最近はあちこちでゼロと書かれた商品を見かけますよね。
何がゼロなのかはよーく確認しないとわからない紛らわしいものも・・・。
（カロリーゼロのアクエリアスゼロの横にダカラゼロを置かれたときは流石に参りました。
関連記事はこちら ）
このゼロが付く食品について今日の読売新聞に面白い記事が載っていたのでご紹介したいと思います。
ゼロ食品続々
なんでもゼロと表記するだけで売り上げがかなりアップするらしいのです。
例えば当初無脂肪を売りにして発売されたヨーグルト。
表記を脂肪ゼロに変えただけで以前の２倍近い販売量に跳ね上がったそうです。
そういえば缶コーヒーも以前は無糖と表示されていたのが最近砂糖ゼロになってたっけ。
ちなみにゼロが付く商品は既にこれだけ出ているそう。
（画像クリックで見やすくなります）
私の場合最近はだまされませんが、以前はパッケージに大きくゼロと書かれているものは
カロリーがゼロなんだと思い込んでました。
思い込みで買ってしまうと簡単にだまされてしまうから怖いですよね。
ところでゼロ商品で以下の二つの違いなんだか判りますか？
こちらは糖質ゼロ
こっちは糖類ゼロ
糖質と糖類
さぁその違いは何？
実は
糖質というのは
糖類、甘味料、でんぷん、などを全て含む大きなくくり。
糖類は糖質の一部分だったんです。
ということは糖質ゼロのものを作り出すほうがより難易度が高いということになりますね。
ところでゼロという表現についてですが、
完全にゼロでなくても一定の基準以下であれば誤差の範囲ということでゼロにしちゃって良いということになっているそうです。
例えばカロリーの場合、
１００ｍｌあたり５ｋcal未満であればゼロ表示が可能なんだそうです。
だから、５００ｍｌあたりで考えると実は２４．９ｋcalあってもカロリーゼロだと表示することができちゃうことに・・・。
カロリーゼロと表示されたドリンクを
一日１０本飲んだらもしかすると２４９ｋカロリー分摂取してしまっている可能性だってあるわけで・・・。
ここにもゼロ
あそこにもゼロ
今はとにかくゼロをつけることがブームな様子。
これっていったい何がゼロ？
ゼロと書いてあってもほんとにゼロ？
まずは疑ってみることが大切かと。
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