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フィリップの看護のブログ-看護雑誌と書籍を批評

通りすがりの管理人フィリップが
看護の本と雑誌の読みかたや選びかたを
真剣レビューします

プチナース2012年1月号

発行:照林社(2011年12月)

定価:1,000円


フィリップの看護のブログ-看護雑誌と書籍を批評

ちょっと、いや、かなりさぼってましたフィリップ。

ホントごめんなさい。言い訳せず謝りますm(__)m

さて(切り替え早っ!)、プチナースも早いものでもう新年号。

まだ12月だけど…。

そんな記念すべき1月号の特集タ イトルは

『国試合格を確実にする!オール5肢の必修予想問題50問』

さすがプチナース!よいタイミングで必修対策企画をもってきてくれた!!

って言いたいところだけど、11月増刊号で450問くらいの予想問題を出さなかった?

けっこうおなか一杯になりましたが、おかまにはまだ茶碗一杯くらい残ってましたか?

解説方法や見せ方もあまり増刊と変わりないのが残念…。50問だしね。

必修でそんなに引っ張らなくてもいいんじゃないかなと勝手に思いました。

なんかこの時期なら次号の予告にある

『新科目!看護の統合と実践をおさえる!』とか、

『覚えれば点になる必修問題の暗記物』とかのほうが

タイムリーな気がするけどね。冬休み前だし。次号、期待しましょう!


2特集では、『看護学生の時間術』って企画。

タイトル通り、どういう風に時間を有効に使い、

勉強したりすればよいかって内容。

学生のアンケート結果などものっているから、

なるほど、ふーんって感じなんだけど、

なんかカラーでやる必要もあるかなと、個人的には。

どっちかっていうと読者のページっぽい気がしましたよ、フィリップは。


それから1月号ではプチナース得意のフロクがついている。

タイトルは『実習での質問の答え方』で、

内容は、実習で指導者から質問されそうな内容についてのQ&A

つまりは想定問答集で、質問に対する「答え方」ってのがのっているけど、

こういう風に答えようっていうことなんだろうねえ。

みんながみんな、実習で同じようにこのフロクの答え方をしたら

笑えるけどね。


答え方より、質問の意図と、答える際に押さえておきたいポイントだけを

わかりやすく箇条書きかなんかで示してもらった方がよかったんじゃないかな?

質問も的を射ているし、わかりやすく答えているとは思うけど、

質問なんて想定してもきりがないからね。

聞かれ方も違うと思うし。

まあ、フロクだからこれでよいのかもね。

でも、フロクとして持ち歩いていざという時に!っていう使い方ではなく、

きちんと読み込んで理解するように使ってほしいよ。

臨床のナースならばこういったQ&Aを見て「なるほど!」って思い、

すぐに実践に生かせるけど、

看護学生ならばこれをみて「なるほど!そうなのか!」って思ったら

もう一度基礎に戻って、理解できるまで復習しないと!!

というわけで、プチナースの1月号は、

なんとなくタイムリーな感じがしなかったので5点。


総合評価10点満点中5点

★★★★★☆☆☆☆☆


看護学生とナースのための

ベーシックナーシング 改訂版

発行:メディカルレビュー社(2011年10月)

定価:5,250

本のしくみ:A5判・886頁+重要語句&データ集112


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本の内容

2年くらい(だったかな)前に出た本の改訂版。

看護師国試の出題基準に基づいた内容を網羅し、

看護技術もおおよそカバーしている解説書。

本の外観も含め、あの「レビューブック」を意識しているんだろうね。

辞書みたいな本だし、箱に入っているし。


でも、「看護師国試対策書」ってうたっているけど、

レビューブックとか、他の国試対策書とちがって、

特に過去の出題データなどは出ていない。

内容自体は、出題傾向とか、国試に役立つものとかを

研究して厳選している…んだろうね。


肝心の中身はというと、

看護の教科書のエッセンスだけを抽出した感じ。

とくにわかりやすくまとめたわけでもなく、

なんか教科書の一文をそのまま抜いてきた感じがする。


また、正文集のようにまとめているわけでもないんだよね。

教科書よりは当然ボリュームはないけど、

教科書の解説を切り貼りしているみたいで、文章自体はわかりにくい。


当然解説も教科書の方が詳しいし、

まだわかりやすいような気もするよ、フィリップは。


しかも収載している項目が、実際の国試ではどう問われるかってことも、

過去問を例に出したり、練習問題を載せているわけでもないので、

いまいちわかりくいなあ、この本。


教科書全巻をコンパクトにして持ち歩きたいならよいのかもしれないけど、

(いないだろ、そんな人)

辞書としても不十分というか、使いにくいし、

教科書の内容のわかりにくいところを調べて解決する!

