トニー賞
トニー賞録画番組を見ていた。
司会者のMC、上演されている舞台紹介と一部上演、プレゼンター、舞台演技の全てが演技過剰というか『くどい』、そして舞台上で『しつこい』アピール。
しかし、そこまで振り切って演じる事で、その役が始めて生きてくる。舞台環境に対する甘えが少ないのだろう。各オーデションで選ばれ、スポンサーの意向に左右され、観客のブーイングと批評に晒される。その中から勝ち上がる作品と役者達には違いない。
話は逸れるが、『シンデレラ』のシーン、ドレスの早替えは歌舞伎の引き抜きみたいな技を使っていたけど、似たような手法はミュージカルにも昔からあるんだろうか。
まぁ…些末な事だが。
ふと…日本の古典芸能に多少問題点があるとしたら、環境に対する甘えがあるようにも思える。
それは『良さがわかる人は、必ず来てくれる』という甘え。
欧米のミュージカルと比較しても意味をなさない。しかし、良さをわかる人、そうでない人、そのいずれにも、あまねく自分達の舞台を伝えようとする気骨は、どうやら彼らの方が強い。
あの『くどさ、しつこさ』も、おそらく大切な精神文化の形式だと私は思う。
キリスト教には、パンを求めるものに石を与えるものがあるだろうか…という問答があったように記憶する。
それを、急に思い出した。
先達へ妄想を捧ぐ
敬愛する先達であり、峯ヲタの知友である『みっつ』氏のブログコメに私の稚拙な妄想を書き込んでいたが、今回は…ここで、感謝の意といっそうのヲタ活動間へのハゲマシの気持ちを込めて。
ピチョーン。滴が鳴った。
北海道中央部、森に囲まれた湖畔にある秘境温泉。
その露天風呂に大島優子と峯岸みなみが先程から、疲れた体を癒すべく湯に微睡んでいる。
大…いいねぇ露天風呂、温泉!、人目憚らず入れるのは有り難いよねー。
峯…私たちさ、別に他の人と一緒でも構わないんだけど…あとで、意外とデブだとか、貧乳だとか…あの胸は工事してるって陰で言われたりするからね。
大…まぁね。ところでさ。こうして裸の付き合いだから聞きたいんだけど…結局、あの朝帰りの真実って何よ。マリ子や陽菜に聞いても、『みぃちゃんに直に聞きなよ…』で教えてくれないんだよな。
峯…え゛、聞きたい?うーぅん。
と…辺りを見回す峯岸みなみ。
大…誰もいないって!
峯…そうだね。ねぇ、こっち来て…。
大島優子の耳に口を寄せる峯岸。ひ…そ。
湯気の立ち込める中、二人の濡れた体が一つの影に重なる。
大…え゛え゛ーーーっ、それってさ。
峯…しっ、声大きいよ。
大…ごめん。そうだったんだぁ。やはりなぁ、変だなぁと思ったんだよな。
峯…そっ、そういうこと。私たち…結局は将棋の駒だからさ。
大…でも、良かったね。みんな支えてくれたもんね。あっ、でも、今日の集まりって誰の企画?
峯…マリ子と陽菜だよ。もう簡単に会えなく前に、全員でやりたいことが一つあるんだって…。
大…へぇー、なんだろ。
その時。
露天風呂の木戸が、板を軋ませながら開いた。湯気が、さっと流れる。
…続く。
裸族
俄雨が止む気配なし。
風呂から上がり…そのまんまの格好で破れた舞扇でバタバタあおぐ。
いわゆる裸族だな。
女性にも多いらしいね…裸族。
知人が結婚した時、…僕と暮らすようになってから妻は服をきて寝るようになりました…と新妻を紹介。列席の老いた親族達はポカンとした顔をしていた。
私には幼い頃からアレルギー体質がある。風呂から上がると体を冷やさないでは、蒸れて痒くなりパジャマなどは着れなかった。それは、今でも大差はない。
だから、一人暮らしになり、思う存分に体を冷やせる快適さ。
私も風呂上がりくらい自由にさせろ…そこは声を大にして言いたい。
友人や家族と旅行で一番辛いのが、そこだ。もう…本当に面倒。
『私は体質的に裸族状態が必要です。』
そういう宣言を認めることも、精神的健康には不可欠だよね。


