ChatGPTは、まるで人間と対話しているかのように質問した内容に回答する対話型のAIサービスです。
今年の4月29日にJAMA(アメリカ医師会雑誌)にて発表された論文が、ChatGPTのすごさを示しています。
 
ソーシャルプラットフォームから抽出した約200件の患者からの質問に対して、現役の医師とChatGPTにそれぞれ回答しました。
そしてそれらの回答を比較したところ、回答の質も共感姿勢も、ChatGPTのほうが医者を上回ったということです。
 
そこで私も試しにChatGPTに悩みを伝えてみました。
 
    「湿度が高いと心が重くなってしまいます」
 
ChatGPT「湿度が高いと気分が重くなることは、実際によくあることです。
湿度が高いと、空気中の水分が多く、体感温度が上がり、不快感や疲労感を引き起こすことがあります。そのようなときには、以下の方法を試してみてください。
 
1.室内の換気: 室内の換気をすることで、新鮮な空気を取り入れることができます。
窓を開けて風を通し、室内の湿気を逃がしましょう。
2.涼しい場所に避難: 湿度が高い日は、涼しい場所に移動することで快適に過ごすことができます。エアコンや 扇風機を使って涼をとりましょう。
3.体を冷やす: 冷たいタオルや氷パックを使って、首や顔などのポイントを冷やすと、体感温度が下がり、気分がスッキリします。
4.水分をこまめに摂る: 水分をこまめに摂ることで、体内の水分を補給し、熱中症や不快感を軽減することができます。
5.リラックスする: 湿気が重いときは、ストレスを感じやすくなることもあります。
ゆっくりと深呼吸をする、音楽を聴く、マッサージを受けるなど、リラックスする方法を試してみましょう。
 
軽い運動をする: 軽い運動をすることで血液の循環が良くなり、体温調節がしやすくなります。
ただし、激しい運動は熱中症の危険があるので避けましょう。
湿度が高いと気分が重くなることは、自然な反応ですが、上記の方法を試して快適に過ごせるようにしましょう。
 

 
返ってきた答えは「確かにそうですね」と思えるものでしたが、やはりパソコンの画面上の文字だけでは物足りなさを感じました。
実際のカウンセリングはもっと複雑で、人は言語以外の方法でも感情や考えを表現しています。
 
ChatGPTがそれらすべてを汲み取るのは難しいでしょう。そのため、すぐにChatGPTが人間のカウンセラーに取って代わることはないと思います。
しかし、ちょっとした悩みを解決するための話し相手としては、ChatGPTは非常に役立つ存在になるでしょう。
 
皆さんもぜひ、ChatGPTを試してみてくださいね。