桜の下で聴く曲が加わって(「君の第3ボタン」MV公開) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

来月の異動を控え、つかの間の「平穏」が訪れています。私の仕事は定例で行うもの(「継続案件」と呼んでいます)も多いですが、この他「新規」と呼ばれる案件が不定期に入っています。文字通り新規で舞い込んだ仕事で、初めてなので「継続」と比べて手間が掛かります。この新規案件が来ると、同チームの社員どうしで「この間、○さんに新規やってもらったから、今度は自分がやります」「ちょっと今継続の方で手一杯で・・・。次回の新規はやりますから、今回は勘弁して欲しい」等、状況に応じて担当を決めるのですが、基本的には持ち回りとなります。今来ている新規案件は、クローズが4月以降にずれ込む事から、私は既に勘定に入っておらず(もう私には割り振らない)、一方で新部署(異動先)からの割り当てもまだ来ていない事から、手持ち案件が捌けるに従い、負担が軽くなってきたのです。ですからこうして記事更新する時間も出来ている訳ですが、異動した来月以降はまた忙しくなるでしょうね。うちの会社も例に漏れず人手不足気味で、暇をさせてくれる訳がありませんから・・・(覚悟)。

 

さて、昨日は16thシングルのフラゲ日でしたが、夜にはカップリングの2作目のMVが公開されました。タイトルは「君の第3ボタン」。これで16th作品が全てMV公開された形です。今回は同曲について書いて参ります。

 

 

いや~、好きですね、こういうの・・・。王道系大好き、別れの切なさ大好きおじさんですから、刺さらない訳が無いのです。前記のように昨日はフラゲ日と言うことで、自宅に作品が届き始めた方からタイトルが明かされ、青春系ソングだと言う事は会社にいるうちから分かりました。夕方帰宅し、山のように届いているCDの1枚を開封し、歌詞カードをチェックしたところ、それだけで涙が滲みました。おっさん、弱いんですよ、こういう春の別れ系は・・・。早速楽曲を聴きたいところですが、ウチにはCDプレーヤーが無く、これを聴くには駐車場まで行って愛車のカーオーディオを使うしかありません。ただ、駐車場は敷地内にあるものの、エレベーターを降りて、少し歩く(1~2分程度ですが)必要があるところ、昨晩は冷たい雨が降っていたので、再び外に出る気がせず、「まあ、明日になれば音源がダウンロード出来るし、ひょっとしてこの後MVが公開されるかもしれないから」と楽曲確認は待つ事にしました。

 

そしたら期待どおり来ましたね、MV公開が。2夜連続となる22時公開。期待どおり初見(初聴)から、「こういうの大好き!」とぶっ刺さりました。初めからこれほど気に入るのは、同じく春の別れを歌った「探せ ダイヤモンドリリー」以来かも。昨晩は遅くまでずっとリピートしまくり、今朝も通勤電車の中でずっと同曲を聴いていたほどです。やっぱりねえ、何だかんだで王道系が好きなんですよ。

 

 

センターはきあらちゃん。唯一の10代メンバーですからピッタリです。ただ、彼女も今年11月には20歳に。イコラブでこういう系統の楽曲を出せるのも、そろそろ終わりかも知れません。既にMVを観る前から、楽曲をCDで聴いた方の投稿でセンターきあらちゃんっぽいと聞き、「制服にピンク髪ってどうなんだろう」と若干映りを気にしたのですが、違和感ありませんね(別の部分で「きあらちゃん、ボタン付け出来るのかな・・・」と疑問を抱いてしまいましたが 笑)。皆さん既に気付かれているとおり、「第2ボタン」は大切な人にあげるのに対して、「第3ボタン」は友達の証。「2年半」思いを寄せていた人から、第2ではなく第3ボタンを渡されるのは切ないですね。

 

 

ただ、これ自分のようなオッサンにはピンと来ますが、今の若い方はどうなんでしょう。より有名な「第2ボタン」の意味もご存じでない方も多いでしょう。もはやそういう風習も見られないかも知れません。そもそも男子の制服が学生服ではなく、ブレザーという学校も多いでしょう。なお、自分は中学、高校とも学生服でしたが、ボタンは同級生や後輩女子にリクエストされる事もなく、5つとも無事でした。「♪残った5つのボタン ため息ひとつ」(やけくそダイリリ 笑)。この点ではもう1つのカップリングである「誰にもバレずに」と対照的だと感じました。前記事で書いたとおり、現実と理想とのギャップに悩むのは若者の「特権」でもあり、先の見えた年代だと諦めが先に来てしまいがちです。その意味で「誰にもバレずに」は若い方ほど共感しやすいかなと考えた訳ですが、「第3ボタン」は逆かも知れませんね。我々の世代のノスタルジーを掻き立てるのです。そんな事を書いていたら、ちょうど若い(20代)ブロガー仲間「ジーコ」さんが、「第3ボタンって何?」とツイート投稿されていました(笑)。

 

 

もっとも年代を問わず、「やっぱりイコラブはこう言うのが似合う」「アイドル楽曲大好き」と概ね好評な受け止め方です。ぶっちゃけ、外に刺さるのは「呪って」や「誰にもバレずに」系の一癖ある楽曲だと思います。王道系ってどこでも歌っているので、印象に残りづらく、「薄味」なイメージです。ただ、やっぱりこう言う系統も必須ですよね。変化球系楽曲で、世界感や歌詞に色々想像を巡らせたり、今これを制作した企図等を考えるのも良いですが、時には何も考えず、分かりやすい世界感に身を委ね、どっぷりとストーリーに浸かりたいものです。流石に全曲で色々考えるのは疲れてしまいますからね。その意味で「第3ボタン」は極めてストーリーが明快で、別れの季節に自身の遠い記憶を重ねて、切なさに遠慮無く涙が流せるのです。

 

そう言えば、「桜の咲く音がした」がMV公開された2021年春に入学した学生が、この春卒業する事に気付かれた声も見られました。確かにその通りで、あの春「好きが咲いて」ずっと思い続けてきた相手。なのに、「友達のまま さよならだね」って切な過ぎるでしょ。この季節、ライブで「桜の咲く音がした」からの「第3ボタン」を披露されたら、間違いなく泣きます。ダイナミックなダンスに酔いしれたり、湧き曲で大コールするのも楽しいですが、どっぷりと感情移入して涙を流すのもライブの楽しみなのです。

 

 

例年どおりでしたら、関東では半月後には桜も開花するでしょう。毎年、近所の桜並木の下を歩きつつ、イヤホンで「桜の咲く音がした」と「探せ ダイヤモンドリリー」を聴くのが春のルーティンですが、そこに素敵な一曲が加わりました。(終)