HOODのブログ -292ページ目

春窮…しゅんきゅう

HOODのブログ-mini_130128_14140001.jpg

ようやく外出。年始からの幽閉生活も終わりか…な。


近所の川原を歩いたら土筆の芽が頭を出していた。
冬は去り、春が来る。

昨年の秋に収穫した穀物を食べ尽くし、春過ぎた頃に飢饉が来る…端境期の時期だ。それを春窮(しゅんきゅう)と呼ぶ。

ドクターストップを受けて仕事を休んでいたので、さすがに生活が心悩ましい。

仕事を失うかも知れない…そういう窮状は常に隣り合わせだ。

それでも生きて行く。芽が出ることを私は信じている。

新しい季節は、新しい試練を生む。
子供の頃、大人になったら何をしようか…?と考えていた。
ある意味で、それは今も同じだ。


経験により成長したと思うより、大人になって成長したいと願う方が楽しい。

歳時記…ひめはじめ

HOODのブログ-SN3V00200001.jpg

歳時記が面白い。


『ひめ始』
姫始・飛馬始・姫糊始・火水始・密事始


姫始…祭りが終わって強飯から姫飯に変わる。つまり普通の食事に戻る意…しかし、一般的には『密事始』…新年始の男女のセックスを指す。


さて、男女の仲と言えば、江戸時代の花魁遊び…当然ながら、金持ちの商人や大大名が忍びの遊ぶ世界。
現代に換算すると、二百万円くらいの費用が必要らしい。


ふむ…無理だ。


写メは寿司。

都内で、明治時代から続く老舗の寿司屋さんから聞いた話だが、昔は注文相手の業種によって握り方を変えていたのだ、とか。


例えば、歌舞伎役者の場合は口を開けても化粧が落ちないように小さめに握る。


あるいは、芸者や吉原遊郭からの注文は、客が目出度いように末広がりに握る。
で、興味深いのは…江戸界隈の大寺社の僧侶(坊さん達)が、
遊郭向けの寿司握りを、普通に握る寿司だ…と考えていた時代があったらしい。

なぜ?


要するに…頭巾に頭を隠しつつ、金持ちの坊さん達は遊郭で遊んでいたのね。まさに落語の世界みたいな話。


蛇足…私の先祖にも、江戸後期の吉原遊郭で遊んだ人がいて、その記録とコメントが今に残る。
遊びというより、社会見学だったようだけど…やっぱり、行ったんだ。

女優

HOODのブログ-ファイル143.jpg

閉門沙汰の悪家老みたいな幽閉生活…。

全くの怠けものだな。

映画『グランドホテル』を見ている。
1932年の米国映画、豪華スターを配役して成功するスタイルの草分け…らしい。


主演はグレタ・ガルボ。

日本で言えば、原節子か…。
北欧系の女優ならば、イングリット・バーグマンやローレン・バコールが好きだが、グレタ・ガルボの華やかさは、まさに戦前の時代だけが知るロマンなんだなと感じる。


ハスキーだと言われる声も、今の我々には違和感もない。
むしろ芯のある女優の声だ。


今は女優なのか、アイドルの領域が不明な『タレント』が、女優と呼ばれたりする。そうして、総じて存在感だけで演じている。確かに存在感は重要だが、演じる作業とは違うのだろう。


一つ残念事はテレビ時代によって観客、プロもアマチュア、誰もがアイドル的な演技が当たり前になってしまい、他を知らなくなった事。

そういう意味では、『劇場』という舞台が一番の役者を磨く場所なんだろうね。