秋葉原…3
AKBシアターで歓声を上げるファン達を見ながら思う事もあった。
能楽も同様だが、時代の支持を失えば時を待たずに滅びる。ファンや愛好者あっての芸能であるが、次第に楽しませる事から支持する人達を集める事のみが、目的化した手段になりつつあるように思える時があるのだ。
そういう印象を古典芸能からアイドルグループに至るまで、『日本の芸能』に行き詰まった思潮を感じる。私はシアターの歓声を聞きながら、少し空虚な気分になった。
また…2でも触れたようにAKBグループの物販写真が酷い。
ショップ店内のパネル写真が特に『悲惨』である。修正ソフトを使用していると推定するが、写真製作者としてプライドの欠片もないのか。
あの写真を眺めながら溜め息は尽きないが、ともかく推しの卒業は近い。早めにグッズは買いそろえよう。
一つだけ発見があった。ショップの店員さん達が可愛いよ。
噂では、なかなかにショップは大変な職場らしいのだが、私が行った時には良い感じの子がいた。
混沌とする秋葉原だが、また行かねばな…。
秋葉原…2
秋葉原に踏み入れて、素通りするには切ないドンキホーテ前。
十年前の冬、この街角でビラを配っていた篠田麻里子、後のマリ子様と立ち話をした。まだブレイク前のAKB48、彼女も博多訛の普通の女の子だった。
『じゃあ、このあと所用を済ませたら見に行くよ~』と彼女に、私は手を振って、結局はドンキの階段を上らなかった。
自分としてはライトなファンであると思うが(しかも、篠田推しではなく、推しは峯岸みなみだ!)、あの日から十年経っていた。
初めて、ドンキの中に入ってみる。今日はチーム木崎Bの公演のようだ。私服警備員が一人いる。警戒しているんだろうか。
秋葉原駅ガード下にはAKBカフェとシアターがあるので、そこにも行ってみる。
『ガンダムカフェ』と並んでいるのは、客として狙う層が解りやすい。ちょうど、シアターでは公演中継をしているのだろう、ファンやヲタ達の歓声が響く。
カフェ店内は様々な物販が売られている。私の推し『峯岸みなみ』のグッズもある。みぃちゃんの卒業も近い。早めに買っておかねばな。
だが、グッズの写真が…松田優作のジーパン刑事の最終台詞『会田、どこ行くんだよ、会田!』
じゃなくて…さ。
『なんじゃこりゃあ!』(回りくどい)
何だか、私にしては文章が錯乱しているな。
少し、寝てから書き直そう。
…、続く。
喫茶店『庵』
所用で十年ぶりに秋葉原に行った。中古パソコンやデジカメの周辺機器を見るためだったが、横道裏道に入ると等間隔に並ぶ『メイド達』、様々な衣装やコスプレの子がいた。その中には、すこし顔色のすぐれない子もいて、何だか憐れになってしまう。ちゃんと食べているのかな…。中古パソコンとメイド喫茶が同じ場所にあるというのが、時代性なのだろう。
そんな喧騒の中、とある趣のある喫茶店を見つけた。木調の店内も良い雰囲気で、店ブレンドの珈琲を頼む。この店ブレンドの珈琲が美味い。
抹茶や珈琲は同じように、一口飲んだ時に『御点前』がわかる。
あまりに珈琲が美味しいので『チーズトースト』も…たぶん二十歳の頃に渋谷の喫茶店で食べて以来、店で食べようと言う気持ちにはならなかったが、なんと言っても珈琲が美味すぎたのだ。
このチーズトーストもパンに深みがあって好ましい。
珈琲店『庵』、とても良い店だった。興味ある人は、是非…探して見てください。








