バブル期に贅を尽くしたゴルフ場として知られた上杉グループ傘下の福岡センチュリーゴルフクラブで、子会社を通じて約185億円が貸し付けられた。ほかにも不動産の高値買い入れなどを報告書は詳細に指摘している。
上杉昌也とは何者か――。
「(同和のドンといわれた)上杉佐一郎・部落解放同盟元委員長(故人)の異母弟です。同和運動に携わったことはないのですが、佐一郎氏が25歳も年下で、目端の利く昌也氏を可愛がったこともあり、佐一郎氏の各界への影響力を利用して大きくなった。政界、芸能界などにも人脈があります」(会社経営者の知人)。佐一郎氏とともに美空ひばりとも深い親交があったとされる。
しかし、バブル崩壊がゴルフ場やホテルなどに事業展開していた上杉企業グループを直撃、そのうえ上杉氏と関係のあった加藤朝雄氏の長男・潔氏が不明朗融資の責任を取って社長を辞任、代わって朝雄氏の妻の弟・大東隆行氏が、2000年4月、社長に就任すると上杉氏との関係の精算に入った。
それらを要因として、最後の砦となった福岡センチュリーは、11年7月、民事再生法の適用を申請、倒産した。負債総額は約425億円だった。
上杉氏は、このゴルフ場のスポンサーとして名乗りを上げた福岡のホテル運営会社・アライアンスグループとの間でトラブルになった。アライアンスからは刑事告訴され、今年1月、福岡地検による家宅捜索を受けている。
罪名は、電磁的公正証書原本不実記録・同供用。13年1月、両者が結んだスポンサー契約によって、アライアンスが11億円を融資、支払いを受けて上杉氏が代表を務める福岡センチュリーが、全株式7200株を引き渡した。事実上、アライアンスが会社を買収した。
ところが、上杉氏サイドは、15年4月、2万株を発行して経営権を奪取。この手続きが虚偽の株主総会議事録などによるものだとして、15年6月、アライアンスが訴え、福岡地検が受理し、家宅捜索が実施された。
王将の大東前社長は、13年12月、本社駐車場で何者かによって射殺された。京都府警は総力をあげて捜査。現場近くに残されていたタバコの吸殻に付着していた唾液のDNAが、福岡の暴力団関係者のものと一致したとして、今年に入り京都府警と福岡県警で合同捜査本部を立ち上げている。
今回の報告書の前に、王将は大東社長の指示で上杉氏とその企業グループとの不公正取引に関する調査委員会を立ち上げ、13年11月、社内報告書を作成していた。
だが、それは“封印”されて日の目を見ず、今回、合同捜査本部が立ち上がるなど新たな展開を機に設置された第三者委員会によって、やっと公開された。
上杉氏が、王将の抱える「闇」を知りうる立場にいたのは間違いない。既に捜査当局はアライアンスとのトラブルで上杉氏からも任意で事情を聞いている。「(王将の)事件解明のカギを握る人物」であることは当然、意識していることだろう。
ニュースソクラ編集部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00010000-socra-soci
96年夏に被災児30名がポーランドに招かれ、3週間、各地で歓待を受けた理由
多くのポーランド人が日本に救われた。知られざる1920年の感動秘話
2016年4月4日2016年4月4日
海外での先人たちの輝かしい功績や、あまり語られることのない諸外国との感動的な交流秘話を紹介してくださる無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』。今回取り上げられているのは、大正時代にシベリアで行き場を失ったポーランド孤児たちと、彼らを受け入れ救った日本人との、知られざる感動の物語です。
日本のみなさん、ありがとう
平成11年8月に、ポーランドから「ジェチ・プオツク少年少女舞踊合唱団」が来日した。合唱団はヘンリク・サドスキさん(88)からの次のようなメッセージを携えてきた。
20世紀の初め、孤児が日本政府によって救われました。シベリアにいたポーランドの子供は、さまざまな劣悪な条件にありました。その恐ろしいところから日本に連れて行き、その後、祖国に送り届けてくれました。親切にしてくれたことを忘れません。……(合唱団は)私たちの感謝に満ちた思いを運んでくれるでしょう。日本のみなさん、ありがとう。
サドスキさんはさらに「一番大事にしている物を皇室に渡して」と救出当時の写真を託した。「孤児収容所を慰問した皇后陛下(貞明皇后)に抱き締めてもらったことが忘れられない」と話したという。
20世紀の初めの孤児救出とは、どのような出来事だったのだろうか?
