HOODのブログ -7ページ目

疑いのない音…辻井伸行


B/Sで辻井伸行の演奏を見ている。

おそらく、彼の接する感覚世界は我々が現実に接して眺めている世界より、遥かに美しいに違いない。


蚕の糸が絹糸となり、小さな貝の欠片が真珠と生まれ変わるように、彼の鍵盤から弾き出される音も疑いのない天からの賜物なのだろう。


彼が還暦になった時、その演奏を望むならば聞いてみたい…。

私に時間がないのは、ただ惜しい。

鬼嫁…いや、魔性の女

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某保険のCM。深夜に呆けた意識で、ぼんやり眺めていた。

松本直美と西島秀俊が出ている。イケメン俳優と女芸人、ぁあミスマッチな演出を狙ったのか。そんな印象で流していたわけだが、ふと…『気がついた!』


渡辺直美のヘアスタイル『二つのお団子ヘア…あれは角だ!』、つまり妻は『鬼嫁』なのだ。丸々と太り、夫に底知れぬ要求と愛情を求める。

まさに『あんたは、鬼だ』

今でも、夫には可愛い女性に見えている。鬼であることに気がつかせない。まさに『魔性の女』だ。


どこか人生に疲れはてて(病院のシーンもあった)、いつも病み上がり風貌の西島秀俊は、つまり『鬼嫁』に見入られた哀れな男なのだ。

そんな『鬼嫁と結婚した』不運な方でも、しっかり保険が『生活を守りますよ』ってのが、このCMの主題という事か?


保険のCMって意外とホラーだな。しかも…たいていの女性が、実は魔性の女であり、鬼嫁なんだよね。


それは、『もう一つの真実』に違いない。

跳び安座…7・弁慶の膝

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前勁骨筋…弁慶の泣き所という場所。
もう一度、思うように舞いたい。そんな衰えた足腰を鍛えようと考えての座学をしている。

表題にある『跳び安座』で、実際に舞台や稽古中で骨折や肉離れなど実例を見聞しているからだ。


さて、能楽の仕舞で使うのは遅筋・速筋の主にいずれなのか。最近、思い浮かぶ素朴な疑問である。

ありていに言えば、その両方なのだろうけど、使う筋肉を意識して部位を区分けトレーニングする明確なテキストも必要かも知れない。

ところで、前脛があれば『後脛』もある。場所は(ふくらはぎ)…腓腹筋・ヒラメ筋の裏側に位置する。

『前・後』ともに役目は足先、つま先を伸ばし体重を支える。弱くなると扁平足の原因になるとされる。あるいは歩行中に躓きやすくなるという。

この『前、後』は遅筋であり持久性質の筋肉である。ここを鍛えるには、肺から取り入れた酸素で中性脂肪を燃やしエネルギーとする、簡単なつま先運動から、果てはマラソンなどがもっとも良い。

ちなみに隣接する腓腹筋やヒラメ筋は
速筋であり、負荷を入れた筋トレが必要となる。

ここまで考えると姿勢維持、『動かぬ事』を支えるには遅筋をトレーニングし、『跳び安座』など鋭い動きや筋肉の制動を使うには速筋が必要と思える。だが、それが答えと簡単に思えないのも『能楽』ゆえなのだ。