企業向けデスクトップPCのリースアップ品(発売後4年経過)を中古で購入して4~5年使う購入サイクルが経験上最もコスパがよく普段使いできると感じています。
・30万円以上のパソコンは「一括償却資産※」や「少額減価償却資産の特例」の対象外なので減価償却が必要である。
※本来の耐用年数に関わらず、10万円以上20万円未満のものの償却期間を3年間とすることができる特例
→多くの企業で30万円以上のパソコンはリースにして使用後にリース会社に返却されたものが中古市場で流通することになります。ノートPCはどこかしら破損していることが多いのですがデスクトップPCは持ち歩かないので壊れていることは少なく良品が出回りやすいです。目安ですが4年前の30万円のパソコンが3~5万円ほどで入手できます。リフレッシュPCや優良中古PCとしてまとまった台数を購入できます。
・パソコンの取得価額が10万円未満なら費用として計上できる。(新品、中古とも)
中小企業や個人事業主だと特に気になる費用と税金対策ですが、10万円未満の中古パソコンで減価償却を避けられます。
現在だとインテル第8世代Coreシリーズ搭載のパソコンが中古市場に出回っていて、Windows10はもちろん、Windows11にも対応しています。気になる性能ですが、CPUベンチマークでは最新のCore i5/i7と第8世代Core i5/i7との差はそれぞれ2~3割減の性能です。購入価格が7~8割ですからお得です。ちなみに新品の激安パソコンだとCeleronを搭載したものが3~5万円台で買えるのですがそれよりも性能は1.5~3倍ほど上です。
中古パソコンの購入候補となるメーカーは、シェアの大きなメーカーが候補となります。NEC、Lenovo、HPあたりが有力候補です。特に標準3年保証や保証延長オプションで5年以上の長期保証対応している製品は故障しにくいです。
具体的なメーカーと製品シリーズ名
・NEC Mateシリーズ
・Lenovo ThinkCentreシリーズ
・HP ELITEDESK、PRODESKシリーズ
パソコンの製品の設計上の寿命はおよそ7年なので中古を買って4~5年使うとすると数年超過することになるので故障への備えとしてバックアップは欠かせません。もちろん故障への備え自体は新品で購入しても変わりません。
なお、同じようなサイクルでノートパソコンも購入できるといいのですが故障率が高いので思案のしどころです。筐体や画面に見た目の破損がなくても13型前後のモバイルサイズだとほぼ全台バッテリーが消耗していますし、ファンから異音が出てきたり、突然起動しなくなる不具合に遭遇するので良品を見つけるのが難しいです。
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