せめてこの子供達だけでも生かして祖国に送り届けたい
シベリアは長い間、祖国独立を夢見て反乱を企てては捕らえられたポーランド愛国者の流刑の地だった。1919年、ポーランドがロシアからようやく独立した頃、ロシア国内は革命、反革命勢力が争う内戦状態にあり、極東地域には政治犯の家族や、混乱を逃れて東に逃避した難民を含めて、十数万人のポーランド人がいたといわれる。
その人々は飢餓と疫病の中で、苦しい生活を送っていた。とくに親を失った子供たちは極めて悲惨な状態に置かれていた。せめてこの子供達だけでも生かして祖国に送り届けたいとの願いから、1919年9月ウラジオストク在住のポーランド人によって、「ポーランド救済委員会」が組織された。
しかし翌20年春にはポーランドとソビエト・ロシアとの間に戦争が始まり、孤児たちをシベリア鉄道で送り返すことは不可能となった。救済委員会は欧米諸国に援助を求めたが、ことごとく拒否され、窮余の一策として日本政府に援助を要請することを決定した。
日本赤十字社の決断
救済委員会会長のビエルキエヴィッチ女史は20年6月に来日し、外務省を訪れてシベリア孤児の惨状を訴えて、援助を懇請した。
女史の嘆願は外務省を通じて日本赤十字社にもたらされ、わずか17日後には、シベリア孤児救済が決定された。独立間もないポーランドとは、まだ外交官の交換もしていないことを考えれば、驚くべき即断であった。
日赤の救済活動は、シベリア出兵中の帝国陸軍の支援も得て、決定のわずか2週間後には、56名の孤児第1陣がウラジオストクを発って、敦賀経由で東京に到着した。それから、翌21年7月まで5回にわたり、孤児375名が来日。さらに22年夏には第2次救済事業として、3回にわけて、390名の児童が来日した。
合計765名に及ぶポーランド孤児たちは、日本で病気治療や休養した後、第1次はアメリカ経由で、第2次は日本船により直接祖国ポーランドに送り返された。習慣や言葉が違う孤児たちを世話するには、ポーランド人の付添人をつけるのがよいと考え、日赤は孤児10名に1人の割合で合計65人のポーランド人の大人を一緒に招くという手厚い配慮までしている。
次ページ>>涙ながらの「君が代」斉唱に見えた、幼い感謝の心
手厚い保護
日本に到着したポーランド孤児たちは、日赤の手厚い保護を受けた。孤児たちの回想では、特に印象に残っていることとして以下を挙げている。
ウラジオストックから敦賀に到着すると、衣服はすべて熱湯消毒されたこと、支給された浴衣の袖に飴や菓子類をたっぷ入れて貰って感激したこと、特別に痩せていた女の子は、日本人の医者が心配して、毎日1錠飲むようにと特別に栄養剤をくれたが、大変おいしかったので一晩で仲間に全部食べられてしまって悔しかったこと…。
到着したポーランド孤児たちは、日本国民の多大な関心と同情を集めた。無料で歯科治療や理髪を申し出る人たち、学生音楽会は慰問に訪れ、仏教婦人会や慈善協会は子供達を慰安会に招待。慰問品を持ち寄る人々、寄贈金を申し出る人々は、後を絶たなかった。
腸チフスにかかっていた子供を必死に看病していた日本の若い看護婦は、病の伝染から殉職している。
1921(大正10)年4月6日には、赤十字活動を熱心に後援されてきた貞明皇后(大正天皇のお后)も日赤本社病院で孤児たちを親しく接見され、その中で最も可憐な3歳の女の子、ギエノヴェファ・ボグダノヴィッチをお傍に召されて、その頭を幾度も撫でながら、健やかに育つように、と話された。
「アリガトウ」と「君が代」斉唱
このような手厚い保護により、到着時には顔面蒼白で見るも哀れに痩せこけていたシベリア孤児たちは、急速に元気を取り戻した。
日本出発前には各自に洋服が新調され、さらに航海中の寒さも考慮されて毛糸のチョッキが支給された。この時も多くの人々が、衣類やおもちゃの贈り物をした。
横浜港から、祖国へ向けて出発する際、幼い孤児たちは、親身になって世話をした日本人の保母さんとの別れを悲しみ、乗船することを泣いて嫌がった。埠頭の孤児たちは、「アリガトウ」を繰り返し、「君が代」を斉唱して、幼い感謝の気持ちを表した。
神戸港からの出発も同様で、児童1人1人にバナナと記念の菓子が配られ、大勢の見送りの人たちは子供たちの幸せを祈りながら、涙ながらに船が見えなくなるまで手を振っていた。
子どもたちを故国に送り届けた日本船の船長は、毎晩、ベッドを見て回り、1人1人毛布を首まで掛けては、子供たちの頭を撫でて、熱が出ていないかどうかを確かめていたという。その手の温かさを忘れない、と1人の孤児は回想している。
シベリア孤児の組織「極東青年会」
こうして祖国に戻った孤児たちの中に、イエジ・ストシャウコフスキ少年がいた。イエジが17歳の青年となった1928年、シベリア孤児の組織「極東青年会」を組織し、自ら会長となった。極東青年会は順調に拡大発展し、国内9都市に支部が設けられ、30年代後半の最盛期には会員数640余名を数えたという。
極東青年会結成直後にイエジ会長が、日本公使館を表敬訪問した時、思いがけない人に会った。イエジ少年がシベリアの荒野で救い出され、ウラジオストックから敦賀港に送り出された時、在ウラジオストック日本領事として大変世話になった渡辺理恵氏であった。その渡辺氏が、ちょうどその時ポーランド駐在代理公使となっていたのである。
これが契機となって、日本公使館と、極東宣言会との親密な交流が始まった。極東青年会の催しものには努めて大使以下全館員が出席して応援し、また資金援助もした。
次ページ>>感謝の気持ちを決して忘れないと語った孤児たちの75年越しの恩返し
日本大使館が庇護したレジスタンス活動
1939年、ナチス・ドイツのポーランド侵攻の報に接するや、イエジ青年は、極東青年会幹部を緊急招集し、レジスタンス運動参加を決定した。イエジ会長の名から、この部隊はイエジキ部隊と愛称された。
そして本来のシベリア孤児のほか、彼らが面倒を見てきた孤児たち、さらには今回の戦禍で親を失った戦災孤児たちも参加し、やがて1万数千名を数える大きな組織に膨れあがった。
ワルシャワでの地下レジスタンス運動が激しくなるにつれ、イエジキ部隊にもナチス当局の監視の目が光り始めた。イエジキ部隊が、隠れみのとして使っていた孤児院に、ある時、多数のドイツ兵が押し入り強制捜査を始めた。
