『にゃんころがり新聞』 -16ページ目

『にゃんころがり新聞』

「にゃんころがりmagazine」https://nyankorogari.net/
に不具合が発生しました。修正するのに時間がかかるため、「にゃんころがり新聞」に一時的に記事をアップロードすることとしました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

今回行ってみたのは、カレー屋さん『100時間カレー』です。

 

店名  100時間カレー
場所  神田店、駒込店、東高円寺店など

 

神田は日本一カレー屋さんが多い地域なのだそうです。
その神田でもよおされている「神田カレーグランプリ」において、2014年と2016年に2回優勝しているのが、この『100時間カレー』です。(「神田カレーグランプリ」で2回優勝しているお店はないそうです。)
店の名前にもなっている、100時間かけてつくるカレーが売りのようです。
カレー大好きのにゃんくは、楽しみにしつつも、きびしさもあわせ持った態度でのぞみました。

今回注文したのは、

 

 


940円
とろとろ卵のオムカレーです。

 

 

 

次の4種類のルーから選べます。

 

⭕100時間カレー(濃厚ビーフ)
⭕バターチキン
⭕キーマカレー
⭕100時間ハヤシ

 

店内には、『米は山形県産はえぬき(20年連続特Aを受賞)を使っています』との表示があります。
素材にもこだわっています。


手間をかけた工程だけあって、さすがおいしいです。
濃厚な味わいです。

 

ただ、辛さがちょっと足りないかな……。
日本のカレー屋では、頂点かもしれない。
けど、自分は、ナンと一緒にでてくるような、インド人が経営しているカレー屋の方が好き。
そんな感じでした。

 

甘くもあり、辛くもある。
そんな2つの味をあわせ持つカレーが、自分は好きなんです。理想なんです。

甘くもあり、辛くもある?!

そんな味がどうやって可能なのだ?!

気でも狂ったか?!

そう思われた方、ご安心ください。

つまり、こういうことです。

カレーは辛くても、ナンは甘い。

そんなおいしいカレー屋さんあります!

ほら、そしたら、甘くて辛いという、相反する2つの味が可能でしょう?

 

というわけで、100時間カレーに関しては、メニューがたくさんあるので、一度だけではなくて、今後、何度か足をはこんでみてお店の評価をしてみたいと思いました。


今回の評価は、「とろとろ卵のオムカレー」のみで、4、5にさせていただきたいと思います。

 

writer/にゃんく

 

 

 

 

 

にゃんくの、とろとろ卵のオムカレー

の評価4.5

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点)

 

 

おすすめラーメン情報、スイーツ情報など、参考になる口コミ情報を続々更新予定です。

過去の記事は↓こちらです。

 

 

 

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ベリー・ベスト・オブ『にゃんころがり新聞』

~2016年の、各部門のベストおすすめ記事はこちらです

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2017年3月中の、「にゃんころがり新聞」のPV数順のランキング発表をおこないます!

 

今回、堂々の1位となったのは……!?

 

10位から発表します!

 

 

 

 

10位

 

素敵なアート作品を、お部屋にかざってみませんか?

 

 

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writer/にゃんく

 

 

 

9位

 

濃厚担々麺・らーめんつけめん 仁~口コミラーメン情報

 

 

 

 

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writer/にゃんく

 

 

 

8位

 

京都 茶茶丸亭の舞妓(まいこ)もち~口コミスイーツ情報

 

 

 

 

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writer/にゃんく

 

 

 

 

7位

 

ブックレビュー『「超」努力不要論。』~「成功するためには、頑張って自分を痛めつけることをやめる」

 

 

 

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writer/にゃんく

 

 

 

6位

 

オリジナル4コマ漫画『好きもほどほどに……さもないと、…になっちゃうゾ!の巻』

 

 

 

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作/にゃんく

 

 

 

 

5位

 

牟尼庵(むにあん) 京都カカオ亭のキューブシュー~口コミスイーツ情報

 

 

 

 

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writer/にゃん子

 

 

 

 

4位

 

 

小説レビュー『風の歌を聴け』~青春の一片を、乾いた軽快なタッチで捉えた、出色のデビュー作

 

