宇都宮 カトリック「松が峰教会」(大谷石) | (又)おだわらぐらし はじめました

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「新しい日常」を綴って参ります

日光街道を歩く~
今回の一日目(宇都宮駅~石那田一里塚跡)は 早めに終了したので、 私達二人は 一度宇都宮の宿に入ってから (前回の「大谷」の回で訪ね損ねていた) カトリック松が峰教会(国の登録有形文化財)へ行ってみる事に。

(↓宇都宮駅西口の「オリオン通り商店街」アーケード。)

↑下野(シモツケ)新聞!(←渋い印象~)
↓こっちには宇都宮ブレックス!

(↑あの可愛かった田臥君がこんなに立派に。)

↑山崎百貨店跡・・・。

教会は~

↓あ、 あそこですね?

わーすごい! まるでヨーロッパの教会を まる っと移築したよう!

外壁には大谷石がふんだんに使われています。

↓壁に表札 その横に説明板。



↑「この建物は、本格的なロマネスク様式(11~12世紀に西ヨーロッパに広まった美術・建築様式)に基づいた教会堂で、現在わが国に残る最大の大谷石建造物である。設計者は、スイス人建築家M.ヒンデル(函館のトラピスチヌ修道院を設計である。
 本教会の創立者カディヤック神父は、教会堂建築のために資金を集め、昭和7年(1932)11月に完成した。教会のアンジェラスの鐘は、第二次世界大戦中の金属回収によって供出され、現在のものは昭和57年(1982)に鋳造されたものである。」(+カディヤック神父は今はここ宇都宮のカトリック墓地に眠るそうです。/ 余談ながら 大谷石についての記述はありませんね・・・?)

外観 もうちょっと詳しく見ます。

ロマネスクの特徴、の一つ)「ロンバルディア帯」(←∩∩∩∩∩...の連なり。連続する柱とアーチが意匠化したもの)がふんだんに~。






内部を見学させてもらいましょう。


↑入口上には百合(聖母のシンボル)。
↓壁のプレートによるとー

「献堂聖別 1932年11月23日
 戦後再建 1948年5月25日」との事。(教会は1945年7月の空襲で罹災していたのです...)

扉の向こう

(↑正面 祭壇の奥にパイプオルガン)

列柱の南側(側廊)。


前に進むと ニッチに聖母のお像が祀られていました。


↑聖母像の右にあるのは『聖マリアの誕生』というイコンだそう。

中央に十字架。右のニッチに祀られているのは ・・・イエスのようです。(像の胸に「聖なる心臓」が描かれていましたので)


祭壇を横から見たところ_。

後方に目を移していきます。


柱の梁受け部分には ケルティックな模様が彫られていました。


↓時にこれは何かなあ?

壁にオイルのビンの様なものが取り付けられていたんですが・・・。(ビンの台の魚はクリスチャンのシンボルですね?)
わからず終い。


_ありがとうございました。

いやー 素晴らしい教会でした。

(私にもっとキリスト教や 教会建築に対する知識があれば より面白く拝見できたのでしょうが・・・ そこは残念、)



おしまい。