HOODのブログ -492ページ目

愛機

HOODのブログ-100801_1619~01.jpg

約十年前にリサイクルで入手。
承認番号をつけ乗り続けている自転車…ボロチャリ、名前は二式君と呼んでいる。

私の手元に来て、ほぼ無事故(幾度も横転自爆をしているが…)で、子供の時から自転車運のない私にとっては、掛け替えのない相棒である。

この型の自転車は90年代始めの機種で、おそらく二十年は走り続けている事になる。
部品も交換を繰り返し、フレームとハンドルぐらいがオリジナルの面影を残す。

廉価品の自転車でも、手入れをすれば充分に使えるんですね。
馴染みの自転車屋へパンク修理などに行くと『よくお使いですねぇ、二十年近く走るの奇跡に近いですよ…』と、呆れた顔をされます。

透明な羽

HOODのブログ-100801_1618~01.jpg

実家の超狭い庭でミンミン蝉が鳴いている。昔は、近所に屋敷森が無数にあったが、今は数えるほどだ。
どうやら、昨年あたりからヒグラシ蝉の声を聞かなくなった。ミンミン蝉だっで、来年はいないかも…。

『オオスカシバ』という蝶と蛾の真ん中みたいな昆虫がいる。
昼行性なので春から夏に、かっては花の咲く庭などで普通に見かけた。
この二十年くらい全く見ない。一見して透明な羽を持つため蜂や虻に見えるが、まさか蛾とは思わない。
しかし、頭の形状や飛び方が蜂とは全く違うので判別は容易である。
おそらく大多数の人は、この虫を知らない思う。そして姿を見なくなった事にも気が付かない。

高校時代、この虫が教室に飛び込んで来て、『蜂来た!』と、大騒ぎになった。
私は、あれは蜂ではない…蛾の仲間だ、と指摘したが、教員を始め全員から否定の嵐。
『○○君、もう少し虫を勉強してから言いましょう、自分だけオカシな事を言わないように…』と、教員まで私をたしなめる始末。

『スカシバ』が教室から出ていったので、騒ぎは収束したが…私は『集団の無知とは、時に恐ろしく滑稽だ…』と憤懣やるかたなく沈黙するしかなかった。

今では、どうでも良い事だが…夏の庭を『スカシバ』の飛ぶ姿が、ふと思い出される。

墓参して帰り道

HOODのブログ-100803_1430~01.jpg

帰省して突然の激しい神経痛と頭痛…昨日、ようやく墓参りを果たして、まず一つ予定消化した。

帰り道、墓参の人で賑わう広大な霊園墓地、あちこちから立ち上る線香や、墓前を飾る仏花の色彩を眺める。

…生きるも死ぬも一人きり…最終的には自分で決めなくてはならない。
そう考えたら、最近はあまり焦らなくなった。

人生や仕事に成功して終わる姿と、失敗して路肩で終わる姿を比較して嘆く事はない。
どちらも大切な私なのだ。

ゆえに、進みたい道を歩けば良い。
最終的に選んだ果てが終着地をもたらすはずだ。

人は裸で生まれた以上、また死ぬ時も裸で去ってゆくのが望ましいのだ。
元から何もなかったのだ…と思えば気楽なものだ。