急報を受けて駆けつけた日本大使館の書記官は、この孤児院は日本帝国大使館が保護していることを強調し、孤児院院長を兼ねていたイエジ部隊長に向かって、「君たちこのドイツ人たちに、日本の歌を聞かせてやってくれないか」と頼んだ。
イエジたちが、日本語で「君が代」や「愛国行進曲」などを大合唱すると、ドイツ兵たちは呆気にとられ、「大変失礼しました」といって直ちに引き上げた。
当時日本とドイツは三国同盟下にあり、ナチスといえども日本大使館には一目も二目も置かざるを得ない。日本大使館はこの三国同盟を最大限に活用して、イエジキ部隊を幾度となく庇護したのである。
長年の感謝の気持ちをお伝えできれば
95年10月、兵藤長雄ポーランド大使は、8名の孤児を公邸に招待した。皆80歳以上の高齢で、1人のご婦人は体の衰弱が激しく、お孫さんに付き添われてやっとのことで公邸にたどりついた。
私は生きている間にもう一度日本に行くことが生涯の夢でした。そして日本の方々に直接お礼を言いたかった。しかしもうそれは叶えられません。
しかし、大使から公邸にお招きいただいたと聞いたとき、這ってでも、伺いたいと思いました。何故って、ここは小さな日本の領土だって聞きましたもの。今日、日本の方に私の長年の感謝の気持ちをお伝えできれば、もう思い残すことはありません。
と、その老婦人は感涙に咽んだ。孤児たちは70年前以上の日本での出来事をよく覚えていて、別の1人は、日本の絵はがきを貼ったアルバムと、見知らぬ日本人から送られた扇を、今まで肌身離さずに持っていた、と大使に見せた。
同様に離日時に送られた布地の帽子、聖母マリア像の描かれたお守り札など、それぞれが大切な宝物としているものを見せあった。
次ページ>>「われらは日本の恩を忘れない」と題した礼状
われわれは何時までも恩を忘れない国民である
シベリア孤児救済の話は、ポーランド国内ではかなり広く紹介され、政府や関係者からたくさんの感謝状が届けられている。そのひとつ、極東委員会の当時の副会長ヤクブケヴィッチ氏は、「ポーランド国民の感激、われらは日本の恩を忘れない」と題した礼状の中で次のように述べている。
日本人はわがポーランドとは全く縁故の遠い異人種である。日本はわがポーランドとは全く異なる地球の反対側に存在する国である。しかも、わが不運なるポーランドの児童にかくも深く同情を寄せ、心より憐憫の情を表わしてくれた以上、われわれポーランド人は肝に銘じてその恩を忘れることはない。
われわれの児童たちをしばしば見舞いに来てくれた裕福な日本人の子供が、孤児たちの服装の惨めなのを見て、自分の着ていた最もきれいな衣服を脱いで与えようとしたり、髪に結ったリボン、櫛、飾り帯、さては指輪までもとってポーランドの子供たちに与えようとした。こんなことは一度や二度ではない。しばしばあった。
ポーランド国民もまた高尚な国民であるが故に、われわれは何時までも恩を忘れない国民であることを日本人に告げたい。日本人がポーランドの児童のために尽くしてくれたことは、ポーランドはもとより米国でも広く知られている。
ここに、ポーランド国民は日本に対し、最も深い尊敬、最も深い感銘、最も深い感恩、最も温かき友情、愛情を持っていることを伝えしたい。
大和心とポーランド魂
「何時までも恩を忘れない国民である」との言葉は、阪神大震災の後に、実証された。96年夏に被災児30名がポーランドに招かれ、3週間、各地で歓待を受けた。
世話をした1人のポーランド夫人が語った所では、1人の男の子が片時もリュックを背から離さないのを見て、理由を聞くと、震災で一瞬のうちに親も兄弟も亡くし、家も丸焼けになってしまったという。焼け跡から見つかった家族の遺品をリュックにつめ、片時も手放さないのだと知った時には、この婦人は不憫で涙が止まらなかった、という。
震災孤児が帰国するお別れパーティには、4名のシベリア孤児が出席した。歩行もままならない高齢者ばかりであるが、「75年前の自分たちを思い出させる可哀想な日本の子供たちがポーランドに来たからには、是非、彼らにシベリア孤児救済の話を聞かせたい」と無理をおして、やってこられた。
4名のシベリア孤児が涙ながらに薔薇の花を、震災孤児1人1人に手渡した時には、会場は万雷の拍手に包まれた。75年前の我々の父祖が「地球の反対側」から来たシベリア孤児たちを慈しんだ大和心に、恩を決して忘れないポーランド魂がお返しをしたのである。
文責:伊勢雅臣
『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』
著者/伊勢雅臣
購読者数4万3千人、創刊18年のメールマガジン『Japan On the Globe 国際派日本人養成講座』発行者。国際社会で日本を背負って活躍できる人材の育成を目指す。
http://www.mag2.com/p/news/166100?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0404
2016年4月4日2016年4月4日
海外での先人たちの輝かしい功績や、あまり語られることのない諸外国との感動的な交流秘話を紹介してくださる無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』。今回取り上げられているのは、大正時代にシベリアで行き場を失ったポーランド孤児たちと、彼らを受け入れ救った日本人との、知られざる感動の物語です。
日本のみなさん、ありがとう
平成11年8月に、ポーランドから「ジェチ・プオツク少年少女舞踊合唱団」が来日した。合唱団はヘンリク・サドスキさん(88)からの次のようなメッセージを携えてきた。
20世紀の初め、孤児が日本政府によって救われました。シベリアにいたポーランドの子供は、さまざまな劣悪な条件にありました。その恐ろしいところから日本に連れて行き、その後、祖国に送り届けてくれました。親切にしてくれたことを忘れません。……(合唱団は)私たちの感謝に満ちた思いを運んでくれるでしょう。日本のみなさん、ありがとう。
サドスキさんはさらに「一番大事にしている物を皇室に渡して」と救出当時の写真を託した。「孤児収容所を慰問した皇后陛下(貞明皇后)に抱き締めてもらったことが忘れられない」と話したという。
20世紀の初めの孤児救出とは、どのような出来事だったのだろうか?
