久々改訂の看護師国試対策書。ベーシックナーシング。 | フィリップの看護のブログ-看護雑誌と書籍を批評

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看護学生とナースのための

ベーシックナーシング 改訂版

発行:メディカルレビュー社(2011年10月)

定価:5,250

本のしくみ:A5判・886頁+重要語句&データ集112


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本の内容

2年くらい(だったかな)前に出た本の改訂版。

看護師国試の出題基準に基づいた内容を網羅し、

看護技術もおおよそカバーしている解説書。

本の外観も含め、あの「レビューブック」を意識しているんだろうね。

辞書みたいな本だし、箱に入っているし。


でも、「看護師国試対策書」ってうたっているけど、

レビューブックとか、他の国試対策書とちがって、

特に過去の出題データなどは出ていない。

内容自体は、出題傾向とか、国試に役立つものとかを

研究して厳選している…んだろうね。


肝心の中身はというと、

看護の教科書のエッセンスだけを抽出した感じ。

とくにわかりやすくまとめたわけでもなく、

なんか教科書の一文をそのまま抜いてきた感じがする。


また、正文集のようにまとめているわけでもないんだよね。

教科書よりは当然ボリュームはないけど、

教科書の解説を切り貼りしているみたいで、文章自体はわかりにくい。


当然解説も教科書の方が詳しいし、

まだわかりやすいような気もするよ、フィリップは。


しかも収載している項目が、実際の国試ではどう問われるかってことも、

過去問を例に出したり、練習問題を載せているわけでもないので、

いまいちわかりくいなあ、この本。


教科書全巻をコンパクトにして持ち歩きたいならよいのかもしれないけど、

(いないだろ、そんな人)

辞書としても不十分というか、使いにくいし、

教科書の内容のわかりにくいところを調べて解決する!

っていう、わかりやすいものでもないし…。


かなりおえらい医師の先生が監修しているけど、

看護師ならこの辺を勉強しておけって感じなのかな?


昔、教科書を見ながらひたすら必要な部分だけ黒板に板書して、

「お前らノートに写しとけっ!」ってな感じで

特に解説をしてくれない高校の先生を思い出したよ。


2色印刷で、イラスト、図表は少なめ。

なんだろう、このお得じゃない感…。

あと、タイトルに「看護学生とナースのための」ってつけたとこ。

国試物なんでしょ。ちがうの?読者対象を無理に広げるなって。せこっ!!

看護学生対象だけで売る自信がないならやめたほうがいいんじゃないの?


学生さんにはオススメ本を紹介したいのですが、

すみません、酷評チックになってしまいました。今回は。



総合評価

10点満点中2点

★★☆☆☆☆☆☆☆☆



追記

頁数とか調べようと思ってこの出版社のホームページで

このベーシックナーシングの内容説明を読むと

肝後の基盤が学べる」って語句があるよ。

まあ、看護だってことはわかるけどさ、

わかるけど、この時点で間違えちゃまずいだろって思うね。