 

writer/にゃんく

イラスト/矢野ハワイ

 

 

 

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3位

 

『踏切にて……』オリジナル4コマ漫画(作/にゃん子)

 

 

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2位

 

ともだちたくさん! かわいい、ほのぼの。『まるぴーの猫日記』~4コマ漫画ブログ

 

 

 

画像をクリックすると、『まるぴーの猫日記』にとぶことができます↑

 

 

writer/にゃんく

 

 

 

1位

 

 

 小説『鏡痛(きょうつう)の友人』(山城窓/作)

 

 

 

 

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writer/まつもとことみ

 

 

今回は、水森暦(みなもり こよみ)/作のマンガ『ぼくらはバラの子』のレビューをお届けします。

 

コミック雑誌『花とゆめ』で連載されていた作品です。(2013年~2014年にかけて連載)。


コミック作品「はじまりのにいな」が、宝島社の「このマンガがすごい!2012」オンナ部門39位にランクインした水森暦。
まずは、『ぼくらはバラの子』の、ユニークなストーリーからご紹介します。

 

STORY

 

倖成、清、ありか、小次郎、祈の小学生5人組。
無責任な飼い主のせいで、死んでしまった猫を見て悲しむ5人。悲しい顔で帰ると親に心配をかけるからと、しばらく遊んでいました。すると、空から流れ星が落ちてきます。
5人が、流れ星が落ちてきたところに行ってみると、バラの花に囲まれた、一人の赤ちゃんがいます。
赤ちゃんの身体にはトゲがあります。流れ星に駆けつけた高校生が、赤ちゃんを見て、お金にするために、どこかに売りつけようと企みます。倖成は赤ちゃんを守り、トゲが刺さりながらも抱いて逃げます。
そのまま倖成が家に連れて帰り、「ばら子」と名づけ、自分で育てることを決心します。『自分は、猫を捨てたおじさんとも、自分の実の母とも違う』
ばら子の成長はとても早く、大きくなるのも、言葉を覚えるのも早いです。物知り博士の小次郎に預けられると、みるみる言葉を覚えていきます。
倖成の家に戻ると、再び高校生に連れ去られます。ばら子がトゲで高校生を刺すと、高校生は死んでしまいます。
その現場を見た祈は、ばら子が人を殺せることを知ります。倖成はまだ、ばら子が人を殺せることを知りません。

 

 

 


祈に預けられたばら子は、祈から『悪者退治』を教えられます。祈はまず、猫を捨てたおじさんを、ためしにばら子に殺させます。そして、一度刺されただけでは死なないことを確認します。
祈が殺害したい本番は、倖成のことを殺そうとしたことがある、倖成の実の母です。目的の倖成母親を殺した後、祈は倖成に真実を告げます。
ばら子にもうトゲを使わないように言う4人。ばら子も、4人を悲しませたくないからトゲは出さないと誓います。
しかしある日、流星群を見に出た先で、流れ星を見たばら子がパニックになり、トゲを出して暴れます。その時に、清、ありか、小次郎がばら子に刺されてしまいます。一度刺されただけでは死なないことが分かっていても怯える3人。ばら子の棘はおさまらないままです。
これ以上、犠牲者を出さないために、大事な人を傷つけさせないために、5人はばら子を殺すこ事を計画します。
計画当日、倖成はばら子を外に連れ出し、かくれんぼをしようと言い出します。隠れる気の無い祈。そして、倖成は次にばら子の元へ。

・・・・・・

 

 

 

 

 

REVIEW


一巻と二巻が怖すぎて、三巻の購入を躊躇ったくらいです。でも、三巻で完結だからと買ってみたら、それまでが暗かった分、とても感動的な話でした。
ばら子は、殺される計画があることも、心の中では分かっているのに、倖成と外に出ます。
ばら子の成長は本当に素晴らしく、この5人に育てられたからなんだろうな。と感じます。
私の中ではとてもオススメなのですが、怖い、暗いのが苦手な方や、小学生以下のお子様にはあまりオススメ出来ないかもしれません。

 

 

