ニューヨークで家を買う。その4- 奨学金制度 | ニューヨーク COCO KARA Diary

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COCO KARAです。

 

アメリカには家を買うための奨学金制度があります。

 

ちなみに私は不動産を購入するにあたり日本円にして100万円ほどの奨学金を得ました。最高で400万円ぐらいまで得られるので、もしもあなたが条件に合うのであれば申し込んでみては?

 

しかもこの奨学金、一定の条件をクリアすれば返さなくていいのです。

 

一定の条件とは例えば、購入した家に一定期間自分が住むこと。

例えば他の人にまた貸しして、家賃収入で儲けようとするのではなく、その奨学金を発行する団体が決めた年月の間、自分でその家に住むこと。(その年月が経過したら人に貸そうが自由)など。

 

 

 

奨学金を得るには、世帯年収が幾ら以下とか初めての家購入かどうか、その奨学金を出す団体(政府、銀行、民間団体)が主催しているマイホーム購入者のための教育をしてくれる講習に参加したかどうか等など幾つかの条件をクリアする必要があります。

 

尚、講習は教室で行われるものと、同じ内容をオンラインで取れるものもあります。

 

ちなみに私は教室で行われるものとオンラインで受講するものと両方試しましたが、アメリカで不動産を買うに当って気を付ける点や知っておくと得な情報などを得られてとても良かったです。

 

例えばもしもあなたがまだ頭金に相当する貯金を持っていなくてマイホーム購入はずっと先、という状態だったら

 

「クレジットカードを3枚作って、そのカードで時々買い物をして期日までに返すを繰り返してあなたのクレジットカードのスコアを上げなさい」と教えてくれるでしょう。

 

クレジットカードのスコアを元に、銀行がマイホーム購入ローンの金利を決定するため、スコアはとても重要です。スコアが高い程、金利は低くなります。

 

 

オンライン受講も便利ですが、時間が許せば実地のクラスのほうがずっとお勧め。

 

私が講習に通ったクラスはマンハッタンのビルの一室で週に一回2時間、全部で5回行われました。参加費は教材込みで$20のみ。

 

参加者は50名程で、今すぐにも家を買おうとしている人から、住宅購入はまだずっと先という人など様々。

 

講師は毎回違って、住宅購入を専門に行っている弁護士や銀行家、ブローカー、家の査定士などが教壇に立ち、専門的な話や現場で見たびっくり裏話などを話してくれました。

 

奨学金の情報が得られるサイトのリンクを下に貼っておくね。この他にも色々あるので、興味があるなら"Home buyer"と"grant"で検索してみて。

 

https://www.hcci.org/grant-awards

http://www.nhsnyc.org/homeownership/first-time-homebuyer-program/

 

ではまた後程!照れ

 

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