せめてこの子供達だけでも生かして祖国に送り届けたい
シベリアは長い間、祖国独立を夢見て反乱を企てては捕らえられたポーランド愛国者の流刑の地だった。1919年、ポーランドがロシアからようやく独立した頃、ロシア国内は革命、反革命勢力が争う内戦状態にあり、極東地域には政治犯の家族や、混乱を逃れて東に逃避した難民を含めて、十数万人のポーランド人がいたといわれる。
その人々は飢餓と疫病の中で、苦しい生活を送っていた。とくに親を失った子供たちは極めて悲惨な状態に置かれていた。せめてこの子供達だけでも生かして祖国に送り届けたいとの願いから、1919年9月ウラジオストク在住のポーランド人によって、「ポーランド救済委員会」が組織された。
しかし翌20年春にはポーランドとソビエト・ロシアとの間に戦争が始まり、孤児たちをシベリア鉄道で送り返すことは不可能となった。救済委員会は欧米諸国に援助を求めたが、ことごとく拒否され、窮余の一策として日本政府に援助を要請することを決定した。
日本赤十字社の決断
救済委員会会長のビエルキエヴィッチ女史は20年6月に来日し、外務省を訪れてシベリア孤児の惨状を訴えて、援助を懇請した。
女史の嘆願は外務省を通じて日本赤十字社にもたらされ、わずか17日後には、シベリア孤児救済が決定された。独立間もないポーランドとは、まだ外交官の交換もしていないことを考えれば、驚くべき即断であった。
日赤の救済活動は、シベリア出兵中の帝国陸軍の支援も得て、決定のわずか2週間後には、56名の孤児第1陣がウラジオストクを発って、敦賀経由で東京に到着した。それから、翌21年7月まで5回にわたり、孤児375名が来日。さらに22年夏には第2次救済事業として、3回にわけて、390名の児童が来日した。
合計765名に及ぶポーランド孤児たちは、日本で病気治療や休養した後、第1次はアメリカ経由で、第2次は日本船により直接祖国ポーランドに送り返された。習慣や言葉が違う孤児たちを世話するには、ポーランド人の付添人をつけるのがよいと考え、日赤は孤児10名に1人の割合で合計65人のポーランド人の大人を一緒に招くという手厚い配慮までしている。
次ページ>>涙ながらの「君が代」斉唱に見えた、幼い感謝の心
手厚い保護
日本に到着したポーランド孤児たちは、日赤の手厚い保護を受けた。孤児たちの回想では、特に印象に残っていることとして以下を挙げている。
ウラジオストックから敦賀に到着すると、衣服はすべて熱湯消毒されたこと、支給された浴衣の袖に飴や菓子類をたっぷ入れて貰って感激したこと、特別に痩せていた女の子は、日本人の医者が心配して、毎日1錠飲むようにと特別に栄養剤をくれたが、大変おいしかったので一晩で仲間に全部食べられてしまって悔しかったこと…。
到着したポーランド孤児たちは、日本国民の多大な関心と同情を集めた。無料で歯科治療や理髪を申し出る人たち、学生音楽会は慰問に訪れ、仏教婦人会や慈善協会は子供達を慰安会に招待。慰問品を持ち寄る人々、寄贈金を申し出る人々は、後を絶たなかった。
腸チフスにかかっていた子供を必死に看病していた日本の若い看護婦は、病の伝染から殉職している。
1921(大正10)年4月6日には、赤十字活動を熱心に後援されてきた貞明皇后(大正天皇のお后)も日赤本社病院で孤児たちを親しく接見され、その中で最も可憐な3歳の女の子、ギエノヴェファ・ボグダノヴィッチをお傍に召されて、その頭を幾度も撫でながら、健やかに育つように、と話された。
「アリガトウ」と「君が代」斉唱
このような手厚い保護により、到着時には顔面蒼白で見るも哀れに痩せこけていたシベリア孤児たちは、急速に元気を取り戻した。
日本出発前には各自に洋服が新調され、さらに航海中の寒さも考慮されて毛糸のチョッキが支給された。この時も多くの人々が、衣類やおもちゃの贈り物をした。
横浜港から、祖国へ向けて出発する際、幼い孤児たちは、親身になって世話をした日本人の保母さんとの別れを悲しみ、乗船することを泣いて嫌がった。埠頭の孤児たちは、「アリガトウ」を繰り返し、「君が代」を斉唱して、幼い感謝の気持ちを表した。
神戸港からの出発も同様で、児童1人1人にバナナと記念の菓子が配られ、大勢の見送りの人たちは子供たちの幸せを祈りながら、涙ながらに船が見えなくなるまで手を振っていた。
子どもたちを故国に送り届けた日本船の船長は、毎晩、ベッドを見て回り、1人1人毛布を首まで掛けては、子供たちの頭を撫でて、熱が出ていないかどうかを確かめていたという。その手の温かさを忘れない、と1人の孤児は回想している。
シベリア孤児の組織「極東青年会」
こうして祖国に戻った孤児たちの中に、イエジ・ストシャウコフスキ少年がいた。イエジが17歳の青年となった1928年、シベリア孤児の組織「極東青年会」を組織し、自ら会長となった。極東青年会は順調に拡大発展し、国内9都市に支部が設けられ、30年代後半の最盛期には会員数640余名を数えたという。