まつもとことみのこのマンガの評価4、5

 

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点)
 

 

おすすめマンガレビューはこちら↓

 
『日出処の天子』(山岸凉子著)
『寄生獣』(作者/岩明均)
『半神』(萩尾望都/作)
 
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writer/にゃんく

 

 

今回訪れたのは、エビのスープで有名なラーメン屋さんの、「つけ麺 五ノ神製作所」です。

 

 

つけ麺 五ノ神製作所
住所 東京都渋谷区 千駄ヶ谷5丁目33-16 シャトレー新宿御苑第一 1F

 

店の入り口には、エビのモニュメントがあります。

 

 

イラストで、来店者へのお願いとして、自転車の駐輪禁止が貼り出されているのですが、そのイラストも、エビの絵が描かれています。
店主は、よほどのエビ好きとみました。

 

店内はオシャレで、いけてるレゲエのミュージックが流れていました。まるでスタッフの方が、レゲエの音楽に乗りながら、ラーメンを作っているような印象を受けました。

(もちろん、実際には、そんなことはありません。そんなことをしたら、リズムに乗ってるヒマがあったら、さっさとラーメン作りやがれって言われてしまいます。)

 

さて今回ぼくが注文したのは、

海老トマトつけ麺

 


880円です。

 

食べ終わって一時半くらいになっても、まだ店の外には行列ができていました。
ラーメン界に、エビという独自のジャンルを打ちたてた、超人気店。
若い女性の、お一人様のご来店のお姿も。


さて、お味のほうは?!

 

エビです。
まさに、エビ。
一分のスキもなく、エビエビエビ。


味は、ひじょうに濃厚です。
スープのおかわりも、一回までなら可能のようです。

おもしろい味です。
ユニークな味と言い換えてもいいかもしれません。
かなり、好き嫌いの別れるラーメンかと思いました。
ちょっといつもと違うラーメンを味わいたい方には、オススメかもしれません。
評価は4とさせていただきます。

 

 

にゃんくのこのラーメンの評価4

 

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点)

 

writer/にゃんく

 

 

 

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writer/にゃんく

 

今回の口コミ・スイーツ情報は、アンテノールのベルギーショコラケーキです。

 

 

 

 


値段1350円

 

 

 

箱には、こう書かれています。

 


なめらかな口どけを3層に重ねて

 

ベルギー産クーベルチュールチョコレートのコクと香りを、上質の生クリームと合わせたなめらかなチョコレートクリームとスポンジを3層に重ねました。
チョコレートの美味しさをシンプルに引き出した口どけのよいチョコレートケーキです。

 

 

 

にゃん子さんの感想
「おいしい。おいしいけど、クリームすくなめです。
ちょっと物足りないかな。ケーキを食べるって思うと、クリームが少なめなので、そういう意味で、ちょっと物たりない感じです。
上に乗ってるチョコレートが、見た目はとっても固そうだけれど、全然固くなくて、おもしろい食感です。
スポンジはふわふわで、甘さはそんなに感じません。なので、1個まるまる、ぺろりと食べられそうです。
チョコレートを堪能できます。」


にゃん子のこのケーキの評価4

 

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点)

 

 

にゃん子

 

埼玉出身です。
イラストを描くのが得意です。マンガとアニメとネコが大好きです。
最近、腹筋を鍛えるのを忘れがちです。

 

 

 

 

にゃんくの感想
「にゃん子さんが言ったように、見た目は固そうだけれど、やわらかいチョコレートケーキです。

本格的なチョコレートの味をたのしめます。」

 

 

にゃんくのこのケーキの評価4

 

 

にゃんく

1979年、大阪生まれ。『にゃんころがり新聞』編集長。
カレーとXJapanが大好き。

 

 

 

 

 

 

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writer/まつもとことみ

 