っていう、わかりやすいものでもないし…。


かなりおえらい医師の先生が監修しているけど、

看護師ならこの辺を勉強しておけって感じなのかな?


昔、教科書を見ながらひたすら必要な部分だけ黒板に板書して、

「お前らノートに写しとけっ!」ってな感じで

特に解説をしてくれない高校の先生を思い出したよ。


2色印刷で、イラスト、図表は少なめ。

なんだろう、このお得じゃない感…。

あと、タイトルに「看護学生とナースのための」ってつけたとこ。

国試物なんでしょ。ちがうの?読者対象を無理に広げるなって。せこっ!!

看護学生対象だけで売る自信がないならやめたほうがいいんじゃないの?


学生さんにはオススメ本を紹介したいのですが、

すみません、酷評チックになってしまいました。今回は。



総合評価

10点満点中2点

★★☆☆☆☆☆☆☆☆



追記

頁数とか調べようと思ってこの出版社のホームページで

このベーシックナーシングの内容説明を読むと

肝後の基盤が学べる」って語句があるよ。

まあ、看護だってことはわかるけどさ、

わかるけど、この時点で間違えちゃまずいだろって思うね。



エキスパートナース2011年11月号

発行:照林社

定価:1、100円


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11月号評価

今月の特集記事は、「呼吸の異常に気づく!」。。

って、その下の小さな「今さら聞けない!呼吸のフィジカルアセスメント」がホントのタイトル?

「呼吸の異常に気づけ!」じゃあないんだ

でも気になる。ふむふむ。読んでみるか。

心肺蘇生では、やや循環に主役を奪われた感はあるが、呼吸は大事だ。フィリップも、もちろんそう思うね。

だから、呼吸の異常を見ぬくのは重要。

そのポイントを、日常業務でもできるところから、やさしく解説したのがこの特集。たしかにそう。

日々の業務でささやかながらアセスメントしていくスタンスはとても重要だと思う。

中身も、きれいな解剖図で、工夫して見せようとしてくれててビジュアル。


でさ、あとは、若手に、実践する余力があるか、だな。

どうしても、「異常に気づく」んじゃなくて、対処しなきゃダメそうな何かがあって「そこでようやくそれを探る」、というのが忙しいみんなの現状だとおもうよ。

ほんとはよくない、よくないんだけど、ひとまずなーんもないのに、拾いにいく余裕、実際無い。


きっとわれわれのためになんかないか、って考えてくれた企画だよ。そんな気がする。

でも、できりゃ、やってんだよね。なかなかできないから目をつぶってる。

それを、「やれ」って言われる特集、おおって買うとおもうかどうか、このへんが、分かれ道じゃあないかとおもうのは、フィリップだけか。


1個、気になって、ドクターに確認中なのが、シーソー呼吸の表記のところでさ。

コラムになって解説されているんだが、その解説が「上気道閉塞」という場面で、「吸気時に上腹部が陥没する呼吸パターン」となっている。

でも、上気道閉塞時のシーソー呼吸は、吸気時に腹部は膨らんで、位相的に胸部が下がると理解してたよ。おなかがへこむのは、横隔膜麻痺とかの場合なんじゃなかった?フィリップも混乱してるんで、だれかすごい人、解説よろ。




2つめの特集はエンゼルケア。書いてる小林氏作の医学書院の本、フィリップも購入。エキスパートナースの照林社でセミナーをやってるんで、それとリンクしているのかな。

ただ、何回か読んだなあと、バックナンバーみてみたら、2009年12月号と2007年の12月号にあったね。メンバーもほぼ同じで、まあ内容もいっしょ。に見えたよ。

だんだん扱いはよくなってるけど?フィリップの気のせいか。

目新しさはなかったけど、セミナーいけない、書籍を買うほどでもない、という人にはちょうどいいボリュームかね。




あとは、間に挟まった「特定看護師」の報告。エキスパートナースらしい速報記事。うん、これは読みやすかった。よーく理解できた。ニュースも含めて最近読んだ「特定看護師」記事では、一番わかりやすかった。