極東青年会結成直後にイエジ会長が、日本公使館を表敬訪問した時、思いがけない人に会った。イエジ少年がシベリアの荒野で救い出され、ウラジオストックから敦賀港に送り出された時、在ウラジオストック日本領事として大変世話になった渡辺理恵氏であった。その渡辺氏が、ちょうどその時ポーランド駐在代理公使となっていたのである。
これが契機となって、日本公使館と、極東宣言会との親密な交流が始まった。極東青年会の催しものには努めて大使以下全館員が出席して応援し、また資金援助もした。
次ページ>>感謝の気持ちを決して忘れないと語った孤児たちの75年越しの恩返し
日本大使館が庇護したレジスタンス活動
1939年、ナチス・ドイツのポーランド侵攻の報に接するや、イエジ青年は、極東青年会幹部を緊急招集し、レジスタンス運動参加を決定した。イエジ会長の名から、この部隊はイエジキ部隊と愛称された。
そして本来のシベリア孤児のほか、彼らが面倒を見てきた孤児たち、さらには今回の戦禍で親を失った戦災孤児たちも参加し、やがて1万数千名を数える大きな組織に膨れあがった。
ワルシャワでの地下レジスタンス運動が激しくなるにつれ、イエジキ部隊にもナチス当局の監視の目が光り始めた。イエジキ部隊が、隠れみのとして使っていた孤児院に、ある時、多数のドイツ兵が押し入り強制捜査を始めた。
急報を受けて駆けつけた日本大使館の書記官は、この孤児院は日本帝国大使館が保護していることを強調し、孤児院院長を兼ねていたイエジ部隊長に向かって、「君たちこのドイツ人たちに、日本の歌を聞かせてやってくれないか」と頼んだ。
イエジたちが、日本語で「君が代」や「愛国行進曲」などを大合唱すると、ドイツ兵たちは呆気にとられ、「大変失礼しました」といって直ちに引き上げた。
当時日本とドイツは三国同盟下にあり、ナチスといえども日本大使館には一目も二目も置かざるを得ない。日本大使館はこの三国同盟を最大限に活用して、イエジキ部隊を幾度となく庇護したのである。
長年の感謝の気持ちをお伝えできれば
95年10月、兵藤長雄ポーランド大使は、8名の孤児を公邸に招待した。皆80歳以上の高齢で、1人のご婦人は体の衰弱が激しく、お孫さんに付き添われてやっとのことで公邸にたどりついた。
私は生きている間にもう一度日本に行くことが生涯の夢でした。そして日本の方々に直接お礼を言いたかった。しかしもうそれは叶えられません。
しかし、大使から公邸にお招きいただいたと聞いたとき、這ってでも、伺いたいと思いました。何故って、ここは小さな日本の領土だって聞きましたもの。今日、日本の方に私の長年の感謝の気持ちをお伝えできれば、もう思い残すことはありません。
と、その老婦人は感涙に咽んだ。孤児たちは70年前以上の日本での出来事をよく覚えていて、別の1人は、日本の絵はがきを貼ったアルバムと、見知らぬ日本人から送られた扇を、今まで肌身離さずに持っていた、と大使に見せた。
同様に離日時に送られた布地の帽子、聖母マリア像の描かれたお守り札など、それぞれが大切な宝物としているものを見せあった。
次ページ>>「われらは日本の恩を忘れない」と題した礼状
われわれは何時までも恩を忘れない国民である
シベリア孤児救済の話は、ポーランド国内ではかなり広く紹介され、政府や関係者からたくさんの感謝状が届けられている。そのひとつ、極東委員会の当時の副会長ヤクブケヴィッチ氏は、「ポーランド国民の感激、われらは日本の恩を忘れない」と題した礼状の中で次のように述べている。
日本人はわがポーランドとは全く縁故の遠い異人種である。日本はわがポーランドとは全く異なる地球の反対側に存在する国である。しかも、わが不運なるポーランドの児童にかくも深く同情を寄せ、心より憐憫の情を表わしてくれた以上、われわれポーランド人は肝に銘じてその恩を忘れることはない。
われわれの児童たちをしばしば見舞いに来てくれた裕福な日本人の子供が、孤児たちの服装の惨めなのを見て、自分の着ていた最もきれいな衣服を脱いで与えようとしたり、髪に結ったリボン、櫛、飾り帯、さては指輪までもとってポーランドの子供たちに与えようとした。こんなことは一度や二度ではない。しばしばあった。
ポーランド国民もまた高尚な国民であるが故に、われわれは何時までも恩を忘れない国民であることを日本人に告げたい。日本人がポーランドの児童のために尽くしてくれたことは、ポーランドはもとより米国でも広く知られている。
ここに、ポーランド国民は日本に対し、最も深い尊敬、最も深い感銘、最も深い感恩、最も温かき友情、愛情を持っていることを伝えしたい。
大和心とポーランド魂
「何時までも恩を忘れない国民である」との言葉は、阪神大震災の後に、実証された。96年夏に被災児30名がポーランドに招かれ、3週間、各地で歓待を受けた。
世話をした1人のポーランド夫人が語った所では、1人の男の子が片時もリュックを背から離さないのを見て、理由を聞くと、震災で一瞬のうちに親も兄弟も亡くし、家も丸焼けになってしまったという。焼け跡から見つかった家族の遺品をリュックにつめ、片時も手放さないのだと知った時には、この婦人は不憫で涙が止まらなかった、という。