私のオススメ漫画レビューということで、今回は、『山本善次郎と申します』をご紹介します。
ライターは、本紙初登場・まつもとことみさんです。


STORY
小学四年生のほたてには、幽霊が見え、幽霊と対話できる力があります。また、生きた人間に触れると、その人の心の中が伝わってきます。
ほたては、お母さんが亡くなった後、ずっと祖母と同居していましたが、ほたての力を怖がった祖母は、田舎に住む親戚の『山本善次朗』にほたてを引き取らせます。
親戚と言われていた山本善次朗ですが、本当はほたての実の父親でした。
祖母との暮らしでは、幽霊が見えることで我慢を強いられてきたほたてですが、善次朗からの、
「思うように、好きなように生きればよか」
「その力を人のために使えばよかよ」
の言葉に救われます。
田舎では、若い方の善次朗は、近所の老人たちとも仲良しです。よく頼まれごとをしたりして、人の役に立っています。
ほたては、そんな善次朗を見て、自分の力を使って人の役に立てるようになりたいと考えるようになります。
幽霊であり、ほたての友達の速水くん。発言に冷めている部分もありますが、心優しい生霊です。
ほたては速水くんと共に、お互いが出来ることを協力し、霊と人を繋ぎます。それは、友達だったり親子だったり。ペットの霊とも繋ぎます。

 

 

REVIEW


第一巻~第五巻まで刊行されています。(完結)。
槙ようこ先生のコミックを集めようと思ったのと、幽霊関係が面白そうだなと思い、このコミックを買いました。
内容、絵共にとても好きです。
善次朗の言葉は、実際の小学四年生が言われても少し難しいかもしれませんが、私にはとても響きます。
 「生まれた時と同じくらい死ぬのには勇気がいるよねぇ」
 最終巻で善次朗がほたてに言う台詞ですが、生まれてくるときにも沢山勇気を使ったんだなと、自分を褒めたくなりました。
第四巻と第五巻の発売までに一年半以上空いていた分、絵の雰囲気の変わり具合が少し気になります。
祖母との暮らし一話分、速水くんが目を覚ましてから一話分くらい、もう少し読んでいたいお話です。

 

 

まつもとことみのこのマンガの評価4

 

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点)
 

 

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『日出処の天子』(山岸凉子著)
『寄生獣』(作者/岩明均)
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writer/aikokoo

 

今回は、私のオススメ漫画レビューと題しまして、ジャンプコミックスの『ハイキュー!!』をご紹介します。
ライターは、本紙初登場のaikokooさんです。

 

STORY(コミック裏面から引用)

 

おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽(ひなた しょうよう)。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが?!

 

REVIEW

 

アニメ化もしていますので、わざわざ書かなくてもよいものかもしれませんが、バレーボールを頑張る少年たちの物語です。


地に落ちた強豪と呼ばれる烏野高校バレー部がインハイを目指して、切磋琢磨していく様子が描かれています。
スポーツ少年ものの作品はたくさんありますが、私はこの作品が一番です。

 

他のジャンプ系、スポーツものに比べるとこの作品は異能力がありません。
せいぜい、人より高く飛べる、とか動体視力が良い、といったくらいです。
純粋にバレーをして、高みを目指す姿がまぶしいことから気に入っています。

 

 

aikokooの『ハイキュー!!』の評価5

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点)
 
 
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(里見のり様/作画

(*左がロコで、右がモコです。)

 

 

 

 

ロコモコ

 

 

 

 

文/にゃんく

 

 

 

 

ロコちゃんとモコちゃんには、他の人にはない、とくべつなチカラがそなわっています。

それは、どういうチカラかって?
空を飛べる能力?
ちがいます。
透明人間になれるチカラ?
それも、ちがいます。
じゃあ、タイムワープできる力じゃない?
ロコちゃんとモコちゃんは、偉大な魔法使いなどではありません。

 

じゃあ、いったい、どんなチカラなのかって?
それは、ふたりと一緒にいると、みんなが幸せになれるチカラです。
ロコとモコは、この町のみんなの人気もの。
おじいちゃんやおばあちゃん、ちいさな子どもたちから、若い男の子にいたるまで、みんな、ロコちゃんモコちゃんのことが大好きです。

 

