Windows メモリ診断ツールは、Windows に標準搭載されているツールでパソコンのメモリに異常がないかどうかを確認できます。OS 起動時に異常が発生したり、Windowsブルースクリーンエラーが発生したり、パソコンが使用中に動作が不安定になったりしたときに使用します。
Windows メモリ診断ツールの実行手順
1. 使用中のアプリを終了します。
2. スタート > W > Windows管理ツール > Windowsメモリ診断
「Windows メモリ診断」をクリックします。
3. 「Windows メモリ診断」ダイアログで「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選択します。
4. 診断が終了するとパソコンが再起動します。
5. デスクトップ画面右下にメモリ診断の結果が通知バナーで表示されます。
メモリエラーが検出された場合には、メモリモジュールの物理的な故障あるいは接触不良、システムボードの故障、電源ユニットの不具合、電源ケーブルの不具合などが考えられます。
DIMM/SO-DIMMメモリモジュールの交換が可能な機種ではメモリモジュールの差し直しをして再びメモリ診断を実行します。再度エラーを検出した場合には同規格のメモリモジュールに交換します。
再現性が無く動作が不安定な場合には熱暴走も考えられます。清掃して基板やファンの埃を除去したり、冷却ファンを追加したりします。
■参考情報
・Windows 10で、メモリ診断を行う方法について教えてください。 [LAVIEサポート]
・「Windowsメモリ診断ツール」でメモリの不具合をチェックする [ITmedia]