ようやく外出。年始からの幽閉生活も終わりか…な。
近所の川原を歩いたら土筆の芽が頭を出していた。
冬は去り、春が来る。
昨年の秋に収穫した穀物を食べ尽くし、春過ぎた頃に飢饉が来る…端境期の時期だ。それを春窮(しゅんきゅう)と呼ぶ。
ドクターストップを受けて仕事を休んでいたので、さすがに生活が心悩ましい。
仕事を失うかも知れない…そういう窮状は常に隣り合わせだ。
それでも生きて行く。芽が出ることを私は信じている。
新しい季節は、新しい試練を生む。
子供の頃、大人になったら何をしようか…?と考えていた。
ある意味で、それは今も同じだ。
経験により成長したと思うより、大人になって成長したいと願う方が楽しい。