つい先日、こんなことがありました。
れいによって、町の不良たちが、集団で、ひとりの弱いものイジめをしていたときのことです。
学校にも行かずに、ゲームセンターなどでタムロしたり、タバコを吸ってみたりして威張っていた不良たちは、お金ほしさに、下校してきた学生のひとりを、カツアゲしていたのです。
ロコちゃんとモコちゃんは、買い物に出かけるため、町のとおりをあるいていました。
モコちゃんが、ふと横の路地に目をむけると、かわいそうな男の子が、不良たちから胸ぐらをつかまれ、小突かれていました。
どうやら、カツアゲされているようだということに気づくと、ロコちゃんとモコちゃんは、路地にズンズンはいって行って、
「やめなさいよッ、あなたたち!」
と一喝したのです。
町の大人たちでさえ、この不良グループには見て見ぬふりを決め込むくらいです。
誰も彼も、自分に害がおよぶことには、関わり合いになりたくないのです。
みんなが自分たちを怖がっている。
そんな空気に慣れきって、エスカレートしはじめていた町の不良たちが、ロコちゃんモコちゃんの勇気ある行動に、出鼻をくじかれたかたちです。
町の不良たちは、あこがれのロコちゃんモコちゃんたちに注意され、自分たちの恥ずかしい行動に恥じ入り、女の子みたいに顔をあからめ、ほうほうの体で、退散して行きました。
「だいじょうぶ?」
モコちゃんが少年をきづかってたずねました。
「ありがとう」
少年は、泣いていました。
「泣くなよ」とロコが言いました。「君、いじめられないように、もっと強くならないといけないゾ」
少年は、コトバもなく、ただ何度も頷くばかりでした。

 

またある日のことです。
高齢のために、身のまわりのことができなくなってしまった町の何人かのお婆ちゃんのために、ロコちゃんとモコちゃんは、毎日交代で、家事のかわりをしてあげています。
ひととおり、掃除や片づけがおわると、ふたりはいつも、揺り椅子にすわったお婆ちゃんとお話をしてから帰ることにしています。
お婆ちゃんは、年をとって、お友達もいなくなり、さびしいのです。
もうずいぶん前に結婚して、お嫁さんに行ってしまった実のむすめは、お婆ちゃんの元に、もう何年も帰ってきていませんでした。
血の通った家族なのに、冷たいことです。
だから、よけいに、ロコちゃんとモコちゃんがやってきてくれるのを、お婆ちゃんは喜んでいます。

 

今では、元気に成長したロコちゃんとモコちゃんも、むかしは、町のひとたちのお世話になっていたことがあるのです。
というのは、ふたりに、両親はいませんでした。
もの心ついたときから、ふたりは、お互いだけしか頼れるものがない、天涯孤独の身だったのです。

 

ふたりがまだ小さな子どもだった頃、保護者がいないということで、町のお役人さまたちが、彼女たちを、それぞれ離れた、別々の孤児院に連れていこうとしたことがありました。
孤児院にいるほうが、食べものだってあるし、安全だというのがその理由でした。
でも、モコちゃんが、ロコの手をひいて、逃げだしました。
「離ればなれになるのはイヤよ」
といって、ふたりは泣きました。
そんなロコちゃんとモコちゃんを、町のひとたちはかわいそうに思って、お役人たちからかくまい、みんなで順番に世話をして、ここまで育ててきたのです。

 

そんなロコちゃんとモコちゃんが、町の人たちに恩返ししたい気持ちをもたないわけがありません。ふたりにとって、町の人たちは、命の恩人でもあるのですから。

 

