南無帰命月天子 | HOODのブログ

南無帰命月天子


幽霊が怖くて能は舞えない。能の作品には幽霊劇が多いからだ。そういう環境、趣味的に習っている能楽と幽霊劇が重なるためだろう。

一昨日も青山の表参道裏にある善光寺・別院境内の墓地、大都会の華やかな場所とは趣の異なる静かな空気に身をおいた。

風も弱いのに立て掛けてある『卒塔婆』が、突然にカラカラ鳴ったりする。まぁ、怖い人には堪らないだろうが…。


墓地に流れる風に身をやつす。なんにも考えない、ただ静かな時間空間。


あるお墓に『南無帰命』と彫られていた。
いずれは、私も去って行く。どこかで穏やかに未来を見ていられるのか。


写メは幕末争乱の舞台、水戸城の空堀。