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表現って大切ですね

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官能小説
用語 表現 辞典
ちくま文庫
永田守弘編
解説 重松清
2006年10月10日第一刷発行780円

書店にて手に取りながらページをめくり、うむむっ…と心の中で唸る。

巻末で解説の重松清が述べるとおり、『声に出しては読めない日本語であり、』とある。

それは、ブログにおいても容易に書き込めない日本語である。
そのため、私がこの本を読んで得た面白さを伝えるのに苦労する…。
どうにも面倒なんで書店でご覧下さいって。

それでもブログに書き込み、あえて紹介したい理由は、この本が日本語の集成として発刊される、希有な辞典ではないか?思ったからなのだ。

本書に収集された用語とは、表現の素材として用いる日本語において先人達作家が編み出した結果である。つまりは官能感覚を言語により演奏する言葉音符の調べであろう。

あるカメラの末路

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写真好きなら熟知の二台です。

手にするのはコニカビックミニ。
その下方に私の終生の愛機オリンパスペンEES-2。

先日紹介したオリペン君は、三十年以上経過していますがトラブルもなく撮影可能です。

そのオリペン君の、半分の寿命も無かったカメラが、あぁ、このビックミニでした。

初代よりビックミニのビビットな色彩再現は、一眼レフ不要と思わせましたが、ある日に昇天。
さすがに買い直す気力も失せて、どうにも気が抜けましたが、まだ手元においてあります。

私がオリペン君を手にしてから二十年以上のブランクを空けて、写真撮影を再開した時に使用したカメラがビックミニだったんですが…残骸とは。
カメラに詳しい人に尋ねると、ビックミニって壊れる理由が全部同じって聞いて、そこを何とか出来なかったんでしょうかね~。

このカメラどうする?

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そのフィルムがなくなる運命の一つがこのカメラ、キヤノン110EEDです。
通称ワンテンカメラの銘機としてあげられますが、年内にどうやらフィルム生産停止との事。


すでに手元では飾りになりかけています。

どこかのリサイクル店で専用ストロボ付き1500円で入手したと記憶してますが…使わないのは可哀想ですが電池代、フィルム、現像プリント代を含めると安易に持ち出せません。


これからのフィルムカメラの末路を示しているようでもあります。

立派なレンジファインダアーが装備されて、見かけによらず重厚な感触。
このカメラについては、ネットや雑誌のカメラ関連記事に詳細がありますから、今更に浅学な私が述べる要もないですね。