
今回は・・・
よかった 山に雲が かかってない^^)

(って、麓からの写真 撮り忘れたのですが)

という訳で 久しぶりにロープウェーに乗って山頂へ上がってきましたよー。

↓館内のチケット・オフィス前。

↑↓カラフルなてるてる坊主達が吊るされてました。

(ロープウェーではお天気がって とっても重要 ですもんね?)

↑チケットは「かながわ旅割」のクーポンで~。
↓さあ、乗ろう。(山頂に ぽち っと頂上駅。)

(↑車体に書かれたアザラシは 箱根園にいるアザラシ・・・ だと思います)
いよいよ、出発。

(↑左の緑の屋根は「ふれあい どうぶつランド」、右の赤い屋根は「箱根園ホール」(←団体専用食堂)です。)
(↓左下 ロープウェー「箱根園駅」、右手の緑の屋根ザ・プリンス別館。)

↓龍宮殿(日帰り温泉施設)だ。


↓プリンスのゴルフ場。

↓下りのロープウェーとすれ違いー。

↓二本目の鉄塔、通過。

「駒ケ岳山頂駅」に到着。



建屋横の展望所から芦ノ湖を見る。

外輪山の向こうは静岡県三島市。龍の背中の様なぽこぽこした山並みは「沼津アルプス」。その先に見える海は駿河湾。

↓駒ケ岳山頂駅の丁度裏手、

↓山頂(標高1356m) やや東に建屋が見えます。

↓あそこが 箱根神社の「元宮」です。

MAP。


社殿に上がる前に 東の「相模湾展望広場」の方へ行ってみましょう。


↑展望広場が見えてきた。
↓展望広場の柵に設置されてた案内プレート。

この日はちょっとかすんでましたが、 相模湾が一望できます。(向こうに見えるのは三浦半島。冬ならきっと房総半島も見えるはずー)

小田原の街もよく見える。

小田原城あたり~をズームで。

(↑左に天守閣、右には三の丸ホール 三の丸小学校。)
↓広場のすぐ下には湯の花温泉ゴルフ場。手前に見えるのは「箱根湯の花プリンスホテル」。

(↑因みに今「相模湾展望広場」と呼ばれているこの場所には 2005年まで ケーブルカー(伊豆箱根鉄道駒ヶ岳鋼索線)の駅があったそうです。)
元宮の方へ行ってみましょう。



由緒書。

「箱根元宮(ハコネモトミヤ)の由緒
御祭神 箱根大神(←瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、彦火火出見尊、天皇家の祖神 三柱の神の総称)
例大祭並びに鑽火(キリビ)御神火祭 十月二十四日
月次祭 一日・二十四日
駒ケ岳は北に霊峰神山を拝し 古代祭祀=山岳信仰が行はれたところです。その起源は 凡そ二千有余年の昔、
人皇五代孝昭(コウショウ)天皇の御代 聖占(ショウゼン)仙人が 神山に鎮まります山神の威徳を感應し、駒ケ岳山頂に神仙宮を開き、次いで利行丈人、玄利(ゲンリ)老人により、神山を天津神籬(アマツヒモロギ=依り代)とし、駒ケ岳は天津磐境(アマツイワハサカ=祭場)として祭祀したのに始まる。
爾来、御神威は天下に輝き渡り、歴世の天皇の崇敬と庶民の信仰をあつめ敬仰登拝する者跡を断たづ、人皇二十九代欽明天皇の御代に佛教が渡来して以来 神佛集合して、修験者等が練行苦行する霊場として有名になった。
奈良時代、人皇四十六代孝謙天皇の御代、高僧の萬巻(マンガン)上人が入峰(ニュウブ)し、霊夢をうけて箱根三所権現として奉斎、天平宝字元年(757)に山麓の芦の湖畔に社殿を造営し、里宮としたのが現在の『箱根神社』である。
山頂の箱根元宮は、奥宮として、昭和三十九年(1964)に 堤康次郎氏の寄進により建立、以来祭祀が厳修されてをり、四季を通じて参拝者で賑はってゐる。
《史跡》 馬降石(バコウセキ)
注連縄を張ってあるのは馬降石といひ、白馬に乗って神様が降臨された岩とされ、石の上の窪みは馬の蹄で、穴にたまる水は日照りにも枯れたことがないと傳へられる。
また参道石段の右側には馬乗石もあります」
_だそうです。





↑参道左右に石_。
↓右が「馬乗石」、

↓左の注連縄が張られている石が「馬降石」ね?

