Numberに魅せられて -68ページ目
<< 前のページへ最新 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68

勝利への執念

明日26日14時、徳島戦KICK OFF。最近の「良い流れ」が継続され、前節ホームで味わった屈辱を選手たちの踏ん張りで払拭してください。


昨日の早朝、チャンピオンズリーグ決勝をTV観戦した為、就業時間中は眠かった。

しかし、試合中は大舞台での1戦の緊張感を満喫。

そんな中でのインザーギの2発。決して美しいゴールではないけれど、日本人にも可能性のあるFWとしての資質、ゴールを実現させる為の繰り返される必死の上下動。

試合前にNumber誌上で読んだベニテス監督の「勝利とはカウンターアタックとセットプレーに撤するか、リスクを冒すことである」の言葉通り、以前までのカウンターとセットプレーで奪い合った2-1のスコア。伝統のACミラン、12月の来日が楽しみです。


顧みて、東京ヴェルディ1969のラモス監督、いろいろあったけれど、稀代のスピード王フッキを一層生かすカウンター戦術でJ1昇格を掴み取ってください。調子の戻りつつある、ディエゴにも期待しています。

昨日のアビスパ戦

昨日は残業する同僚を尻目に、そそくさと味スタに向かいました。そして到着は18時55分。エルゴラ連動企画は、賞品全て交換済とのことでシールのみでした(T▽T;) もうちょっと賞品数を増やしてほしいなあ。

それにしても前回、味スタでの観戦した第11節・徳島戦と違って雰囲気は幾分改善されているのに、3,045人と観客数少なすぎ。

試合自体もヴェルディの3バックは中央突破に対しては安定感があるものの、セットプレー時、なぜあんなにも弱いの・・・って

感じがずっと続いています。4得点は結構で、観客も盛り上がっていましたが、この点をなんとか改善できないものでしょうか。

試合を終え、1969シート前に挨拶に来た汗をかいた選手達を素直に祝福できましたよ。今回は。

前回は拍手する心境ではなかったし義成が観客の汚いヤジにキレ、ひと悶着あった時とは雲泥の差です。

しかしKAZUKIの背番号にテープで×をつけたサポーターの姿には、心をゆさぶられましたが・・・

今日は、アビスパ福岡戦

前節は苦しみながらも、湘南に勝利。吉武(もちろん吉原・土屋・服部・フッキも含めた、戦う姿勢を見せる選手)に感謝順位

UPの為にも負けられない、今節。

会社帰りに味スタに向かうかな。

それにしてもゴール裏・緑化計画に付随して、J1トリニータサポーターが掲げた「ヤレ」のフラッグは心を揺さぶる力があると思いますので、ぜひウチでも(パクリといわれても)。


=====================

★☆★勝敗予想クイズ『GetGoal!!』★☆★

http://ameblo.jp/stadium1969/entry-10034256283.html

Q1:2007年5月23日(水)第17節アビスパ福岡戦の勝敗は?

【あなたの予想】
東京ヴェルディ1969 2得点、アビスパ福岡 1得点、
東京ヴェルディ1969の勝利!


Q2:では、この試合の、東京ヴェルディ1969の1点目の得点者は?

【あなたの予想】
それは、9のフッキ選手です!


=====================

Number PLUS・中田英寿を読んで

金子達仁の文章が冒頭にあった。それを読んで改めて気付かされた。

ヒデは決して天才ではなく、「努力の鬼」であったことを。

その「努力の鬼」が出来た事・自分を変えることが出来た事実を他の人に話せば、他の人も出来るだろう!と問いかけていた側面があったにではないか・・・

でも他の人は動かなかった。自己努力の道の険しさが話しかけられた言葉を受け入れてもらえない状態へと追い込み、話した本人も「なぜわかってくれない?」というジレンマに陥ったであろうことに。

言葉への重みをつける努力は怠ってはいけない。

でもその術(スベ)をヒデのように得るのにはどうしたらよいのか。道の険しさに足がすくむ。

嫉妬心

2006/10/22、味スタで行われていたJ1、ガンバ大阪vsFC東京の試合をTV観戦する。

前半こそ優勢であったFC東京がガンバ大阪に押し込まれ、立て続けに2失点。

素晴らしいサポーターの声援に後押しされているのにFC東京には場内設置された「SEXY FOOTBALL」の垂れ幕に似つかわしくない平山のポストプレイが悲しい。

サポーターは「平山!」コールをしているんだから、もっとライン際の上下動をしてほしいなあ・・・と将来の日本のFW候補への期待と調子が上がらないプレーへの失望が合い半ばする。

