NAS装置 Synolpgy DS216jハードディスクのシステムとして少し前のバージョンであるDSM 6.2で運用しているのですが提供終了のお知らせが来ました。
DSM 6.2は、2024年10月1日以降、セキュリティアップデートが行われなくなります。
2013年以前にリリースされたシステムでは、DSM 6.2が利用可能なオペレーティングシステムの最終リリースです。それより新しいシステムでは、DSM 7.1およびDSM 7.2をご利用いただけます。
<対象モデルとアップグレード可能なバージョン>
DS216jは16シリーズ世代なので最新バージョンであるDSM7.2にアップデート可能とのことです。ただDSM7.2が動作する再古モデルになるのできっと動作は重たいと思います。バージョンアップデートにより動作しなくなるアプリケーション機能もあるので今も1世代古いバージョンで運用していたのですが改めて影響を調べた後に来年早々にもバージョンアップしようと思います。
作業自体はブラウザからオンラインでアップデートできるのですが、DSM更新の画面を確認したところ6.2.4 → 7.0 へバージョンを上げた後に更に7.2までバージョンアップすることになりそうです。
こうしたシステムバージョンアップは作業中にNASが使えないのはもちろん、作業をきっかけにNASに全くアクセスできなくなるリスク、ハードディスクやNASに不具合が出るリスクなどのある更新・設定変更作業になるのでデータのフルバックアップをした直後に実施する計画を立てます。
NAS装置の稼動年数(約7.5年)と作業の手間を考えると、DSM7.2が動作している新しいNASを追加購入して、DS216jはサブNASにポジション変更したいところです。以前ブログに書いたのですが約1.5年前にDS216jは分解清掃していて、新しいHDDに交換済です。
■Synologyへのリンク
DSM6.2のExtended Life Phaseは、2024年10月1日に終了いたします。以降はDSM6.2や関連パッケージ、アプリケーションにおける機能、セキュリティ、パッケージの更新が行われません。また、DSM6.2を実行しているデバイスに対するSynologyのテクニカルサポートも制限されます。
提供終了となるアプリケーション:
・Synology Moments (DSMパッケージおよびiOS/Androidモバイルアプリ)
・Synology Photo Station (DSMパッケージ、iOS/Android/Apple TV/Android TV/ Fire TVアプリ、Windows/macOS Photo Station Uploader)
・Java8
・DokuWiki
・SVN
・Tomcat 7
・Moodle
・Docker-Redmine
・Docker-Gitlab
・Docker-LXQt
・GLPI
・OrangeHRM
・osTicket
・MariaDB 5
・Node.js v8
・PHP Pear
Release Notes for DS216j [Synology NAS]
DSM 7.2 シリーズ、DSM 6.2 シリーズのリリースノート
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