震災孤児が帰国するお別れパーティには、4名のシベリア孤児が出席した。歩行もままならない高齢者ばかりであるが、「75年前の自分たちを思い出させる可哀想な日本の子供たちがポーランドに来たからには、是非、彼らにシベリア孤児救済の話を聞かせたい」と無理をおして、やってこられた。
4名のシベリア孤児が涙ながらに薔薇の花を、震災孤児1人1人に手渡した時には、会場は万雷の拍手に包まれた。75年前の我々の父祖が「地球の反対側」から来たシベリア孤児たちを慈しんだ大和心に、恩を決して忘れないポーランド魂がお返しをしたのである。
文責:伊勢雅臣
『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』
著者/伊勢雅臣
購読者数4万3千人、創刊18年のメールマガジン『Japan On the Globe 国際派日本人養成講座』発行者。国際社会で日本を背負って活躍できる人材の育成を目指す。
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正しく怒れ
「悔しさ」を感じない戦後日本=施光恒・九州大学准教授
2016年4月3日 ビジネス・ライフ
現在の米国の政治は、とても無批判に信頼できるものではないはずなのですが、日本では、TPPや米国政治に対する懸念は、大きな声とはなりません。どうも戦後日本は、対・米国をはじめとする国際関係の場において、「悔しさ」という感情を過度に抑圧し、なるべく意識しないようにしているようです。
記事提供:『三橋貴明の「新」日本経済新聞』2016年4月1日号より
※本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部によるものです
なぜ戦後の日本人は「悔しさ」の感情を失ってしまったのか?
「米国についていけば大丈夫」の思考停止
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の承認案と関連法案の質疑が、来週半ばから衆院本会議で始まるそうです。いままで本格的な論戦が国会でなされてこなかったので、十分な審議を期待したいところです。
ただ、こんな記事もありました。
TPP交渉の記録作成せず 日米閣僚協議で政府 – 東京新聞(2016年3月30日付夕刊)
この記事の伝えるところによると、TPP交渉を担当した甘利明前TPP担当相と米国のフロマン通商代表の閣僚協議に関し、政府は交渉記録を作成して来なかったそうです。
TPP交渉は、条約発効後4年間、交渉過程を秘匿することになっています。各国の交渉担当者が政治的責任を負いたくないからでしょう。この取り決め自体、民主主義の原則に反していますし、交渉過程の記録もとっていないというのはおかしな話です。
米国の大統領選挙では、結局、残っている候補は全員、濃淡あるにしても「TPP反対」を打ち出しています。なのに、日本では、TPP反対論は盛り上がっていません。
TPP批判が盛り上がらない理由は、一つは大手マスコミの報道姿勢にあるでしょう。
先日、ジャーナリストの岩上安身氏にインタビューを受けた際に、直接、聞いたのですが、岩上氏が以前、10年以上の長きにわたって務めていたフジテレビの「とくダネ」のコメンテーターを降ろされたのは、番組内でTPPに対して批判的コメントを述べたためだったとのことです。テレビや全国紙などの大手マスコミでは、スポンサーに輸出関連の大企業が多いからか、TPP批判は好まれないのでしょう。
他の理由としては、やはり「米国についていけば大丈夫」「米国の進めるグローバル化戦略に乗っていれば間違いない」という、ほとんど思考停止といってもいいほどの過度の米国への信頼があるように感じます。
来日したスティグリッツ氏も述べていたように、TPPとはグローバル企業の利益をもっぱら反映したものであり、そうした企業のロビイストの強大な影響力を排除できない現在の米国の政治は、とても無批判に信頼できるものではないはずなのですが、日本では、TPPや米国政治に対する懸念は、大きな声とはなりません。
Next: 悔しさを感じない戦後日本~「仇をとってください」消えた被爆者の声
ところで、昨日、報道がありましたが、ウグイスや虫の鳴き声の声帯模写で知られる演芸家の四代目・江戸屋猫八さんが亡くなりました。私より若い世代には、テレビゲーム番組の司会者としても知られていたそうですが、私は、このかたと、このかたのお父上である先代の江戸屋猫八氏(三代目、1921~2001年)がテレビの演芸番組でよく共演し、見事な、ウグイスや鈴虫の鳴き声の物まね芸を披露していたのを思い出します。
以前、私は、三代目のほうの江戸屋猫八氏の自伝『キノコ雲からはい出した猫』(中央公論社、1995年)を読んだことがあります。