ヴェルディと共にJ2で東京ダービーだ・・・などと心の一部に妙な期待感もありつつ、後半すぐ平山の交代。

ここから雌伏のときをすぎて終了までの7分間の猛攻。日経に「どこかでみた風景、それはドイツW杯のオーストラリア戦を彷彿させる・・・うんぬん」とはまさに的確な表現。石川の見入られたゴールまでは夢の一部か。

やはり今野は素晴らしい。彼は気持ちがプレーの前面に出てくるし終盤にもかかわらず豊富な運動量は「頼りになる!」の一言。こういう選手を応援できるのはサポーター冥利につきるだろうなあ。

その後、U21での平山のゴール・ヴェルディのラモス監督残留と昇格絶望。

過程も大事だけれど結果も大事。

ラモスよ、来期はメンバー固定してJ1昇格に導いてくれ!

苦しい気持ち

なんだろう、この悔しい気分は!?

スカパーで14時からの試合を観戦して、前半に立て続けに3点とられると

画面を凝視できなくなった感覚は。

ドイツW杯のブラジル戦を観戦していた時に覚えた、「無理ではないか?

でも奇跡を信じたい」とする気持ちが崩れる感覚か。

10/14、ヴェルディは柏に完敗した(x_x;)

やはり自分はダメだ。

チームを信じなければいけないのに画面を消してしまう、気持ちの弱さ。

W杯のブラジル戦ではこのような状況下でも一人だけ走り続けた彼を

画面を通して見て、最後にピッチの中央に横たわった彼に教えられた

ことが多いのに、自分は教えが身についていない。

勉強とは奥深いものだと実感しました。

サポーターの声援!?

Jリーグが開幕した時、木村和司が所属しているマリノスやカズ・ラモスのいるヴェルディなど、野球の延長戦上で個人は好きだけどサポートしたくなるチームがなかなかハッキリしない自分に寂しさを感じていた。やはり応援するチームがあると、熱中度合いも違う。そうこうしている中、ヴェルディは野球の延長戦上で「読売」の介入が自分を引かせ、かといって横浜は地元ではない部分が「自分も町のチーム」という意識と相反して気持ちが離れつつあった。そんな中でJ1に昇格してきた「FC東京」。やはり攻撃を前面にだしたチームコンセプト・東京のチームに惹かれつつあった。特に原監督就任後の攻撃的サッカーとフロントの的確な補強体制など「とうとう自分のチームが見つかった!」という喜びで味スタに何度か通った。

しかし 2004年8月のプレシーズンマッチ・「FC東京vsASローマ」戦がその蜜月を変えてしまった。

たしかにASローマはトッティ・モンテッラ・トンマージなどの主力が不参加と期待を裏切るメンバーに観客席の自分も頭を抱えた。

そんな中でブーイングまでなら自分はアウェイチームへの歓待として許せるがあの時のサポーター席からのコールで「ローマ・ローマ・くそったれ!」コールが何回も発声されたのには悲しい気持ちと情けなさで低調気味な試合を一層しょっぱい試合にさせてくれた。

自分は相手の汚いファールや自陣で閉じこもっているパス廻しなどだったらドンドン、サポーターからの圧力をかけることは当然の権利だと思っているが、あの場でのあの「くそったれ」コールはサポーターのコールとしてふさわしくなかったと思う。

特にウルトラスの植田氏もFC東京のサポーターとして良く目にする機会があり、あのような素晴らしいサポーターの応援振りにほれ込んでいた自分には反動が大きかった。

あの日からダービーマッチの宿命の相手であり、一度は見捨てたヴェルディというチームに宗旨替えしつつも、それに伴う受難としてJ2降格を目の当たりにして今期はJ1昇格への苦難を今存分に味わっています。

