HOODのブログ -43ページ目

屋台ラーメン


コマーシャルで宣伝している中華スープの缶。いかにも調味料的な商品だし、『あれって、美味しいの?』という印象だった。

幾人かの料理関係者に質問しても、『自分で使ってみれば…』あるいは『味の素で足りる』、『素人向けだね』など今一つの回答であったが、あるラーメン屋の女将さんから『私が説明するよりも、料理好きなら使ってみれば、色々と発見があるよ』というアドバイスを頂いた。


実家に戻り、食事環境の変化もあり…初めて使ってみた。

『男は新しいのを選ぶのよ…』まだ若いのに、妙に脂ぎって年増の色気を発する早見あかりが脳裏に浮かぶが、まずは『お得なカンカン』を買う。

生ラーメンを茹でて、大さじ一杯のスープペースト、同二杯分の醤油を沸かした湯で溶いてスープを作り、茹で上げた麺を入れる。


刻みネギを乗せて完成…試食。

不味くはない。むしろ、美味い。
まさしく、高速のサービスエリアや場末の大衆食堂のラーメン、都内の屋台ラーメンに近い味わい。

『あの屋台ラーメン、こんな味だったよ。』


確かに別売りのラーメンスープより格安で、これほどとは思わなかった。『宅飲み』ならぬ自炊で『宅麺』という事か…。

そう言えば、以前は都内で見掛けた屋台ラーメン屋、近年見掛けなくなったように思う。何か規制でもあるのだろうか。屋台ラーメンって、けっして美味くはないんだけど、深夜の屋台には雰囲気があって独特の世界観だった。

Everydayカチューシャ

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砂浜は♪


部屋に引きこもり相変わらず小仕事。


夕方、近所のゲオ(レンタル&中古屋)で『Every day カチューシャ』を僅かな金額で入手。※以下、エビカツと称す。

『エビカツ』に限らずグループのシングルは大量に買われて、保管に窮したファンに処分される作品群だけに、現在は中古価格はないに等しい。しかし、それは今の間だけに違いないと私は思っている。


ぇえ、良い曲ですよ…『エビカツ』

♪カチューシャしてる君に、僕は長い恋愛中。同じクラス出会った日から、きれいになった今日まで、ずっと…季節、何度巡っても…♪

『Every day カチューシャ』作詞秋元康・作曲井上ヨシマサ


こういうの、記憶の彼岸に流してしまったが、たまには悪くはない。

昨夜、フジテレビの深夜報道番組『ユアタイム』で、珍しく桑田佳祐のインタビュー特番が組まれていて、『愛という言葉、中高年になって口にすると、そこで愛が終わる』…と述べていて、少し紙ヤスリで撫でられたような痛みが走った。
自分で言葉にせず、誰かに語ってもらう以外に、老いの身には『愛』に触れる行為の選択がない。

秋元康が描いた『エビカツ』の少年の独白は、ふと大人の顔(価値観)を見せている。

いつか…青春は閉じられる。会いたくても会えなくなるし、その記憶さえ忘却してゆく。何が最後に残るのだろう。

…秋元の詞は『恋は、きっと、いつか気づくものさ♪』と自らと相手の想いに託して終わる。ここに、私は作者による諦観の一つを見る。

『エビカツ』は、楽曲としても某曲をリスペクト(パクリとは言わないよ)していて、アレンジの伏線があって聞いていて楽しいよ。

早朝


小原稿上梓。上梓と言うより『笑止』と呼ぶような一文だが、ともかくも締切に間に合う。


眠い…眠いが、寝れば今日は昼過ぎまで起きないであろう。

徹夜気分は河を渡るというより、河に流されて冥土に限りなく近づく。たぶん、自分には死の苦しみよりも、死による眠りの快楽を断つほうが辛いように思えてきた。

などと思えば、早朝から窓下は激しい雨音。打てども鳴らぬは綾鼓だが、夏草を打つ音は濡れて艶かしいものだ。

この風景を眺めながら…朝酒と朝湯があればな。自堕落も捨てがたい。