HOODのブログ -129ページ目

リア充爆発しろ!


先日、所用で山の中にある一軒家に一人泊まり込んだ。

夜は周囲に人間の気配は皆無、自然界の音だけが支配する。

静かだ…静かすぎで眠れない。


就寝前には一人晩酌も済ませてある…しかし、眠りに入る寸前に『闇の音』が邪魔をする。


次第に夜更け、丑三つ時だ。

森の奥で『東京都特許許可局!』とホトトギスが鳴いている。

…うるせぇぞ、ホトトギス…良いから鳴くんじゃねぇ!…。

夜中、ホトトギスが鳴くのは雄がウグイスの巣を発見、托卵の用意が出来たから雌のホトトギスを呼んでいるのだ。


…ヤル準備出来たからさぁ…的な。


『リア充、うるせぇ…。』

南無帰命月天子


幽霊が怖くて能は舞えない。能の作品には幽霊劇が多いからだ。そういう環境、趣味的に習っている能楽と幽霊劇が重なるためだろう。

一昨日も青山の表参道裏にある善光寺・別院境内の墓地、大都会の華やかな場所とは趣の異なる静かな空気に身をおいた。

風も弱いのに立て掛けてある『卒塔婆』が、突然にカラカラ鳴ったりする。まぁ、怖い人には堪らないだろうが…。


墓地に流れる風に身をやつす。なんにも考えない、ただ静かな時間空間。


あるお墓に『南無帰命』と彫られていた。
いずれは、私も去って行く。どこかで穏やかに未来を見ていられるのか。


写メは幕末争乱の舞台、水戸城の空堀。

善光寺・別院


宵の口。帰宅して風呂タイム…軽く飲んで来て酔いが回りながら、風呂に浸かる。

髪を洗い、リンスに手をやる。ん…ん、まだ酔っているのかな。風呂が揺れているね。何だか回っているような気分の悪さ。

地震だ、しかも、これはデカイ。
だが、こちらは真っ裸である。もはや…どうしようもない。『なるようになるさ…』

小笠原沖M8.5震度というから数値的には大地震だった。


そう言えば、夕方まで表参道に所用でいて、帰りに中華料理店で食事。軽く飲んだ…『紹興酒飲み放題フェア』だってさ。

ぇえ、軽く。

酔いざましに表参道の裏町を歩いた。すると、信州・善光寺別院という門前に出た。『善光寺かぁ…』ふと、境内に一匹の猫がいる。妙にオッサン臭い歩き方をする猫だ。

猫に引かれた訳ではないが(牛だろ、牛!)、ひとまず本堂に参拝すると、境内には隣接する墓地がある事に気がついた。大都会の喧騒、華やかなアパレル関連のビル群の裏に静かに眠る墓地。不思議に落ち着く空間が広がる。私は誰かに誘われるように墓地内を散策していた。

爽やかな風がゆっくりと流れている。見上げた都会の空に紫色の雲が浮かぶ。なのに、全く音のない静かな世界。なぜだろう。暖かい感慨に近い感情が私を支配していた。