ブームの跡
以前販売されたカメラの形をしたラムネ菓子のケースで、これは中古カメラ雑誌などの表紙にも載ったはずです。
もちろん、写真は撮れません。単に飾りです
数年前まで、ちょっとした中古カメラブームがありました。
文化人や著名人、写真家などが仕掛け人だった効果もあり、新品、中古カメラも含めて店側は強きの商売となり値段が高騰して、私は何にも買えませんでした。
現在はデジタルカメラ時代にとなって、中古銀塩カメラも最近では手頃価格に相応してますが、あのブームは凄かったなと思います。
フィルム生産が終われば、このラムネ菓子のケースカメラと大差なくなる運命のカメラ達。
まさに哀れな末路ですが、景気の牽引を企業に依存する以上は流れを否定できないですね。
カメラくん
部屋の整理をしていたら、あの『カメラ君』が出てきました。
ちょっと話題になった商品です。
外箱 説明書 未使用品。
もう一台買って遊んだ記憶がありますが、誰かに差し上げたようです。
えぇ、その通りです。
まるで、写りません。
どこにもピントきません。
ボケボケで、晴天でも撮影は難しいカメラです。当たり外れがあるんでしょうか。
これを機材と呼ぶのも鬱陶しい奴です。
それでも、不思議に何か見ていると楽しい存在ですよ。
もし、百円で写るカメラがあったら誰も苦労はしないからでしょう。
『お外でうつそう!』
おもちゃのカメラくん。
室内、夜間、曇天では写りません。と記される。
さらに何と…!?
ザ・カメラって!表題まで付いてます。
もう、こんな『夢』だけのカメラって現れないでしょうねぇ。


