HOODのブログ -45ページ目

ニコン・兄弟



街角スナップ。新宿三丁目付近・2014…下着屋のウィンドーに2体のマネキンがあって、この店の看板娘だった。撮影ニコンミニ。

ブログ主、実家移転のために一同に会したニコン系兄弟のコンパクトカメラ。実際に愛用しているのは左上のニコンミニ・ライトで、兄弟では最初に入手した古参だ。当機はシャッターに難があると聞くが、タフな一台でレンズ描写に関しては、多くの写真家やライターが記事に書いている通りである。

ライバル機は有名なコニカビックミニであろうが、コニカ機が耐久性に致命的欠陥を持つ事を知れば比較対象の相手にはならない。いかに優れたレンズを装備していても撮影が継続しなければ、カメラではない。ゆえに、ニコンミニを末長く使いたい、叶わぬ願望すら抱く。

このニコン兄弟はジャンク棚にあった機を100円~300円くらいで入手した。ジャンクとは言いながら故障機ではなく、単にフィルムカメラが不要になって廃棄された物だろう。

少し面倒であったのはニコンAD2で、これだけが故障機であった。外側からでは、どうにもならずボディカバーを分解する
作業でシャッター関係を点検して、ようやく可動に至った。
修理が完了したAD2はリチウム電源ではなく乾電池なので経費的に低価格であり、さらにレンズの性能にも期待しつつ、現在試写中。


一方、ネット検索をしてもニコンのズームコンパクト機に関する記事や批評は見当たらない。以前、量販店にて店員氏が『…これらニコンの38~105ズーム機は京セラ機と同じ工場で製造しているOEM機ですよ… 』と教えられて驚愕した記憶がある。両社の製品イメージが真逆であったからだ。

蟹と戯れる



浜辺には死んだ蟹。

あるいは能舞台に置物の蟹…。

これは、いかに?

立ち別れ…3


現代絵画・故櫻井りえこ氏のスケッチブックに幾度も清書された百人一首・十六番『いなばの山の…』を見ていて、私は正直負けたような気分になったのだ。

これほど思い入れを込めて謡った事はなかったからだ。毎回、形式や音程に意識を向けていて詞章を考える事は少なかった。
一つの歌に想いを込めた彼女の心象が羨ましいと思えた。
そこまで鮮やかな恋愛経験も皆無だし、心もなかった。

最後に、松風の仕舞について素人ながらの見解を述べておく。
平明な型が連続する松風キリ仕舞だが、通常の観世仕舞では『吹くや後ろの山おろし…』で正面側に背を向けて抱き扇の型がある。

ここが一番に難しいと私は思う。背中・尻の演技はテクニックではなくて、肉体を使った表現に近い。型も見えないし、面も使えない。それでいて正面の客には、型の全てが丸見え…舞手には矛盾した箇所だと思う。
特に尻…がね。日頃から意識した稽古をしないと尻が冗長にして鈍く、どうにもならないんだ。