↓近くにあったプレート。

「白馬の伝説
孝昭天皇の頃、聖占上人が山頂に神仙宮を祀り、修験の場所としました。今に残る馬降石・馬乗石は ここに白馬が降りたとする名残としています。岩肌には馬の形が刻まれ、またそのヒヅメのあとと伝えられるくぼみには、どんな日照りにも水が枯れたことがないといわれています。」
↓馬降石の左に 石の祠。

狛犬が守っていますが 中にはキツネさんが一匹?(稲荷社でしょうか?)

このあたりでは 他にも自然石がいくつか見られました。

社殿の方へ行ってみます。

(↑上に立てられているのは避雷針かな?)
昭和39年(←箱根駒ヶ岳ロープウェー開業の翌年)に篤志家によって 箱根神社の奥宮として建てられたという「箱根元宮」。土日祝+一日と24日には箱根神社から神職さんさんがおいでになり、社の前の扉も 奥の扉も開け放ちとされ、 拝殿から奥に御神体である神山を拝む事ができる~ そうです。(先日テレビ番組で知りました)

しかし、今回私達が訪ねた「神職さんがいらっしゃらない日」には お賽銭箱すら置かれていませんでした・・・。(管理できないから、でしょうかね?)

(↑屋根の紋は「三つ割り菊」でした)


↓社の横に立てられていたのは駒ケ岳についての説明板でした。

↑「駒ケ岳 (標高1356M)
箱根の中央火口丘の一つで、神山に次ぐ高い山です。箱根の山岳信仰では、古くから神山を神と仰ぎ、駒ケ岳山頂をその祭りの庭としてきました。山頂にはハコネメツツジ、コイワザクラ、ハコネトリカブト等が見られます。」
社の東に回るとー・・・

斜め後方に不思議な小建屋がありました。

↓壁部分が厚いガラスのブロックで、明るい造り~ のようですが、何のための建屋でしょうね?

↑(丹塗りの橋らを持つなど 神社とテイストが似ているので、神社に付属しているよう~・・・ですがー、わからずじまい。)
↓社の西へ回ると、富士山が見えてきました。




(↑富士山の手前に見えるのは、駒ケ岳と神山の間の小山(溶岩ドームの名残かな?)。登山ルートだと「防ヶ沢分岐」のすぐ西の小山なのですが、何という名前かなー? 調べきれませんでした。)
↓さて、この辺(山頂付近)には 石が沢山ありました。明らかに人の手で切り出されたと思われる方形の石の他、 元から山にあったと思われる自然石、 更にそこに ケルンのように小石が載せられ ちょっと賽の河原のようでした。

ところで 切り出された方形の石、は何でしょうね? 最も標高の高いあたりにかたまってある、ので 「石垣の跡?」って感じなのですがー これもわからずじまい。(元宮が最初に建てられたのがこっち~ とかなら納得できるのだけどー・・・)
さて、ではそろそろ戻りましょうか。

(↑山頂から見た元宮の鳥居)

(↑四角く整地された「中央広場」は 駒ケ岳スケートセンターの名残のようですね?)

(↑ロープウェーの駒ケ岳山頂駅)
この後は、プリンスでお茶(+日帰り入浴)、しました。/ つづく
<おまけ>
駒ケ岳で見た草花。
ハコネトリカブト


(↑アブが花に潜っていくのが観察でき おもしろかった。)
ハンゴンソウ

クサイチゴ
