光が当たる場所には
必ず 影がある

影にあるモノ

影は闇
闇である故に
目には見えない

いくら目を凝らしても
見えないモノを
恰も 見えたように振る舞い
納得したような錯覚の中に身を置く

やがて
錯覚した裏読みが
自らの心を蝕んで行く

そして
疑の世界の住人と成り
全てを疑い溺れ行く

まぁ~
私のこの商業デザインという分野も
この世界の住人と近い場所にある

私も似て非なるモノであるが
その意識を欠いた時
同じ場所の住人となるのだろう

実に紙一重な場所である
一瞬にして
この世のモノを無にする

暗鬼な想いが
頭を過ることが無い
という人はどれほどいるのだろう

行為までに行かずしても
無にすることを望む瞬間
そのことに覚えがある人も多いと思う

私も例外ではない

原子レベルの連鎖式爆発が起きれば
地球上の全てが無になる
それは 犯罪であり 犯罪でなくなる

無になれば
自分も他人も無い
人類の文化も歴史も無い
単に時が流れる無の世界となる

まぁ~
実際に遂行までは考えない
というのが 一般的な思考だろう

今回の無差別殺人
波紋は 大きく衝撃的である

彼は
弱かったの一言に尽きる

格好悪く生きる根性も無く
孤独に生きる勇気も無い

だから
大きなコトをやり
注目を集め
道連れ的感情で
多くの人を犠牲にした

そういう事件である

自分という人生の終わりは
全ての終わりである故に
その後など関係無いのである

人との繋がりが感じられず
自己の現状を受け入れない
そんな存在となれば
彼のように誰でもがなり得るのである

繋がりが無く
遠く 離れると
人は モノとなる

例えば
知人であれば
情というモノがある

街行く人々は
人でありながら
単に障害物に過ぎなくなる

ビルの上から
街を見下ろせば
人は 単なる点となる

もっと上空から見れば
人が存在する影も見えない

この実際の距離と
その対象物への感情は
比例し薄れるモノである

それが 実際の距離ではなく
心の感情というモノの距離とすれば
彼のような考えは 想像できる

これは 決して
容認するということではないが
想像できる 有り得る思考ということである

何年も逢えなくとも
心という部分で繋がりを感じていれば
孤独感というモノは薄れる

彼には 心が繋がるモノが
無かったのだろう

その孤独を正当化する為に
自分は 演じているとしたのである

演じている虚偽の自分だから
皆に距離が合っても
それは 自分を否定するモノでは無い
そういう論理が彼の中にあったのだろう

っが もう一方で
自分を否定していたのである
本当の自分は
繋がりを求め 孤独に恐怖していた

それは 彼の中で
日常化していた思いであり
其れ故に これほどの惨い殺人を
数日前より冷静に企て実行できたのである

便利を追求する世界は
より個となり
自分の尺度で物事を考える

しかし 人は感情の動物
感情とは
ふれ合い無しに満たされない

この相反することを
人類は どう結びつけるのか

その解決無しに
文明は発展する程
規制という檻の中で暮らし
孤独に怯え続けることになる

便利は ストレスを生む
経済第一主義は ストレスを生む
日本が向かっているモノは
ストレスの渦の中にある

っで あるのなら
強い心というモノを持つ他に無い

強い心とは
現状を受け入れる勇気というモノだろう

一先ず 足を止めて
それから また歩き出せば良い
曇天とした空

やがて
どしゃ降りとなり
ズブ濡れ

誰も急ぎ足で
俯いて 行き過ぎる

紛れ荒むことに怯え
空を見上げる勇気も無い

ふと 足を止めると
何か 心の中に
まだあるモノを
少し眺めて

やっと 歩き出す

少しは マシな方に
足は向いているのだろうか
と 思いながら
日本という国は
相当病んでいる

老人ホーム化している刑務所
金銭理由による高齢者の犯罪である
囚人が 囚人を介護する程であり
金が無いより 刑務所暮らしがマシと
再犯を繰り返す

労働意欲の低下
本来 労働者となる者が
職に就かず 引きこもる
その年齢は 今や40歳代にのぼる

踏み倒し
恥じるということを知らない
学校への給食費 医療費など
払う気の無い 罪悪感も無い者

財政の破綻
国も地方も 事実上破綻している
増加する予算だけが目に見えている
明るい兆しすら無い

迫り来るオイルショック
過去のオイルショックは
経済が上向きの時
今 経済成長が厳しい中で
オイルショックが起きれば
日本は 大打撃を受けるは間違い無い

経済主義という歩みは
私たちに富みを与えてはくれないのだろうか

そんな中
ジャングルの奥地で暮らす
原住民の画像が公開された

現代社会と接触の無い部族
世界に百数十現存するらしい

航空写真の彼らの姿は
空に 矢を向け
子供は指を指している

彼らが 幸せなのか
ということは 分からないが
そっとして置くべき
そう思ってしまう

その感情は
希少文化としてのことなのか
希少動物的主観としてのことなのか
それとも
私は 現代社会に於いて
幸せでないということなのか
31日は世界禁煙デー
ってことで
また
煙草の価格引き上げの論争である