1つだけ、いや、さらっと読んで、コメントどおりで内容1つ1つに文句はないんだけどさ、

なんか、やけに薄くない?手にとってぺらんぺらんなんだもんな。1100円はたけーよ、フィリップ的には。




今月号の評価

めだってすげー、っていう全体じゃあないんだけど。すぐに欲しいかどうかはさておき、やさしい印象だったかな。

ただ、とにかくボリュームがうすいんだよなあ、ここんとこ。

これでみんな、満足してる?フィリップ的には、値段据え置きで、ページ間引かれんじゃね?って。

いまのところ、年間購読止める気はないけど、同じ値段で、ページ数が減ってるい感じって、どうなんだろ。ちょっと考えちゃうなあ。



総合評価 

10点満点中4点

★★★★☆☆☆☆☆☆






プチナース201111月増刊号

パーフェクト5肢予想問題集

発行:照林社(201110月)

定価:1,400

本のしくみ:AB判/90


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本の内容

クリニカルスタディ同様、やはり秋の増刊号は国試物。

書店でもあれだけたくさん国試物がでているってすごいよね。

最近では東京アカデミーとかさわ研究所とか、

予備校も勢いがすごいし…。

合格率9割の試験という市場でこれだけ盛り上がるってすごくない?

確かに不合格だったら看護師という職業に就けないから

普通の資格以上に必死なんだろうけど…。

まあ、そんな弱みにつけこんで?儲けているところはたくさん

ありそうだね…。フィリップの想像だけど。


それはさておき、プチナースの増刊号について。

まあ、一言でいうと「タイトル通り」です。

問題数も増え、重要視されてきている5肢問題について、

すべて予想問題で構成。

当然、オール5肢問題で、

解答用紙が別になった模擬試験形式にて出題。

また問題ごとに「頻出」「重要」「視覚問題」のマークをつけ、

学習効率アップの目安にしている。

本自体は90頁と薄めのような気がするけど、

別冊で同じくらいのボリュームの解答・解説集がついている。

解説はなかなか詳しく、この解説集だけ持ち歩いても

勉強にはなるんじゃないかな?

こちらの解説集がうりなのかな?


ここでフィリップから一つ、

選択問題は正解がわかるだけじゃなくて、

ほかの選択肢についても「なぜそれではないのか?」

をきちんと説明できるくらいじゃないとだめだよ!

本当に理解したことにはならない。

その点で解説集はきちんと目を通そう!


特にこれといった変化のある企画内容ではなく、

プチナースらしい、正統な企画、優等生的な企画だけど、

(悪く言えば面白味がないというか…)

模擬試験を受けるような感覚で取り組み、

解説集で自己学習すれば無駄な出費にはならないだろうね。

問題数は必修が100問、一般問題が150問、状況設定問題が60問と、

なかなかのボリューム。

本番を意識してまずは一度取り組んでみてください!


総合評価

10点満点中6点

★★★★★★☆☆☆☆

企画のオリジナリティ1点、内容2点、付録3点といった割合かな?


クリニカルスタディ201111月号増刊号

看護師国試2012 頻出ポイントチェック集

発行:メジカルフレンド社(201110月)

定価:1,575

本のしくみ:B5判・120


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本の内容は?

学生誌「秋」の増刊号といえば、おなじみの国試対策物。

増刊号といえば「おまけ」的なものだと考えているから、

どうしても期待してしまうんだよね…フィリップは。


で、クリニカルスタディの増刊は

看護師国試2012頻出ポイントチェック集。

まあタイトルにひねりはない。

もう少し気のきいたものはなかったのか…。

執筆は都立の看護専門学校の先生方。

授業の合間に大変だったでしょう…。お疲れ様です。


肝心の内容は、ひとことで言うと、

分野別に重要項目をまとめた正文集。

誌面を開くと所狭しと並ぶ文字・文字・文字。

見た目でちょっといやになってしまう学生もいるかもね。

まあ、チェック「集」だからこのボリュームはしかたないか…。

ポイントやキーワードは赤字+なぜか下線。

特に解説が詳しいわけでもない、

まあ見事なまでに「正文集」。

ならレビューブックみたいな正文集あればよいのかなって。


申し訳程度に過去問が30題。

正文集にチェックボックスつけて、最新版です!って言ってもねえ。

もう少しなんかひねりがほしかったかな。

まあ、通常の正文集よりは当然ボリュームが少ないから、

全分野を総チェックし、苦手分野を把握し、ラストスパートに備える

というのも一つの方法だろうね。


総合評価

10点満点中5

★★★★★☆☆☆☆☆