作詞:永六輔、作曲:中村八大、歌:水原弘の1959年の作品です。
「黒い落葉」のB面だったんだよな。こっちの方がいい曲なのに。
ボクが良い曲だなって思ったのは、1991年のちあきなおみのカバーで。
その後、ちあきなおみバージョンはTVCFにも使われてました。
きっと、みんな聴いたことがあるよ。
そうそう。
永六輔、中村八大のコンビは、「六・八コンビ」と呼ばれ、
「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」などなど、
ヒット曲を量産しました。
「上を向いて歩こう」は、歌が坂本九なんで「六・八・九トリオ」って呼ばれてたな。
水樹七と坂本九のデュエットで上を向いて歩こうを歌えば、「六・七・八・九カルテット」だね。
あ、すんません、水樹奈々でした。ちょっと無理がありました。
でも、島田洋七を出してくるのもなんだったし...
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さて気を取り直してタイトルの「ビギン」ですが、これは「Beguine」なんでしょうか。
「Beguine」ってのは、カリブ海に浮かぶマルチニーク島のダンス音楽で、
ラテンとフランスの混じったのどかなルンバといった感じなんですけど、
黄昏のビギンの曲にビギンの要素は、たぶん無い。
一生懸命聴いても、やっぱりない。
でも、ビギンというタイトルを付けたのには、きっと意味があるはずだよね。
当時日本人は、ビギンにどんなイメージを持っていたんだろう。
それが、気になるんだけど...
ま、今日のところは、良しとしようかな。
●ちあきなおみ
●夏川りみ
●石川さゆり
♪ 雨に濡れてた 黄昏の街
あなたと会った 初めての夜
………
並木の陰の 初めてのキッス
初めてのキッス
↑こちらは「はじめてのチュウ」
