NAS装置 Synology DS216jの分解メンテナンスと新Diskへの移行 | 特選街情報 NX-Station Blog

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NAS装置 Synolpgy DS216jハードディスクの空き容量が少なくなってきたので分解して、清掃しました。

 

Synolpgy DS216j

 

今回のメンテナンス作業として考えているのは清掃後にDS216jでミラーリングしている2本のハードディスクのうち1本を取り外し、新しいハードディスクに交換します。

 

NAS移行


交換後ストレージプールの修復を利用してディスク1から新ディスク2のミラーを復旧し、完了後に再度もう1本の古いハードディスク(ディスク1)も取り外し、新ディスク1を組み込んで2本とも新しいハードディスクに交換する予定です。

 

DS216jのケースを開け、埃が隙間にたまっていたので通常は外さない基板部分まで分解しました。

 

埃まみれの内部基盤

 

かなり汚いです。約5年間、設備点検で停電したときなどを除いて連続稼働していて、その間に溜まった埃です。安定していたので最初にハードディスクを組み込んだ後は一度も分解しないままとなっていました。

 

隙間から入り込んだ埃

 

底面吸気式のエアフローになっている為か、内部にはホコリがびっしり取り込まれていました。エアダスターで吹き飛ばせられるような埃の量ではないのでブラシで寄せながらハンディタイプ掃除機で綺麗にしました。

 

 

クリーニング作業の結果は完全とはいきませんが、実用上で許容できるレベルにできました。

 

クリーニング後のDS216jケース

 

写真ではきれいになっていますが、クリーニング前はSynologyロゴの隙間のところも埃だらけになっていました。落下による破損防止のために低位置に置いていたのが埃の吸い込みやすい原因だと思います。

 

 

新たに購入したHDDを基板側に取り付けしました。この後、元のHDDを取り付けて組み立てなおしてRAID(SHR)のストレージプールの修復をします。修復処理として自動で4TBのHDDのデータを新しい8TBのHDDにコピーします。この記事を書いている最中も処理が行われているのですが、進捗率から所要時間は約10時間だと推定しています。当然ですがNAS、HDDの性能やデータによって時間は変わります。