三代目の猫八氏は、戦時中、陸軍にいたそうです。原爆が広島に投下された当時、爆心地から三キロ離れた宇品に駐屯しており、投下直後に広島入りし、救援活動に従事しました。
猫八氏の自伝によれば、原爆で負傷した人々が、軍服を着た猫八氏に息も絶え絶えにかけた言葉はだいたい次の二つだったそうです。一つは「水を下さい」、もう一つは、「仇をとってください」でした。
「水を下さい」のほうは、原爆にまつわる現在の語りのなかでよく聞きますが、後者の「仇をとってください」は、ほとんど耳にしません。
米国に原爆を落とされ、自分自身や家族を傷つけられた人々が、軍装の猫八氏に向かって、こんな目にあわされて悔しい、私や家族の仇をうってください、と言ったというのは、考えてみれば、生々しくも自然な感情でしょう。
しかし、戦時中の記憶についての現在の語りでは、「悔しさ」にはほとんど焦点が当てられません。
どうも戦後日本は、対・米国をはじめとする国際関係の場において、「悔しさ」という感情を過度に抑圧し、なるべく意識しないようにしているようです。
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社会学者の竹内洋氏は、著書『革新幻想の戦後史』(中央公論新社、2011年)のなかで、戦後の言論空間の歪みを指摘しています。
丸山眞男氏などの進歩的知識人は、「悔恨共同体」という言葉を使い、戦後日本社会を表現しました。「悔恨共同体」とは、知識人の一部にあった感情パターンに過ぎないのですが、丸山氏や「リベラル派」(左派)のマスコミは、日本国民全体が持っていた感情であるかのように描きました。つまり、「あの戦争を止められなかった」ことを日本人のほぼ全員が後悔しているという図式を当然のように扱ってきました。
竹内氏は、「『悔恨共同体』とは、敗戦後、戦争を食い止められなかった自責の念と、知識人として将来の日本を新しく作っていかなければならないという気負いがない交ぜとなって形成された感情共同体」と定義しています。その上で竹内氏は、確かに悔恨共同体という側面もあったかもしれないが、戦後日本社会には、別の感情共同体も存在していたのではないかと疑義を呈しています。
竹内氏はそれを「無念共同体」と表現します。無念共同体とは、「戦争をやむを得なかったと捉え、敗戦を悔しく思う感情共同体」と定義されます。
竹内氏は、戦後の日本社会を、戦争を止められなかった自責の念からなる「悔恨共同体」と捉える視点と、戦争をやむを得なかったと見、敗戦を悔しく感じる「無念共同体」と捉える視点のせめぎ合いと理解すべきであるのに、いわゆる進歩的知識人の視点からは「無念共同体」の観点がすっぽりと抜け落ちてしまっていると指摘します。
進歩的知識人だけでなく、彼らを重用してきた戦後の大手マスコミの問題でもあるでしょう。GHQの検閲も一因でしょうが、戦後から現在に至るまで、大手マスコミが影響力をふるって形成する世論では、対・米国をはじめとする国際関係の場において、「悔しさ」という感情が表面化されず、「悔しさ」を感じるべき事態に日本があるという事実をなるべく認識しないようにしているかのようです。
佐藤健志さんや評論家の岸田秀氏が以前から指摘してきたことですが、日本人の多くは、日本が先の大戦で米国に敗れ、それから現在に至るまで、実際上、保護国(属国)の状態に置かれているという事実を正視できないという点で、あまり健全でない精神状況に陥っているようです。
米国の要望だと思われるものを、日本人の多くは先読みして、これは米国から無理やり押し付けられたものではなく、自分たち自身にとって良いのだ、自分たち自身が望んでいるものなのだ、と考えるようにしているかのようです。TPPにしても、あるいは「英語化」政策の問題にしても、批判があまり大きな声にならないのは、こうした日本人の意識やこれを助長する戦後の言論空間の歪みが根底にあるといってよいでしょう。
TPPにしろ、英語化の問題にしろ、対米関係の現状の正確な認識と、それを可能にする言論空間の整備から始める必要があるようです。
http://www.mag2.com/p/money/9200
理不尽なことをされたら、正しく怒り、きちんと抗議し、相手の反省を求めるのは当然のことではないでしょうか?
2016年4月3日 ビジネス・ライフ
現在の米国の政治は、とても無批判に信頼できるものではないはずなのですが、日本では、TPPや米国政治に対する懸念は、大きな声とはなりません。どうも戦後日本は、対・米国をはじめとする国際関係の場において、「悔しさ」という感情を過度に抑圧し、なるべく意識しないようにしているようです。
記事提供:『三橋貴明の「新」日本経済新聞』2016年4月1日号より
※本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部によるものです
なぜ戦後の日本人は「悔しさ」の感情を失ってしまったのか?