ディープインパクトが負けて思い出したこと

先日の凱旋門賞、惜しいレースだった。あんなに好位置につけフォルスストレートをこえた最後の直線で一旦は先頭に立ちながらも負けてしまう・・・それも3着となり・・・。

鉄砲がいけないのか、仕掛けが早すぎたのかいろいろとあるけれど、これも競馬。

しかしあのパリのロンシャン競馬場に5000人もの日本人が来場している光景には感動した。

自分も以前に規模は小さいかもしれないけれど競馬場に遠征したことがある。

1995年10月10日、水沢競馬場に。

自分はオールカマーに参戦している地方馬の活躍・惨敗を目の当たりにして、地方競馬に興味を持った。その頃は毎週、「競馬ブック」を買って愛読する毎日。たった2ページあまりの地方競馬ニュースに心を躍らせていた。

そんななかで知りえた「トウケイニセイ」。41連対と脚部不安と向き合いつつ完璧な成績の馬がやっと中央の馬と激突する!

いてもたっても居られず、現地へ足を運んでしまった。ただ旅路の数日前に聞いた悲しいニュースも一緒に。

場内は地方競馬ファン・地元ファンであふれていた。誰もが征夷大将軍のトウケイニセイ様が中央の新興勢力ライブリマウントを打ち破ってくれると信じて。

マイルチャンピオンシップ南部杯のレース展開はいまいち覚えていない。ただ、スタンドから声を枯らし、「ニセイ!」と叫ぶ自分・ライブリに負けただけでなく、展開のあやでヨシノキングにも負けた屈辱感、そして泣いていた観客が断片的に残っている。

レース後、競馬場から水沢江刺駅に帰る途中に渡った北上川のせせらぎは一層自分を悲しくさせた。

それは父の病に完治の見込みがないという出発前の母の言葉を否定したい!でも否定できない恐怖と相まって。

結局、父は7ヵ月後帰らぬ人となった。白血病で。

ゴン中山のゴール!

9/17(日)、あの失意のドイツW杯の後は以前よりもJリーグをTV観戦する機会が増えてきた。そんな中での川崎Fvs磐田戦。雨の中の点の取り合い、雨にも負けないホームの川崎サポーターの声援を心地よく感じながらも彼はゴールを決めた。跳ね返ってきたボールへの反応、そしてポジショニングの良さもさることながら、何よりも箕輪がクリアーしようとふりあげた脚に体を投げ出すあの勇気・集中力が年月を経てもなお残っていることに。

フランスW杯での日本の初ゴール。決して「うまい!すばらしい!」というゴールではなかったかもしれないけれど、気持ちのこもったゴール。そして骨折しながらも最後までピッチに立ち続けていた根性。

魅せるサッカーにも惹かれるけれど、技術よりもまず「折れない心」を90分間持ち続ける選手を見てゆきたい。

これがヒデの伝えたかったことのごく一部であろと自分なりに解釈しています。

はじめに・・・・・

自分は小学校までは野球少年でした。家に帰ると父親と一緒に、プロ野球は巨人戦、プロレスは新日本プロレスのアントニオ猪木の試合を観戦するファンでした。

そんな自分が単なる試合の勝敗だけではなく、その内側にある事実に気づかせてもらったのは表題の通り、「Number」に掲載されてNHK特集でも放映された「江夏の21球」です。

これが山際淳司の作品だとわかり掲載されていた「Number」を書店で定期購読するようになりスポーツノンフィクションに目覚めました。

次のキーワードは1985年W杯メキシコ大会アジア予選での日韓戦です。確かに木村和司のFKをTV観戦していて鳥肌が立ち、この言葉にならない感情を誰かに伝えたい気分となりましたがそれ以上にアウェイなのに韓国選手の憎らしいまでの落ち着きに「同じ人間なのにどうして負けてしまうんだ!」という強い憤りで涙を流してしまった初体験。やはりプロサッカーが必要だと心に思った15の夜。

次のキーワードは1987年日本シリーズ第6戦でのクロマティの緩慢な守備の間にホームを陥れた西武の恐ろしさ。華やかな野球=巨人と思っていた自分には黒船でした。

これらのキーワードへのヒント・答えを与えてくれる「Number」から得た自分の思いをブログにしてゆきたいです。

<< 前のページへ最新 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68