Windows 10の環境でいつもはWindows Updateの冒頭の目立つところに「Windows 11 22H2の準備ができました-しかも無料です!」の表示が出ているのですが、見慣れない表示が出ていました。
<いつものWindows Update>
Windows 11の23H2がリリースされてからしばらく経つのですがHP ELITEDESK 800 G4の環境ではセーフガード ホールドがかかったままになっているようです。
<見慣れないWindows Updateの表示>
近日公開予定:Windows 11, version 23H2
Windows 11, version 23H2はデバイスに準備中です。現時点では注意を要するものはありません。デバイスの更新の準備ができたら、このページに利用可能であることが表示されます。
詳細情報のリンクを開いたところ、セーフガード ホールドの説明ページが開きました。
デバイスに影響を与えるセーフガード ホールド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/known-issues/browse/?WT.mc_id=win11update
該当の問題は下記でした。セーフガード ID は47615939で、問題はknown-issue-3217として確認済みステータスとなっています。
デスクトップ アイコンがモニター間で予期せず移動する可能性がある
WindowsWindows 11
OS Build 22631OS Build 22621
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/known-issues/browse/?WT.mc_id=win11update&OsVersion=22631&terms=ref%3A47615939
複数の (1) モニターを使用している Windows デバイスでは、デスクトップ アイコンがモニター間で予期せず移動したり、Windows で Copilot を使用しようとすると他のアイコンの配置に関する問題が発生する可能性があります (プレビュー段階)。
ユーザーがこの問題に遭遇するのを防ぐために、Windows の Copilot は、マルチモニター構成で使用されているか、現在使用されているデバイスでは使用できない可能性があります。 また、この問題が発生したデバイスに互換性ホールドを適用しているため、バージョン 23H2 のWindows 11に更新できない場合もあります。
(中略)
この問題が解決され、セーフガードが削除されるまで、[今すぐ更新] ボタンまたはメディア作成ツールを使用して、バージョン 23H2 のWindows 11に手動で更新しないことをお勧めします。
というわけで、Windows 11 23H2にはアップデートしないでおきます。
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