そして、ロコちゃんとモコちゃんも、お年頃になりました。
ある日、町の学校で、トムという青年に、ロコちゃんは呼び出されました。
非常階段の踊り場にロコちゃんがおもむくと、トムという青年が待っていました。
「用ってなに?」
トムは、むかし、ロコちゃんのスカートめくりなどをして、ちょっかいをかけてきたワンパクぼうやでした。
けれど、最近は、とくに会話をすることもなく、男子と女子ということもあり、お互い遠ざかっていました。
ただ、ときどき、トムが見つめる視線と、ロコちゃんの視線が合わさるときがあって、ロコちゃんは、トムが目をそらすのを変に思うことがあるくらいでした。
「これ」
片言をのこし、トムは階段をおりて、去っていきました。
トムがロコちゃんに手渡したのは、封筒でした。
何だろうと思ってあけてみると、そこには、下手な字で、トムの手紙がはいっていました。
「好きです。付き合ってください。 トム」
そこには、そう書かれていました。
「?」
普段、会話もないのに、どうして突然こんな手紙をわたしてくるのか、ロコちゃんは腑に落ちませんでした。たちの悪いイタズラなのかもしれないと思ったくらいです。
すぐに下校の時間になり、ロコちゃんは、別のクラスにいる、モコちゃんと一緒に帰りました。ロコちゃんとモコちゃんがふたりだけで住んでいる家にむかうあいだに、ふたりは今日あった出来事などを、話し合いながら帰りました。
「大狼編集のココノエさんから、時間があるときに、ちょっとふたりに来てほしいって連絡があったの」とモコちゃんが言いました。「こないだの、不良たちから、少年を助けた出来事を、記事にしたいから、お話を聞きたいって」
 大狼編集のココノエさんというのは、ロコちゃんとモコちゃんが住んでいるこの町の向こう側の、獣人の世界からきた獣人なのでした。
 ココノエさんは、3180歳の獣人です。3180歳というと、人間からみれば、すごく長生きしたと思われることでしょう。実際、大狼編集女性社員の中では最年長の存在です。獣人界の世界の話は、また次の機会に語られることでしょう。
「あの、ココノエさんからじきじきのお願いなの? びっくり。いつ来たの?」
「ココノエさん、堂々と授業中に、教室に入って来たのよ」とモコちゃん。「みんなの注目の的になっちゃった」
「せめて、授業おわってからとかにすれば、いいのにね」
 そんなことを話すうち、ロコちゃんがトムからもらった手紙のことに話題がうつりました。その手紙を読んでみたモコちゃんは、
「すごいじゃない。ラブレターもらったんだ」
と言いました。
「それで、どうするの? 付き合うの?」
降って湧いたラブレターの行方に、モコちゃんも興味津々です。
ロコちゃんは、ちょっと遠くを見ながら、かんがえているふうです。
「……」
「お似合いのカップルじゃない?」
とモコちゃんが囃すように言うと、ロコちゃんはすこし身を固くして言いました。
「お断りよ」とロコちゃんは言いました。「あんなヤツ」
「断るの?」
とモコちゃんが聞くと、ロコちゃんは黙っています。
なんとなく、毎日一緒にいるモコちゃんには、なんだかんだ言いながら、ロコもトムのことが好きなのではないかなという気がしていました。
「とりあえず、家にかえって着替えたら、ココノエさんとこに、顔出そ」
とロコちゃんは言いました。
それきり、トムのラブレターの話は打ち切りになりました。
さてさて、ロコちゃんの、トムへの返答は、どうなりますことやら。

 

▼こちらのページから、ロコモコに会いに行けます。

コスチューム紹介のオタC'K
 

▼大狼編集のココノエさん他が登場する物語は、こちらから読めます。

同人作品の感想屋
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

writer/にゃんく

 

 

今回ご紹介するのは、THIRD SUGARのシュークリームです。
今なら、大宮の駅ナカで、期間限定で購入できます。

(神田や人形町で人気のシュークリーム店だそうです。)

 

 

 

こちらが、お店の様子です。

 

 

こちらが、シュークリームのポスター。

 

 

こちらが、購入した実物です。(斜めからも撮れば良かったですね。。。)

 

 

こちらが、シェフのポスターです。


シュークリームマスターのにゃん子さんの感想をお聞きください。
「ゴマの風味がよかったです。
シュー生地も、サックサクで、おいしかったですよ。
形がエクレアみたいで、食べやすいです。

でも、もうちょっとサイズが小さい方が食べやすくて良かったかなと思います。
今まで食べたシュークリームの中では、サクサクさがナンバーワンでした。」

気になる評価の方は‥‥‥!?