「米国についていけば大丈夫」の思考停止
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の承認案と関連法案の質疑が、来週半ばから衆院本会議で始まるそうです。いままで本格的な論戦が国会でなされてこなかったので、十分な審議を期待したいところです。
ただ、こんな記事もありました。
TPP交渉の記録作成せず 日米閣僚協議で政府 – 東京新聞(2016年3月30日付夕刊)
この記事の伝えるところによると、TPP交渉を担当した甘利明前TPP担当相と米国のフロマン通商代表の閣僚協議に関し、政府は交渉記録を作成して来なかったそうです。
TPP交渉は、条約発効後4年間、交渉過程を秘匿することになっています。各国の交渉担当者が政治的責任を負いたくないからでしょう。この取り決め自体、民主主義の原則に反していますし、交渉過程の記録もとっていないというのはおかしな話です。
米国の大統領選挙では、結局、残っている候補は全員、濃淡あるにしても「TPP反対」を打ち出しています。なのに、日本では、TPP反対論は盛り上がっていません。
TPP批判が盛り上がらない理由は、一つは大手マスコミの報道姿勢にあるでしょう。
先日、ジャーナリストの岩上安身氏にインタビューを受けた際に、直接、聞いたのですが、岩上氏が以前、10年以上の長きにわたって務めていたフジテレビの「とくダネ」のコメンテーターを降ろされたのは、番組内でTPPに対して批判的コメントを述べたためだったとのことです。テレビや全国紙などの大手マスコミでは、スポンサーに輸出関連の大企業が多いからか、TPP批判は好まれないのでしょう。
他の理由としては、やはり「米国についていけば大丈夫」「米国の進めるグローバル化戦略に乗っていれば間違いない」という、ほとんど思考停止といってもいいほどの過度の米国への信頼があるように感じます。
来日したスティグリッツ氏も述べていたように、TPPとはグローバル企業の利益をもっぱら反映したものであり、そうした企業のロビイストの強大な影響力を排除できない現在の米国の政治は、とても無批判に信頼できるものではないはずなのですが、日本では、TPPや米国政治に対する懸念は、大きな声とはなりません。
Next: 悔しさを感じない戦後日本~「仇をとってください」消えた被爆者の声
ところで、昨日、報道がありましたが、ウグイスや虫の鳴き声の声帯模写で知られる演芸家の四代目・江戸屋猫八さんが亡くなりました。私より若い世代には、テレビゲーム番組の司会者としても知られていたそうですが、私は、このかたと、このかたのお父上である先代の江戸屋猫八氏(三代目、1921~2001年)がテレビの演芸番組でよく共演し、見事な、ウグイスや鈴虫の鳴き声の物まね芸を披露していたのを思い出します。
以前、私は、三代目のほうの江戸屋猫八氏の自伝『キノコ雲からはい出した猫』(中央公論社、1995年)を読んだことがあります。
三代目の猫八氏は、戦時中、陸軍にいたそうです。原爆が広島に投下された当時、爆心地から三キロ離れた宇品に駐屯しており、投下直後に広島入りし、救援活動に従事しました。
猫八氏の自伝によれば、原爆で負傷した人々が、軍服を着た猫八氏に息も絶え絶えにかけた言葉はだいたい次の二つだったそうです。一つは「水を下さい」、もう一つは、「仇をとってください」でした。
「水を下さい」のほうは、原爆にまつわる現在の語りのなかでよく聞きますが、後者の「仇をとってください」は、ほとんど耳にしません。
米国に原爆を落とされ、自分自身や家族を傷つけられた人々が、軍装の猫八氏に向かって、こんな目にあわされて悔しい、私や家族の仇をうってください、と言ったというのは、考えてみれば、生々しくも自然な感情でしょう。
しかし、戦時中の記憶についての現在の語りでは、「悔しさ」にはほとんど焦点が当てられません。
どうも戦後日本は、対・米国をはじめとする国際関係の場において、「悔しさ」という感情を過度に抑圧し、なるべく意識しないようにしているようです。
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社会学者の竹内洋氏は、著書『革新幻想の戦後史』(中央公論新社、2011年)のなかで、戦後の言論空間の歪みを指摘しています。
丸山眞男氏などの進歩的知識人は、「悔恨共同体」という言葉を使い、戦後日本社会を表現しました。「悔恨共同体」とは、知識人の一部にあった感情パターンに過ぎないのですが、丸山氏や「リベラル派」(左派)のマスコミは、日本国民全体が持っていた感情であるかのように描きました。つまり、「あの戦争を止められなかった」ことを日本人のほぼ全員が後悔しているという図式を当然のように扱ってきました。
竹内氏は、「『悔恨共同体』とは、敗戦後、戦争を食い止められなかった自責の念と、知識人として将来の日本を新しく作っていかなければならないという気負いがない交ぜとなって形成された感情共同体」と定義しています。その上で竹内氏は、確かに悔恨共同体という側面もあったかもしれないが、戦後日本社会には、別の感情共同体も存在していたのではないかと疑義を呈しています。
竹内氏はそれを「無念共同体」と表現します。無念共同体とは、「戦争をやむを得なかったと捉え、敗戦を悔しく思う感情共同体」と定義されます。
竹内氏は、戦後の日本社会を、戦争を止められなかった自責の念からなる「悔恨共同体」と捉える視点と、戦争をやむを得なかったと見、敗戦を悔しく感じる「無念共同体」と捉える視点のせめぎ合いと理解すべきであるのに、いわゆる進歩的知識人の視点からは「無念共同体」の観点がすっぽりと抜け落ちてしまっていると指摘します。
進歩的知識人だけでなく、彼らを重用してきた戦後の大手マスコミの問題でもあるでしょう。GHQの検閲も一因でしょうが、戦後から現在に至るまで、大手マスコミが影響力をふるって形成する世論では、対・米国をはじめとする国際関係の場において、「悔しさ」という感情が表面化されず、「悔しさ」を感じるべき事態に日本があるという事実をなるべく認識しないようにしているかのようです。
佐藤健志さんや評論家の岸田秀氏が以前から指摘してきたことですが、日本人の多くは、日本が先の大戦で米国に敗れ、それから現在に至るまで、実際上、保護国(属国)の状態に置かれているという事実を正視できないという点で、あまり健全でない精神状況に陥っているようです。
米国の要望だと思われるものを、日本人の多くは先読みして、これは米国から無理やり押し付けられたものではなく、自分たち自身にとって良いのだ、自分たち自身が望んでいるものなのだ、と考えるようにしているかのようです。TPPにしても、あるいは「英語化」政策の問題にしても、批判があまり大きな声にならないのは、こうした日本人の意識やこれを助長する戦後の言論空間の歪みが根底にあるといってよいでしょう。
TPPにしろ、英語化の問題にしろ、対米関係の現状の正確な認識と、それを可能にする言論空間の整備から始める必要があるようです。
http://www.mag2.com/p/money/9200
理不尽なことをされたら、正しく怒り、きちんと抗議し、相手の反省を求めるのは当然のことではないでしょうか?