鰻屋の再出発。
あえて訂正はしない。
どうやら荻窪の鰻屋『安斉』一度廃業して、同じ場所で再開店したようだ…。
一度、この目で確かめねばならない。
昨日の記事は、消すか…。
あとで修正して再更新しておこう。
しかしながら、鰻屋が危機的状況にあるのは確かだろう。
一つは、報道にある通り絶対的な不漁。
稚魚が激減して絶滅危惧種になりつつある。
ここに至るまで、養鰻関係業界は環境保全に対策を講じてきたのか、国内河川の環境整備、流通の透明化、技術の向上等。
稚魚を輸入に頼るという構造は鰻に限らず、多くの業界が『輸入依存』である。
まさしく日本的業界の弱点でもある。
私は『鰻』自体の存在が好きで、関係した書物や資料の収集してきた。
三十年前に出版された専門書にも、流通業界の統一性のなさ、河川環境問題への無関心、などを上げて問題を提起している。
特に稚魚と養殖に関しては投機的筋も参入して、かなり不安定な状況が以前から存在している。
鰻蒲焼きを愛する人集まれ!…と呼び掛ければ、文化人、財界人、政治家など幾多手を上げるだろう。
しかし、私も含めて愛好家達の意思が、前述の問題解決の一助に向かわなかったのは、もしかすると『鰻蒲焼き』に限らず、我々には市民文化など根付いていない証明なのか。
など…絶望的な嘆息を、早朝から…。
その日、鰻が食べたい。
鰻…最後の晩餐に選びたい食事の筆頭。
食べ物が旨いと感じるうちに、堪能しておきたい…そう願ってきた。
他にも美味しい物があるって?
知らん!
しかし、その願いは虚しくなりつつある。
鰻がいない。高騰に次ぐ、高騰で街から鰻屋が消えつつある。
私の知る限り、都内の名店も幾つかが閉めた。
荻窪にあった『安斉』は、私の学生時代に開店した店で、ひっそりとした静かな店内に香る鰻の香り…あの一時は忘れがたい。しかし、メディアに紹介された後は、急速に有名店になってしまった。
ちょっと気難しい2代目の店主が、近年 は夫婦で営まれていたが、(数年前に閉店した情報。しかし、近年再出発したらしい…個人的には未確認)
『安斉』の鰻は、かって私が幼少の頃、初めて食べて感激した絶妙の鰻、福島県郡山駅前にあった『山本』を彷彿とさせた。炭を用いて焦がさずに、ふわりとした焼き加減、わずかに主張する皮の油、その旨味。白く輝く白米の香りが、鰻と鰻のタレを絡ませ…食する人を魔境に誘い込む。
とにかくだ。
私の人生も残り数十年だが、鰻屋が無くなる危機を目前にしている。
しかし、打つ手はない。
人生の追悼を飾るべき食事が…たぶん家族との思い出とか、様々な人生が走馬灯のように流れ、私は涙する。
その食事が、無くなる。
ならば、私に棺は不要。
鰻蒲焼きを詰めた重箱…それが欲しい。
梅雨明け
今夜は七夕。
七夕より棚ぼたを願う…そう、昨年も同じ文句を呟いている。
しかし、そう簡単には棚ぼたは来ない。
七夕ではあるが、織姫も来ない。私が彦星ではないからだ。
夕方、凄まじい雷雨であったが、ビールを買ってきて雨を見ながら涼を取る。
右足首の捻挫には…効果抜群だろう。
また晴れる…いや、腫れるな。
明日も暑いらしい。猛暑だと云う。
この熱源を利用出来ないものか。
一、出掛ける前に風呂に三分の一くらい水を張っておく。
室内温度は四十度近く上がるので、帰宅した頃にはぬるま湯にはなっている…猛烈に暑い部屋にお住まいの方は、お試しあれ。
二、熱帯植物の鉢植え…植木鉢に、2リットルサイズのペットボトルの上側を切って被せて置けばミニ温室にもなる。
三、布団の熱干し。
湿気、ダニは簡単に処理可能。一番は、これかな。