税収が上がり
医療費も下がる
との主張らしい

まず 税負担を
特定のモノだけに
過剰にかけるのは不当であろう

税は
平等でなければ成らない
それは 基本ではないだろうか

各国に比べ
日本の煙草は安いというが
そうではない

もともと
各国は 消費税が安いのだ
安易に価格だけで考えるべきではない

税収入も 医療費も
というこじつけの理由で
考えるべきではない

まず 税であるが
財政を考えれば
たとえ 無駄をハズしても
いずれは上げざる逐えないだろう

煙草ということではなく
嗜好品の税比率は高くし
食品など生活の基本と成るモノは据え置き
税のバランスを取るべきである

具体的に
何をどれだけの税というのは
考え方が色々有ると思う

医療費の問題だが
煙草を減らせば 医療費が下がる
それは ちと乱暴である

煙草を吸っても長生きする人もいれば
吸わなくとも短命だった人もいる
危険性はあるが
断定できるものでもないだろう

不謹慎かも知れないが
長生きすれば
それだけ医療費も増えるとも言える

喫煙は ある意味
ストレスを解消しているとも言え
ストレスからの病気の
抑制という面は否定できない

害という意味では
酒であっても度を過ぎれば害であり
酔って犯罪を犯す危険性もある

まぁ~
分煙と禁煙のバランス
一方的価値観の押しつけなどを
しっかりと論議すべきだろう

消費税UPは
おそらく実施される

その時までに
どのような税徴収のあり方が
ベストなのかを論じるべきであり
単一の考えでは
その場凌ぎ 或は偏ったモノとなる

まっ
考える種としては
良いのだろう
なかなか
自分の過去を
否定できるものではない

正当化のこじつけ論理を探し
論点を修正してしまう

人類は
過ちを続けている

このことは
永遠に続くのだろうか

人類の歴史と
個人の歴史がリンクしない

人類の歴史は
頭で理解するモノであり
個人の歴史は
心で理解するモノである

人類は 頭がある
これまでに文明が発展してきたのは
紛れも無く 蓄積された知恵である

っであるならば
今以上に発展する為には
人類の歴史から学ぶことと
その悔悟は不可欠では無いだろうか

戦争は 悪と正義を生み出す
敗者という悪と勝者という正義を

正義の為に武器を使ってきた
これは 今でも脈々と続いている

しかし
多くの人類が望んでいる正義とは
本来異なるモノであるはず

それは 平和という正義である

戦争に正義はあるとは思えないが
現実として
止めなければ成らない時がある

それは
最小限の武力であるのが望ましい

クラスター爆弾は
最小限武力なのだろうか
戦争終結後も被害がでるモノが
最小限であり
必要不可欠である訳が無い

カンボジアの地雷が埋まる
危険地帯に暮らす人々を
忘れてはいけない

日本軍が使用した
化学兵器に汚染された土で
今もなお 犠牲者が出ていることを
忘れてはいけない

日本は
平和憲法と安保条約により
今の平和を得ているが
自分が持たずに 誰かに持たせて
我が国は 平和を愛する国と言えるだろうか
胸を張る国民となれるだろうか

同盟国との共存は大切だが
何の為の共存だろうか
何の為の平和だというのだろうか

日本は
今日しっかり胸を張って欲しいものだ
太陽も月も
晴れた光は
私には眩し過ぎる

朧雲は その光を
うっすらと隠してくれる

その情景に
何故か ほっとする
辛いと幸せ
相反する言葉は
一画しか違わない

そのたった一画が
大きな差を生む

今 辛い時であっても
たった一画を
描くことができれば
幸せに成れる

辛いモノに
一本だけで強く成れる

私の大切なモノ
私の前を通り過ぎて行った人の
塋域は 全て 私の中に

だから いつでも

本来
辛いハズのモノを
自分の気持ちの一本を添えることで

前へと進むことができる
ただただ

切なく...

虚しい...
ザワザワと
奥底で蠢くモノ

奥底から湧き出るように
心を突き上げるモノ

必至で堪え
奥底に戻そうとする

時に
心を打ち壊し
巨大な影となり
全てを飲み込もうとする

私の中に存在する異界を
意識すること

それが
異界を開かぬ
私の術