舞台に向けて
先週は靖国舞台で能『田村』の申し合わせ(演劇で言う場当たり、あるいはゲネプロ)
正座しながら一時間あまり謡う。私のポジは師匠の真横。師匠の手前、下手に動けないため足組み替えを図るも…失敗。
左足に激痛が!
で、軽い肉離れを発生したと見えて力が入らない。
今日に至っても、痛みが消えない。
ぐぬ…ぬ。
年は取りたくないものだ。加齢でパーツが劣化したんだな。
このままでは、自分の舞が危うい。
とにかくストレッチ…ストレッチ♪
舞っても型が決まらなきゃ話にならない。
Y字バランス的に体を引き上げてみる…苦しい、痛い。
戦いは始まった。
私の仕舞は『賀茂』番組最初の初番なのだ。
まだ境内に見ている客はいないだろう。
『俺の見物人なんて七人もいれば最高さ…!』
だが、そういう問題ではない。
相手がいるから向上できる
正直云おう。
ブログ更新を手抜きした。今週の舞台公演稽古と仕事、稽古の合間に仕事。
気か回らず、脳内停止状態。稽古の前後はテンションが高いため、ありていに言えば『キレている状態』で、さすがに人と衝突する事は減ったが、尖鋭気味に終始していた。
おまけに風邪と喘息、さらには足太股の肉離れ。
散々だが、稽古とはそういうものなのだ。状態が良い時に出来るとは限らない。
調子が悪い時に発見する場合もある。
こうやって年に数回は舞台に上がる。
実は、これも正直に云うが…私が理想とするライバルは素人ではなく…玄人達だ(師匠も含む)。
当然、勝てないだろうけど、負けたくないし、その手のひらで踊るだけでは、私は嫌なのだ。
これは、あくまで舞台上での話。仕事としての撮影という場では、また違う。
それでも、やはり勝負はしている。
そうやって研鑽するしか道がない。