 

   にゃん子のこのシュークリームの評価4,5

 

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
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2月の桜

 


風間雪知

 

 

 

 


  2月12日の東京都内は、少し寒いがよく晴れていた。
  バレンタインデーの手作りチョコの材料を買いに、この駅へと降りていた。目を付けていたお店で溶かす前の板チョコと、トッピングのカラフルなチョコ(カラースプレーというらしい)を購入した。
  私は帰りの電車に乗ろうと駅に向かった。途中、まだ花を付けてない桜並木のある道路を横切ったが、向こうがなんだか騒がしかった。目を細めると、どうやら季節はずれに花を付けた桜があるらしい。
  まだ時間があるので、私は桜を眺めにそちらへと寄り道した。
  桜は木としてはまだ大きくないが、それでも枝いっぱいに桜の花を付けていた。薄ピンク色の、まさに桜色だった。
  私のように寄り道をしている人がいて、時折、人とすれ違った。体は当たらないが、視線は桜に向いているのか、割とギリギリを通っていく。
  それとは別に、桜の木に寄りかかる少女がいた。小学校の高学年位だ。近所の子だろうか。ちょっと出掛けただけのような、室内着のようなオレンジ色のブラウスと濃い赤のスカートを着ていた。
 「あ、お姉さん、いい香りがするね」
  声を掛けようかどうしようか迷っていたら、先に声を掛けられてしまった。
 「桜の香りよりいい香りなんて、私からするかな?」
  私はというと、ようやく桜の花にたどり着いて、下から見上げていた。向きは違うが、少女の横に並んでいた。
 「それ!」
  ガサリと紙袋に触れる音がした。少女は私が胸元に抱えているチョコの材料が入った、その紙袋を指先で指しながら触ったのだ。
  今時他人のものにいきなり触る子供がいるとは思わず、私は少しひるんだ。
 「チョコが入っているのよ」
  私は紙袋を広げ、中身を見せた。少ししゃがみ、少女が上から覗き込めるような高さにした。

「へえー。これが特においしそう!」
  少女はカラースプレーをいたく気に入っていた。
  本来ならそれをあげたいところだが、また買いなおさなければならないかと思うと、そこまでサービスするつもりにはなれなかった。
 「地味だけど味はこっちの方がいいよ。あげるね」
  私は立ち上がって紙袋を漁ると、赤い包装紙の板チョコを一枚とりだした。自分用に一つだけ製品を買っておいたのだ。
 「お姉ちゃん、ありがとう!」
  少女は喜んでいた。だが、包装紙を破って中身を食べる様子はなく、食べ物というよりは大事な宝物のように、しっかりと両手で持っていた。
 「親切なお姉さんに、聞きたいことがあります!」
  にこにこ顔の少女は、板チョコを後ろ手にして、私に尋ねた。
 「はい、なんでしょう?」
  私もつられて笑顔で答えた。
 「今日は何月何日ですか?」
 「2月の12日、日曜日よ」
 「そっかー。お姉さんありがとうね!」
  少女は手を振って、木の後ろに隠れた。お別れにしてはちょっとイタズラ感がある。私はすぐ、木の後ろを覗き込んだ。
  そこに少女は居なかった。辺りにもいなかった。
  だが、少女の声が聞こえた。
 「やっぱりまだ早かったんだね!また4月に遊びに来てね、お姉さん!」
  言葉を最後まで聞く前にふと、強風が吹き込んだ。
  私は紙袋を抱きかかえて、その場に座り込んだ。肩から提げていたショルダーバッグが地面にしりもちをついた。
  風は数秒続いた。目に砂か何か入ったようで、目を瞑るしかなかった。
  桜の木の枝がお互い重なり合う、ガサガサという音が強く鳴った。
  強風が収まり、目を開けた。砂は気のせいだったらしく、特に目が痛かったりはしなかった。
  目の前には、全て花が散った桜の木が佇んでおり、桜の花びらでできた絨毯が敷かれていた。

 

 

(おしまい)

 

 

 

 

風間雪知(かざま ゆきち)

小説家。男性。1979年、新潟生まれ。
理系卒。読むのも書くのも、短編や一話完結の作品を好む。設定上、羊の生物。
作品に、『2月の桜』などがあります。

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